概要
PS版DQM1、2、DQMJ2P以降のモンスターズシリーズに登場するモンスター。
名前だけ見ると【アスラゾーマ】のような【ゾーマ】の派生モンスターのようだが、実際には彼をずっと幼くした子供のようなモンスター。
少年時代のゾーマなのか、ゾーマの子供なのか、はたまた【プチターク】のように勝手に自称しているだけなのか……とにかくゾーマとの関係は不明。
イルルカの図鑑でもハッキリと謎である旨が記された。
初出のPS版DQM1・2のグラフィックと比べ、それ以降の再登場した作品では頭部が大きめにデフォルメされて、子供っぽい可愛らしさが強調されている。
DQM1、2(PS版)
魔物図鑑312匹を全て埋めた状態で図書館の受付のお姉さんに話しかけるとタマゴが貰える。
図鑑に新たなページが追加されるわけでもなく、これのページは掲載されない。
【ふういんのいのり】、【みずのカーテン】、【グランドクロス】と全体的に珍しい特技を覚える。
メラ系に耐性が無いが、その他は軒並み耐性が高い。特に補助呪文・特技はほとんど無効。
ただしザキ系とメガンテが効いてしまうため、呆気なく逝くことも。
成長も????系でありながらかなり早い。会心率も最高。
ステータスはHPと攻撃力の伸びがイマイチだが、それ以外はかなり高くなる。
特に賢さは終始驚異的な伸びを見せ、MPと素早さもレベル42以降一気に伸びる。
なお、コイツは????系のうえ、コイツを使った固有の配合パターンも無いため、血統にすれば姿を変えることなく強化し続けることが可能。
その際、生まれてくるモンスターは「?」表記であるが、ちゃんとコイツが生まれてくるため御安心を。
ちなみに【ラーミア】と【かくれんぼう】も同様である。
ジョーカー2プロ
「・」が消えて「ゾーマズデビル」に。
なぜかお呼びのかからなかった【プオーン】やプチタークを尻目に、一足早く再登場を果たした。
???系のAランクで、特性は【れんぞく(2回)】、【しょうひMP×2】、【AI1~2回行動】。
最強化させると【いてつくはどう】を習得するが、スキルはゾーマ…ではなく【ようじゅつ】。
HPやかしこさが高くなるが、MPが低く最強化させても500にも届かない上に「しょうひMP×2」を持っているので、「自動MP回復」などのスキルでも持たせない限り特技を連発させるのは難しいだろう。
配合で生み出すことはできないが、【ピピッ島】をクリアしてからショップで購入できる「モンスターのタマゴ」を、夜の時間帯にブランパレス近くのタイジュの苗に置いて孵化させることで入手できる。
ただ、同じ時間帯に入手できる【わたぼう】や【ワルぼう】、【ピピット】と比べるとあまり強くない為、
ハズレという感じがするのは否めない(テリワン3Dに送るのであれば手に入れておいて損はないが…)。
ちなみにプチタークは【エスターク】に派生するがこいつはゾーマの配合素材にならず、最強ゾーマズデビルぐらいにしか使い道が無い。
テリワン3D
特性から「しょうひMP×2」が無くなり、代わりに【光のはどう】(+25以上)を獲得。
また、「いてつくはどう」は+50以上で追加される。
【スモールボディ】と「AI1~2回行動」を併せ持つ関係上、
能力は究極化してもあまり高くなく、HPは究極化して辛うじて1000に届く程度。
また、MPの成長率は+0の段階でもレベル100まで上げて1013と驚異的だが、
限界値は究極状態でも574しかなく、イマイチ噛み合わない。
高い賢さも1000には届かず、実戦で活躍するのは難しいだろう。
前作同様配合では生み出せず、仲間にするには金のタマゴから孵化させるか前作から連れて来るしかない。
???系は選ばれる事自体が稀なので、前作から連れて来るのが手っ取り早い。たまに【すれちがい通信】で配布しているプレイヤーもいるので、見かけたら迷わずいただいてしまおう。
ちなみに今作ではちゃんとゾーマの配合素材にする事ができ、【シドー】の代わりに【デュラハーン】か【ワイトキング】を配合すれば作れる。
