【こうどう はやい】

Last-modified: 2023-03-24 (金) 12:45:39

概要

モンスターズシリーズに登場する特性の一つ。
 
素早さに関係なく行動順がラウンドの最初になる。
ただし、防御などの素早さを無視して先制する行動より先に行動することは出来ず、(この特性の所有者が)素早さを無視してラウンドの最後に行動する行動を行う場合も最後に行動する。
同じ特性を持つモンスターが複数いる場合の処理は作品ごとによって異なる他(下記参照)、攻撃の回避率に関しては普通に素早さの値が用いられる。
 
確実に先制できるというメリットは極めて大きく、状態異常をばら撒いて行動を阻止する、速攻で強力な攻撃を放ち回復する間もなく倒す、補助効果を素早く味方に与えるなど使用方法は多岐にわたる。
非常に強力なせいか、ジョーカー2以降の作品ではこの特性の所持者はほぼ必ず何かしらの制約を持たされ、扱いに気を使うようにする必要が出た。
 
真逆の特性として、【こうどう おそい】、強化版としてよりピーキーな【超こうどう はやい】、という特性がある。
DQMJ3では現在のテンションに左右される【こうどう きぶん次第】が、DQM3JPでは合体特性でこれの最強バージョンとして【究極こうどう はやい】が登場した。

DQMJ

特性保有者は【キラーパンサー】【オーシャンクロー】【サーベルきつね】の3種族。
この特性を持つモンスターが2体以上いた場合は、素早さの順に行動する。
能力値の関係上、オーシャンクロー以外は対戦に起用されることはほぼ無かった。
そのオーシャンクローもAランクだが、この特性のおかげでSやSSランクモンスターとも渡り合えた。
その後の作品で制約がついたのも彼のせいと言えるかもしれない。

DQMJ2

保有者が一気に増えた。該当者はサーベルきつね、【強プチット族】、キラーパンサー、【とつげきうお】、強・最強【モーモン】【メタルカイザー】、オーシャンクロー、【スライダーヒーロー】【レオパルド】【サージタウス】【クインガルハート】の12種族。
特性を持つモンスターが2体以上いた場合は、ランダムで行動順が決まるようになった。

前述のとおり制約が付加され、サージタウスを除いた全員が【オロオロ】【ヘロヘロ】【強者のよゆう】
10%の確率で動けなくなる特性のいずれかを持たされるようになってしまった。
いざという時に動けなくなることがあるので注意が必要だが、それでも起用する者は多かったようだ。

DQMJ2P

特性保有者はさらに増え、上記の面々と【キャットフライ】【ジェネラルダンテ】【れんごく天馬】【にじくじゃく】【セルゲイナス】【ガルハート】、強、最強種族の【アルゴリザード】【スライムカルゴ】、最強の【エビルドライブ】【スキッパー】が追加された。
 
基本的な性能は無印に準ずるが、無印のようなデメリット特性を同時に持つモンスターはクインガルハートとセルゲイナスだけになった。
その代わりか不利な状態変化に掛かりやすくなっているモンスターが多くなっており、眠り、混乱、マヒ、マインドのうち2種類以上が弱点となっているモンスターがほとんどである。
プロフェッショナルでは弱点となっている状態変化に掛かる確率がかなり高いため、該当する攻撃を行う相手には注意が必要。
ちなみにサージタウスだけは相変わらず例外で、上記のような状態変化に対しても無効という耐性を持っている。
無印の時から変わらずこいつが上記のような弱点を持っていないのは、特性保有者の中で唯一のGサイズモンスターであるためだろう。
ただし、ある程度連勝した【勝ち抜きバトル】の敵はこの特性をまれに貫通して動くことがあるので注意。

テリワン3D

特性保有者は以下の21種族。
キャットフライ、サーベルきつね、キラーパンサー、とつげきうお、【かくとうパンサー】、れんごく天馬、スライダーヒーロー、オーシャンクロー、セルゲイナス、にじくじゃく、レオパルド、サージタウス、【魔壷インヘーラー】
+25以上の【スラッピー】【ジェネラルダンテ】【メタルカイザー】【クインガルハート】
+50以上の【いっかくりゅう】【エビルドライブ】【スキッパー】【デッドペッカー】
 
この特性を持つモンスターが2体以上いた場合の行動順の決まり方が素早さの順に戻った。
また、従来の仕様の他に、マインド、マヒ、眠り、混乱、毒系への耐性が2段階下がるというデメリットが付くようになった。
そのため、この特性を持っているモンスターは必然的に不利な状態変化に弱くなっている。
素の耐性が高めのサージタウスでさえ、混乱の耐性が通常になる(それ以外は無効 → 半減となる)。
究極配合や進化配合で習得する場合も同様の為、自分が使用する際は注意が必要。
また、特性の性質上【亡者の執念】とは非常に相性が悪いので、究極配合でこれを付与する場合は要注意(詳しくは当該項目を参照)。
 
さらに、今作では究極配合で上記以外のモンスターにもこの特性を付けることができるようになった為、
この特性より先に動けるが状態異常耐性が更に低くなる【超こうどう はやい】という特性も登場している。
 
ちなみに耐性アップで全ガード+をつけても2段階→1段階マイナスに軽減されるだけで異常耐性は弱点のままになるので注意。

イルルカ

【新生配合】の仕様により、全モンスターに後天的につけられるが、これを持たせると状態変化系の耐性が低くなるのは変わらず。
どの道状態変化には弱くなる為、より素早く行動できる【超こうどう はやい】を付けた方が得な場合が多いだろう。

DQMJ3

基本的な性能はイルルカと同じ。
やはり、超生配合で全モンスターに後天的に付けられる。(ただし行動順特性が固定されている魔物を除く)
特性コストは6。【崩落都市】のキラーパンサーから移植するのが手っ取り早い。