Noran (ノーラン) | HP14 | ||
Mystical | MP3 |
スキル各論
Inspiration インスピレーション | デッキから次のスペルカードを引く このターン、次に使うスペルカードのコストは2減少する | |
チャージ4 | ||
挙動詳細・補足 | (元のコストが1以上の)カードのコストは最小1までしか下がらない | |
スキル解説 | ドロー1枚と共にマナを2マナ分圧縮する強力なスキルで、ノーランのメインスキル 他ヒーローのドローやマナ支援系のスキルに比べ、2マナの圧縮は強力 コスト3以上のスペルカードと共に使わないと効果を引き出しきれないので、デッキの調整は入念に | |
CPUの扱い | 概ねチャージが溜まった時点で撃つ様子 |
Blink (ブリンク) 一瞬の瞬き | コスト5以下の対象カードをゲームから取り除く; 本来の状態で同じ場所にプレイする | |
チャージ5 | ||
挙動詳細・補足 | 前半の効果は破壊・死亡としては扱われない 後半の効果は「場に出た際」の効果を引き起こす Doppelgangerやポリモルフ等により別のクリーチャーに成り代わっている場合、 変化した後のものを元の形で場に出しなおす | |
スキル解説 | 某カードゲームの同名のカードほどではないが、使い道の広そうな面白いスキル 相手の強化を剥がしたり、味方を回復させたり、場に出た際の能力を再利用したりと、 幅広く運用していけそうな能力である Elder Scroll・Vengeful Titan・Steel Crusher・Wicked Blasphemor・Fae Combatant・Scroll Maker・ Inverted Hourglass等々、Light Ascending実装後はますます選択肢が増えている また、上記の通りポリモルフが回復しなくなるため、一応相性は良い Soothesayerを使うデッキやロックでなら助けになることもあるだろう Epic Battle Axe/伝説の戦斧 を用いるデッキでは相手クリーチャーをブリンクさせるだけで ダメージが入るため、この使い方も意識しておくと数点のせめぎ合いでは大きい | |
CPUの扱い | 相手の強化は狙いうちにするが、「とりあえず使う」ケースも多く、当てにはならない |
Polymorph (ポリモルフ) 変異 | 対象のスロットにいるクリーチャーはポリモルフ2を受ける (2ターンの間0/1の羊になる) | |
チャージ7 | ||
挙動詳細・補足 | クリーチャー自体を対象としないため、「スキルの対象にならない」クリーチャーを実質的には対象に取れる ポリモルフの前後・終了時の前後で各種のST効果や防御状態等は維持されないが、 ポリモルフ前と効果終了後、つまり羊でない状態同士では状態を引き継ぐ | |
スキル解説 | 事実上のクリーチャー除去となるスキル …なのだが、2ターン以内に1ダメージを与えないと除去が出来ないという大きな欠点を持つ 6チャージと重い上、除去や妨害の撃ち合いになると2ターン生き延びられてしまうことも多く、 そうでなくとも、1回のブロックを許すだけでもテンポに難がある Thunder Cat辺りが使えれば全く違う評価になるのだが… 一応スプラッシュ・オーバーランとは相性が良く、Juggernaut他で手札に戻すのも有効 Quickdraw Cannonでダメージをばら撒く戦術とも良相性 「対象にならない」能力を持つクリーチャーを狙い打ちに出来るメリットは大きく、 Justice, DemigodやGuardian of Old Godsを軸とするデッキに対しては非常に有用である | |
CPUの扱い | 他ヒーローの除去同様、対象をあまり吟味しない ブリンクとセットで使って完全に無力化することがあるのは強み |
総評
ドローとマナ圧縮の能力が高く、カードの回転に長けるヒーロー。
第1スキルを用いての、強力なスペルを軸とした戦闘が得意。
エレメンタルのカードが使えないことは、特にカードが十分集まるまでは除去手段の不足につながる。
Fae's Charmやエンシェントのカードの投入を検討したい。
インスピレーションが強力で、デッキのカードが強力になればなるほどアドバンテージを取れる。
スペルの選び方次第で、デッキ構築・戦略の幅も広い。
Guardian of Old GodsやSkybreaker Giant等の大型クリーチャーを苦にしないのもノーランの強みである。
弱点は、スキルで除去がまともに打てない上小回りの利くエレメンタルの除去も使用できないこと。
相手クリーチャーへの対応策は練っておく必要がある。
インスピレーション以外のスキルの使い勝手がやや悪いことも弱点。
これらを生かしきる、もしくは頼らずに戦えるデッキ構築が必要になるだろう。
ElaraやSilenceにも注意が必要。
キャンペーン等
除去能力に難があり、相手の速攻に対処していく際、マナ効率がやや厳しい。
開幕で対処を失敗しなければ、インスピレーションで支えていけるので、キャンペーンにはある程度向いている。
CPU使用時
インスピレーションが改良されたため、防衛用としてはそこそこ有用に。
余談
3強の一角にまで登り詰め、筆頭のドラヴカスの地位まで脅かす存在になっていたが、
2014/11/22のアップデートで、そのドラヴカスと共に弱体化。
最重要スキルのインスピレーションはスペルにしか作用しなくなり、ポリモルフもチャージが増やされた。
また、主たるデッキタイプのQDCとドレッド・EBAについても、Quickdraw Cannon・Manacycle Wizard・
Dirty Fuel・Reconstructといったキーカードが同時に軒並み弱体化された。
それでもまだ、そこそこ有力なヒーロー・デッキタイプではあるのだが…。
2015/8/25のアップデートでインスピレーションが2年半振りにスペルを引くように調整されたため、
中~大型のスペルを軸にした往年のデッキも復権の可能性があるかもしれない。
(2014年11月以前)
tier廃止から間もなくの時点では、下位であるとの評価を受けていたヒーロー。
スキル2つがハズレで除去も苦手なのは今以上に厳しく評価されていた。
その後、EveやRiseの入手性が上がってエンシェントの除去が普及し、エピック・レジェンドのカードも
デッキに多く使用されるようになってきた中で、段々と評価が上がってきた。
現在では3強の一角。
強力なキーカードを軸とするデッキやドローコンボ系のデッキ等、他のヒーローのスキルでは対応しきれない
「カードを引く」ことに重点を置いたヒーローであるため、デッキバリエーションが豊富。
安定感がやや低い等の欠点はあるが、各種ドローコンボ系やDreadful Return・Reconstruct等を軸とする
捨て札利用のコントロール系デッキはトーナメントの上位入賞常連である。