HPを回復するアイテム。いわゆる傷薬とか回復薬とか言われるアレ。
- 「potion」とは効能の分類ではなく飲んで服用する液体の薬(毒薬含む)、いわゆる「水薬」のことである。
当たり前のことだがHPが尽きるとゲームオーバーなので、序盤には携帯必須。特にケアル入手前のボス戦ではポーションは重要なアイテムとなる。
アイテムとしてのレア度は低く、大抵は購入可能。安価な場合がほとんどなので気軽に買い溜めておける。
が、物語が中盤近くにも来ると、早々にケアルや上位の回復アイテムにとって代わられる。
- COMでは仕様が大きく異なる。詳しくはCOMの項目参照。
KHシリーズでは小瓶に入った薬のようなデザインが採用されている。
- 分類を表す極小アイコンにも使われており、戦闘中にも使えるアイテムは緑色の薬のようなアイコンで表示される。
名称的に恐らくは飲み薬なのだろうが、思い切り掲げて使用しているところを見ると頭からぶっかけて回復しているように見えなくもない。実際、原作のFFシリーズではそのような表現の使用法も存在する。……もっとも、他のアイテムもアクション共通なので仕方がない話なのだが。
- ちなみに、初代FFにおけるポーションは「塗り薬」として扱われていた。
- さらにちなみに、小説版では「塗り薬」として扱われることもある。ただし公式設定ではない可能性もある。
- さらにさらに、過去にはスクエニ公式より飲料水として何度か現実に販売された事がある。
- ついでに、アルトニア・スクエニカフェでは恒常メニューとしてドリンクが存在している。
- KHシリーズではアリエルの魔法技が「○○ポーション」という名前であることから、こちらの普通のポーションも使い切りの回復魔法を封入したポーション、という見方もできる。
となると掲げてぶっかけているように見える使用モーションの違和感もだいぶ減るのではないだろうか。
上位に回復量の多いハイポーション、仲間も回復できるメガポーションがある。FFシリーズにはさらに上位のエクスポーションというポーションが存在するがこちらはKHシリーズ未登場。
- ハイポーション
- ポーションよりワンランク上のHP回復アイテム。
ポーションよりHP回復量が多いが、序盤の割と早い段階で手に入る事も多い。- その頃はなんとなく大切にしてしまうプレイヤーもいるのでは?
- ポーションよりワンランク上のHP回復アイテム。
- メガポーション
- ハイポーションより更にランクが高い、ポーション系で最高のHP回復アイテム。
作品によって、単純にハイポーションの上位互換の場合、ポーションの全体版の場合、ハイポーションの全体版の場合がある。
ハイポーションの上位互換の場合、回復性能はかなりのもの。
- ハイポーションより更にランクが高い、ポーション系で最高のHP回復アイテム。
ナンバリング限定ではあるものの、JRPGのHP回復アイテムとしては珍しく戦闘不能をも回復する事ができる。特殊な事例を除きプレイヤーのHPは0になった時点でゲームオーバーなのでこの仕様が役立つことは無いが、仲間の生存によって行えるアクションが重要なKHIIでは大事なファクターになる。
ほぼ全作品共通の仕様として、アイテム使用時のモーションは被弾でキャンセルされるがアイテムの使用自体はキャンセルされずちゃんと回復されるようになっている。
モーションがキャンセルされると回復もキャンセルされるケアル系と比べると安定して回復が行える…という長所だったはずなのだが、KHFMでのリーフベールの登場によってこの差別点は実質的に機能しなくなってしまっている。
KH
HPを30回復する。
各地のザコがドロップするほか、勿論店売りもしている。お値段60マニー也。
効果は30固定なので上位のハイポーション登場後は完全にお役御免にしてしまった人もいるであろう。
とはいえストーリー終盤まで普通に使えるレベルなのでお手軽に使いやすい。
- エーテルの方が手に入りにくく価格も高いがMP回復量はケアル3回分なので、ケアル習得後には即時回復を求める場合でなければエーテルの方がお得になる。
- ワンダーランドのシナリオ攻略において必須となる。戦闘でも役立つので、トラヴァースタウンを旅立つ前にいくつか買っておくと良い。
ハイポーション
HPが60回復する。このゲームではエンディング寸前でもHP70前後、最高レベルでもHP100前後なのでこれ一つで最低6割は回復できる。
