ヒーロー/Abaddon

Last-modified: 2015-10-14 (水) 20:30:42


Abaddon.jpgAbaddon
(アバダン・アバドン)
HP16
UndeadMP2


スキル各論

AbaddonS1.pngNecrotic Infusion
(ネクロティック
 インフュージョン)
冥界の融合
対象のクリーチャーは攻撃力+1とリアセンブル2を得る
チャージ4
挙動詳細・補足攻撃力+1はストロング1を与えるのと同義
相手クリーチャーにも使用可能
既にリアセンブルやダストを持っている対象にも使用可能 (リアセンブルは累積する)
スキル解説ジョルマに比べれば一手遅いものの、セットで付くリアセンブルが非常に強力
相打ちから更に押し込んでいける他、元々リアセンブルを持つクリーチャーとも相性が良い
相手のMaelstrom Phoenix等の除去等にも使用可能
CPUの扱い順当に使用する
類似スキルに多い無駄撃ちも、リアセンブルのおかげであまり問題にならない


AbaddonS2.pngDrain Life
(ドレインライフ)
ライフ・ドレイン
対象のクリーチャーはHP2を失う;
対象が失ったHPに等しいHPを得る
チャージ5
挙動詳細・補足このスキルの「HPを失う」効果は現在HPのみを下げ、最大HPに干渉しない
Aryn's Cursed Bulwarkの使用時や相手側にUndead Doomsayerがいる場合は、回復は起きない
スキル解説レジストやアーマーを貫通する上回復まで同時に行う強力スキル
緊急時には味方に撃っての本体回復も可能
CPUの扱い相手に対して順当に使用する


AbaddonS3.pngSoul Conversion
(ソウル
 コンバージョン)
魂の転化
対象の敵の死体を奪い、味方空きスロットに蘇生させる
その対象はアンデッドになり、リアセンブル1を得る
チャージ6
挙動詳細・補足蘇生後即座に「場に出た際」の効果が発揮される
「奪われない」能力を持っているクリーチャーも、死体の状態なら奪える様子
スキル解説相手がダストやリアセンブル持ちでなければ、倒した後に何でも奪える優秀スキル
特に大型クリーチャーを主体とするデッキに対して相性がいい
リアセンブルが付くので相討ちにさせても更に押し込める強みがあるが、Maelstrom Phoenix等の
死体時に発生する各種能力持ちとはやや相性が悪いのは残念
CPUの扱い相手に対して順当に使用する



総評

 

優秀でバランスの良いスキルのそろった、堅実な立ち回りの出来るヒーロー。
攻撃能力も生存能力も高く、安定感は随一。

ホーリーのカードが使えないことは、特に3マナ帯のクリーチャーの質の低下を引き起こす。
防御・回復系のカードも薄くなるため、コントロール寄りのデッキでのカード選択には注意。

開始時のマナこそ多くないものの、スキルのおかげで隙を作りにくく回復まで出来るため、速攻にも押されにくい。
大型クリーチャーに対しても、倒せば奪えるという強みがあり、やはりあまり苦にならないだろう。
スキルの汎用性が高く、Maelstrom Phoenixのような蘇生系やダストとの相性が悪いことを除けば、
比較的カード選択やデッキコンセプトの幅は広めで、中速のものを中心に様々な運用が可能。
その一方で、リアセンブル付与を重視したスケルトン・アンデッド系の特化デッキにも向く。

弱点は、変則的なデッキや尖った部分を押し付けてくるデッキへの対応力の低さ。
苦手の筆頭はロック・デッキ破壊デッキである。
ホーリーのカードを使えず、スキルでもパシファイを始めとしたネガティブ効果に対応し辛い。
ロックや、他には爆発主体等の変則デッキに対してはデッキ速度を上げることで一応対応可能だが、
 デッキを速攻でまとめるならば他のヒーローを選ぶ方が手っ取り早い。


キャンペーン等

 

リアセンブルによる戦線維持能力、HP吸収による生存能力はキャンペーンでも有用。
ホーリーのPacifyが使えない弱みはあるものの、カードのラインナップ次第では強い。
リミテッドでも全スキルが有効であるため強い部類。
対応力と安定感は高い部類であるため、ギルド攻撃デッキにも向く。


CPU使用時

 

順当かつ堅実な立ち回りをするので頼りになる。
尖った、強みを押し付けるようなデッキはやや作り辛いのが弱点か。


余談

 

2015/5/25に第1スキルと第3スキルが大幅強化。
第1スキルはリアセンブルが1→2に引き上げられ、第3スキルは対象のコスト制限撤廃・対面スロットの確保不要・
リアセンブル1を付与、と使い勝手が大きく上がった。
盤面をひっくり返すようなスキルこそないものの、高性能なヒーローに仕上がっている。



(2014年以前の評価)
かつてはドレインライフの吸収量が3点と高く、中型・大型クリーチャーに対して今以上に強かった。
ドラヴカス・ジョルマとあわせて3強と呼ばれ、その筆頭に挙げられることも多かった。
弱体化後は名前が挙がることは減ったが、まだまだ高い能力を持っているヒーローである。

現在の強さとしては第二群、7~10位辺りに位置すると思われる。
下位のヒーローからは頭1つ抜けた、安定感のあるコントロール能力を持つ。
一方で、極まった速攻やコンボに対しては有力な対抗手段を持たず、また、自身が高速デッキに向くわけでもない。
上位、特に3強にはやや劣り、トーナメントではあまり実績を残せていない。