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即戦力外ドラフト

Last-modified: 2019-08-14 (水) 22:43:23

即戦力を評して取った選手が尽く地雷でまともに使い物にならなかったドラフトのこと。
主に2014年の中日ドラゴンズのドラフトに対する評価を指す。

概要 Edit

2014年の中日はベテラン主力が衰え続ける一方で若手は伸び悩んでいたことから、ドラフトで即戦力重視の方針を示し、山崎康晃(亜細亜大)の1位指名が有力視されていた。
しかし当日になって方針転換、ドラフト1位で野村亮介(三菱日立パワーシステムズ)を単独指名。野村はどちらかといえば素材型であり、しかも山崎を最初に指名していれば一本釣り出来たために疑問の声が上がったが、最終的に社会人の有力野手4人を獲得した落合博満GMの手腕を評価する声もあり、どちらかといえば賛否両論だった。

現在 Edit

最終更新:2019シーズンオールスター終了後*1

順位名前守備位置一軍出場契約状況年齢
1野村亮介投手3試合2017年限りで戦力外、現在は打撃投手25
2浜田智博投手1試合2017年より育成契約。2019年も育成契約は継続中。26
3友永翔太外野手24試合現役。2019年は開幕2軍。27
4石川駿内野手12試合現役。2019年は開幕2軍。28
5加藤匠馬捕手8試合現役。2019年に開幕マスクを被る。27
6井領雅貴外野手47試合現役。2019年は開幕1軍達成。29
7遠藤一星外野手*2123試合現役。2019年は開幕1軍達成。29
8山本雅士投手3試合2018年限りで戦力外。2019年はBCリーグ・富山でプレー。24
9金子丈投手11試合2017年限りで戦力外、現在はスコアラー26

※育成指名もあったがここでは割愛する。

即戦力を期待されながら、谷繁元信森繁和体制の2018年まで一軍でまともに活躍できず、この年の出世頭の遠藤ですら守備難を理由に激戦区の外野手に転向してからはさらに出場機会が激減した。しかし与田剛体制になった2019年は一転して、加藤はオールスター前に2軍落ちしたといえそれまでレギュラー争いに加わり、遠藤は代打の切り札兼スーパーサブとして活躍、井領もソイロ・アルモンテの不振や平田良介の一時離脱などで一軍に食い込んでおり、6月は月間MVP候補に挙がるなど、一定の活躍を見せている。*3
なおDeNAに外れ1位で入団した山崎は1年目から守護神に抜擢され新人王に輝き、その後も2018年に最多セーブを獲得。2019年にNPB史上15人目、史上最年少・最速タイで150セーブを記録するなど大活躍している。

2014年ヤクルトドラフト Edit

7人指名したが高卒指名は3位山川のみで、しかも3年以内に5人が戦力外通告を受ける。唯一残った風張は2018年に中継ぎとして活躍したが、ここまで活躍できない選手を取りまくった八重樫幸雄や岡林洋一などのスカウト陣に批判が集中した。山川にしても同姓の穂高(西武)が2017年以降目覚ましい結果を残し続けあまりに有名になり過ぎたため、晃司に対して山川(笑)という蔑称が生まれた。

順位名前守備位置一軍出場契約状況
1竹下真吾*4投手1試合2017年限りで戦力外
2風張蓮投手64試合現役
3山川晃司捕手なし現役
4寺田哲也投手3試合2016年限りで戦力外
5中元勇作投手なし2016年限りで戦力外
6土肥寛昌投手8試合2017年限りで戦力外
7原泉外野手なし2017年限りで戦力外

2014年楽天ドラフト Edit

通常ドラフトで7人指名。1位2位で素材型の高卒投手を指名し、この年チームが最下位に落ち込んだこともあって3位以下を大卒、社会人、独立リーグ出身の即戦力で固めたもののほとんど戦力にならず、僅か4年で3位以下の5人の内4人が戦力外となっている。唯一3位以下でチームに残っているフェルナンドも首元が涼しい状況にあるため即戦力組はほぼ全滅と言ってもいい。2年春の甲子園で準優勝するなど活躍し2014年ドラフトの目玉と目されていた安樂も高校時代の酷使の影響や故障続きで期待されたほどの結果を未だ出せておらず、小野も二軍で結果を出しているものの1軍には定着できていない典型的な帝王になりつつあり、素材型の2人も開花しなければ上記2球団に劣らない酷さになる可能性がある。
ちなみに6位と7位の加藤、伊東は楽天のお膝元である宮城県の社会人チーム出身であり、前年の2013年ドラフトでも下位で地元枠の選手を数名獲得しているがまともに戦力になった選手はおらず、これに懲りたのか以降地元枠の選手を下位指名で獲得したのは2017年の西巻賢二のみに留まっている。

順位名前守備位置一軍出場契約状況
1安樂智大*5投手28試合現役
2小野郁投手26試合現役
3福田将儀外野手112試合2017年限りで戦力外
4ルシアノ・フェルナンド外野手56試合2018年オフに育成落ち、2019年に支配下復帰
5入野貴大投手30試合2018年限りで戦力外
6加藤正志投手10試合2016年限りで戦力外
7伊東亮大*6外野手8試合2017年限りで戦力外

東北復興ドラフト(2011年ヤクルト) Edit

地方創生ドラフトとも言う。殆どの選手が使い物にならず、唯一活躍した比屋根もやらかしが多かったために長期定着はできず、わずか8年でNPBから全滅した。

順位名前守備位置一軍出場契約状況
1川上竜平*7外野手なし2016年限りで戦力外
2木谷良平投手52試合2016年限りで戦力外
3比屋根渉外野手361試合2018年限りで戦力外
4太田裕哉投手なし2013年限りで戦力外
5中根佑二投手なし2015年限りで戦力外
6古野正人投手62試合2018年限りで戦力外




関連項目 Edit

Tag: 中日 ヤクルト ドラフト






*1 試合数のみ2018年シーズン終了時
*2 入団時は内野手。
*3 このような経緯もあり2019年シーズンではドラフト自体よりも主に一軍でほとんど活躍できていないドラフト3位の友永へとヘイトの集まる対象が変化しており、晩年の野本圭同様「終身名誉引退希望選手」などと呼ばれる事が多い(2018年シーズンまでは6位の井領も一括りにされる事もあった)。なお、彼らの入団当初の二軍の打撃コーチは殆ど実績を残していない上に過去に選手とのトラブルも起こし無能扱いされていた高柳秀樹1人しかいなかったことから育成ミスとする意見も存在する。
*4 安樂智大(楽天)の外れ1位。
*5 ヤクルトと重複。
*6 伊東昂大(元広島)の兄。
*7 高橋周平(中日)の外れ1位。