Dravkas (ドラヴカス) | HP16 | ||
Alchemy | MP2 |
スキル各論
Augment (オーギュメント) 巨大化 | 対象のクリーチャーは攻撃力+1とランダムなアビリティ1つを得る 対象は種族"Construct"を追加で得る | |
チャージ4 | ||
挙動詳細・補足 | 相手のクリーチャーも対象に選択可能 攻撃力+1はストロング1を与えるのと同義 既に持っている、累積不可能なアビリティは選択されない様子 デミゴッドを除く全アビリティから1つ、おそらく等確率で選択される | |
スキル解説 | 安定感はないが、飛行やアンブロッカブルが付いて勝利を決定付けることもしばしば 一方で何の役にも立たないコープスクラフトや、お呼びでないピアスが付くこともしばしば 相手クリーチャーに付けてBerserk PotionやHose Downとの併用も一応可能 | |
CPUの扱い | 他の攻撃力上昇系同様、概ね問題なく使用するが、相打ちするクリーチャーに使う点も同様 Tenacious Demonにダストを付けてしまったり、リアセンブルが付いたので特攻、というケースも見られる |
Tinker (ティンカー) 修繕屋 | トークンでない対象の味方のカードを破壊する; 同種でコストが1高い次のカードをデッキから同じ場所へ出す | |
チャージ4 | ||
挙動詳細・補足 | 「同種」はクリーチャーならクリーチャー、ギアならギアを指す クリーチャーは元の位置に出るが、ギアは順番としては最後尾になる スキルを使用した時点で、ダストやリアセンブルの有無に関わらず、対象は即座に破壊され捨て札になる この際、爆発を始めとした「死亡時」の効果は発揮される(蘇生等は除く) その後、対象のカードと同種かつコスト+1のカードがデッキにある場合、同じ場所に出す この際、「場に出た際」の効果も発揮される 条件に適合するカードがない場合、後半の挙動は何も行わない ここまでの効果から連鎖的に発生する効果が元のスロットへ影響する場合、新たに出たカードに効果を及ぼす 具体的には以下のような挙動が起こる ケース1:対面にもSplosive Gnomeがいる状態で自分のSplosive Gnomeに対してティンカーを使う →相手のSplosive Gnomeを倒しつつコスト3のクリーチャーが出るが、それは即座に3ダメージを受ける ケース2:Sprit Drifterにティンカーを使う→死亡時効果でDiryam the Dementorを手札に引いてしまう →コスト6のカードがデッキに残っていないため、呼び出されるカードがなく空きスロットに | |
スキル解説 | メインとなる使い道は主に2つ 1つ目は「場に出た際」や「死亡時」の効果利用がメインとなるカードに使用し、 効果を最大限に引き出しつつ上位のカードを展開すること Splosive Gnomeが強力な他、Goblin Strip MinerやElder Scroll等々使いやすいものは多数 2つ目は勝敗を決定付ける強力なカードを早く確実に展開すること 同コスト帯のカードを1種に絞り、コストの1低いカードを複数入れることで必要なカードを容易に出せる この使い方の有力な候補はDiryam the DementorやLava Blade・Atomic Smasher等 更に他の使い方として、ダメージやネガティブエフェクトを受けたクリーチャーの交換、 或いは単に1マナの踏み倒しやデッキ圧縮等まで、出来ることの幅は広い | |
CPUの扱い | Splosive Gnomeのような死亡時効果の強いクリーチャーに対しては的確に使う デッキコンセプト等までは考慮しないので、強いカードを出す戦術は期待できない |
Manufacture (マニュファクチャ) 製造 | コスト6以下の対象のカードをコピーし、あなたのコントロール下で出す 対象がクリーチャーであった場合、種族"Construct"を追加で得る | |
チャージ7 | ||
