KINGDOM HEARTS χ

Last-modified: 2020-03-29 (日) 00:11:54

FM版やリメイク作を除くと第8作目。シリーズの中で最も過去、古のキーブレード戦争が起こった当時の物語。

「χ」がつく作品には複数のものが存在する。
ここでは発売(配信開始)順に記述する。


 

KINGDOM HEARTS χ

●『キングダムハーツ キー』 2013年7月18日正式サービス開始 2016年9月1日14時サービス終了
対応機種:PC(PCブラウザ)
略称は「KHχ」「χ」等。

  • 尚、正式名称は「KINGDOM HEARTS χ[chi]」。

ストーリー

遥かおとぎ話の世界。世界は光で満ちている
その光は様々な世界を生み、そして包んでいた。
光の源キングダムハーツ、それを守る鍵χ(キー)ブレード
それがある限り、世界は永遠の光の中にあると信じられていた。
 
しかし、強い光は影を作り闇を生んだ。
闇は不安や恐怖、欲望を呼び起こす。
心の奥底に隠れた闇が、混沌として世界へと広がり始める。
広がる闇を払うため、光を望む者たちはχブレードを模したキーブレードを作り、
世界を巡る冒険を始めた。


カイリのおばあちゃん昔話から物語はスタートする。
プレイヤーはユニオンと呼ばれるグループに入り、「予知者」と呼ばれる謎の人物から、世界の光を取り戻す使命を受けることとなる。
光を集めて世界を救うために、プレイヤーは冒険へと旅立つ。
そしてKHIIIへと繋がる重要な話が……。
 
主人公は数多く存在するキーブレード使いの一人であり、ソラ達歴代主人公のような個性や背景を持つ人物としては描かれてはおらず、プレイヤーの分身として物語中で活躍する。

  • ゲーム開始時にアバターを設定するのだが、性別以外の要素はプレイ中でも変更することが出来る。

BbSで存在が示唆された、遠い日のおとぎ話をモチーフとした世界での物語。そのため時系列的にはBbSよりも遥か昔の物語となり、後のキーブレード戦争やKHIIIに繋がる物語でもある。

  • その時代には存在するはずのないエンブレムのハートレスが登場しているのは、予知書と呼ばれる本に飛び込んで旅をしているからという説が濃厚。
  • 過去の物語であるはずなのにアリスやアラジンが登場したことから、KHシリーズの既存プレイヤーを驚かせた。その上、人間の姿に戻ったビーストやKHIの時期の頃にまで成長したヘラクレス(BbS時点ではまだ少年だった)とクラウドまで出ており、一周年記念イベントの際には予知者の服とよく似た服を着たモーグリデイブレイクタウンで店を開いていたり(買い物は出来ない)、KHII以降の服装の王様(装備していたキーブレードはスターシーカー)がドナルドグーフィーチップデールと共にグミシップデイブレイクタウンに来航したりしており、挙句の果てに闇の回廊を用いた「闇の回廊トライアル」というモードが実装されたこともある。なお、チリシィは王様に対して「彼」と呼んでおり、王様のことを知っている様子であったが詳細は不明。
  • 後述のカードに描かれたキャラクターも、ソラリクカイリXIII機関などこの時代にはまだ存在しないはずのキャラが多いが、これは、このカードが予知書によって作られたフラグメントというものであり、「未来の力」を使って戦っているという設定のためである。

システム

戦闘方法は、集めたカードをデッキに入れ自動で戦わせるスタイル。カードは合成することによってレベルを上げることで攻撃力・防御力が増す、というソーシャルゲームではよくある仕様となっている。


フィールド上の移動はマウスをクリックまたはドラッグしてポインターの方向に誘導して行う。ジャンプは段差などに近づくと自動で行われる。
フィールド上で特殊な行動(戦闘、素材を拾う、宝箱を開けるなど)を行うときはAPを消費する。
APは3分ごとに1回復する。ポーションまたはメガポーションを使用して回復することも出来る。
パーティーに参加している場合、パーティー参加人数がAPの最大値に上乗せされる。
また、AP最大値はAPプラスで上げることが出来る。但し、APが上限に達していると使用出来ない。

  • 現在のAP上限は180(151+パーティー参加人数)となる。

余談

シリーズ初のブラウザゲームとして登場。クローズドβテスト版が2013年3月22日15時からスタートしたが、アクセス集中の為わずか30分でメンテナンス状態になってしまうという人気ぶりを博した。メンテナンスは同日20時きっかりに終了している。このメンテナンスの影響で3月25日15時までで予定されていたクローズドβテストは、同日21時まで延長されることとなった。
 
