MH4(G)に登場するフィールド。
MH4のストーリーの根幹を成す地域でもあり、赴けるのはストーリーが終盤になってから。
目次
概要 
- その名のとおり、シナト村付近に聳える非常に高い山の上を舞台としたフィールド。
上から雲を見下ろせるエリアもあり、標高ではユクモ村付近に聳える霊峰といい勝負である
(奇しくも同フィールドとはジンオウガのテリトリーが存在するという共通点がある)。
- シナト村ともども、シキ国に存在することが明言されている地でもある。
- かつては遺跡群が存在していたが、想像を絶する規模の地殻変動により失われたとされており、
その名残が神秘的な雰囲気を感じさせてくれる。
赴いた看板娘曰く「太古の時間がそのまま堆積しているような」空気が漂うのだという。
が、それ以上に薄い岩盤が階段のようになっていたり、蔓と岩で成り立っている足場があったりと
現実世界だったら気絶してもおかしくない、スリルたっぷりのフィールドである。- 中でもエリア8は地形が非常に不安定なのか、リオレウスが吐くブレスによって地形が傾いてしまう。
この状態になるとハンターだけが影響を受け、体勢を崩して滑るようになってしまう。
最大まで傾くとまともな戦闘は難しい。
ちなみに、あえて大きく傾けることで到達出来る採掘ポイントが存在する。
- 中でもエリア8は地形が非常に不安定なのか、リオレウスが吐くブレスによって地形が傾いてしまう。
- 元は普通の山だったらしいが、過去に大規模な地殻変動が起こったことにより完全に崩れてしまい
蔦などに絡まった岩石によってかろうじて山の形を保っているという、非常に不安定な地形。
そのため、上空からは絶えず小石や巨大な岩石が降ってくる。- 地殻変動の原因は、バルバレのギルドマスターとの会話の中で徐々に判明していく。
- BCから空を見上げると、竜とおぼしき生物が空を飛行しているのが見える。
太陽を背にして飛ぶ様は中々カッコよく見える。
また、飛竜の巣の背景にも同様の生物が飛行している様子が見える。
- レビテライト鉱石とフルクライト鉱石は、ほぼここでしか入手できない貴重な鉱石素材。
また、さびた塊や太古の塊を採掘できるポイントが多いのも特徴。
このため、これらのアイテムを求めて採掘に訪れるハンターはかなりの数に上る。
もっとも例のセンサーが発動しなければの話だが…
- BCにはフィールドに出る反対方向に謎の紋章が書かれた扉がある。
この扉は禁足地へと繋がっていることが、ストーリーを進めることでわかる。
- 唯一の洞窟エリアであり、ジンオウガやゴア・マガラ、ゲネル・セルタスなどの巣となっているエリア7には、
崩落した瓦礫の向こうに見えるエリア間通路のような地形や、壁面に口を開ける大穴など、
いろいろと意味深長な物体が配置されている。
あるいはこの向こう側にさらなるエリアを追加する予定だったのかもしれない。- ちなみにこのエリアは天空山の中では特に狭く、大型モンスターに逃げ込まれるとかなり面倒なことになる。
基本的に瀕死時にならないと行かないとは言え、そこで仕留め損ねるとジンオウガやゲネル・セルタスの猛攻が
その狭い洞窟内で炸裂することになり、場合によっては避け切れない状態に追い込まれることもある。
- ちなみにこのエリアは天空山の中では特に狭く、大型モンスターに逃げ込まれるとかなり面倒なことになる。
- エリア7の天井や壁面を見回すと、巨大生物の骨らしきものが確認できる。
また、同様の骨やその欠片と思われる物体を様々なエリアで確認できる原生林などとは違い、
ほかのエリアで骨、あるいはその欠片は確認することができない。
この山に関する逸話 
- シナト村には、この山に関する二つの昔話が伝えられている。
かつて発生した災厄に纏わる話 
- 一つはその昔、この山でモンスター同士が突如凶暴化、お互いに無差別攻撃を仕掛け始め、
この山全体が死屍累々の地獄絵図となった大災害が起こったというもの。
この事件で、過去天空山に生息していた全ての生き物は絶滅してしまい、
現在ではシナト村にその存在と伝承が伝わるのみとなっている。
- そして時は流れて本編。
ハンターが狂竜化ティガレックスを狩猟していた頃に、歴史は繰り返されていた。
