【バニーガール】

Last-modified: 2024-09-02 (月) 14:37:24

概要

bunnyとはウサギの愛称であり、バニーガールとはウサギの耳を模ったヘアバンドウサギのようなしっぽの飾りのついた衣装を纏った女性のこと。
主に酒場やカジノといったオトナの社交場にいることが多く、【ぱふぱふ】娘をしている者もいる。
 
DQシリーズではDQ3の【女遊び人】のキャラクターに用いられたのが初で、DQ4からは一般人【NPC】として登場しており(DQ3では同ポジションに青白基調の【踊り子】がいた)、リメイク版DQ1~3でも登場している。シリーズごとに髪の色やバニースーツの色が異なる。
女遊び人や【ビビアン】など名前つきのキャラについては専用のページがあるので、ここではNPCとしてのバニーガール全般について説明する(同様に【ゼシカ】【着せ替え】を始めとした【バニー装備】もそちらを参照)。

デザインについて

よく考えてみると、中世ヨーロッパ風の世界観と合ってないような気もするのだがあまり気にされない。
DQ7まではうさ耳にハイレグスーツのオーソドックスなスタイルだったが、DQ8では胸が開いた長袖シャツにミニスカートと少し露出が抑え目。普通のバニーを見たければ味方にバニースーツを着せるしかない。
その分アクションが大胆なものになり、【ベルガラック】のバニーショーで踊っている三人組は堂々とパンツを、ぱふぱふ娘は谷間を見せてくる。
 
DQ8で【鳥山明】によるデザインが描かれ、のちの作品ではこのデザインが基本形となっている。
中世にバニーは存在しないので、「バニーは苦労しましたよ」とコメントしている。
服の市松模様あたりに中世っぽさを取り入れたとのこと。ちなみに鳥山によると耳はメタル製らしい。
 
DQ10のカジノではDQ8のデザインは廃れ、従来型のデザインに戻ったことが言及されている。

DQ2(リメイク版)

【ルプガナ】のパフパフ娘および【ミリエラ】というキャラが追加さらた。
バニーガールの正体が実はオカマという恒例ネタの初出は本作となっている(後述のDQ4の例はリメイク版の後付け設定なので本作より後である)。

DQ3

概要にある通り、【女遊び人】のデザインがこれになっているが、NPCとしては登場しない。

リメイク版

【モンスター闘技場】などにNPCの配置されている。
当然ながら遊び人とは別グラの青髪のデザインとなっている。

DQ4

NPCとしては本作が初登場。
イメージ通り【カジノ】や各地の酒場などに配置されている。
【モンバーバラ】のパフパフ娘もバニーガール。
また、名のあるNPCとしては【リンダ】がいる他、名前はないが【ブランカ】で出会う冒険者一行のメンバーにも1人いる。
 
第二章の【武術大会】の出場者になぜかバニーガールの【ビビアン】が参戦している。
リメイク版において彼女は実は体は男性というキャラ付けがなされた。
 
PS版では【移民】の一種にもなっており、表記は「バニー」。
【グランドスラム】の条件にかかわる。

DQ5

【アルカパ】のバーカウンターにいる女性が有名だろう。
この女性は幼年時代から青年期前半までバニーの恰好をしており、リメイク版では【ヘンリー】【ビアンカ】が老けていることを突っ込む。
しかし彼女は青年期後半で普通のおばさんになっているためまだマシである。
本作では【踊り子】のグラフィックが存在するのになぜか舞台にいるダンサーたちはバニーガールの格好をしていることが多い。
名のあるNPCとしては【クラリス】【ノーラ】がいる。
また、本作の【ルイーダ】もバニー衣装。
あと、青年時代の【ラインハット】【ニセたいこう】の悪政から開放されたときにどこからともなくやってくるバニーがいる。この女性が本作におけるパフパフ娘である。

DQ6

金髪で赤いチョッキのようなものを着たデザインになった。
やはり【カジノ】などに配置されている。
【サンマリーノ】にいるバニーの名前は【ビビアン】である。
また、同じくサンマリーノと、【ダーマ神殿】【ルイーダ】は前作に引き続きバニー衣装である。
 
例によってネタ枠も健在で、情報屋の【ホック】(おっさん)が変装していたり、しあわせの国行きの【ひょうたん島】のスタッフの正体が魔物だったりする。

DQ7

【移民】の一種にもなっており、表記は「バニー」。
【グランドスラム】の条件にかかわる。

DQ8

上述の通り、正式に鳥山明デザインが描きおこされた。
やはり【カジノ】のスタッフであり、【ベルガラック】などに登場する。

DQ9

【パラペータ】【ケリー】など、何人か【クエスト】に関わるNPCのバニーがいる。

DQ10オンライン

遊び人クエストには「バニーの女」(DQ3を踏襲したデザイン)が登場するが、【カーネラ】が変装した姿であった。
オンラインに登場する月世界の住人は従来型のバニーガール(カラーはアイスブルー)である。

