FF7
Disc1・Disc2でのフィールド曲。イントロが50秒、1ループが約5分という超大曲。
ゲーム開始から結構長い間ミッドガルの中をウロウロすることになるので、
やっと外に出られてこの壮大な曲が流れるのは結構感動ものである。
Disc3であの暗い曲に差し替えられてしまうのが残念でならない。
- 正確に書くならば、Disc2中盤でハイウインドでジュノンを脱出してから「北の大空洞」に差し替えられる。
それ以降で流れるのは下記にあるクラウド復活イベントのみ。 - Disc2でアイシクルロッジに入ってスノーボードを始めた後は、順調に進めればジュノン脱出までアウトフィールドに出ることはない。
フィールド曲として聞くのは実質そこまでとなる。
ティファのリミット技ファイナルヘヴンを手に入れるために、ティファの家でピアノを弾くイベントがあるが、そこで弾く音階はまぎれもなくメインテーマの1フレーズである。
- ド・レ・ミ・シ・ラ・ド・レ・ミ・ソ・ファ・ド・レ・ド
- 何気にクラウドが楽譜を読むシーンで、ちゃんとシ=とラーを伸ばしている(他が4分音符とするとこの2音だけ2分音符のため)。
クラウドの精神世界で、ひとつの謎が解けた瞬間にかかるのもこの曲。
ストリングスから入るこのシーンは鳥肌モノ。
- この曲はクラウドのテーマでもあるのかもしれない(BGMにはクラウド以外のキャラの明確なテーマ曲はあるがクラウドだけない。)
- 植松氏の手書きの楽譜に「クラウドのテーマ」と書かれてたので、そのつもりで作曲されたもよう
- 実際、この曲の旋律がアレンジされクラウドの精神の混乱を表した曲に登場していたりする。
- この場面で流れる時は、終盤の静かなパートが延々とループする特殊仕様となっている。
そしてクラウドがセフィロスを倒すシーンでループが解けて盛り上がるという演出。すごい。- PCやPS4のリマスター版では盛り上がるシーンで魔晄炉の曲に切り替わってしまう。
- Switch版も当初はそうだったようだが、現在は配信後のアップデートでオリジナル版と同じ形に修正されたため安心。
- PCやPS4のリマスター版では盛り上がるシーンで魔晄炉の曲に切り替わってしまう。
最後のあたりメロディが暗くなるのはストーリーの暗示か。
物語性がある曲である。
- 街に入って再びワールドマップに出ても途中から再生されるため、イントロから聴くにはいったんリセットをしてロードし直す必要がある。
- 後のPCリマスター版やそれを基に移植したPS4やNintendo Switch版においては戦闘するだけでも最初から再生になる。
最初から聞けるといえばその通りなのだが、逆に意図的に止まっていないとエンカウント率が高めなこともありほとんど聴くことができない- Switch版は戦闘では最初から再生にはならないぞ。町や村に入って再び出た時は最初からになるが。
- 後のPCリマスター版やそれを基に移植したPS4やNintendo Switch版においては戦闘するだけでも最初から再生になる。
尺の長い曲であるが、FF7はフィールドが広く移動距離が長くなりやすいので1ループくらいなら普通に聴けたりする。
むしろ、この曲を聴かせるためにフィールドを広くしたのでは?とか思ったり。
FF7R
本作ではフィールドマップは登場しないが、代わりにメインキャラの拠点である七番街スラムで流れる。
FF7R2
ワールドマップの実装に伴い、様々な場面でアレンジ版が流れる。
- グラスランドエリアでは穏やかなメロディと軽快なパーカッションによる明るいアレンジ。
後半のやや不穏な曲調部分はちょっとだけ入ってすぐにループ始めの明るい部分に戻ってくる。 - ニブルエリアでは逆に後半の不穏な部分だけがループし続ける暗めのアレンジ。
- コスモエリアではカントリーミュージック風の砕けたアレンジ。
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。
DFF・DDFF
クラウド編でアレンジ版が流れるほか、エンディングでサビ部分が使用されている。
DFFAC
戦闘曲として原曲が登場。
アーケード版シアトリズムとのコラボキャンペーンで入手できる。
- なぜかラスト2分の暗いメロディから始まるため、違和感を感じる。
TFF
原曲が収録されており、FMSとしてプレイできる。
背景はミッドガル・眠りの森・忘らるる都など。
もちろんあの長い曲全部が使われているわけではなく、
イントロはカット、ループ部分の途中から一部だけが使われている。
TFFCC
原曲がFMSとして収録されているのは同様。
クエストメドレーのフィールドマップでは、これのアレンジ版が聞ける。
スマブラSP
セフィロス+北の大空洞ステージセットを購入すると追加される。
スマブラ用に新規アレンジが行われている。編曲担当者は桜庭統。
原曲の半分程度の時間でループするような高速アレンジになっているため、ところどころで空駆けるハイウインドを連想させる。
その他
リユニオン・トラックスにオーケストラ版、FF7ピアノコレクションにピアノアレンジが収録されている。
また、FF7ACでもオーケストラ演奏とピアノアレンジのものが使用されているし、
ACCに追加収録されたOVAでも「夜明け」というタイトルで石元氏がアレンジしたものが使われている。
何気にアレンジ数はトップを争う程ではないだろうか。