天空山のBCにある堅く閉ざされていた扉が何者かによって破られ、そこから「悪しき風」が流れ出す。
そして場面は変わり、天空山のエリア5。
狂竜イーオスの群れとジンオウガの闘争劇の差中、突如ジンオウガが倒れ伏す。
止めを刺そうとしたのだろうか、狂竜ドスイーオスが部下を押し退けてジンオウガに歩み寄るが、
その目の前でジンオウガの体色が紫色に染まる。
ジンオウガの不自然なダウンは狂竜症発症の前兆だったのである。
覚醒した狂竜ジンオウガは猛然とドスイーオスの首に噛み付くと放電、
そのまま暴れ狂い群がるイーオス達を蹴散らした後、
ドスイーオスをボロ雑巾の如く放り投げる。
放り投げられたドスイーオスは再び立ち上がろうとするが、
そこを部下であるはずのイーオスたちに蹴倒され、生きたまま貪り食われてしまう。
正にホラーゲームそのものなこの光景は、多くのハンターに大きな衝撃を与えた。- しかし村長の話を聞くに、これでもあくまで氷山の一角にすぎない。
生への欲求も理性も欠落したモノ同士の酸鼻を極めた殺し合い、
そんな身の毛もよだつ光景が山の至るところで繰り広げられていたというのだから、
既存の古龍の起こす災害以上に、生態系への影響は極めて大きい大災害といえる。
- しかし村長の話を聞くに、これでもあくまで氷山の一角にすぎない。
- エリア7の骨が散らばっている辺りの壁面を観察すると、岩盤に鋭く刻まれた巨大な爪痕を見ることができる。
風化しているようすも特に見受けられないため、最近つけられたものだと思われるが、
これだけの傷跡を刻むことができる大きさと力を持つのは、やはり黒蝕竜の翼脚くらいのものだろう。
ゴア・マガラがこのエリアで休眠を取ることも、この説のひとつの傍証となろうか。
天空山の成り立ちに纏わる話 
- 天空山は昔はどこにでもあるごく普通の山だったが、
傷を負った正体不明の長大な長虫*1が苦痛のあまりにこの山に巻き付き、
山肌を抉り締め上げのたうち回った結果、このような奇妙な形状になった…という、奇妙な内容の御伽噺。
この伝承にはバルバレのギルドマスターも大いに興味を持ったようで、
ストーリーではこの長大な生物を探しているという旨の話を(冗談半分の口振りではあるが)聞くことが出来る。- なお、本編には超巨大な蛇型モンスターとして蛇王龍ダラ・アマデュラが登場している。
天空山がかつて地殻変動に襲われたという事実と
ダラ・アマデュラが現れる際に起こる大規模な地形変動との関連性、
千剣山のベースキャンプでは天空山同様の謎の落石現象を視認することが出来る点、
周辺ではレビテライト鉱石などといった天空山特有の鉱石が存在することが確認されている点や、
この御伽噺が語られるタイミングから、この巨大な長虫はダラ・アマデュラを指している可能性が高い。
- なお、本編には超巨大な蛇型モンスターとして蛇王龍ダラ・アマデュラが登場している。
- 既に気付いた方もいるかもしれないが、この御伽噺には引っかかる点がある。
正体不明の長大な長虫が苦痛のあまりのたうち回っていたとされていることである。
単に大暴れしたあるいはあまりに美味しい食べ物を食したことを「のたうち回った」と表現した可能性もあるが、
「苦痛のあまり」という表現は何かしらの唯ならぬ事態を想像させる。- これは山を破壊できるほどの巨大生物に何者かが傷を負わせたことを暗示しているように見えなくもない。
しかしながら、仮に御伽噺の巨大な長虫が蛇王龍を指しているとするならば、
そもそもあの出鱈目な巨体と能力を持つ古龍に対抗できる怪物など存在するのかという疑問が発生する。
現段階ではこれらについてのそれらしい回答は無いが、今後この謎が明かされることはあるのだろうか。
もっとも、そんな「怪物」がいないとは限らないのだが。
- これは山を破壊できるほどの巨大生物に何者かが傷を負わせたことを暗示しているように見えなくもない。
- そんなこんなで色々と憶測を呼んだこの御伽噺であったが、
その後、MH4Gでの亜種の登場によってほぼ明確な回答を得た。
亜種は『脱皮直後の蛇王龍』とされているのだが、脱皮直後は極端に代謝が活性化し、
