MH4で登場した狩猟フィールド。
同作のラスボスである蛇王龍ダラ・アマデュラ、およびその亜種との決戦の地である。
目次
概要
- 広大な連峰地帯の頂に位置するフィールド。
下方にはどす黒い暗雲が見えるのみであり、バルバレギルド管轄地域では最も高地に存在するものと思われる。
周囲には歪な形の山が天を衝かんばかりに突き立ち、雲海には落雷が絶えず発生している。
また、ダラ・アマデュラが発生させた地殻変動の影響で、地形には不自然な段差が多く見られるほか、
白い光がフィールド一帯を常時照らしている。- なお、背景に山々が見えると述べたが、フィールド付近に聳える一部を戦闘中に眺めることは不可能。
というのも、一部の山は登場ムービーにてダラ・アマデュラに破壊され、崩壊してしまうため。
また亜種戦では高台のような形状の山が登場するが、こちらは蛇帝龍に呑み込まれる形で破壊される。
いずれも登場ムービー限定の貴重な背景なので、ギャラリーなどで拝んでおこう。
- なお、背景に山々が見えると述べたが、フィールド付近に聳える一部を戦闘中に眺めることは不可能。
- BCと戦闘フィールドの2エリアで構成されているが、
この類の決戦場型フィールドとしては珍しく一方通行ではない。
ダラ・アマデュラの身体から振り落とされたり、高台から飛び降りたりすることで
自発的にBCに戻ることが可能である。
不思議なことに、距離の結構離れているダラ・アマデュラの頭部付近と高台のどちらから落ちても同じBCに着く。
砂上船のように見えない命綱でもあるのか、暗転中に岩肌に接触するなどして落下軌道が変わっているのか、
ギルドが飛空船で回収しているのか、はたまた空間が歪んでいるのか。- ただ、BCにあるのは予備戦力らしい木箱類と支給品BOXのみで、ベッドは存在しない。
そのため、支給品を回収し切った後は基本的に用無しとなる。
飛び降りで帰還することも出来る仕様を生かせば、
薙ぎ払いブレスを避ける際の退避場所として活用出来なくもない。
- BCの形状としては珍しい、登って出るタイプのBCである。
登るという動作を他のハンターが誘発させることはできないため、
一旦BC寄生を始められるとその後本人に出る意志が芽生えない限り出せない。
HR解放後もふんたーが絶えないのはこのせいかもしれない。
- ちなみに、BCからは雲間にある千剣山の全域が見渡せる。
白光に照らされる連峰はなかなか映えるが、上空からは絶えず落石が発生しているため、
平和的な光景かというとそうでもなかったりする。
- ただ、BCにあるのは予備戦力らしい木箱類と支給品BOXのみで、ベッドは存在しない。
- 北東エリアには千剣山の象徴である「剣山」の一つが天を貫かんばかりに聳え、
南西エリア端にはハンターが登ることができる塔のような岩山が存在する。
その下部に存在する起伏の激しい足場が主な狩猟フィールドとなっており、
フィールドを度々縦断するダラ・アマデュラを追って駆け回ることになる。
また、その足場の更に下部には触れると猛毒の如き勢いで体力が減っていく青色の酸性の沼地が広がる
危険な最下層エリアがあり、ダラ・アマデュラから振り落とされた際や
後述のフィールド破壊ギミックの影響などでお世話になる。- フィールド北東の剣山に自力で登ることは出来ないが、
CGイラストやクエスト開始時のようにダラ・アマデュラが巻き付く場合があり、
その際は剣山手前の高台からダラ・アマデュラの身体に飛び乗ることが可能。
巻きつき状態にあるダラ・アマデュラの身体の途中地点には
剣山に張り付いている蔦へと飛び移れるポイントが存在しており、
蔦を登って行くと剣山の頂上付近の足場に到達することが出来る。- 頂上からはダラ・アマデュラと共に千剣山の全景を一望でき、
