2005年の横浜ベイスターズのレギュラー選手の頭文字を打順通りに並べたもの。
カタカナで「イコキサタタムア」と表記する場合もある他、「コピペ打線」とも呼ばれている。
概要
暗黒真っ只中のTBS時代(2002-2011年)で唯一のAクラスを達成したシーズンのベストオーダーで、本打順のスタメン試合は52試合に上り8人全員が規定打席に到達した。一方、メンバーの中で横浜/DeNA生え抜きとして引退した選手はおらず*1、何故か巨人と中日に縁が深い選手が多い。
かつての黄金期であるマシンガン打線のメンバーに00年代の暗黒期を支えた功労者たちが程よく混在し、守備に課題を抱えがちなチーム事情にあって守備面でもチーム史上屈指の安定感を誇り(参考)、また同年のAクラスを最後に11年連続Bクラスの低迷期に突入したこともあって、最後の輝きとしてこの8人に愛着を持つファンは今なお多い。
選手一覧
打順 | 名前 | 守備位置 | 横浜退団年と退団経緯 | 備考 |
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NPB最終年 | ||||
1 | い 石井琢朗 | 遊 | 2008 自由契約で広島に移籍 | 引退時は広島所属だが、横浜スタジアムでも実質的な引退試合および引退セレモニーが行われた。 2020・21年に巨人でコーチ。 |
2012/広島 | ||||
2 | こ 小池正晃 | 左 | 2008 石井裕也とのトレードで中日に移籍 | 2011年オフにFAで出戻り。 8人中唯一、横浜で引退した選手。 |
2013/DeNA | ||||
3 | き 金城龍彦 | 右 | 2014 海外FAで巨人に移籍 | 2015年は相川・村田と巨人でチームメイトとなる。 |
2015/巨人 | ||||
4 | さ 佐伯貴弘 | 一 | 2010 自由契約で中日に移籍 | 2012年、野球浪人の末引退。 |
2011/中日 | ||||
5 | た 多村仁志 | 中 | 2006 寺原隼人とのトレードでソフトバンクに移籍 | 2012年オフに吉村裕基とのトレードで出戻り。2015年に戦力外。 |
2016/中日 | ||||
6 | た 種田 仁 | ニ | 2007 自由契約で西武に移籍 | 8人の中で唯一の外様選手(前所属は中日)*2。 |
2008/西武 | ||||
7 | む 村田修一 | 三 | 2011 国内FAで巨人に移籍 | 2018年はBC栃木に在籍し引退。 |
2017/巨人 | ||||
8 | あ 相川亮二 | 捕 | 2008 海外FAでヤクルトに移籍 | 98年の優勝に立ち会えず引退*3。 |
2017/巨人 | ||||
9 | (投手) |
その後
- 上記メンバーは2017年をもって全員NPBの現役を退いているが、横浜/DeNAでコーチとして在籍経験があるのは2021年時点で「こ」のみであった。2022年に「い」と「あ」が14年ぶりに、2025年には「む」が同じく14年ぶりに復帰している。
- 「さ」と「た」(5番の方)が野球解説者という形で現在でも多くのベイスターズ戦に関わっている。