この代謝の異常活性と部位の高熱化の影響から、常に気が立っているという設定が存在する。
傷を負った=部位の高熱化、苦痛のあまり=高熱化の影響で攻撃的になった、と解釈を加えると、
上記の表現は「代謝の異常活性に堪えかねた蛇帝龍が暴れた結果」と言い換えるのが妥当か。
単に代謝が活性化しただけで山の形を変えてしまう辺りが実に出鱈目である。
出現モンスター 
- 大型モンスター
- (ドスイーオス)*2
アルセルタス
ゲネル・セルタス
ババコンガ
リオレイア(通常種/亜種)
リオレウス(通常種/亜種)
ティガレックス(通常種/亜種)
セルレギオス
ジンオウガ(通常種/亜種)
イビルジョー(通常種/特殊個体)
ラージャン
渾沌に呻くゴア・マガラ
余談 
- どんなエリアにもほぼ確実に出現する繁殖力と適応力を持つアプトノスであるが、
天空山だと出現する数・頻度が他のフィールドに比べてかなり少ない……
というよりも、ボスとの戦闘エリアと生息エリアが被っていることが少ないと言った方が正しいか。
そのため、アプトノスが出現しないときジンオウガやリオレウスの餌食になるのはなんとケルビである。
巨体を誇る彼らがケルビをチマチマ食べるのは、すさまじくみみっちく見えるのだが…。- 因みにエリア6でジンオウガが「何か」を捕食する際、同エリアにいるのはアイルーのみ。
一瞬驚かされるが、実際に食べているのはフィールドにおいてある死骸(ケルビのものと思われる)なのでご安心を。
- 因みにエリア6でジンオウガが「何か」を捕食する際、同エリアにいるのはアイルーのみ。
- ちなみにユニバーサルスタジオ・ジャパンで展示される
モンスターハンター・ザ・リアルのCMでは【てんくうやま】と読まれている。
何気なく聞いていてハッとしたハンターも多いようだ。
一応公式では無いが、毎年力を入れているコラボで読み間違いなどという凡ミスを犯すとは考えにくいので、
この読みが正しいと思われる。
実際にゲーム中でも【てんくうざん】と打っても変換出来ないが、【てんくうやま】と打つと変換出来る。
また、モンスターハンタースピリッツのムービーにおいても【てんくうやま】と読まれている。
アニメ「モンスターハンターストーリーズ RIDE ON」では、
主人公リュートが冒険の道中で出会った湯治中のハンターから
「【てんくうやま】でセルレギオスに付けられた傷がある」ことを聞かされるシーンがある。
- 実はMHXの時代においてもこの山の生態系は危機に瀕し続けている。
原因はシャガルマガラとゴア・マガラ。
シャガルマガラは繁殖のため自身の生殖細胞を含んだ狂竜物質を散布し、
他の生物に感染・寄生させることで殲滅し、子孫を残す。
また、これにはゴア・マガラの脱皮を阻害する効果もあり、
これが原因でこの代のゴア・マガラはシャガルマガラになれず全滅する。
だがMH4のストーリーに登場したシャガルマガラは我らの団のハンターによって天空山の生物が死滅する前、
つまり狂竜物質が十分拡散しきる前に討伐されている。
その為かMHXでは脱皮の阻害を免れて生き残ったであろう新たなシャガルマガラが出現し、
再び天空山の生態系が危機に晒された。
この個体も龍歴院のハンターによって狂竜物質が十分拡散しきる前に討伐された。
よって正常に脱皮できるゴア・マガラが生き残っており、更なるシャガルマガラが早期出現する可能性が高い。
つまり天空山の生態系はマガラ種を絶滅させて現在の生態系を維持するか、
諦めて現在の生態系の絶滅を受け入れるかかという二択の状態になっている。
シナト村含む天空山周辺がギルドによって永劫立ち入り禁止地帯に指定されてしまう日も近いのかもしれない…。
関連項目 
フィールド/禁足地 - 天空山の一角にある地帯。
フィールド/千剣山 - 設定では比較的近傍にあるとされている。
世界観/シナト村
アイテム/レビテライト鉱石 - 天空山でのみ採取可能な鉱石素材。
アイテム/霞ヶ草 - 天空山でのみ採取可能な植物素材(精算アイテム)。
モンスター/シャガルマガラ - かつて天空山で発生した大災厄の黒幕。
モンスター/ダラ・アマデュラ - 現在の天空山を形作ったという御伽噺が残されている。
BGM/天空山戦闘BGM