【ロトの子孫たち】

Last-modified: 2024-08-04 (日) 21:45:23

DQ2

の三人の総称、つまりパーティメンバー全体を指す呼称。
もちろん【ローレシア王】【サマルトリア王】【サマルトリア王女】【ムーンブルク王】もロトの子孫だが、作中で人々がこう呼ぶ対象はあくまでパーティメンバー三人だけである。
 
このように呼んでくれる人は各地にいるのだが、その数は決して多くない。
【復活の呪文】を教えてくれるお爺さんなどのわずかな人々と【ルビス】くらいのものである。
他には、「ロトの血を引きし者たち」と呼ばれることもある。
 
どうせなら「【ロトの勇者】たち」と呼んでくれたらいいのにと思うところだが、ゲーム内でそのように呼ばれることはない。
もしかすると、DQ2においては【勇者】は特別な存在を指すわけではないのかもしれない。
「ロトの子孫たち」という立場がそれだけ別格扱いされているのだと考えよう。
 
彼らの【シドー】討伐の話は、新たなロト伝説となって後世に語り継がれていくことになる。
DQ2の数百年後の世界が舞台である【ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート】では、DQ2のパーティメンバーを指して「ロトの勇者たち」と呼ぶのが一般的になっている。
【主人公(DQ1)】がDQ2で初めて「ロトの勇者」と呼ばれるようになったのと同じように、後世になってから呼ばれるようになるのだろうか。
 
なおリメイク版では、ステータス画面に「肩書き」が表示されるようになったが、どういうわけかローレシアの王子だけが【勇者の子孫】になっている。
 
ちなみに、本編作品でパーティメンバーに総称があるのは、これ以外ではDQ4の【導かれし者たち】くらいである。

ゲームブック(双葉社)

FC版当時発売された同書の下巻では「ロトの3人」という総称で呼ばれている。