【イオグランデ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:07:57

イオ系呪文

【イオ】【イオラ】【イオナズン】―【イオグランデ】

【イオマータ】

概要

DQMJで初登場し、攻撃呪文の系統がそれと同じになったDQ9以降のナンバリングでも登場する呪文。
【イオナズン】の上を行く【イオ系】最強呪文。
ちなみにグランデ(Grande)とはスペイン語で「大きい」という意味である。
海外版表記は"Kaboomle"。

DQ9

攻撃魔力550600650700800999
ダメージ(100%)200~220230~250260~280290~310350~370470~490
成長倍率(加算値)100%(+0)114%(+30)129%(+60)143%(+90)172%(+150)229%(+270)

【賢者】がLv68で覚える【雷・爆発属性】の呪文。消費MPは56と攻撃呪文の中で最も多い。
【マヒャデドス】【バギムーチョ】と同じく攻撃魔力が550以上で威力がようやく成長する超晩成型の攻撃呪文。
その代わり、成長率は今までの呪文の比ではなく、攻撃魔力が550を超えると素晴らしいスピードで威力が上がっていく。
 
賢者の素の攻撃魔力はLv99で237と低く、スキルや装備強化を含めても最高値は攻撃魔力716が限界となっている。
これ以上強くしたいなら種かもしくは魔法使いや賢者の【まほう】【さとり】による攻撃魔力の底上げや、
【魔力かくせい】を使うなどして威力を上げておくとよい。
敵では【バラモス】【ミルドラース】【エスターク】等の魔王しか使わないが、こちらが使うときと同じ、いやむしろ敵の方が強い。
【マホカンタ】【ミラーシールド】を使えるようにしておくのを忘れないように。

DQ10オフライン

オフ版では【必殺技】扱いで、「必殺呪文」の一つ。
【主人公】【賢者】Lv69で習得する。
消費テンションは75。
 
敵全体に【こうげき魔力】依存の【光属性】ダメージ。ダメージ量は(500~1230)±10。

DQ10オンライン

賢者がスキル「さとり」のSP130で習得する。イオ系の設定変更に伴い、本作からは【光属性】となっている。
チャージタイムがあるため乱発はできないが、消費MPは当初の54から25に減らされている。
ダメージは290~310。こうげき魔力400から威力が上がり始め、1500でのダメージは849~869(魔力かくせい無し)になる。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【ベロニカ】がスキルパネル解放後に【まどうしょ】スキルで習得。
消費MPは60、攻撃範囲は敵全体、ダメージは360±16(344~376)。
こうげき魔力390から威力が上がり始め、900になるとダメージは720±16(704~736)になる。
 
属性の違いや与えるダメージのブレ幅に違いこそあるが、素のダメージ期待値も、最終的なダメージ期待値も、ロウが使用する【マヒャデドス】、主人公が使用する【ギガデイン】と同等であり、単体攻撃呪文の【メラガイアー】を除いて最も威力の高い部類に入る。
ただし、使用者のこうげき魔力の影響で、威力が上がるのはイオグランデが早い。
メラガイアーにはさすがに少し威力で劣るが、あちらは単体攻撃であり使う場面を選ぶので、総合的に見ればイオグランデの方が使い勝手は勝る。
単純に威力も高いが、攻撃範囲も全体でギガデインに勝っており、しかも属性にも恵まれており大体の相手に効きやすい点も魅力。
 
他の攻撃呪文と同じく【魔力かくせい】の強化も有効であり、その威力は絶大。 
こうげき魔力が高い状態で、魔力暴走や魔力かくせいが掛かった状態ならば全体に1000オーバーのダメージを叩き出す。そのうえレベル99になれば、イオ系を弱点とする相手ならば、マダンテ系以外では前代未聞の「何の強化も無しで4桁ダメージ」を出せてしまう。
 