DQ11

NPCとして多く存在するほか【マルティナ】もおしゃれ装備でバニーガール姿になれる。
その他「ピチピチ★バニー」なるエロ本が存在したり、天空の古戦場にいる【ぱふぱふ】の精霊がバニー姿だったりと、ロトゼタシアには欠かせない存在となっている。
グラフィックの進化により一人ひとり顔しぐさ表情の変化まで詳細に描かれ、多種多様なデザインのバニーガールが存在する。
スタッフ力入れすぎだろ。
こちらでは実在の燕尾服スタイルのバニースーツはマルティナのみで、NPCのバニーガールは全てDQ8のデザインである。

モンスターズシリーズ

DQM1の格闘場で受付嬢を務めるバニーはグラフィックは普通なのに、自分から「バニーガールならぬババーガールじゃよ」などとぬかしており、このことに憤慨している戦士もいる。
そもそもこれでは「お婆ちゃん&女の子」であり、「兎」の要素がなくなってしまう。DQM1の4コマの3巻にて、【田村きいろ】が「正しくはバニーババアでしょう!!」とツッコむネタを描いた。

そのツッコミが功を奏したのか、あるいは「ババア」がコンプライアンス上問題アリな表現であったためか、テリワン3Dでは「バニーおばば」という名前に変更された。また、老婆であることがグラフィックで分かるようになった(ただのウサギの耳をつけたお婆さんといった見た目になっている)。
なお、憤慨している戦士はどうやら息子だったらしい。この戦士の心中、察するに余りある……。

DQM1RETROでもバニーおばばに修正されており、憤慨する戦士の台詞も僅かに変わったが、息子かどうかは不明。
PS版DQM2では正体が魔物の【ミルラ】というバニーガールがいる。

CHでは【フィールドイベント】で平原か砂漠で遭遇し、ぱふぱふをしてくれる。ただし効果は無い。

ビルダーズ2

ビルダーズ2ではバニーガール好きが高じて自らバニースーツを着た【セルジ】を筆頭に、同様の格好で酒場の接客を生業とする男性が当たり前のように多数登場している。
勧誘は【ゴロゴロ島】で行えるがゲーム内では彼らも従来のバニーガールと同じ職業と見なされ、男女まとめて「バニー」と呼ばれている。ドラクエのバニーガール界にもジェンダーフリーの波が押し寄せているのだろうか。
セルジの出身地である【オッカムル島】は、専用のカスタムバニースーツを着てリーダーシップに溢れたバニー女傑や、剣を片手に戦闘もこなす高性能バニーババアも輩出しているバニーの名産地である。
また、【ビルドレベル】を4まで上げれば、かつて【アーマン】の酒場で働いていたバニーガール3人衆「ぴちぴちギャルズ」も住人としてやってくる。
 
住人の仕事としてはやはりサービス業が主となる。
【バー(部屋)】【ドリンクテーブル】【マッサージ部屋】を作ると接客して【ビルダーハート】を稼いでくれる他、【からっぽ島】でマッサージ部屋の【ムード】をえっちにして話しかけるととパフパフ、もといバフバフをしてくれる。

アベル伝説

【ドランの都】のカジノに登場。ルーレットの柄に合わせ、バニーの他に牛の衣装を纏った牛ガールと、鷲の衣装を纏った鷲ガールも登場する。

余談

本来男性が着用する衣装である蝶ネクタイやカフスと、女性が装着するハイレグや網タイツを組み合わせることで、よりセクシーに魅せるという工夫が凝らされているという。
起源はアメリカの成人雑誌『プレイボーイ』との連動企画で『プレイボーイクラブ』のウェイトレスが着用する衣装として考案されたところから始まる。
なぜウサギなのか?というと、ウサギとは性欲が半端なく強い動物であり、そこからヒントを得てバニーガールが誕生したとのこと。
 
誤解されないように言っておくが、あくまでこういう格好をしたウェイトレスであって、性風俗云々とは基本的に関係ない。元祖のプレイボーイクラブでさえ隣に座るサービスすら存在しない。
日本にも存在する高級レストランにおいてもバニーガールの格好をしたウェイトレスであり、おさわり厳禁。