2013年7月8日。オープンβテストが開始された。
このときにストーリーモードも一部解禁された。


クローズドβテスト開始当初は、アクセスが集中したために、「シャドウが倒せないキングダムハーツ」として斬新なデビューを飾ってしまった。

  • レイドボスとして登場するダークサイドが、待ち構えていたプレイヤーによって秒殺されることも多々あった。そこから「秒単位でダークサイドを倒せるキングダムハーツ」とも言われてしまっていた。
    • 現在は修正され、討伐に掛かった時間によって、レベルが大きく上がるようになった。時間内に倒し切れなかった場合、レベルが下がって現れていたが、現在では維持されたままになっている。

登場するハートレスの種類が非常に多く、大半のハートレスが本作で新登場のもの。
新登場といってもその多くはこれまでのシリーズに登場した敵の亜種デザインとなっているが、
ジュエリーバッグプリテンダートライデントアンカーなど完全新規デザインのハートレスも幾つか存在する。
シリーズの他作品への逆輸入があるかは不明。
ハロウィンやクリスマスをモチーフにしたデザインのハートレスは、ハロウィンタウンのワールドにはマッチしているが…。


マップ上には、隠れミッキーマークが描かれていることがある。
発見しても特に何かメリットがあるわけではない、ちょっとしたお遊びである。


2016年9月1日(木) 14:00 にサービスが終了した。
夏休みの終わりとほぼ同時に終わった。

  • サービス終了予定の発表以降、誰でもストーリーをクリアできるようにという配慮からか、ゲームバランスが大幅な変貌を遂げた。
    それまでイベント報酬ぐらいでしか入手できなかった高性能なカードやスキルやガチャチケットなどが、ログインボーナスなどで余るほど簡単に入手できるようになったり、カードのパラメータカンストやキーブレード最終強化も余裕で行えるなど、凄まじいインフレを起こした。
  • サービス終了が近づくにつれプレイヤーの全体的な強さを押し上げて多くのコンテンツに参加させる為、そして何より最後の集客の為に経験値や通貨、アイテムがインフレを起こすことはオンラインゲームでは良くある現象である。

KINGDOM HEARTS Unchained χ(アンチェインドキー)

2015年9月3日からリリースのスマートフォンアプリ。
基本プレイ無料のアイテム課金型。
ゲーム内容は、先にリリースされたPCブラウザ版を基にしており、大まかにはKHχのスマホ版と考えて差し支えない模様。
タイトルの「Unchained」とは「解放」を表し、χ(キー=鍵)を開放するという意味と共に、KHの世界を物理的に外に持ち出すという意味もある。

  • ファンからは略して「アンチキ」と呼ばれる。

KINGDOM HEARTS χ[chi]と同一の世界観だが、全く同じというわけではないようである。
ゲームシステムはアバターやレイドボスなどブラウザ版χと同じ要素もあるが、カードではなくメダルをデッキにセットする、ブラウザ版には登場しなかったキーブレードやワールドが登場するなど異なる点もある。
ディレクターによると、両方を遊ぶことによって新たな発見もあり、二つのχが存在することの意味も分かるようになるとのこと。


2017年3月23日に後述のUnion χにリニューアル。

ストーリー

基本的にはχとほぼ同じ内容でブラウザ版のファイナルエピソード手前まで描かれるが、χには登場しなかったワールドを訪れたり、他のキーブレード使いと交流を深める描写があったりする。
ゲームシステムの変化もあってか細部でχと異なる部分もあるが、大筋に違いは無い。
また全体的に、チリシィの話を聞く場面が増えている。ワールドをまたぐ場合、毎回異空の回廊を開く描写がされている。

システム

χに比べて、全体的なゲームのテンポが劇的に改善されている。
マップ上の素材は触れるだけで自動的に入手、宝箱は近くでタップするだけで一瞬で開けられる仕様となり、それらをキーブレードで叩くモーションが無くなり毎回足を止める必要が無くなった。
その他演出などによる待ち時間が短め。
また常時60FPSで滑らかに動作する。
 
戦闘は、χが運要素の強い1vs1のオートバトルであるのに比べて、大きく異なるシステムになっている。
運要素は小さく、攻撃により溜まっていくゲージを任意で消費してアビリティ技を出せたり、
フリック操作による全体攻撃で多数の敵を纏めて攻撃出来たりと、プレイヤーが自分で操作する必要があるが、基本的にはタップ連打または押し続けの連続攻撃だけで何とかなるバランスになっている。
χの攻撃手段は「毎ターンランダムで3種類のアビリティを連発する」というものだが、Uχはキーブレードによるただの直接攻撃(連続攻撃)が基本となり、χでのアビリティは大技的な扱いになっている。また、ダメージアップなどの補助効果を与えるアビリティも新たに登場した。
またほとんどの戦闘は装備や戦い方次第で1ターン勝利(=敵側のターンになる前に勝利)出来ることを想定されており、1ターンで勝利するとボーナスが得られる。

