キーワード/【ダンデライオン】

Last-modified: 2020-12-16 (水) 03:24:10

ウルペウスユニオン予知者アヴァが組織した、キーブレード戦争に参加せず外の世界に旅立ち、未来への希望となるキーブレード使い達のこと。
 
ダンデライオン(Dandelion)はタンポポという意味。
風に乗って飛んでいくタンポポの種子のようにキーブレード使い達が外の世界に旅立ち、未来に繋いでいくことをイメージしたネーミングと思われる。

  • ちなみにタンポポの花言葉は「真実の愛」「幸福」「神託」「別離」など。

アヴァはダンデライオンのキーブレード使い達を「希望の種」とも形容している。

「風に乗って 遠くまで 飛んで行って」


χ

マスター・アヴァはキーブレード戦争によって世界が終わることを早期に予見し、優秀なキーブレード使い達を後の世界に残すことを自らの使命と考えた。

  • 後述のように、これはマスター・オブ・マスターから与えられた使命であった。

そのためにキーブレード使いの心を揺さぶり、闇に飲まれなかったわずかな者をダンデライオンとして集める活動をユニオンとは関係なく始めた。
しかし彼女自身は世界の終わりに立ち会わなければならない立場のため、自分がいなくなった後に残ったダンデライオンを導く者が必要だった。
そこで世界の真実にいち早く迫ったエフェメラに素質を見出し、彼にその役目を託した。

エフェメラの行方を追うプレイヤースクルドにも接触し、ダンデライオンへ参加を要請。スクルドはダンデライオンへの参加を決意するが、プレイヤーは、ダンデライオンに選ばれない大多数のキーブレード使い達を案じてか判断を保留した。


集められたダンデライオンのキーブレード使い達は、未来に備えるべく別空間で訓練を受けることになる。
この空間ではこれまでの出来事を追体験することになるため、こここそがUχの世界ではないかと考えられている。
さらにアヴァはこの空間を「夢のような」と例えているので、眠りに閉ざされた世界とも関係している可能性がある。

  • ちなみにこの時点で、作中では少なくとも20名強のメンバーが居ることが確認できる。
  • これまでの出来事を追体験する場がUχの世界であるなら、その世界を旅するプレイヤーはエンディングの後にエフェメラとスクルドに連れられてこの世界に来たという事だろうか。
  • これと関係があるかは不明だが、最終章のスタッフロールではエフェメラとスクルドが主人公と同じような体験をしていると思われる場面を確認できる。
    • ダンデライオンのメンバーは各々がキーブレード使いになってからの追体験をするようなので、主人公と同じ体験をするとは考えにくい。これはあくまで追体験のことを表現した演出にすぎないと考えられる。

χBC

アヴァがダンデライオンを組織することは、マスター・オブ・マスターから与えられた使命であったことが判明した。
マスター・オブ・マスターは、この使命が予知書に記された消滅の運命を回避する希望になるかもしれないと語っている。

マスター・オブ・マスターは、アヴァに対してχBCで語られた使命と同時に他の指示も与えていた。

  • χBCではマスター・オブ・マスターの台詞が「アヴァの使命が消滅の運命を回避する希望になるかもしれない」なのに対して、Uχでは「消滅してしまった世界を再生する希望になるかもしれない」に変更されている。
    もっともχBCでもマスター・オブ・マスターは世界の消滅自体は避けられないと考えているようなので、意味合いは同じだと考えられる。
    • 消滅した世界の再生といえばおとぎ話の子供達が連想されるが…。

それは、ダンデライオンの中から5人のユニオンリーダーを選び、その内1人に予知書を引き継がせるというものである。
選ばれた5人は、ダンデライオンだけになった後もユニオンを維持・率いていくことになる。マスター・オブ・マスターは、ユニオンを否定すると予知者5人を否定することになるため、ユニオンを維持する必要があると語っている。
また、この5人以外にはすべてが消滅してしまったとしてもそのこと(消滅)を秘密にする必要がある。これは悲劇の記憶が先の時代に必要がないかららしい。そしてこれらはマスター・オブ・マスター曰く「できるってことになってるから大丈夫」とのこと。