メガポーション
仲間全員のHPをポーションと同じ量回復する上位アイテム。
終盤までは意外と手に入りにくい。
最後まで店売りはされない。とはいえ落とす敵はそこそこ多い。
特にカイリ救出後あちこちに顔を出すようになるサーチゴーストが所持しているため、気が付かないうちに溜まっていた、なんてこともよくある。
合成でも入手できるが、オリジナル版では燃え上がる魔石・凍てつく魔石・とどろく魔石を1個ずつ、ミスリルのかけらが2個必要なので意外と合成難易度は高い。
FM版では闘気のかけら・力のかけらを1個ずつ、ミスリルのかけら4個になったので多少マシにはなったが、それでもミスリルのかけらは別に用途があるので合成での入手は避けたほうが無難。
COM
本作ではアイテムカードとして登場。
HP回復効果ではなく「リロード可能なアタックカードを瞬時にリロードする」効果。
これだけではやはりハイポーションの下位互換だが、こちらの方がコストが軽いためホーリーの弾薬としては優秀かもしれない。エーテルの方が軽いとかいってはいけない。
ソラは最初から「5」のポーションを所持している。
目的上ブレイクされたくないアイテムカードがこの数字はちょっと心もとない。より数字が高いカードが手に入ったら入れ替えてしまってもいいだろう。
あるいは別のカードと一緒にストックして使うのも有効。合計で大きな数字になればブレイクされにくくなり、数字の小さい攻撃カードなども活用できる。
ハイポーション
オリンポスコロシアムでクラウドを倒すと解禁される。
ポーションと同じく使用成功後、アタックカードを瞬時にリロード効果。
ポーションより優れている点は、ストックやプレミアによって通常ではリロード不能になったカードもリロードできること。
アタックカードがほとんどのデッキならこれが切り札にもなりうるのである。
- リク編では特定のワールドのデッキにこのカードが組み込まれている場合がある。特に忘却の城デッキは強敵揃い故にカードの消耗も激しくなる為、瞬時に約30枚弱ものアタックカードをリロードできる点は非常に心強い。ただし、Dモード中には使用できないのでその点は注意。
このカードの時点でCPはすでに高い。
メガポーション
11階出口ホールでリク=レプリカ(3回目)を倒すと解禁される。
ハイポーションの効果に加え、リロードのカウントを「1」に戻す。
長期戦が見込まれるボス戦などで活躍する。アタックカードもマジックカードも全リロード出来るラストエリクサーと比べてコストが軽いので、組み込みは自分のデッキと相談。
KHII
冒険の基本中の基本なので勿論続投。
KHIと変わって、割合回復に。
本作以降はシステムに手が加えられ、ケアルにMP全消費や、クールタイムの設定などの何らかの制限がつくようになったため
ポーション系の重要度が上がり、また差別化されるようになった。
HPを最大HPの40%回復する効果を持つ。
アイテムアップを装備することで回復量1.5倍(=ハイポーションと同等)というハイポーション涙目な展開に。
- もっとも、あっちは60%×1.5=90%=ほぼ完全回復なのだが。
各地で店売りをしており、お値段40マニー也。性能が上がったのに安くなった。
- 能力がインフレ気味なので妥当な調整かも。あるいは、平和な世界が増えて製造しやすくなったとか。
- ただし回復量が割合回復になったため、最大HPが低い序盤の回復量はKHIと比べて著しく下がっている。序盤こそハイポーションの回復量が欲しくなる…。
- 例として、ロクサスの初期HPは20なのでポーションだとわずか8しか回復しないという計算に…。
ポーションに限った話ではないが、アイテム使用時の隙がKHより小さくなった。具体的には効果を発揮するまでのラグはあるものの、手を掲げる動作の後すぐ動き出せる。
ハイポーション
HPを最大の60%回復する。お値段100マニーと少し割高。
ゲーム全体、極端にいうとセフィロスすらアイテムアップを付けたポーションで事足りてしまう。
アイテムスロットをわずかにでも節約したいなら出番はある、程度に落ちぶれてしまった。
リクの使うキュアポーションはハイポーションと回復量が同じ。MP消費にもかかわらずアイテムアップはしっかり乗る。
- こちらも割合回復という性質上、最大HPが低い序盤はハイポーションでないと回復量が物足りないが、最大HPが高くなる後半ではアイテムアップ+ポーションで十分な回復量が確保できるという妙なことになっている。
