FF4
序盤、幻獣退治に向かうセシルが共に戦うカインに対してのセリフ。
別になんて事の無いセリフだが、基本的に丁寧な話し方をするセシルが、
カインに対しては砕けた話し方をするという事が分かる。
この後の展開を考えるといかにカインとセシルが親友らしかったかを教えてくれる一文だろう。
- この後、メインテーマと共に2人は旅立つ。更にDS版では映像が超パワーアップしておりFF4屈指の名シーンの1つと言えるだろう。そして感動している内に、パワーアップした雑魚敵にやられて全滅する。
- 丁寧語でも弱気口調でもないセシルというのは、全体通して実質この場面限り。
そのため後から見ると、口調に少し違和感あったりもする。
ゲームが始まる前の日常では、こういう喋りもしてたということなのだろうけど。
- カインの名誉のためにフォローしておくと、下手をすれば死ぬかもしれない幻獣との戦いを無事切り抜けたり、バロンを抜けるのに背中を押してくれたり、とりあえずはちゃんとあてになっている。
そのイベント時のセリフは
「行くか、セシル」
「あてにしてるぜ カイン」
「フッ まかせておけ」
セシルはこの時兜で顔を覆う動作が見られる。
あんな感じだったのか。
- DS版では「フッ」とは言わない。
- 面を閉じる動作や、槍を突き立てる動作など、まさに「出陣」を演出しており、
BGMもあって否が応でもプレイヤーを奮い立たせてくれるシーン。
イージータイプでは「まかせておけ」の後に、
「しろをでたら すぐに バロンのまちがある。
まずは そこで たびじたくを ととのえると
しよう。」という台詞が追加されている。
カインの兄貴っぷりがよく出ているスタッフお気に入りのシーンだと、DS版発売時どこかに書いてあった。
何でも一人で抱え込んでしまいがちなセシルにとって、カインは心を許せる親友だと言う事が分かる名台詞。
その後セシルと旅をするのは、幼女・頑固老人・ヘタレ王子・恋人・5才児2人など、セシルが守らなくてはいけない様な人達ばっか。あてに出来たのは本当にカインくらいだなぁ…(ヤンとシドはともかく)。
- シドだって父親代わりの存在で無理はさせたくないし、エッジは血気盛んすぎるからフォローしてやらないといけないし……と考えると本当にアテに出来るのはカインとヤンくらい。だがその二人はどちらも洗脳されてしまうと言う皮肉。
- DFFでゴル兄に「仲間に甘えすがりつく者が~」と言われているが、原作のセシル的には「甘えるどころかむちゃくちゃ苦労してるわい!」と言いたいに違いない。
- ホブス山、及びバロンでヤンが加入するまで、セシルの仲間は後衛キャラばっかり。多くのプレイヤーは「カインがいた頃はよかった…」と思ったことだろう。
- 試練の山では試練が終えるまでは爺さんと5歳児達をあてにすることになる。
ちなみに終盤の魔導船密航事件の時、DS版のセシルはローザに「あてにしているよ」と言う。
- ミシディアにて、デビルロードからバロンに行くときに
パロム・ポロムにも「あてにしてるよ」と言っていたような
「あて(馬)にしてるぜカイン」
- (間違ってないにせよ)ひどいじゃないか
DDFF発売記念の 「Historical Compendium」のFF4を調べるとOPにおける飛空艇団の画像があり、偽王の命令と共に聞くことが出来る。
ストーリーが進行していくにつれて、1番あてになったキャラはリディアではないだろうか。
FF4TA
「あてにしてるぜカイン」「任せておけ」は月の帰還のラスダンのイベントでも言ってくれます。
- 「止めねばな…この月」
「あてにしてるぜカイン」
「任せておけ…!」
色々と(本当に色々と)あったが、この2人はいつまでも親友なのだろう。
DDFF
デュオデシムにはこのセリフを言う場面は無いが、
モグWebで公式が配信しているオフィシャルクエストの「親友との再会」で
「あてにしてるぜ」「まかせておけ」のやり取りが見られる。
DFFAC
セシルのC.Lv12で開放されるシンボルチャットが「あてにしてるぜ」。
格上の人とマッチングしてしまった時から、なんとなく使いたい時など、とりあえず味方の士気を上げる効果があるチャット。
Ver1.240にて、とうとうカインが参戦し、さらに「フッ、任せておけ」がカスタムチャットに実装。
原作再現が可能になった。
FFRK
「FINAL FANTASY Record Keeper オリジナル・サウンドトラック vol.2」でこちらの台詞が紹介されている。
「あてにしてるぜ、カイン。」と読点が使われている。