ゾーマは【ラプソーン】を作るのに必要になる他、これ以外に派生先はないので、手に入れたらさっさとゾーマの素材にしてしまうといいだろう。
性別は基本的に♂しか存在しない。
所持スキルは前作同様「ようじゅつ」。
本作ではプオーンとプチタークが登場したため、彼らと並べて文字通り「共演」させることもできる。
イルルカ
位階602、???系のAランク。
位階は【ミルドラース】、【デスタムーア】、【オルゴ・デミーラ】等の第一形態と並んでいる。
こいつは【大魔王ゾーマ】の第一形態扱いということだろう。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は剣と杖。所持スキルは【ようじゅつ】。
特性は【スモールボディ】【れんぞく】(2回) 【AI1~2回行動】。
+25で【光のはどう】、+50で【いてつくはどう】、【新生配合】で【やみのはどう】。
さらに【メガボディ】化で【ヒャドブレイク】、【ギガボディ】化で吹雪ブレスブレイクが付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-5。
はどう特性を素でコンプリートするのが最大の特徴。居るだけで補助と妨害をし続けてくれる。
打たれ弱いのでまずは身を守りたいところ。運次第ではスモールボディの回避で粘ってもくれるが。
れんぞくは不要なので入れ替えたいが、-6のこれを替える場合はマイナス特性押し付けに要注意。
育成を始めて最初はゾーマらしからぬ光のはどうを覚えるのに、
+50→新生配合→サイズアップと段々ゾーマっぽい特性にシフトしていくのが印象的。
- ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:727 MP:374 攻撃力:223 守備力:468 素早さ:440 賢さ:648
- ステータス上限の基準値(新生配合済み・特性抜き)
HP:1992 MP:829 攻撃力:553 守備力:781 素早さ:733 賢さ:1440
- ステータス上限の実数値(新生配合済み・スモールボディ・AI1~2回行動)
HP:1255 MP:597 攻撃力:398 守備力:562 素早さ:528 賢さ:1037
HP・MP・賢さが非常に高い。特に賢さはトップクラスで、上限基準値もかなり高い方。
特性のマイナス補正で実数値は低くなる、【ジャミラス】に近いタイプ。
攻撃はスモールボディ御用達の体技やブレスでいくか、それとも呪文を使うかは悩みどころ。
耐性面もなかなか。ヒャド・吹雪ブレス・ザキを無効化する。
今回もタマゴ孵化か前作からの引っ越しかで手に入れることになるだろう。
豆知識によると、同じくボスキャラのちびっこバージョンであるプチタークやプオーンに同じようなニオイを感じているらしい。
ジョーカー3プロ
???系のAランク。無印版ではリストラされてしまっていたが、今作では最初にもらえるモンスターの内の1体となっている。
楽園での【サンチョ】の質問に対し、「本を読む」を選ぶとコイツが最初のモンスターとなる。(因みに無印版だと【フォンデュ】になる)
無印からの引き継ぎ後にウッドパークの演算装置を調べることでも入手できる。
なぜかゾーマよりもはるかに体力が高く1800もある。呪文アタッカーで高い体力を持っているモンスターはそれほど多くない。
【神鳥レティス】との配合で【ラーミア】が、【バラモス】【バラモスゾンビ】【キングヒドラ】との4体配合で【大魔王ゾーマ】が生まれる。
スキルはイルルカから変更され、ゾーマと同じ【大魔王ゾーマ】に変更されている。
なぞなぞーマからの挑戦状
本書の宿敵である「なぞーマデビル」として登場。
元々はゲームの世界の住人だったが、世界征服のために現実世界に現れ、配下の魔物と共に町の人々からなぞパワーを奪い取る。
そしてアレフガルドに戻り、自身の城でユウとイサムに勝負を挑み今まで奪ったなぞパワーを使って大魔王なぞなぞーマに変身。
結局敗北したものの、二人から「また戦いたい(遊んであげる)」と言われると次はもっと難しいなぞなぞを用意してやると言い残し、去っていった。