ストーリー/【終章・後編】

Last-modified: 2020-06-06 (土) 18:04:48

FF4TA

メインキャラカンストレベル
基本PC全員99

終章・後編『星喰』

消えた謎の少女を追い、一行は遂に深層部へ突入する。
そこは今までとは違い、人工的な雰囲気の空間だった。
だが、長い年月の間放置されていたのか、辺りは廃墟の様に閑散としていた。
一行はこの謎めいた月の中心核を目指して、再び地下へと下っていく。


地下5階まで来ると、再びクリスタルから再生されたと思われる魔物達と遭遇する。
だが、それは一行には見た事のない、まるで別の世界の雰囲気を持ち合わせた魔物達だった。
地下へ下るごとに、これら未知の魔物達との連戦が繰り広げられる。
それぞれ地下5階では、リッチマリリスクラーケンティアマット
地下9階では、ベルゼブルアスタロートキングベヒーモステツキョジン
地下12階では、エキドナアーリマン2ヘッドドラゴンケルベロス
地下14階では、アトモスギルガメッシュオメガ神竜
地下15階では、魔列車オルトロスデスゲイズアルテマウェポンと戦い、
それらを倒すごとに、様々な種類の最強クラスの武器も手に入る。

  • FF3・5・6からのボスは、FF1Aのソウルオブカオスに出てきたものとほぼ同じ組み合わせ。
    • グラフィックは、FF1~2が「WSC版(PS版・GBA版)」、FF3が「GBA版FF1・2」、
      FF5・6が「SFC版」ベースと思われる。

地下16階からはさらに周りの雰囲気も変わる。
地下20階まで下ると、一行はついに謎の少女と対峙する。
少女にとっても一行がここまで来たのは想定外だった様だが、それでも動じる事なく、
一行を始末すべく、彼らの知りうる最強の力、幻獣神バハムートを召喚する。

リディアがいるかおよび
アスラ/リヴァイアサンの状況
ストーリー分岐
リディアがおり、終章前編で
アスラ/リヴァイアサンを習得済
一定ダメージを与えるとイベント発生。
バハムートが正気を取り戻し、
謎の少女をメガフレアで倒す。
戦闘後リディアがバハムートを
取り戻し、召喚魔法として習得。
リディアがおり、終章前編で
アスラ/リヴァイアサンを撃破
倒すことになり、
召喚魔法として習得不能。
リディアがいない開幕のメガフレアで敗北し、
ゲームオーバーとなる。

地下23階まで辿り着いた一行は、目の前の光景にただ驚くばかりであった。
そこでは今まで自分達を散々苦しめてきた謎の少女が、何人も量産されていた。
どうやらここは、少女達を作り出す実験施設らしい。
周りにある数々のカプセルの中には少女達が眠る様に納まっていた。
その奥で、一行は一つだけ光りを放っているカプセルを発見する。
触れるとカプセルが開き、中から少女が出てきた。
その少女は今まで出会った者達とは違い、まだ小さく、子供の様であった。
少女は一行を見て、「指示を…」と呟く。一行はとりあえず、ここで待つ様に言う。
さらに奥にまで進んだ一行は、ついに奪われたクリスタルを発見する。
だが、クリスタルは輝きを完全に失っていた。
一行は青き星の八つのクリスタルを回収する。中には見た事もないクリスタルもあった。


そのまま最深部を目指し、ついに月の中心核と思しき空間に到達する。
そこには巨大なシェルターの様な半球状の物体があった。
恐らくはこの中にこの月の主が居るはずと、一行は物体に攻撃を仕掛ける。
すると、物体の中心部が開き、中から奇妙な生物が出てきた。
「試してみよう、私の言葉を理解できるかどうか…」と、生物は一行に語りかけてくる。
生物は、自分こそがクリスタルの所有者であり、創造主でもあると、一行に告げた。
そしてクリスタルの正体は、その星の生命の進化の過程や結果、全てを記録する媒体であると言う。
この生物は嘗て、一行の住む青き星とよく似た星に生まれた生命体であるのだが、
文明の発展に伴って自らの星を貪りつくしていき、気付いた時にはもう後戻りは出来なかった。
最後の手段として、安住の地を求めて宇宙へ飛び出したのだが、それまで過ごすために
作り出された人工的な環境では、彼らの生命力は劣化の一途を辿るしかなく、
ついに自分が最後の生き残りとなってしまったと言う。


その後、自分達はどの様に進化すべきだったのかと悩み、答えを出すため
生命の進化の実験を繰り返そうと、クリスタルを作り出し、
一行の青き星を含めた、生命の誕生しそうな数多くの星に設置していった。
そしてついに訪れた青き星のクリスタルの収穫の時、宇宙を旅する船として作り上げた
この月、『真月』で青き星に向かい、今まで回収したクリスタルから作り出した
最新の実験体である少女ーーマイナスを放ったのだという。
クリスタルを回収した後は、その星を真月で完全に飲み込むつもりらしい。
クリスタルはその星の文明の発展に大きく貢献した。そしてそのクリスタルを作り出した自分は
全ての創造主であると言い、生物は自らを『クリエイター』と名乗った。
「月を止めろ」とせがむ一行を「やはり劣等種には理解出来なかったか」とクリエイターは蔑む。
月を止めるため、一行とクリエイターとの最後の戦いが始まった。


