モンスター/ドスギルオス

Last-modified: 2020-05-20 (水) 03:26:14
種族
牙竜種 (竜盤目 四脚亜目 賊竜上科 ギルオス科)
別名
痺賊竜(ひぞくりゅう)
英語表記
Great Girros
登場作品
MHWorld, MHW:I
狩猟地
瘴気の谷,導きの地

目次

生態・特徴

「瘴気の谷」に棲息する牙竜種「ギルオス」が形成する群れのリーダー格。
一般的なギルオスより二回りほど大型だが、その体格や後述する牙の大きさ以外の風貌まではそれほど変わらない。
基本的には上層に位置する「陸珊瑚の台地」から落下してくる腐肉を主食としているが、
縄張りに迷い込んだ獲物などには配下のギルオスを率いて積極的に襲い掛かる場合もある。
口内に収まりきらないほど長く大きく発達した一対の「麻痺牙」が最大の特徴。
この牙からギルオス以上に強力な麻痺毒を分泌し、獲物を仕留める姿から≪痺賊竜≫とも呼ばれる。
ただ咬み付いて毒を注入するだけでなく、
この牙から抽出した麻痺毒液を取り纏め、外敵に向けて放つ中距離攻撃も持っている。
一定以上の麻痺毒を受けてしまった相手はたちまち昏倒してしまい、
逃げる暇も無くドスギルオスたちの餌食となる。
ちなみによく目立つ麻痺牙以外にも口内には牙が見られるが、非常に小さい。
頭頂部から肩にかけては、ギルオスよりも更に左右に張り出した「頭巾殻」と呼ばれる部位が存在する。
この頭巾殻には展開できる切れ目があり、開くと魚のエラのようにも見える。
このエラは瘴気の谷に蔓延する瘴気を濾過し、安全な空気のみを体内に取り入れる働きを持つ。
また、震わせることで様々な音を発する特殊な構造となっており、
これを用いて手下のギルオスたちに指示を発することがある。
ギルオスはこの合図を受けて麻痺牙による攻撃を行い、連携して獲物を麻痺させる。
ちなみにこのエラが発達し、より多彩で大きな音を出せる個体ほど繁殖においては有利になる。
逆にこのエラやその周辺部位に大きなダメージを受けてしまうとその個体の魅力は潰されることになる上、
最大の武器である麻痺性の毒の抽出にも支障を来してしまう恐れがある為、
ドスギルオス同士が縄張りや雌を争う場合は互いが互いのエラを最優先で狙って攻撃を仕掛ける。
このような生態から、歴戦のドスギルオスのエラの周辺には多くの生傷が見られる場合が多い。
ドスギルオスは「陸珊瑚の台地」から降ってくる獲物の肉を求めて谷の中を徘徊しており、
大抵は手下であるギルオスを引き連れ、獲物を見掛けると取り囲んで仕留めようとする。
ドスギルオスが居る場合は群れ全体が他の大型モンスターに対して好戦的になり、
強力なモンスターであるラドバルキンやオドガロンにも挑みかかる姿が見られる。
ギルオス種の有する麻痺毒は強力であり、これらのモンスターでも容易く身動きを封じられる。
しかし、瘴気の谷においてはさほど強い存在ではないため、
反撃を受けてすごすごと引き下がるという場面もまま見られる。

