武器/ギルオスナイフ

Last-modified: 2025-11-15 (土) 14:50:56

目次

概要

  • MHWorld初登場の痺賊竜ドスギルオスの素材から作られる片手剣。
    見た目はハンターナイフにギルオスの素材を装飾した皮ペタデザインとなっている。
    武器の鍔部分と盾の真ん中にギルオスの素材が申し訳程度に付けられている。
    上位になると剣はダバルジンのような手斧、盾は刺々しいデザインに変化する。

性能

MHWorld

  • プケプケ武器のブルームナイフからギルオスナイフIに派生する。
    ドスギルオスは下位の瘴気の谷で登場するのでそこで作成できる。
    ドスギルオス素材で順当に強化し、上位になるとマラドタバールという名前になる。
    その後もドスギルオス素材で順当に強化し、最終強化ではヴァルハザクの素材が要求される。
  • 最終強化のマラドタバールIIIの性能は
    • かなり低い攻撃力224
    • 嬉しい会心率20%
    • 高い麻痺属性240
    • 斬れ味は青40、匠Lv2から
    • スロットなし
    • レア度は6
  • 攻撃力が特に低い武器で、上位片手剣の数値ではキリン武器と並んで一番低い。
    半面、麻痺属性値は高いのでモンスターを麻痺させるサポート片手としては優秀。
    生産できる武器の中では唯一覚醒なしでも麻痺属性を持つ片手剣なのだが、
    その低い攻撃力が足を引っ張るため、覚醒で麻痺が出る片手剣を使った方が強い。
    マルチでは火力をパーティメンバーに任せることが出来て低い攻撃力を補えるので、
    この片手剣はマルチでのサポート用として使うのが一番いい使い方かもしれない。
    マルチでは難易度調整によってモンスターの状態異常耐性が増加するが、
    片手剣特有の手数の多さと属性値の高さのおかげで複数回の麻痺も現実的。
  • 麻痺片手剣のライバルは覚醒を付けたボルボクラブグランドバロング
    ボルボクラブは攻撃力は高い反面、麻痺属性180とサポート性能は低い武器である。
    一応麻痺片手としても使えるが、後述のグランドバロングの存在が痛く、
    どちらかといえば無属性強化での運用が主流なので競合しにくいか。
    ただし攻撃力が高いので使い勝手はマラドタバールよりは上である。
    問題となるのがグランドバロング。
    この武器は覚醒で発現する属性が麻痺属性300とぶっ壊れ性能をしており、
    攻撃力もそこそこあるので最強のサポート麻痺片手剣として君臨している。
    純正麻痺武器のマラドタバールより攻撃力だけでなく属性値が60も高いので、
    これでは麻痺のプロフェッショナルたるギルオス武器の立つ瀬がない。
  • またモンスターを麻痺にするならシビレガスガエルを使えばよく、
    麻痺のためにわざわざ攻撃力の低いこの武器を担ぐ必要性は少ない。
    このようにシビレガスガエルとぶっ壊れ片手のグランドバロングの影響もあって、
    Worldでのマラドタバールはどうも影が薄い武器となっている。
    ただし、こちらは中型モンスター武器で簡単に生産・強化は出来るため、
    覚醒装備を作るのが面倒ならマラドタバールを使うのもありかもしれない。

MHW:I

  • MHW:Iになり、MRのドスギルオスの素材でナーガ=サクスという武器銘になる。
    武器のデザインも細身の剣とカイトシールドのような盾にに変化する。
    MR★3でオドガロンを狩って素材を手に入れれば最終強化となる。
    最終強化ナーガ=サクスIIの性能は
    • かなり低い攻撃力336
    • 嬉しい会心率20%
    • 高い麻痺属性300
    • 斬れ味は青70、匠Lv2から
    • スロットなし
    • レア度10
    攻撃力が低いのは上位から変わってないため割り切るとして、
    片手剣としては麻痺属性値300は高いので相変わらず拘束役としては役に立つ。
    他のギルオス武器と違って匠2から白ゲージがでる点も地味に優秀であるが、
    片手剣はすぐに斬れ味が青ゲージまでに落ちてしまうので気休め程度にしかならない。
    MRで戦うモンスターはは白ゲージで戦うことが前提として調整されているのに、
    戦闘の大半を青ゲージで過ごすことになりがちな点はやはり見過ごせないデメリットだが、
    今作の麻痺武器は全部こんな感じに斬れ味が青主体なので気にしないでもいいかもしれない。
    しかし片手剣は手数武器なので調子に乗って切ってるとすぐ斬れ味が緑になるので、
    この武器も他のギルオス武器と同様に匠で斬れ味をケアした方がいいだろう。
  • ライバルは上位の頃からお馴染みのラグドスアッシュとボルボロスのボルボスクランブル、
    そして新顔となるディノバルド亜種のザルファバトラー
    前者二つは勿論、ザルファバトラーも属性解放を付けると麻痺武器に変貌する。
    • MRに合わせてラグドスアッシュは麻痺360、ボルボスクランブルは麻痺270となるが、
      能力値的にいうと麻痺武器としての立ち位置はほぼ上位の延長線上といっても過言ではなく、
      サポートしたいならラグドスアッシュ、火力を両立したいならボルボルスクランブルとなる。
      やはり上記二つと比べてサクスは火力が低いのが致命的な弱点と言わざるを得ない。
    • 新しい麻痺武器として生まれたザルファバトラーだがかなりの問題児で、
      高い攻撃力を活かすための運用として匠5と剛刃研磨、無属性強化が必要であり、
      スキル枠がカツカツになる関係上、属性解放を入れた麻痺武器としてはほぼ使われない。
      麻痺でのサポートをすることが専門のサクスにとってはこれ以上なく優位である。
    • 総評として、サクスの強みは「覚醒無しで簡単に使える麻痺武器」という点である。
      純粋なサポート性能と火力では属性解放を付けた武器にはまず勝てないので、
      スキルコストを下げられる麻痺武器」というお手軽さ・スキル自由度で勝負したい。
      あくまでも中型モンスターの武器なので、性能は控えめなのは仕方ないところである。
  • その後、アップデートでマム・タロトの皇金の剣・痺賊がMR対応したので、
    麻痺サポート片手剣で戦う場合は純粋にマム・タロト武器に立場を譲ることになった。
    この武器はエンドコンテンツ武器という関係上、麻痺属性330と白ゲージ40を持っている武器であり、
    アイスボーンで手に手に入る麻痺片手剣としては一番強い武器となる。
  • このようにサポート用としては悪くない性能ではあるのだが、
    アイスボーンでもフィールドにいるシビレガスガエルやギルオスが優秀なため、
    麻痺させるだけならシビレガスガエルを使えばいいと考えるハンターも多い。
    大抵のハンターはシビレガスガエルやフィールドのギルオスを使う傾向が強く、
    やはりわざわざ火力の低いこの武器を担いでまで麻痺を狙う人は少なかった。
    なのでアイスボーンでも依然として影が薄い武器として扱われ続けてしまった。
    ただ、サクスは武器種が状態異常に向いた片手剣なのが幸運してか、
    皇金の剣・痺賊を持ってないライト層の人間に使われることはあり、
    他のギルオス武器と比べてみりとかなりマシな扱いではあった。

関連項目

モンスター/ドスギルオス
武器/ギルオス武器