狩猟笛は決して只の楽器ではない。しかし決して単なる武器でもない。
我々はこれを使用して己と狩友を鼓舞し、戦闘に勝たねばならない。
我々の狩猟笛は我々が工夫を重ねて扱う事で初めて勝利への鍵となる。
また、そうならねばならない。
それが楽器であり武器でもある狩猟笛を最大限に扱う唯一の道である。」
特殊戦闘VR大隊「カリピストの教科書」より抜粋
カリピストとは近接目打撃科狩猟笛属に属するモンハンに存在する武器種・狩猟笛を愛し、それを担ぐ使い手たちの総称。
名乗るための条件は狩猟笛を愛しているという事だけなので、ハンター一式にボーンホルンの初心者でも、
上位・G級装備に身を包んだベテランの狩猟笛使いでもみんなカリピストである。
概要
- 狩猟笛はその特性から、旋律によるサポート、前線に出てスタンを狙う行動力、
その両方が求められる武器種であり、
作品によってはランス・ガンランス並に手数を増やさなければやっていけないほどだった。
シリーズを重ねるごとに様々な強化・改良がなされているものの、この異色ともいえる武器を敬遠する者は多く
現在でも心ない者からの理不尽な酷評や辛辣な言葉は後を絶たない。
それでも狩猟笛を愛する者達は互いに励まし合い、切磋琢磨しながら独自のコミュニティを築いていった。
これがカリピストの始まりとされる。- ただ、カリピストもPSも無しに吹いてるだけでお零れに与ろうとするプレイヤー、
いわゆる「吹き専」にはかなり厳しい側面がある。
まあ、狩猟笛を愛しているプレイヤーが狩猟笛を使うプレイヤーに対して
武器システムについて(最低限の)理解を期待するのは当たり前の事ではあるし、
特に寄生や地雷行為を(ましてや自分が好きな武器を装備して)行う者を見たら
どんなハンターでも良い気分ではないのは理解できよう。
- ただ、カリピストもPSも無しに吹いてるだけでお零れに与ろうとするプレイヤー、
- 上でも述べたが、狩猟笛への愛があれば、基本的にハンター一式にボーンホルンの初心者でも、
上位・G級装備に身を包んだベテランの狩猟笛使いでもみんなカリピストである。
が、使っていく内に音符を見ただけで旋律を理解することが可能な為、
ある意味旋律や音符の理解はカリピストの登竜門と言っても良い。
味方にカリピストがいる場合に自然と音色が被らない笛を選択できるようになればもう一人前である。*1- MHWorldで登場した救難信号システムで音色被りを避けるのは難しそうにも見えるが、
先行メンバーにカリピストがいるのか確認する術はある。
募集画面で先行メンバーに笛アイコンのハンターがいるかを確認し、
いた場合は参加申請の待機時間中にメニュー画面から「メンバーリスト」を開いて
一覧から「装備を見る」ことで、どの笛なのか、旋律が何なのかを調べられるのだ。
メンバーのスキルも見られるため、欠けているスキル効果を吹ける笛で参加することも可能。
このように出発前の申請待機中に一通り確認ができるので、
ある程度余裕をもって装備を決められる。
なかなかの手間ではあるものの、旋律被りを防ぐことができるのはかなり大きい。
自分より後から来たカリピストが被っていた場合は諦めよう。
- MHRiseでは参加要請が実装されたが、
参加申請中に相手の武器や装備を確認できなくなってしまった。
このため味方にカリピストがいるのかどうかはクエスト前には分からないし、
参加者たちがどんなスキルを付けてきているかも分からない。
クエスト開始後はメニューから「メンバーリスト」を選ぶことで
味方のスキルや笛の旋律を確認できるので、こだわる人はキャンプで笛を交換しよう。
なるべく早く駆け付けたい気持ちもあるだろうし、なかなか悩ましいことではあるが…
また、笛の種類が被ったとしてもクールタイムの存在する気炎の旋律のお陰で
サポート面が完全に腐る事は無い。当作に関しては、笛そのものの戦闘能力もそこそこ高い事もポイント。
とはいえ勿論、狩猟笛である以上は旋律を捨てていいわけではない。
- MHWorldで登場した救難信号システムで音色被りを避けるのは難しそうにも見えるが、
- カリピストは相手モンスターの弱点属性や咆哮・風圧・振動・状態異常の有無と行う頻度、
また味方の武器種と旋律の相性などを考慮して笛を選ぶため準備に時間がかかりがちである。
その反面、狩猟環境にうまくハマった笛を持っていけたときの活躍ぶりは相当なものである。
装備マイセットがある作品では考えられる場面に合わせてあらかじめ数パターン構築しておくことで、
スムーズな参加をすることができるため是非使いこなしていきたいところ。
慣れたカリピストは装備変更の時間が異様に早いことも多々ある。- 尤も、マイセットの登録数が多い後年の作品であれば
予め作っておいたセットを選ぶだけではある。
しかし、同じ属性でも音色が異なる狩猟笛は武器1本1本に特徴があるため、
全ての狩猟笛を作って各々専用装備を数通り組むというカリピストも多く、
ほかの武器使いと比較してマイセット数が大変なことになっていることもザラである。
- 尤も、マイセットの登録数が多い後年の作品であれば
- ちなみに名前の由来は「かりかりぴー+使い手っぽい接尾辞『-ist』」である。
かりかりぴーとは何だという疑問に答えると、- 狩⇒かり
猟⇒かり
笛⇒ぴー
むしろカリピストたちの用語ではよくあることである。 - 狩⇒かり
関連項目
武器/狩猟笛
武器/狩猟笛/派生作品
モンハン用語/ガンランサー - 同じようにガンランスを愛するハンター達の呼び名