挙動詳細・補足 | 対象がクリーチャーである場合は味方空きスロットに、ギアならば単に次の位置にコピーを出す 味方空きスロットがない場合にはクリーチャーを対象にしても何も起きない コピーはカード本来の状態ではなく、現在の状況を参照して行われる (現在HPやST効果等、他のカードによって「持つ」(have/has)状態以外の変動を全て受け継ぐ) レジェンドカードも対象にでき、その場合レジェンドルールを無視して味方側に同名カードを2枚出すことも可能 クリーチャーを対象とした場合、新たに出るコピー側のみ"Construct・Token"のサブタイプ2つを得る 尚、ティンカーやラヴィノヴァのプロトタイプとは異なり、Tokenもスキルの使用対象に選べる | |
スキル解説 | 必要チャージ数は膨大ながら、強力なスキル Diryam the Dementorを2枚にしたり、相手が強化を繰り返したクリーチャーをコピーしたり、 ギアを並べて手の付けられない状況にしたりと、有用な使い道は多い | |
CPUの扱い | 対象の選択は吟味されず、あまり当てにならない |
総評
独自性の高いティンカーを軸に、様々な戦略を取れるヒーロー。
戦略・デッキの幅が広く、コンセプトのはっきりしたデッキも柔軟に動けるデッキも組み易い。
エンシェントのカードが使えないことは、強化・除去・大型クリーチャーの選択肢を狭める。
味方を強化しにくいことと、相手の大型クリーチャーへの対処は意識する必要がある。
ティンカーの使い方次第であるが、デッキ内の1番必要なカードをほぼ確実に出せることが強み。
Firestorm Shamanを軸としたElementデッキやJustice, Demigodを軸としたデッキはしばしば見られる。
弱点は、速度にやや難があることと、デッキが歪みやすいこと。
強力な高コストクリーチャーやギアを軸にしようとするとその1コスト下のカードが多く必要になり、
マナやドローを直接サポートするスキルもないため、事故につながりやすい。
また、核となる強力カード自体にもしばしば除去1枚で対応され、アドバンテージ喪失を引き起こす。
どこまでティンカーに頼るのかを含め、デッキのバランスを取るのは難しい。
キャンペーン等
性能の高さを遺憾なく発揮できる有力な選択肢。
サバイバルにも向く。
アリーナでも、リミテッド・スタンダード共に力を発揮できる。
CPU使用時
弱くはないが、ティンカーの性能を半分しか引き出せないため手動時の強さには遠く及ばない。
概ね平凡な強さに落ち着く印象。
余談
tier廃止後間もなくから常に3強や4強に名を連ね、長らく3強筆頭であったヒーロー。
Denyの台頭によりその地位を脅かされていた中で、2014/11/24のアップデートにおいてティンカーのチャージが
3→5へと引き上げられ、遂にその地位を失うことになった。
2015/5/25のアップデートでチャージが4に変更されそれなりに使いやすいヒーローになったが、Elementコンボは
主流のフェアリーとは相性が悪く、強カード1枚に頼るデッキもFinal Verdictに対応されやすかったりするため、
以前のようにトップに君臨するのは現状では厳しいか。
Element系のコンボデッキ等にはまだ使用者がいるようであるが、今は昔、という印象はぬぐい得ない。
(2014/11/24以前)
tier廃止後間もなくから常に3強や4強に名を連ね、3強筆頭に挙げる声も聞かれたヒーロー。
その後他の強力ヒーローであったジョルマ・アバダン・ラヴィノヴァが軒並み弱体化される中、
ただ一人当時の強さのまま踏み止まっている。
強さは恐らく全ヒーロー中1位。
リミテッド・スタンダート・シングルトンの3つのトーナメントで最も有力なヒーローであり、
トーナメントでは参加者の(うち上級者の)半分以上がドラヴカスを使用している光景はよく見られた。
「誰かドラヴカス以外使ってる?」という発言がトーナメントの挨拶代わりになっている事もあったが、
最近ではノーランが一大勢力となってきており、以前よりは同キャラ戦の機会が減ってきている。