  • 「できるってことになってる」というのは予知書に書かれていたということだろうか。しかし、後の時代にはキーブレード使いの間でキーブレード戦争の伝承が伝わっている。また、一般人と思われるカイリのおばあちゃんもおとぎ話という形でカイリに話している(カイリのおばあちゃんが元キーブレード使いだった可能性もなきにしもあらずだが)。

マスター・オブ・マスターはこの5人について書かれた紙をアヴァに渡し、その5人をダンデライオンに加え、しかるべきタイミングでリーダーに任命するよう指示している。その内1人には赤丸がつけてあり、その人物に予知書が引き継がれることになっている。予知書によって先の世界を今の世界に形成している為、それがないと追体験ができなくなってしまうので引き継がせる必要があるらしい。また、その人物以外が予知書を見ることは危険であるとしており、秘密に渡すことになっている。
ダンデライオンのメンバーは、新しい世界(アヴァが演説で語っていたダンデライオンが訓練している「夢のような世界」?)に移った後に元の世界と同じような経験を追体験するが、そこでは消滅の未来のない世界が続く。

  • 消滅の未来のない世界が続くとあるが、後の時代ではキーブレード墓場が存在するし、世界が消滅した後に子供たちの心の光によって世界が再生したと伝わっている。
    • 正確には「消滅の未来を誰も覚えていない世界」なのかも。現実世界と予知書から取り出した世界、そして上でいう新しい世界の判別をあやふやにし、悲しみの記憶をスピリットに食べてもらう(+チリシィが夢に干渉していることも窺える)ことで、予知者同士の争い、ユニオン間の争い、そこから発展した戦争を覚えていない者達が、「子供たちの心の光によって再生した現実世界」に戻されるということかも。
    • そもそも世界が消滅したのに、子供たちを含む一般人は存在していたのか?ということや、上書きの事実を知っているユニオンリーダー側に現代の時間軸に存在するはずの人間が二人もいる意味など、謎な部分は多い。
    • 後述のように、キーブレード戦争の起きない世界線に移動したダンデライオンによって消滅してしまった現実世界を再生するというものであった。

 
このダンデライオンが移動した世界は実はデータの世界であり、筋書きが決められ、上書きができないように鍵がかけられていることが判明。マスターと予知者なき後は予知書から世界を取り出せなくなるため、予め「マスター」が予知書からこの世界に未来の世界を(現実には構成しなかった世界も含めて)再構成しているのだという。

  • χに登場しないワールドがUχで複数追加されているのはこのため。ただし、セブンハートの世界が一つ省かれている状態である。
    • どの世界のことなのかは明言されていないが、恐らくレイディアントガーデンである可能性が高い。
    • というか既に他6名のワールドは全て登場済みである。
  • この「マスター」が誰なのかははっきりと明言はされていないのだが、マスター・オブ・マスターのことでいいのだろうか。
  • データの世界での冒険といい、予知書の繋がりが示唆されたことといい、Re:codedにおいてのジミニーメモの話を否応にも思い出す。
  • マスターが事前に再構成しているにも関わらず、「追体験できないから」という理由でアヴァの予知書を引き継ぐことになっているのは何故なのだろうか。
    • 大本のマスターデータが保存されているデータサーバーがなくなってしまうようなものだから困る、ということかもしれない。

このデータの世界に移動する際に、ダンデライオンのメンバーはデータ化されている。また、その際に記録されたデータを用いてキーブレード使いを再現することが可能である。

  • 集積の庭園のXIII機関の再現データのようなものだろうか。

後述のシフトプライドにおいてこれが利用されている。
そして、ダンデライオンのメンバーはそこで消滅の記憶を消し、世界を先の時代に繋がなければならない。なお、上記のようにこのことはユニオンリーダーの5人以外には秘密であり、それは5人がアヴァから渡された掟の書に守らなければならない掟の一つとして記されているらしい。

マスター・オブ・マスターによると、ダンデライオンがデータ世界線上で回収しているルクスは現実の世界線上で消滅しバラバラになった世界の光であり、それによって世界は再生するという。
子供たちの心の中に残る物語、世界を消すことはできない為、彼らの心に光が残っていれば世界はそれを標として再生されるということらしい。