もちろんハイポーションが店売りになるのはストーリー中盤以降なのだが…。
FM版では数多くの裏ボスが追加され、少しでも回復量が多いほうが有利になることや、クリティカルモードでは最大HPが他モードの半分程度になり、最後までポーションの回復量では不安が多いことから終盤でも地位は衰えない。
メガポーション
ポーションと同じ効果で仲間全員に効果を発揮する。前作と同じく店売りはされない。モーニングスターがドロップする。
シナリオ後半で出現率が上がる敵がドロップしまくるのも前作と一緒。さらに合成でも作れるのも前作と一緒。
仲間全員に必ず効果があるので、離れているピンチの仲間も救うことが可能である。今作のケアルが効果範囲内の仲間を全員回復する効果であるため、ここが差別点になる。
Days
HPを30%回復する。従来に比べ性能が低い割に値段は90と高い。きっと立場上仕入れが大変故の高騰に違いない。
(もっとも、単位がポイントなのでマニー換算とは異なるが。それを除いても高価に感じる設定である)
Daysは全体的にハートレス戦の難易度が高めなので、30%はちょっと心もとない。序盤を切り抜けたらすぐハイポーションに切り替えてしまって良い。
回復量が少なめなのでリミットブレイクの発動を狙いつつ程々に回復したい場合に使われる事もある。
宝箱に入っているのをよく見かけるアイテムでもある。Daysは宝箱の数が口うるさく言われる割にバックパックのアイテム欄圧迫にも悩まされるので、宝箱に入っているのを見るとイラっときてしまう人もいたのではないだろうか。
ハイポーション
HPを50%回復する。やっぱり性能が低い。
360ポイントとちょっと高めだが、今作では取捨選択においてハイポーションよりポーションをとるメリットはないので、手に入るようになったら迷わずこちらに切り替えて問題ない。
ポーション2つを合成することで作ることもできる。
メガポーション
味方全体のHPを40%回復する。
今作ではポーションは自分にしか使用できないので、仲間を回復する場合はメガポーションに頼ることになる。仲間を回復できるアイテムとして序盤は少し貴重かもしれない。
ハイポーション2つを合成することで作ることもできる。
サポートキャラクターが常備しており、積極的に使用してくれる。
- キャラクターによって使ってくれるタイミングがやや異なる。比較的早めに使ってくれる人、自分が減らなきゃ使ってくれない人、お互いギリギリになるまで頑張る人、使わずに特攻してしまう人……。
基本的に使ってもらえると助かるのだが、リミットブレイクの発動を邪魔される場合が極稀にある。タイムアタック系のトライアルミッションでは注意が必要。
BbS
アイテムコマンドとして登場。HPを40%(アイテムアップ1つにつき+4%)回復する。1つのスロットで5個まで使用可能。
価格は一つ30マニーとかなり安価で購入できる。
とはいえケアルが店で買える最初のワールド攻略以降はまず使われない……かと思いきや、こいつとの戦いではケアル系を使ってはいけないため回復はアイテムで行う必要がある。
ハイポーション
HPが60%(加えてアイテムアップ1つにつき+6%)回復。1つのスロットで4個まで使用可能。
価格は一つ80マニー。回復量が20%増えて50マニーも価格が上がるというのは正直使い勝手に困る。
メガポーション
HPが完全に回復する。1つのスロットで3個まで使用可能。価格は一つ150マニーと、やや割高。だがこちらのパラメータに関わらず全回復できるのは嬉しい。
しかしリーフベールが適用されないのが痛く、強敵との戦いでは隙をうかがう必要がある。
coded
バトルアイテムとして登場。HPを30回復する。
- 久々の固定量回復となった。
イベントアイテムとしても登場し、忘却の城でのワンダーランドの部屋でハートのトランプ兵から入手し、誰に渡すかで貰えるエンドカードを左右する。
ハイポーション
HPを60回復する。
メガポーション
Re:coded
BbSと同じくアイテムコマンドとして登場。HPを30回復、1スロットにつき3個まで使用可能。
が、ケアルの使い勝手が非常に良い今作ではデッキに入っても序盤くらいのもので、後は不要の産物と化す。
キングダムチェーン装備中は自動で使ってくれる。