概要

  • 別名を「痺賊竜(ひぞくりゅう)」といい、その名通り麻痺毒の牙で攻撃してくるモンスター。
    同じく賊竜の名を冠するドスジャグラスとは地面を這うような骨格が一致しているが、
    ドスギルオスはあちらよりも全体的に細身であり、腹を大きく膨らませることはない。
    また、子分のギルオス達についても同じ骨格・モーションであり賊竜とやや印象は異なる。
    • ギルオスとは大きさ、牙の長さ、頭頂部が左右に張り出し頭巾状になっているなどの差異がある。
      特に頭巾状になっている部分には切れ目があり、内部は魚のエラを連想させる。
      この器官で大きな音を発生させることができ、これが後述する生態とも絡んでくる。
  • ドスギルオスは配下のギルオスを引き連れてフィールド内を歩き回っており
    ハンターや大型モンスターなどを見掛けると積極的に攻撃を仕掛けてくる傾向がある。
    ギルオスに対しては首の器官を振るわせつつ行う鳴き声で攻撃指令を下し、
    連携して攻撃を仕掛けてくるというドス系鳥竜種を連想させる生態を有している。
    ドスギルオス・ギルオス共に牙に麻痺毒を有しており、死角からの噛み付きは危険。
    さほど攻撃力は高くないものの、他モンスターとの交戦中であれば1乙の覚悟も必要である。
    • この「他大型モンスターにも積極的に攻撃を仕掛ける」性質と麻痺牙の組み合わせは強力であり、
      大型モンスターの狩猟中にドスギルオスが乱入してくると、少し戦うだけで相手が麻痺に陥る。
      瘴気の谷の代表的なモンスターであるラドバルキンオドガロンは、
      どちらも大きく動き回ることで脅威となるモンスターであるため、麻痺での拘束は大いにありがたい。
      バゼルギウス相手でも臆せずに立ち向かうが、流石にバクっといく奴が相手では分が悪過ぎるようだ…。
  • 戦闘面ではとにかくギルオスの群れへの対処を念頭に置きつつ戦う必要性がある。
    ギルオスはジャグラスと異なりハンターに積極的に攻撃を仕掛ける傾向があるほか、
    ドスギルオスがダウンすると彼を守るようにギルオスが行動するため、色々と厄介である。
    スリンガー松明弾を利用するとギルオスは少し怯み、ついでに瘴気も晴らせるため活用したい。
    • ドスギルオスの頭を破壊すると、部下を呼び出す力が衰え出現するギルオスの数が減少する。
      また、ギルオスが周りに居ない時に命令動作を行うと落とし物をするメリットがある。
  • 攻撃モーションはドスジャグラス、ドドガマルの賊竜種に共通する行動が多いが、やや噛み付きに傾倒している。
    今作の麻痺は仕様が変わり、蓄積で発動するので噛みつき一発のみなら安全であるが、
    ドスギルオスのモーション自体噛みつきを主体としているので、連続で食らわないように注意しよう。
    牙を剥き出しての突進や、飛びかかっての噛みつきの後、その勢いのまま一回転する技などを頻繁に使用する。
    特に後者は回転の終わりまで判定が存在するので、不用意に近づくと吹っ飛ばされる。
    また、デスロールのような転がり攻撃も備えており、側面にいれば安全という訳でもない。
    遠隔攻撃として麻痺毒の液体を吐き出してくることがあり、不意打ちに成りやすい。
    ちなみに、この攻撃は確定で麻痺を受けるので注意。
  • 破壊可能部位は頭部、前脚、尻尾切断の3部位で、ドスジャグラスとは異なり尻尾が切れる。
    物理弱点もこれらの部位に集中しており、頭部が斬・打・弾の最大弱点となっている。
    一方、尻尾の弾耐性は高いため、ガンナーは頭か前脚を中心に狙いたい。
    頭部の部位破壊はギルオスに指示を出す能力が若干弱体化するだけでなく、
    麻痺毒の効果も未破壊の時より薄れるため、狙う際の優先順位は高くなるだろう。
    • 属性面では水属性が最大の弱点となり、ついで氷・火属性への耐性が低め。
      龍属性はあまり通らず、雷属性については相性が良くない。
    • 状態異常は睡眠が効果的で、毒・爆破なども機能する。
      一方で麻痺に対しては無効化に近く全く期待できないが、シビレ罠、シビレガスガエルのガスには引っかかる。
      また、意外にも罠肉にはさして興味を示さない。
  • MHWorldの登場ムービーではツィツィヤックの死体にギルオスと一緒に群がっている。
    この時はスリンガー松明弾で火を起こしてドスギルオスらを退散させていたが、
    実際は火属性はそこまで弱点でもなかったりする。
  • MHW:Iでは新たにその場で回転する攻撃が追加されたが、活躍に関しては新モンスターである
    ディノバルド亜種に切り捨てられ絶命する損な役回りをしている。
    この亡骸からは剥ぎ取り可能なのでせめて剥ぎ取っておこう。

