セリフ/【キマリは通さない】

Last-modified: 2023-06-25 (日) 18:19:09

FF10

ビラン:召喚士は通す
    ガードも通す
    
ビラン:キマリは通さない

ビラン:キマリはロンゾの面汚し
    ロンゾの使命を捨てた者

エンケ:一族を捨て 御山も捨てた!
    小さいロンゾ 弱いロンゾ!


ガガゼト山にてユウナ達の反逆者の汚名を着せられて尚揺るがぬ覚悟を目の当たりにしたロンゾ族は道を譲る。
だが、過去のキマリの弱さを知るビランエンケキマリだけは通させない際にビラン大兄が言ったセリフ。
過去の因縁との決着のため、これからもユウナを守るためにキマリの孤独な戦いが始まる。

【視聴覚室】
前後も含めて名シーンのオンパレード


キマリは「体格差から力比べに負け」「角を折られるという恥辱を受け」「御山守護の務めから文字通り逃げ出す」ことで、ロンゾ族としては意気地なしと捉えられている。
また、たとえ歴戦のガードと称しても、そんな意気地なしにこの先を通す訳にはいかないという事情が重なっている。
(そして、大老に示したユウナ(とキマリ)の覚悟を2人も評価しているのはキマリとの決着後に示されている。)

だが、そもそも上記の設定が余り語られない上、ロンゾの使命とやらが直前まで一言も出てきておらず、それまでにザナルカンド(遺跡)はともかくガガゼト山についてはあまり言及されない上、
慇懃とはいえ礼儀正しいキマリと違ってビラン・エンケの言動が品のない親分と子分に近い上に2体1を強要してくるため、初見ではただのいじめっ子の難癖にも見える。
そのせいで以下のようにキマリいじりのネタにされることに…。


発売当時はそこまででもなかったがFF10が懐かしい作品と化した現在、
キマリの性能・境遇の微妙さや、セリフそのもののクセのなさや脈絡なく言っても違和感がない汎用性の高さがネットユーザーのツボを突いたのか、FF10が語られる場ではよく見られるネタ台詞になってしまった。
今日もキマリはどこかでハブられているだろう。

FF14

ヒーラーのロールクエストのとあるシーンでプレイヤーがロスガル族第一世界ではロンゾ族)だと
ジオットに「この通さないロンゾ野郎」と暴言を吐かれる。
他の種族が外見的特徴から暴言を言われるのに対しここだけ唐突に通さない。

FFRK

スマホゲーム【ファイナルファンタジー レコードキーパー】の2015年7月17日~27日まで行われたFF10イベント(リュック実装)のガガゼト山ダンジョンにおいて

第1ステージ名:召喚士は通す
第2ステージ名:ガードも通す
第3ステージ名:キマリは通さない

セリフがそのままダンジョン名になっていた(しかもご丁寧に3分割)。
同イベントの他ダンジョンは「ルカ港 1番ポート」などと命名されており、セリフがダンジョン名になっているのはこのガガゼト山のみであった。この第3ステージはボス戦があり、相手は当然ビランとエンケ。

ちなみにパーティにキマリを連れて行き勝利した場合、原作と同じようにビランがキマリを認めるセリフが追加される。

  • FF10のイベントでは、同じようなことを過去にもやっている。
    ユウナ実装イベント・アーロン実装イベントのグレート=ブリッジ(シーモア異体戦)

第1ステージ名:逃げろっ!
第2ステージ名:キマリを置いてはいけない!(ユウナイベント時点ではキマリは未実装だったためか「仲間をおいてはいけない!」)
第3ステージ名:行こう!

なお、ストーリーダンジョンのグレート=ブリッジでは単純に「グレート=ブリッジ1」などになっている。

……ちなみにFFRKのキマリは水属性の物理アタッカーとしてはティーダ・バッツに次ぐ(装備や運用法によっては凌ぐ可能性すらある)強力なユニット。
未実装分も加味すると将来的には「最強の一角」もありうる。角ないけど。