また、この呪文はマヒャデドスなど他のキャラが覚える最上位呪文と比べても大変少ないスキルポイントで習得できるのが強み。ベロニカは【イゴルタプ】による覚醒の仕様上、スキルパネル解放時には40台中盤以上のレベルが確実にあり(理論上は最低でも44)、【スキルリセット】も駆使すれば、イオグランデを取得しつつ、それに影響しない他のパネルも多くの枚数を開けることができる(メラガイアーとの両取りもしやすい)。
下位のイオナズンの方はレベル57で習得とかなり遅いため、その気になればイオナズンより先にイオグランデを覚えてしまうことも普通に可能である。
 
光に強い敵ばかり現れたら、ギラグレイドと使い分けよう。敵の耐性を知り尽くしている必要があるが…
敵の耐性を熟知していないプレイヤーがコマンド操作する場合、ギラグレイドやメラガイアーと属性や攻撃範囲で使い分けをするよりも、何も考えずこちらを使った方がお手軽であるため、とにかくイオグランデをブッ放すという暴君プレイを好むプレイヤーもいるようだ。
特にメラガイアーに関しては敵にガードされる不安要素が付きまとうため、敵のガード率を無視できるイオグランデのほうが何かと使い勝手が勝る。
 
言うまでもないが敵のマホカンタには要注意。今作はそのままの威力が返ってくるため、この呪文を反射されたときは、甚大な被害を被ることになる。
また、さすがに消費MP60は重すぎるため、あまり低レベルで覚えるのも考え物。【ソーサリーリング】+3を2つ装備し、戦闘終了時MP回復のスキルを付けてもなお30以上持って行かれてしまうため、乱発しているとあっという間にガス欠を起こす。
マヒャドやイオナズンで十分な時期はあえて覚えず、【ギラグレイド】を覚えるあたりで習得するのがちょうどいい。
ベロニカが使う場合、呪文発動エフェクトが表示された後、両腕を水平に広げるポーズ(DQ8のゼシカが呪文発動する時のポーズと同じ)が追加されている。
 
総評すると、攻撃呪文の中で最強と言っていい性能を誇る、ベロニカの奥義に相応しい呪文。
単純な威力だけで比べるなら比類する攻撃呪文は他にも存在するものの、威力・攻撃範囲という基本性能に加えて、使用者の能力や属性などが全てかみ合っており、場所を選ばない万能さがある。
このうえ呪文が暴走したり【やまびこの心得】によって時折2連続で発動しようものなら、本人の自称である「天才魔法使いのベロニカ様」通りの破壊力を見せるだろう。
むしろこれはちょっとやりすぎではないだろうかというくらいの、バランス崩壊しかけた高性能である。
呪文反射と敵の混乱・魅了に気を配る必要はあるが、それさえ気を付ければ大勢の強敵と戦うときでも互角以上に戦えるだろう。
 
敵としては【邪神ニズゼルファ】【サタンフーラー・強】が使用する。
素の威力もかなり大きい上に【けがれたきり】で呪文耐性が下がってる恐れがあるためかなり危険。

ジョーカー1~

敵全体を想像を絶する大爆発に巻き込み、195~215の呪文ダメージを与える。
賢さが603よりも高いと威力が上昇し、最終的に319~339まで増える。
消費MPは45(テリワン3D以降は60)とマヒャデドスなどよりさらに膨大だが、威力はかなり魅力的。
そのため、対戦で最も多く使用される攻撃呪文であろう。
パーティに【キラーマシン】を入れる場合はこの呪文を警戒し、必ず耐性をつけよう。
もしも耐性をつけていないと、500ぐらいのダメージを受ける羽目になる。
【グランスペルSP】【邪神レオソード】【スラ忍シルバー】などのスキルで習得できる。

バトルロード

2人プレイの究極必殺技として登場。肩書きは「呪文限界突破」。
【ベギラゴン】【ビッグバン】【真・イオナズン?】といった必殺技を組み合わせて発動する。
敵全体を覆い尽くす巨大な爆発を起こす呪文となり、大ダメージを与える。
 
また、【ムドー】【デスタムーア】のとどめの一撃としても登場する。
デスタムーアが最終形態となり、魔力を解き放ち大爆発を起こす。
 

蒼天のソウラ

11巻で登場。魔公王イシュラースの呪文。
【バギムーチョ】と同時に唱えることで、魔王らしく2回行動ができることを表現した。