ヒーロー/Grovenhold

Last-modified: 2015-10-17 (土) 23:15:01


Grovenhold.jpgGrovenhold
(グローブンホールド)
HP16
AncientMP2


スキル各論

GrovenholdS1.pngCrush Mortal
クラッシュ・モータル
コスト3以下の対象のクリーチャーを破壊する
チャージ4
挙動詳細・補足味方のクリーチャーにも使用可能
スキル解説第一スキルとしては若干速度に難があるが、強力な除去スキル
展開次第では他ヒーローのスキル以上に警戒感を煽り、抑止力としても有効かもしれない
CPUの扱い概ね順当に使用するが、除去系の例に漏れず対象の吟味に多少難あり


GrovenholdS2.pngWar March
(ウォーマーチ)
戦の大行進
対象のクリーチャーが攻撃可能である場合攻撃する
チャージ5
挙動詳細・補足相手のクリーチャーにも使用可能
メインフェイズの通常攻撃とは別に1回攻撃する
スキル解説グローブンホールドのメインとなるスキル
このスキルをメインに据えたコンボデッキがグローブンホールドの主流である
一見地味ながら、攻撃力増加やヘイストを併用することで、1ターンに18ダメージ以上を与えることが可能

普通のデッキで使うならば、単純な2回攻撃の他、Thunder Catの追加ダメージを2回撒いたり、
相手クリーチャーに使用して大型クリーチャーで防御→移動して2体目の迎撃をする といった使用法もある
CPUの扱いコンボデッキは扱えないものの、ダメージ増加・相手にかけての除去共にこなす


GrovenholdS3.pngBattle Cry
バトルクライ
対象のクリーチャーは攻撃力+1・HP+1・オーバーラン・スプラッシュ1を得る
チャージ6
挙動詳細・補足HP+1の効果は、現在HP・最大HPの双方を1増やす
回復ではないためUndead Doomsayerの影響は受けない
既にいずれかのスキルを持っている対象や、相手クリーチャーにも使用可能
スプラッシュは既に持っているものと累積する
スキル解説攻撃力は伸びないものの、速攻デッキやダスト中心デッキに対して強力な反撃になりうる強化スキル
大型クリーチャーを強化できればなかなかの脅威になる
またEmpowerとも極めて相性が良く、Swiftshot Rangerと組み合わせるだけでも7ダメージの奇襲が可能
CPUの扱い概ね順当に使用すると思われる
数少ないCPUグローブンホールドが、このスキルを使う時点で中型以上を含むクリーチャー複数並べてる、
 という図式が見られることがないので検証が…



総評

 

手札をそろえてワンコンボで相手を倒しきる、爆発力に長けるヒーロー。
条件さえ整えば1ターンで25点以上のダメージを通すことも夢ではない。

アルケミーのカードが使えないことは、マナ・チャージの面で小回りが利かないというハンデをもたらす。
マナをどのように確保するか、カードの選択とバランスの調整が他以上に重要。

中速以下の対応型のデッキを一気に倒しきれるヒーローで、コントロールに対して比較的強い。
準備が整えば1ターンで相手を倒しきる爆発力があり、除去を始めとした定番妨害カードでは止まらないのも強み。

弱点はまず手札破壊が挙げられる。コンボを崩されるためはまると厳しい。
しかし、手札破壊を得意とするシャドウが絶滅危惧種であるためあまり狙われないのは追い風。
次いでマナを縛るデッキ。アルカノスとは極めて相性が悪い。
速攻やライフゲイン、Aegis Shieldとも相性は悪いが、ウィルリウスの速度には追いつける。
また、Diryam the Dementorを出されるとコンセプトが崩壊しかねないため、Smotherなどで対策を。

尚、コンボ以外のデッキを組む場合は、概ね平凡な第三群に収まる強さだと思われる。
マナを取得し辛い、スキルは比較的優秀なものの重い、ということから速攻デッキが苦手で、ロック相手も苦手、
中速デッキ相手なら上位陣とも差がつかない、といった感じにまとまる。


サンプルデッキ

 

・リミテッド用サンプルデッキ

コンボ系のデッキサンプル。
JuggernautはShop-Cards-Rewardから定額で買えるので集めやすい。メインにするなら4枚投入で。
Rampaging Giantは、なければVengeful Titan等でも代用可能。
Swiftshot RangerはSwift Ghoulの方が安定するかもしれない。
TrickはElementals Boonや他の除去でもOK。クリーチャーをもっと増やす手も。
エピック・レジェンドは手持ちの入れられるものがあればそれを。

序盤を軽いカードでしのぎ、ウォーマーチが溜まったらJuggernautで道を開け、ヘイストと強化をかけて2回攻撃。
手札がそろえられれば最低14点は通せるので、足りなければSwiftshot RangerやTrickでダメ押し。


キャンペーン等

 

相手のデッキを問わずそこそこの勝率を維持する、というヒーローであるためあまりキャンペーンには向かない。
特に敵のインフレがある後半戦には全く向かない。

リミテッドとスタンダードはどちらも得意。
スタンダードでもさほど希少度の高いカードを必要としないため、アリーナデビューには良いヒーローかもしれない。


CPU使用時

 

ギルドウォーでの使用率が高い速攻デッキへの対応力は低い。
ロックデッキ相手にも厳しい(こちらは多くのヒーローで厳しいのだが)。
その辺りを割り切って対中速デッキ戦を重視にするならばありかもしれない。

 

コスト3のフェアリーを軸とするデッキが増えているため、第1スキルはそこそこ有効に働くと思われる。
サニアの拘束力を突破するのはやや厳しいと思われるが、そこを突破できるデッキが組めればありかもしれない。


余談

 

大物食いが得意な地雷ヒーロー。
敵に回すと正攻法ではコンボを止める手段は少なく、自身のデッキタイプによっては胃に来る戦いを強いられる。
かといって自分で使ってみても相手との駆け引きが乏しく、飽きが来やすいという諸刃の剣。

かつてはアリーナの上位陣にちらほら使用者がいたが、より高速なデッキ・より強力なコンボが多数作られる中で、
 見かける機会が非常に少なくなったヒーロー。
コントロールに対しては強いものの、初動の遅さは致命的で、コンボのタイミングが分かり易い上にSilenceで
 止まってしまうのは痛い。
光る物はあるが、第三群、11位以下の着外から抜け出せるほどのデッキは見られない。

2015/8/25に、第3スキルのステータスがHP+2から攻撃力+1・HP+1へと変更され、微妙に強くなった。
また、第1スキルに一時期あったバグも修正されているようだ。
メタからは完全に外れているので、特にリミテッドではまだ一発屋として機能しそうである。

※2015/10/15にヘイストの仕様変更あり。
一番影響を受けるのがグローブンだと思われるので注意されたし。
…使い手がどれだけいるかはともかく。