【リゼロッタ】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:06:01

概要

DQ10の登場人物で、【セレドの町】に住む【人間】の少女。声優は日高里菜。
家族構成は父親の【ブラト】町長、母親の【スティナ】?、双子の妹【ルコリア】
【セレドのおはなし】に関わる。
 
【フィーロ】からは「リズ」という愛称で呼ばれている。

DQ10オフライン

セレドのおはなし

セレドの町を訪れた【主人公(DQ10)】が見たのは、リゼロッタという少女が使い魔【ムッチーノ】を使役し、魔物を撃退する姿だった。
リゼロッタは「ここは子供だけの町」だと言い、大人が滞在するには審査が必要だと宣告し、【ドラゴンのしっぽ】を届けた主人公は「名誉子供」として町への滞在を許される。
 
リゼロッタの話によれば、あるとき家の書庫で召喚術の本と魔法の指輪を見つけたのだという。
刺激のある遊びを求めていた町の子供たちは召喚術を行い、それで呼び出されたのがムッチーノだった。
ムッチーノから「どんな願いもかなえてくれる魔人が封印されている」と教わった子供たちは、かねてより遊び場にしていた取り壊し予定の教会で魔人召喚の儀式を試すが失敗。
大人たちが一人残らず消え去っており、ムッチーノは「不完全な材料で失敗したため暴走した魔力が大人を消し去った」のだと言う。
それ以来、町の子供たちをまとめる【女王】として振る舞ってきたのだった。
 
リゼロッタは改めて魔人召喚の儀式を行おうとしており、ドラゴンのしっぽもそれに必要なものだった。
最後の材料である【こはくの宝珠】を求めて【リンジャの塔】に向かおうとするリゼロッタに対し、大人不在で使い魔の力に頼り切った生活を疑問視するフィーロは止めようとするが聞き入れられない。
 
こはくの宝珠を手に入れてセレドに戻ったリゼロッタが、改めて魔人召喚の儀式を行うと【魔人エンラージャ】が現れる。
フィーロの説得で決意の揺らいでいたリゼロッタは「セレドの大人たちを戻してほしい」と願うが、エンラージャは嘲笑。
ムッチーノは真の主人であるエンラージャ復活の為に動いており、リゼロッタらをうまく誘導するために従順な使い魔を演じていただけだった。
エンラージャは扱いやすい子供たちを下僕にして自身の王国を築こうとし、扱いにくい大人を排除すると言って主人公に襲い掛かる。
 
エンラージャとムッチーノは主人公に倒され、これからどうすればいいのかと途方に暮れるリゼロッタたち。
フィーロは、毎日【ダーマ神殿】でお祈りをし大人たちが迎えに来る……そんな日々を思い出し、皆でダーマ神殿でお祈りしてみようと言う。
祈りを捧げても大人たちは現れなかったが、これをきっかけにリゼロッタは、自分がこのような事態を招いた責任を感じていたと吐露する。
そしてこれからは皆を信じて自分たちの力で生きていくと決め、主人公へのお礼としてこはくの宝珠を渡すのだった。

生と死の重なるとき

主人公によって届けられた【ルコリアの手紙】により、もう一つのセレドの町にルコリアがいること、そちらでは自分を含めた子供たちは死んだとされていることを知る。
日記をつけており、そこに記された内容は【真のレンダーシア】崩落現場で見つかった日記帳に反映され続け、ルコリアは子供たちの状況や思いを知ることができた。
 
エンラージャの件以後は皆でダーマ神殿でのお祈りを欠かさなかったが、あるとき二つの世界が重なり合い、家族とのつかの間の再会を果たす。
自分たちが死んでいる事実を受け入れたリゼロッタは、皆をまとめる立場になって父の苦労が分かったと言ってブラトに謝り、ルコリアに別れを告げるのだった。

魂がつまびく音色

【セレドット山道】で見つかった【トゥーラ】弾きの少年【セリク】をセレドへと迎え入れる。
彼の話から、セリクもまた自分たちと同じように命を落としたのではないかと考えていた。
しかし真のセレドを訪れた主人公により、セリクは危険な状態ではあるがまだ生きていることを知る。
 
主人公の助力によりセリクの命の危機は去る。しかしセリク自身は、後遺症で以前のようにトゥーラが弾けなくなることをおそれ、生き返ることを拒否。
一度は説得を諦めかけたリゼロッタだが、フィーロから諭され、改めてセリクの説得に向かう。
自分たちの分まで生きてほしいというリゼロッタの思いを受けたセリクは、つらいリハビリが待っていようと前を向く決意を固め、生き返るのだった。

DQ10オンライン

破界篇に登場しており、オフラインに先んじて声が付いている。
DQ10大辞典:【リゼロッタ】を参照。

トレジャーズ

姉妹がセットになった【リゼロッタ&ルコリアの像】が登場している。

DQライバルズ

【リゼロッタ&ルコリア】として、姉妹セットで登場している。