  • クエストの難易度が上がると攻撃を一撃でも食らったら即HPをすべて持っていかれるような敵も多いので、必然的に出来れば1ターンで戦闘終了出来るようにする必要が出てくる。

 
χは各ワールドを自由に冒険出来たが、Uχの冒険は沢山のクエストをこなしていくという形式になっており、クエストごとにワールドや行動範囲などが決められている。
AP(スタミナ)はクエスト開始時にのみ消費し、クエスト内での行動でAPが必要になることはない。
またχのストーリーでは特定のアイテムを集めたりといったお使い的なイベントも多かったが、Uχのクエストの達成条件は「特定の地点にいるハートレスを倒すこと」のみとシンプルな内容になっている。
 
レイドボスは一定時間ごとに出現するといったものではなく、メインクエストをある程度進める度に次のクエストに進むための壁として立ちはだかるボス、という位置付けになっている。
 
χにおける「LUX」(ルクス、光の欠片)は主にレイドボス戦で獲得が可能で、ランキングとその報酬に影響するという要素だった。
それに対してUχのLUXは、いわゆるEXPと同じパラメータの扱いになっており、プレイヤーは敵を倒してLUXを一定値獲得することでレベルアップしていく。

KINGDOM HEARTS χ Back Cover(バックカバー)

KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologueに収録。
KHχの裏側、予知者たちの物語を描いた1時間弱の映像作品。
あくまで描いているのは裏側のみのため、表側、すなわちχまたはUχをプレイしていることが前提である点は注意。
なお映像に使用されているエンジンはKH0.2(並びにIII)と同様にアンリアルエンジン4であり、かなりの高画質。

ストーリー

各ユニオンの長たるマスターたちは、マスター・オブ・マスターが失踪したことに戸惑っていた。
そんな折、マスターたちの中に裏切り者がいるという予知書にない事件が発生する。
裏切り者は誰なのか。互いに疑念を抱き始める彼らは、主より与えられた使命を元に、行動を始める。


χにて示されていたマスターたちが主より与えられていた使命について、対話により示されている。
マスター・ゼアノートのキーブレードについても描かれている。

  • なお、ここで問題となる「裏切り者の出現」は予知書にない事件と言われているが、実はしっかり書かれている。
    • マスター・オブ・マスターは裏切り者に関する記述だけを切り離してロストページとし、グウラだけに見せている(その他のマスターは切り離した後の予知書の写しをもらっているので知らない)。

KINGDOM HEARTS Union χ(ユニオンクロス)

Unchained χの新たなタイトルとして2017年3月10日、KINGDOM HEARTS Orchestra -World Tour-の東京公演初演で発表された。
 
通称「ユニクロ」。服屋は関係ない。

ストーリー

キーブレード戦争終結後に5人のユニオンリーダーが集結するところから物語は始まる。
ストーリーはχの最終章の後を描くユニオンリーダー側とUnchaind χの続きのプレイヤー側に二分される。

システム

大まかなシステムはUnchaind χのものを引き継ぐが、バフ・デバフの上限が3段階から7段階に引き上げられた。

  • 後の更新で更に15段階まで解放されている。

新たに最大6人で行えるマルチプレイのユニオンクロスが実装。
更に、レイドボスの仕様が変更され、特定のクエストをクリアすることで確定で出現させられるようになった。
 
2019/03/28のアップデートにて、クエスト中の移動とバトルのスピードをそれぞれ2倍速や3倍速に設定できるようになった。

  • ただしこれを設定するとクエスト中のタイムクロックも相応に早くなるので、タイムアタック系のクエストは注意。
  • 当初ユニオンクロスにはこの倍速設定は適用されなかったが、こちらも後のアップデートで適用されるようになった。

 
Ver3.4.0から「パッシブ?」というシステムが新たに実装されている。
キーブレードを一定強化する毎や、LUXレベルが一定数上がるごとに攻撃力や防御力が強化される。


Ver3.0.0から、KHIIIに先立つ追加コンテンツとしてエクストレスが実装。
こちらでプレイできるクラシックキングダムを一定スコア稼ぐと、IIIで最初からスターライトを使用できるプロダクトコードが入手できるキャンペーンが行われた。

関連項目

キャラクター
ワールド
エネミー