コレは教育やろなあ

Last-modified: 2021-04-08 (木) 02:08:14

2010年6月4日の阪神対オリックス戦で、岡田彰布(当時オリックス監督)が俊介(阪神)のプレーに対し発したコメントの一つ。


概要

5対0と阪神リードの七回裏一死3塁・1塁の場面で一塁走者の藤川俊介*1が盗塁を行った。しかし岡田は5点差での盗塁は「野球の不文律」に反するとし、試合後の会見で古巣・阪神の首脳陣を口撃した。

https://web.archive.org/web/20100609042443/http://baseball.yahoo.co.jp/npb/headlines/20100605-00000015-dal-base?d=0&team=&date=&pg=1&p=

岡田監督“報復予告”因縁対決に火種

「(阪神は)やってしまいましたなあ

「しかし…きょうは5点差で、ファーストから(走者が)走ってしもたなあ。これは大変なことやと思うよ

これは教育やろなあ

「こっちは負け認めたってんのになあ。なんで走るんやろなあ。あしたも試合あんのになあ。これは大変よ」

岡田の発言は一部のなんJ民から「報復をほのめかしている」「不文律なんて馬鹿らしい」といった批判を浴び、これ以降、大量リードでの盗塁が行われるたびに(ネタとして)蒸し返されるようになった。特に、このインタビューで残した「やってしまいましたなあ」「これは大変なことやと思うよ」「これは教育やろなあ」は三大名言として著名である。


なお、オリックスはこの2日前の中日戦(スカイマーク)で8回の攻撃前に0対7の状況から逆転勝ちを収めている。


現在では、盗塁以外にも、何かをやらかした人物に「やってしまいましたなあ」、大変なことをした人物に「これは大変なことやと思うよ」、お客さん的な発言をした人物に「これは教育やろなあ」など、汎用性の高さから様々に転用されている。


教育例

2017年7月26日 中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ15回戦(神宮)

中日10点リードの6回表に大島洋平が二盗を仕掛けるが、直後に火ヤク庫が着火し、10回裏に大松尚逸のサヨナラHRが出て逆転負け。NPB史上4度目となる10点差逆転負けを喫し、試合後には「大島は火ヤク庫の爆発を予知していた説」「盗塁が起爆スイッチになって教育された説」などが飛び交った。

2019年3月10日 侍ジャパン対メキシコ親善試合第2試合(京セラD)

日本4点リードの1回裏、大山悠輔(阪神)が四球の後盗塁に成功、5点リードの3回裏には中村奨吾(ロッテ)が四球の後盗塁に成功。その3回裏に大山がデッドボールで途中退場、7回裏には中村もデッドボールを受け、これについて評論家に「報復ではないか?」と指摘された。
しかしながら「単にメキシコのピッチャーコントロールが悪かっただけ」という意見もあるほか、上記の例などをとって「別に5点差はセーフティリードではない」という声も上がり、結局報復だったのか、また5点差での盗塁はすべきだったのか等について議論の収束はついていない。
ただし野村克也は大山と中村の盗塁を「国際試合におけるマナー違反」と断じたため9年前の岡田発言とダブらせ野村は時代錯誤と批判された。しかし一方で野村発言を肯定的に捉え大山と中村の行為を批判しているファンも存在し、岡田発言も野村が言うところの「国際的ルール*2」から鑑みてあながち間違ってはいなかったと再評価する声もある。

2019年4月12日 読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ1回戦(東京D)

巨人5点リードの8回裏、四球で出塁した吉川大幾が二盗に成功。するとその直後にマウンドの風張蓮アレックス・ゲレーロに死球を与えた。SNSでは非難が殺到した*3が、ヤクルトは直前に延長で12点取っていることもあり「5点差はセーフティリードではない」などの意見も上がっている。

2020年11月5日 阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズ24回戦(甲子園)

ヤクルト5点リードの2回裏、出塁した村上宗隆が二盗に成功。その後、宮本丈と連続で重盗に成功し村上は島田誠(当時日本ハム)以来となるNPB41年ぶりのサイクルスチールを達成。その直後にマウンドの西勇輝西浦直亨に死球を与え馬場皐輔に交代したが、SNSでは故意死球ではとの声が上がった。試合自体は2回裏の時点で7-1だったのが先発・金久保優斗を始め大下佑馬と星知弥がリードを守れずYQSは達成失敗、打線も馬場以降の投手に完全に抑え込まれてしまい最終的には7-8で敗戦し「6点差はセーフティリードではなかった」「チームごと教育された」とか言われた。一方の阪神は公式戦では9点差大逆転以来の大逆転試合であった。

余談

2020年8月25日の巨人対ヤクルト戦と阪神対中日戦では、いずれの試合でも終盤に4点以上リードしていたチーム*4が盗塁を行い、ネット上では「教育」などとネタにされたがそれ以上の事態にはならなかった。

関連項目



Tag: オリックス 阪神 どん語


*1 本名かつ当時の登録名。
*2 MLB経験の長い長谷川滋利(元オリックス→MLB)も似たような指摘をしている。
*3 「風張はコントロールに優れているわけではないので意図したものでないのでは」という意見もあった。
*4 巨人の5点差の時の盗塁は重信慎之介、6点差の時の重盗は吉川大幾とイスラエル・モタ。阪神は近本光司小幡竜平が4点差以上付けた時にそれぞれ単独盗塁。