  • ダンデライオン=後のおとぎ話の子供たちということなのだろう。

また、元の世界を再生させた後にダンデライオンのメンバー全員がデータ世界線から元の世界に戻ることは難しいとも語っている。
ユニオンリーダー達は、データ世界にブロックノイズのような現象が発生するまで自分たちは現実のデイブレイクタウンにいるものと考えていたが、実際にはデータ世界に閉じ込められており(いつもの方法では)現実世界に戻れなくなっていた。ブレインは初めから現実と分断されるようになっていたのではないかと推測している。

  • この分断はマスター・オブ・マスターが仕組んだものではないかと考えられる。
  • エフェメラやスクルドがキーブレード墓場でプレイヤーを迎えに来ている場面があることから、キーブレード戦争前までは現実世界とデータ世界を自由に行き来できていたと思われる。
    • エフェメラは以前主人公の夢に現れているが、その際にはアヴァが「アンチェインドという解放状態から別の空間にいてプレイヤーに語り掛けた」と語っている。これとブレインの言う"いつもの方法"とは関係しているのだろうか。

掟の書に記されている掟は、現在下記のものが判明している。

  • 消滅を秘密にする
  • ユニオンリーダーの各々が率いるユニオンを振り分ける
  • ユニオンクロス:同じユニオンの仲間と共に冒険する
  • シフトプライド:キーブレード使い同士で戦う

上述の掟に関しては、消滅の秘密に関しては掟に従うことにしている。また、ユニオンの振り分けはいつ行うか明記されていない為暫く行わず、今あるユニオンはそのままで、ユニオンに関しては5人で相談して決めることにしている。
シフトプライドに関しては、記録されたデータと戦わせることによって掟(キーブレード使い同士の戦い)を達成しつつ心の衝突を回避させている(コロシアムのPvPモード)。
また、ユニオンリーダーの初仕事として各プレイヤーに悪夢を喰らうスピリットを与えている。これとユニオンクロスによってプレイヤーの悲劇の記憶を消そうとしている。

  • エフェメラはユニオンクロスに関して悪意を感じているらしい。また、シフトプライドのようなキーブレード使い同士の戦いをさせる理由について疑問を抱いてもいる。

ユニオンリーダーに選ばれたのは以下の5人。

本来任命されたのはストレリチアを含む5人だったのだが、何者かが彼女を襲って掟のノートを奪い、代わりにユニオンリーダーの座に就いている。
現在マスター・アヴァから直接掟を渡される描写があるのはストレリチアとエフェメラとブレインの3人だけであり、残り3人のうち誰かが犯人ということになる。
ブレインがアヴァから渡されたメモにはヴェントゥスの名前が書かれておらず、入れ替わったメンバーはヴェントゥスであることが確定した。ただしブレインとエフェメラはヴェントゥスが入れ替わりについて無自覚であると考えており、実際に彼がアヴァから任命された際の記憶は不明瞭な点があり、ストレリチアを襲撃した犯人の正体は今だ不明である。

  • この3人のうちラーリアムに関しては実の兄であること、ストレリチアを探していることから犯人である可能性は限りなく低いと考えられる。
  • ただし、襲撃者と入れ替わった人物が別人という可能性もある。
    • この場合、襲撃した人物が掟のノートを入れ替わった人間に渡したということになる。

また、ブレインは赤丸の子ではないにも関わらずアヴァから予知書を渡されており、メンバーの入れ替えとは別に予知書を持つ者の入れ替えも行われていたことが判明している。

ちなみにリーダーの人選については初期から重要任務についていた人物からアヴァとはほとんど面識がない少年最終盤でにわかでマスターに任命された少女まで様々である。


KHIIIのシークレットレポートでは、ルシュがユニオンリーダーの入れ替わったメンバーについて、マスターが選ばなかった想定外のメンバーであり、プログラムにウイルスが侵入したようなものと表現しており、そのウイルスが無謀な脱出を計画し5人を別の世界線に送り出そうとしていると記述している。

  • このウイルスについては、ブレインが自身のことを運命のプログラムを書き換えるウイルスになると語っていたことから、彼の可能性が高いと考えられていた。(彼の名前もBrainというコンピュータウイルスが由来であると思われる。)
    しかし、実際には(予知書の所持に関する入れ替えはあったが)彼はマスターから選ばれたメンバーであり、ルシュの言うウイルスとは別である可能性がある。