武具

  • 武器は当然ながら麻痺属性を有している。
    ただ、MHWorldには環境生物「シビレガスガエル」やギルオスといった麻痺手段があり、
    そちらを頻繁に利用する場合、耐性の上昇の関係からやや麻痺に期待できなくなってしまう。
  • 防具は黒い鱗を多用し、所々に黄色い鱗が使われている他、ベルトなどに赤色が目立つ。
    露出している場所は殆どなく、頭部にもマスクおよび赤いゴーグルを着用している。
    男性頭装備が特徴的であり、シルクハットに隠れて見える赤く光るゴーグル、
    そしてクチバシのような形状のマスクと、まるで人の姿をしたカラスのようにも見える。
    • モデルとなったのは、歴史上実在したペスト医師の衣装とみて間違いないだろう。
      当時「瘴気」が原因とされた黒死病の治療に従事した彼らは、
      肌を露出させないよう完全に覆い隠し、ゴーグル付きのマスクを被った。
      特徴的な嘴状のマスクには香草や藁を詰め、病毒からその身を護ろうとしていたのだ。*1
    部位αβ
    スキルスロットスキルスロット
    笛吹き名人+1

    無し

    笛吹き名人+1Lv1×1
    麻痺耐性+1
    麻痺耐性+2無し麻痺耐性+1Lv1×1
    オトモへの采配+2無しオトモへの采配+1Lv1×1
    瘴気環境適応+1無し瘴気環境適応+1Lv1×1
    麻痺属性強化+1
    麻痺属性強化+2無し麻痺属性強化+1Lv1×1
    一式笛吹き名人Lv1無し笛吹き名人Lv1Lv1×5
    麻痺耐性Lv3麻痺耐性Lv1
    オトモへの采配Lv2オトモへの采配Lv1
    瘴気環境適応Lv1瘴気環境適応Lv1
    麻痺属性強化Lv3麻痺属性強化Lv1
  • 雷属性と龍属性に少々の耐性があるが、水耐性がやや低め。
    • スキルは上のとおり麻痺関係の物が多く、ギルオス自身の武器との相性は抜群。
      また、腰のギルオスコイルには「瘴気環境適応」スキルが付与されており、
      瘴気の無効化、酸の影響軽減など瘴気の谷で過ごすのに都合がいいスキルが発動する。
      瘴気をシャットアウトしそうな頭にはなぜかこれではなく笛吹き名人が付与されている
    • スロット数がドスジャグラスの防具と同じだっだりする。ドス繋がりなのだろうか

余談

  • ドスギルオスは頭頂部から首にかけて覆うような形状の部分が見られる。
    この部分は素材名でも頭巾と称され、また正面から見たフォルムなども察するに、
    古代エジプトのファラオが着用した頭巾「ネメス」がモチーフなのかもしれない。
    中を展開することで縞模様のようにも見え、またギルオスを統制する姿は王を連想させる。
  • 名前にドスが付くモンスターでは、初めて尻尾切断が可能なモンスターである。

素材

痺賊竜の牙
ドスギルオスの麻痺毒を有する立派な牙。麻痺属性を付与する性質があり頭部の部位破壊で入手しやすい。
より上質なものは「痺賊竜の鋭牙」、更に強靭なものは「痺賊竜の重牙」と呼ばれる。
痺賊竜の鱗
ドスギルオスの漆黒の鱗。汎用性の高い素材で幅広い用途に使われる。
より上質なものは「痺賊竜の上鱗」、更に強靭なものは「痺賊竜の厚鱗」と呼ばれる。
痺賊竜の皮
ドスギルオスの体を覆う黒い皮。その柔軟性は防具によく利用される。
より上質なものは「痺賊竜の上皮」、更に強靭なものは「痺賊竜の厚皮」と呼ばれる。
痺賊竜の尻尾
ドスギルオスのしなやかな尻尾。強靭な性質のため防具などによく加工利用される。
より上質なものは「痺賊竜の靭尾」と呼ばれる。
痺賊竜の頭巾殻
ドスギルオスの頭頂部を覆うように広がる殻。頭部の部位破壊で入手しやすい。特殊な材質であり、扱うには技術が必要。
より上質なものは「痺賊竜の大頭巾」、更に強靭なものを「痺賊竜の重頭巾」と呼ぶ。

関連項目

モンスター/ギルオス - 手下。
モンスター/ドスジャグラス - 類似点が多い牙竜種のモンスター。
シリーズ/モンスターハンター:ワールド


*1 ゲーム発売時知名度が上がっているSCP(SCP-049)の元ネタも同一のものである