名前の由来はラテン語で「爆弾」を意味する「pyrobolus」から。
FF10ではそちらの発音に近い「ピュロボルス」という名前で登場している。
FF2(GBA版以降) 
SORで、謎の宮殿内に出現する雑魚敵として登場。
4~6匹の集団または2~3種類のモンスター達と共に出現。
少しでもダメージを与えると自爆する。炎を吸収し冷気に弱い。
ドロップテーブルはかの有名なキャプテンと同じである。
だが、同じ場所に出現するサタナジュニアも同じドロップテーブルである。
FF5 
Lv22、HP1500、MP100、種族:なし。
攻撃力45、物理倍率7、素早さ20、魔力10。
防御力0、回避力0、魔法防御0、魔法回避0。
弱点・無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:混乱、麻痺、小人、蛙以外有効。
行動:
通常時
- 1ターン:何もしない
2ターン:何もしない
3ターン:たたかう/クリティカル(1.5倍効果なし)/じばく
ファイナルアタック
- 1ターン:攻撃目標設定: 戦闘不能のモンスターの誰か。アレイズ(消費MP50)
召喚魔法を受けた
- 1ターン:攻撃目標設定: モンスター自分自身。ケアルラ
「操る」可:たたかう/自爆。はなつ:不可。
盗み:通常枠なし/レア枠目薬。落とすアイテム:ポーション(6.25%)。
得意技>クリティカル(1.5倍効果なし)。
ボス系耐性なし。
獲得ABP:5。
初登場。ウォルスの隕石から帰る間際に突如上から現れるボムの変種。
FF5でも最多の、6体ものパーティーで現れる。
通常物理攻撃、クリティカル、自爆を使い、
召喚魔法のカウンターで自分にケアルラ、FAで全体アレイズをしてくる、という思慮深いボム。
アレイズを数回唱えるとMPが尽きるが、その前に巻物を投げたりすれば一撃で倒せる。
- 仲間を復活させるというこれまでにないパターンはまさにボム界の革命児。
- そのネタもタッチの差で向こう
に先を越されてしまった。
- そのネタもタッチの差で向こう
- ファイナルアタックのアレイズは通常本人以外の全員にかかるが、
デスシックルの追加効果のデス等で倒すと本人を含めた全員にアレイズがかかる。
アレイズはファイナルアタックでしか使ってこないので、
「全体攻撃で一気に6体を全滅させる」「全員自爆させる」「睡眠・沈黙・ストップ状態で倒す」などを行えば復活されることはない。
- バーサクでも封じられるが敵をバーサクにする手段は第一世界には存在しない。
この戦闘ではミュートが無効。サイレスで黙らせればどうということはない。ストップで止めてしまえばもっと簡単。
眠らせて毒化して死ぬまで放置して勝利、なんてことも。
- 魔法回避0、Lv22、ボス系耐性なしなので通常プレイの範疇なら白魔法サイレスでも十分通用する。
何も考えずに挑むと恐ろしく強いが、やり方を考えて挑むと極端に弱くなる。FF5というゲームが如何なるものかを思い知らせてくれる。
最初の2ターンは行動しない。
戦闘開始からしばらく経つとATBが止まるが、これはピュロボロスのターンが回ってきた証である。
しかも6体いるからやたら長い時間停止して少し驚く人もいるのではないだろうか。
レベル1でも『銭投げ』で一撃である。
何かと詰まりやすいので、制限がない限りはこれで突破したほうがいい。というかそういう風に調整したのかもしれない。
参考までに、レベル1でのダメージは1650(ピュロボロスの防御力は0でHPは1500)。
自爆とアレイズのコンボは凶悪で、全体攻撃で削り切る戦術をとらないと苦戦しやすい。
初見のプレーヤーにとって、大きな壁になり易いボスだと思う。ダメージを与えずに放置しても3ターン目には確率で自爆してくるのが厄介。
- ボス特有のHPの多さのため、自爆を食らうとそのキャラはほとんど即死してしまう。
ガラフが抜けてパーティー3人の状態でこれを連発されると非常にキツイ。
MPは100丁度。自爆は消費MP1、アレイズは消費MP50。絶妙な配分である。一度も自爆していない奴だけがアレイズを2回使えるという仕掛け。
- (竜剣や調合は多少稼ぐ必要があるので)踊り子を投入してひたすら踊らせるのも手。(できれば魔力を上げて)おそらくミステリーワルツが1回ヒットすればアレイズは封じられるし、2回ヒットすれば自爆もされなくなる。
召喚魔法にカウンター行動をとるが、実はカウンターするのは「しょうかん」に対して。