戦いが進むにつれ、劣化の一途を辿った生命に限界が来たのか、クリエイターが暴走を始める。
暴走に巻き込まれた一行は、そのまま力尽きてしまった。
魔導船で戦いを見守っていた仲間達も、一行のピンチを察して、彼らの無事を祈り始める。
その祈りに呼応するかの様に青き星のクリスタルが輝きを取り戻し、一行に再び立ち上がる力を与えた。
暴走の止まらないクリエイターは、いつしか一行に、自分の暴走を止めてくれる様、訴え始めていた。
一行は輝きを取り戻したクリスタルでクリエイターの闇を打ち払い、再び最後の戦いが始まる。


死闘の末、ついにクリエイターの暴走が若干治まった。
クリエイターは一行に「ニゲロ…」と告げる。真月が崩壊を始めたのだった。
魔導船のある地上を目指して走る一行に、尚も暴走の収まらないクリエイターが襲い来る。
だが、そんな一行にマイナス達が活路を開く。暴走するクリエイターに向けて攻撃魔法を放った。
途中で先程出会ったマイナスの幼少体と再会する。指令通りずっと待っていたらしい。
彼女を連れて再び逃げる一行。クリエイターを止めようとする
マイナス達が「その子供は私達の未来だ」と告げる。
そしてクリエイターに「あなたは、私達の父…」そう告げ、最後の力でメテオを放った。
そして少女は消滅。「アリガトウ…」クリエイターはそう言い残し、崩れ去っていった。
一行は仲間達の待つ魔導船を目指し、尚も走り続ける。

各階セーブポイントでのイベント

【地下5階セーブポイント】
ゴルベーザが生きている場合

セシル、ゴルベーザの会話イベント。
抜け殻となったセシルは、それでも心の奥底で仲間達が助けてくれる事を信じていた。
だが、まさか兄までが助けに来てくれるとは思ってもいなかった。
セシルはゴルベーザに感謝の言葉を述べる。
そこでセシルは、ゴルベーザから月の民の月で起こった出来事、
安否の知れないフースーヤについて聞かされる。

ゴルベーザが死んでいる場合

セシル、ローザの会話イベント。
兄の命懸けの行動により、己を取り戻せたセシルだが、その兄の死はやはりショックであった。
そんなセシルをローザは励ます。
二人は、兄のためにもこの月を何としても止める事を誓う。

【地下9階セーブポイント】
ゴルベーザが生きている場合

カイン、ゴルベーザの会話イベント。
共に仲間として協力しながらここまで辿り着いた一行。
ゴルベーザの助力の大きさは複雑ではあるが、素直に認めるカイン。
ゴルベーザから聖竜騎士の姿を問われたカインは、
クルーヤ達の助力で漸く自分を受け入れられた事を告げる。
一方ゴルベーザも自分達の月のクリスタルが奪われた事を話す。
カイン、ゴルベーザはバンド技「スパイラルブロウ」を修得。

ゴルベーザが死んでいる場合

イベントは発生しない。

【地下12階セーブポイント】

セシル、カインの会話イベント。
セオドアやローザの事を守ってくれたカインに感謝するセシル。
カインはセオドアはやはりセシル、ローザによく似ていると言う。
この月を止めなければならない。
嘗て幻獣討伐を命ぜられ、城を出た時と同じ言葉をお互い口にし、二人は決意を新たにする。

【地下14階セーブポイント】

セオドア、カインの会話イベント。
一人考えこむセオドアの元を訪れるカイン。
セオドアが出来のいい両親を持つ事で悩んでいる事をカインも理解していた。
自分の父親も優秀な竜騎士であり、その事が葛藤になっていた事をセオドアに告げる。
そしてお互いに、今は月を止めなければならない事を決意する。
その光景を影から見守っていたローザは、心の中でカインに感謝の言葉を述べる。
セオドア、カインはバンド技「Wジャンプ」を修得。

【地下15階セーブポイント】

セシル、リディア、エッジ、ギルバートの会話イベント。
一度途絶えたはずの「ひそひ草」による青き星との通信が再び繋がった事に気づくギルバート。
四人は「ひそひ草」の周りに集まり、耳を澄ますと、ダムシアンの大臣の声が聞こえてきた。
四人は青き星の状況を尋ねるが、接近する月の影響により、
最早外に出る事も出来ない位ひどい有様である事が伝えられた。
「急がないと!」と言うセシルの声に、ダムシアンの大臣が気づく。
セシルが無事である事を聞かされた大臣は、若干希望を取り戻し、通信を終えた。
だが、途絶えたはずの通信が再び繋がったという事は、それだけ月と青き星の距離が
縮まっているという事であった。
最早一刻の猶予も無い事を、一行は改めて思い知る。

スマホ版では流用できる素材が無かったためかボスラッシュが丸ごとカットされてしまった。