頭部部位破壊(一段階目)を完了していれば、西側にある足場の端から飛び降りることで
ダラ・アマデュラの頭部に飛び乗ることも可能となっている。
ただしブレスの予備動作中は矢印があっても乗れないので注意。
- 頂上からはダラ・アマデュラと共に千剣山の全景を一望でき、
- なお、沼地のダメージは耐暑で無効化できる。
おそらく生物を焦がすほどの高温を帯びた酸なのだろう。
ダラ・アマデュラの胸部の熱ダメージやダラ・アマデュラ亜種の攻撃で発生するマグマのダメージも防げるため、
地味ながらもありがたいスキルである。
- フィールド北東の剣山に自力で登ることは出来ないが、
- ダラ・アマデュラの「天空から星を雨霰と降らせる」という能力の関係上、
この千剣山は殆ど常時と言っていいレベルで隕石の雨に晒されている。
例え小規模な隕石でもそれを何発食らってもクレーター一つ出来ず、
ダラ・アマデュラの攻撃でのみ崩壊する千剣山はどんな岩で出来ているのだろうか…。
ギミック
- 本フィールドは、ダラ・アマデュラと連動した非常に多彩なギミックを内包する。
- 戦闘も中盤になりダラ・アマデュラが覚醒すると、
ダラ・アマデュラが尾によってフィールド左端の足場の一部を破壊する。
この地形破壊と共にBGMが変化、蛇王龍との闘いもいよいよ本番に入る。
- ここから一定ダメージを蓄積した場合、ダラ・アマデュラが左側の巨大岩山に巻き付いた際に
尾によってフィールド中央部が破壊され、左右エリアを結んでいた地帯に巨大な溝が発生する。
こうなると溝に落ちた時に武器をしまって登る必要があるため、余計な時間を取られてしまう。- 一応、全力ダッシュでジャンプすれば反対側の溝の崖に捕まることが可能。
ただ、タイムロスは避けられないため、出来る限り左右エリアの横断は避けたいところ。
- 余談だが、落ちてしまった場合、前方回避中に壁に掴まれば武器をしまわずとも壁を登ることができる。
千剣山に限らずどこでも使える便利な仕様なので覚えておこう。
ただしランスとガンランスはそもそも前方回避ができないので不可。
- 一応、全力ダッシュでジャンプすれば反対側の溝の崖に捕まることが可能。
- 最終的に、ダラ・アマデュラは右側のエリア全体を囲い込むように巻き付き、
右エリアの地形をぶち抜いて粉砕、本フィールドの半分以上を崩落させてしまう。
非常に足場が狭くなるほか、安全地帯の一つであった右側の岩山も消滅してしまうため、
隕石やブレス、噛み付きといった広範囲攻撃が非常に回避しにくくなる。
- なお、破壊される足場に立っている場合、フィールド破壊と共に
暗雲立ち込めるフィールドの下層へと落ちてゆき、そのまま乙…ではなくBCに強制移動となる。- オトモアイルーを連れてゆく場合、フィールド右半分が破壊されるタイミング(最終段階)にて
立ち位置を調整することで、足場と共に遥か下へ落下してゆくオトモアイルーを尻目に
自分だけ左半分のフィールドに残るというプレイが可能。
- オトモアイルーを連れてゆく場合、フィールド右半分が破壊されるタイミング(最終段階)にて
余談
- 本フィールドの象徴でもある剣のような山は、
蛇王龍、蛇帝龍の公式イラストにも(巻き付かれる形で)登場している。
ダラ・アマデュラが大物中の大物であるが故の特別待遇と思われるが*1、
フィールドが(一部とはいえ)公式イラストに登場するのは非常に珍しい。
- 後に明かされた裏設定により、かつて地殻変動を起こして今の天空山を創り上げたのは蛇王龍であり、
天空山と千剣山は程近い位置にあることも判明した。
なお、千剣山の山々が捩れの彫り込まれたような異様な形状をしているのは、
案の定ダラ・アマデュラが移動する度に地形を削り取っていたからであるらしい。