ハイポーション
HPを50回復、1スロットにつき2個まで使用可能。
3D
こちらもアイテムコマンド。味方全員のHPを50回復、1スロットにつき6個まで使用可能。
本作の仕様上、ポーションでも味方全員を回復できる。
値段も安く、最初からマニーで購入可能。
ドロップリレーの景品としても登場。お値段10DP。
スピリットをブリードする際に追加するとHPが+5される。
アイテムアップなしでは回復量が少なすぎること、価格と回復量の比率がハイポーションに劣っていること、今作はケアルの入手が非常に早いことから利用価値は低い。
ただ回復量の少なさからリミットストームの威力アップ条件を維持しつつリーヴ系維持のために最低限の回復ができるという意外な活用法がある。
ハイポーション
味方全員のHPを150回復、1スロットにつき4個まで使用可能。序盤から店売りで40マニー。
ドロップボーナスの場合は20DP。
スピリットをブリードする際に追加するとHPが+10される。
上述の通り今作ではコストパフォーマンスがポーションを上回っている。
今作はアイテムアップの効果が非常に大きく、3つフルで積むと2.5倍(+150%)で「375」とケアルガ(魔法力+200)すら凌駕する凄まじい回復量になる。
アイテムコマンド特有のリロードなしや価格の安さも相まってケアル系よりこっちを使うほうが便利なことも(リーフベールは適用されないが)。
メガポーション
味方全員のHPを400回復、1スロットにつき3個まで使用可能。中盤以降店売りで100マニー。
ドロップボーナスの場合は30DP。
ソラ、リクのHP最大値は400なので実質全回復。スピリットたちについては種族によっては400を超えるため全回復しないものもいる。
スピリットをブリードする際に追加するとHPが+20される。
ケアルガですら回復量は「魔法力+200」なのでこの回復量は破格。
ただアイテムアップを積んだハイポーションで十分な場合も多いため、活用の可否はスピリットの構成次第になりうる。
χ
APを10回復する。ミッション報酬等で獲得できる。
全体的にエーテルより獲得できる機会が少ない。
メガポーション
APを全回復する。最大APは180なので自身のAPの最大値によって効果に雲泥の差が出る。
サービス開始時期はミッション報酬等で獲得できたが、ほぼ課金でしか手に入らないアイテムと化した。
KHIII
一人のHPを80回復する。
モーグリショップで最初から販売されており、40マニーで買える。
安価なので序盤から沢山買い込んでおき、仲間に常備させておくのも良い。
クリティカルモードでは最大HPが半減するため、中盤辺りまでならHPの回復はポーションだけでほぼ事足りる。
ハイポーション
一人のHPを160回復する。
モンストロポリスとアレンデールのクリア後にショップで販売される。価格は100マニー。
店売りの開始時期がかなり遅めで序盤のうちは意外と貴重品。
アイテムアップが備わったアクセサリーはサンフランソウキョウまで行かないと入手できず、ポーションだけで保たせるのは少し苦しめ。
宝箱からは7つしか手に入らないため、使い所は考える必要がある。
メガポーション
味方全員のHPを160回復する。ハイポーションの全体版。
合成を利用すれば最初期から量産が可能。
ただし満たされるしずくの入手が少し運任せになるため、常用できるほど数を揃えようとすると少し手間がかかる。
ローリスクで量産しようと思う場合、ポップキャットを狙って狩るか、応募ハガキの景品として手に入ることを期待するのが早い。
モーグリショップに素材を登録した場合、900マニー+満たされるしずくが最終的な価値になる。
MoM
楽曲をプレイする前の準備画面でセットしておくと、HPが残り40%以下の時に自動的に使用され、HPが30%回復する。
1回のプレイにつき1個のみ使用可能。
スタンダード以下の難易度ではそう出番はないだろうが、プラウドだと相当厳しいものもあるので、とりあえずの保険でセットしておくのが無難。
メガポーション
HPが残り20%以下の時に自動的に使用され、HPが60%回復する。
こちらも1回のプレイにつき1個のみ使用可能だが、ポーションとメガポーションは両方セットしておくことができるので、高難易度の楽曲ではどちらも使っておくに越したことはない。
どちらのアイテムもサポートパワーにより回復量が増加する。