「よびだす」で呼んで発動した召喚魔法にはカウンターしない。こんなところで「よびだす」覚えてる人はほとんどいないだろうけど。
- 時期的に覚えている人はほぼいないと思われるが、「居合い抜き」も効く。FAは発動してしまう。
ボス戦=経験値が入らない。
つまり、コイツからなら低レベル攻略時でも簡単に「自爆」をラーニング出来る。
2人がかりの「愛の歌」で動きを止めつつ、召喚魔法や巻物などで全体攻撃すれば撃破は容易。
ただし全滅させては元も子もないので、1体にハイポーションを使うなどしてHPを調整すること。
カルナックの隕石で入手できるタイタンを召喚しまくるのも一つの攻略法。
ピュロボロスは一見宙に浮いているようなグラフィックだが地震攻撃は効く。2発で全滅させられるだろう。
ボスなのに操れる貴重な奴でもある。
- 操った状態で「じばく」させ、FAアレイズをかけられると、操られた状態で復活する。
盗めるアイテムは、通常枠無し、レア枠で目薬。
他の隕石と違って外でシドorミドに話しかけると戦闘までイベント自動進行。
普通は「シドに」「正面から」話しかけるだろうが、捻くれて違う話しかけ方をすると見当違いの方へシンボルが突っ込んできて戦闘突入。
- 旧スマホ版では話しかけると操作キャラがシドの正面に自動移動するようになった。細かいがきっちり修正されている。
FF5(GBA版) 
亡者の巣窟では第二グループの三番手に登場する。
HP6000に増え、召喚魔法のカウンターがケアルガに強化されている。
石化や即死に耐性は持ってないので、沈黙やバーサクにしたうえで魔法剣ブレイクの全斬りなどで一掃するとよい。
斬鉄剣が効くが、なぜだかアレイズで復活されてしまう。
- 普通に倒した場合HP0>FA>戦闘不能となるのに対して斬鉄剣の場合戦闘不能>HP0>FA(コイツの場合FAで復活)となるから。
他のボスと一線を画すタイプの敵であり、それがボスラッシュのさなかに登場するのがミソ。厄介な敵は忘れた頃にやってくる。
FF5(iOS/Android版) 
旧スマホ版では斬鉄剣やヘルウインドの100%発動石化追加全体攻撃で一掃してもアレイズが発動せず弱体化した。
旧スマホ版全般の仕様としてFA封じが不可能になったため、FAアレイズ封じはサイレスorMP切れのみ。
睡眠・ストップも効くので足止めは可能だが、それだけだとアレイズは発動してしまう。
原作の設計段階からFA封じ前提っぽいモンスターなので、仕様変更のあおりを受けているように感じる。
- 他の亡者の巣窟登場ボスはスマホ版でグラビガがグラビデになるなど若干の弱体化を受けたが、ピュロボロスは亡者の巣窟でも召喚に対してケアルガでカウンターする。
FF10 
オメガ遺跡に出現するボム系モンスター。名前が「ピュロボルス」と微妙に変わっている。
特定の手段以外でダメージを与えるごとに大きくなり、「ファイガ」を使い出す。
3回攻撃しても倒せなかった場合、カウンターで最後に攻撃したキャラに「自爆」(2500固定ダメージ)を使用する。
HPは20000と少々高めだが、通常版では石化や即死が有効なので怖くない。
実は炎属性を吸収しないので、相手が放った魔法を反射すると勝手に自爆する。
FF10(INT版) 
インター版では石化・即死耐性を含め、何故かパラメータが全体的に底上げされた。
どうしても倒せない場合は反撃されない「連続魔法」などで攻めると良いだろう。
ただし、ダメージ限界突破していないと2発で倒せない。
- 下層だけでなく上層にも出てくるので面倒になった。
- 強化された理由として、大型モンスターが中心に出てくる上層フロアにも通常沸きするのが要因と見られる。
- 見た目に違わず炎属性を吸収するようになった。設定ミスだったのだろうか?
FF11 
ダンジョン「クロウラーの巣」の地下に出現する、ボム族のモンスター。
通常敵なのだが、なぜか出現間隔が非常に長い。
他では入手できない固有アイテムのオラクルベルトを稀にドロップする。
FF12 
大灯台に生息する爆弾の姿をした魔法生物。
体の材料にはモンスターの骨が用いられ、その中に大量のミストと魔法を詰め込み作られている。
彼らの役目は最上階に眠る破魔石を守ることであり、
そのためなら自らの命を犠牲にし大爆発を引き起こすこともある。
攻撃が闇属性の為、デモンズシールドを装備しておくと無傷で突破できる。
爆導索で次々と爆発するので注意。