狩猟笛の演奏効果の一つにして、狩猟笛を扱う際の基礎中の基礎。
自分にしか効果が無いが、これを吹くと自分の能力が大きく強化される。
目次
概要
- まず一回演奏すると、抜刀状態の移動速度が全ての武器の中で最速になる。
さらにもう一度重ね掛けすると、移動速度の維持時間が延長され、
さらに全ての攻撃が斬れ味や肉質に関係なく弾かれなくなる。
- この効果を維持できないと狩猟笛で戦うのは厳しい。
効果時間は最初に掛けてから180秒間(笛吹き名人発動時は240秒)。
重ね掛けすると90秒延長される(笛吹き名人発動時は120秒延長)。
少し大きなスキを見つけた時は攻め込むだけでなく、演奏し直して効果を保つようにしたい。
特に自由にエリア外に出られない闘技場などでは重要である。
- 旋律は全作品共通で白→白もしくは紫→紫。
白か紫はどの狩猟笛にも必ず付いているので、
まずは戦闘前にこれから始まりこれに終わる有効な演奏を一通り掛けておこう。
因みにMHP2Gまでは白→白→白もしくは紫→紫→紫と繋いでも、一気に弾かれ無効まで効果を持って行くことは出来ない。
何かしら別の音色を挟むか、一旦演奏を中止する必要がある。
MHP3以降では追加演奏を、MHFでは重ねがけを行なうことで一気に弾かれ無効まで効果をつけられる。
- MH3Gの水中でも問題なく効果が発揮される。
しかもその際の移動速度はスイマーを発動させた水中ダッシュとほぼ同じ。
もちろんスタミナも一切消費しない。
- MHWorldでは自分強化時の移動速度が従来作品よりも遅くなっている。
これにより、抜刀時の移動速度トップの座は遂に剥奪されてしまった。
代わりに納刀動作が素早くなっているため、これまでよりも納刀・抜刀のメリハリを付ける事が重要になっている。- Ver.2.0のアップデートで狩猟笛のテコ入れとして、重ね掛けを行ってはじかれ無効にした際に
同時に攻撃力が1.15倍になるようになった。
今作では攻撃力UPの旋律を含めた乗算の効果は武器本来の攻撃力にしか影響しないが、
この旋律効果ではスキルやアイテムなどで加算された分にもかかるようになっている。- もちろん、攻撃力UP旋律との併用も可能。その場合、武器本来の攻撃力と比べて1.38倍もの強化になる。
- Ver.2.0のアップデートで狩猟笛のテコ入れとして、重ね掛けを行ってはじかれ無効にした際に
- MHRiseの狩猟笛は白と紫の音符を固定で持たないため、自分強化の旋律の出し方に大きく変更が入った。
これまでのように音符を溜める必要はなく、演奏ボタンを押すだけで自分強化の効果が発生するようになった。
今回から演奏一回で移動速度アップと弾かれ無効の効果を同時に得られるようになり、
心眼効果を得るために重ね掛けをする手間がなくなった。- ただし、MHWorldで実装された攻撃力1.15倍の補正効果は消失してしまっている模様。
- 移動速度上昇率もMHW:Iに比べ低下し、MHWorld時の速度に逆戻りしてしまった。
翔蟲やスライドビートなどの移動技が実装されたために、意図的に機動力を下げられたものと思われる。
余談
- MH4の新武器である操虫棍も、猟虫を敵モンスター目掛けて飛ばし、
猟虫が採取してきたエキスによってハンターのステータスが強化されるというシステムをとる。
これも一種の自分強化と言えるかもしれない。
- 「自己強化」とも。
MHP3以降は旋律名は「自分強化」である。
- 一般的なRPGでは「制限時間付きで、戦闘中に一時的に自分を強化する(有利にする)システム全般」を
総合的に「バフ(buff)」と呼ばれている。
これはアイテムのドーピング、一部のネコ飯の条件発動、狩技など全ての武器種に於いて該当し、
攻撃力や会心率の増加のみならず、暑さ寒さの無効、風圧無効や耐震、耳栓なども含まれる。
防具のスキルや護石などで永続的に発動する効果については「バフ」と言われる事は少ない。
例外的に、攻略掲示板やチャットなどでは、狩猟笛以外の武器種でも
「自分強化・自己強化」を意味して「バフ」と言う言葉が使われる場合はある。
カリピスト以外の人も普通に使う単語なので、誤用では無い事は留意したい。