Wall Dwellers

犠牲者が通り過ぎるとZ-90は壁から外れ、犠牲者をこっそりと追跡し始めます。－ドキュメントZ-90

読み	ウォールドウェラー(Wall Dwellers)
初登場	正式リリースから
接近警告	足音
ダメージ	即死
属性	敵対
対処方法	攻撃される前に視認する

解説

Hadal blacksiteに収容されている危険な存在の一つ。
識別番号はZ-90。

外見

正面部分が平らな形状になっている、腕の無い人型の生物。
口は裂けており、背中には無数の穴が空いている。

• 体の前方についている壁の一部のようなものは実は体の一部。
  擬態する壁によって変化できるので、様々なシチュエーションのZ-90がいるのはそのためである。
  体の後ろにびっしりと付いた穴は壁に入るスペースを作るために酸を出して壁の一部を溶かす機能を持っている。

行動

ランダムな部屋の壁に潜んでおり、プレイヤーが通り過ぎた場合は壁から這い出て追跡し背後から暗殺を試みる。ダクト内にいても這いながら追ってくる。
プレイヤーに十分近づくとプレイヤーを転ばせてから、首を噛み切って即死させる。
接近するまでにプレイヤーに視認された事に気付くと逃げ去っていく。
マルチプレイの場合は1番後ろのプレイヤーから標的にする。

攻略

Wall Dwellersから身を守る1番効果的な方法は、常に注意を払うことである。
Wall Dwellersはプレイヤーを追跡する際に足音を発する。
この足音はプレイヤーが発するものとは微妙に異なっており、音の感覚などにも差異があるため、これで区別することが可能だ。
壁の中に普段は身を潜めているが、Wall Dwellersが潜伏している壁ははっきりと輪郭が浮かび上がっており、質感にも若干の違和感がある。
先に発見しておけば有利になるだろう。
Wall Dwellersを視界に入れれば走り去っていくが、この後も機会を伺って後ろから追跡してくる場合がある。
この場合は通常よりも移動速度が速くなるので、明らかにプレイヤーの移動速度では出せない足音が聞こえた時にも要注意だ。
追跡中にプレイヤーがロッカーに隠れた際、Wall Dwellersはプレイヤーが出てくるまでロッカーの前で待ち伏せする。
ロッカーから出た瞬間に襲われることもあるので、やむを得ない場合以外はロッカーに隠れるのはおすすめしない。

また、Wall DwellersはAnglerやturretなどの外的要因によって死亡するケースがあり、このとき死体からはアイテム「Dwellers Chunk」が入手出来る。
使用する(食べる)とParty Specialと同じく、永続的な自動回復効果がつく。狙っての入手は難しいが、入手すればクリアを手助けしてくれるだろう。*1


2024年12月の「The Four Point Five」アップデートにて、
プレイヤーを襲っている最中のWall Dwellerを他プレイヤーが殴り飛ばす事で救出が可能になった。
Bottomfeederの場合といい、プレイヤーの格闘能力に大幅な強化でもされたのだろうか…

余談

・Wall Dwellersのデザインは、ゲーム「ULTRAKILL」の敵キャラであるFilthから触発されている。

ドキュメント

Z-90、コードネーム："Wall Dwellers"は、前面が白亜のように淡く粉っぽい質感を持つ無腕のヒト型存在の一種です。本種は、████████████████属に属する唯一の既知種です。

最初の記録された接触は、2023年7月20日にLos Angeles市内に位置する廃墟と化した██████ Office Complexにおいて発生しました。4名のインフルエンサーが、同施設における失踪事件の報告および「幽霊が出る」との噂を受けて現地へ侵入しました。その夜、彼らがBeverly Hillsで予定されていたブランドイベントに現れなかったため、関係者がGPS追跡機能を用いて彼らの最後に記録された位置情報を特定し、警察へ通報しました。

現場に到着したLAPD所属の警官2名は、オフィス内部の壁面に「人型の穴」が複数存在しているのを発見し、直ちに応援を要請しました。追加で到着した警官らは、施設内を徘徊する未確認の「無腕で木製のように見える人型存在」を確認・報告しました。事案の異常性を鑑み、調査はUrbanshadeのオペレーターによって引き継がれることとなりました。関係警官には沈黙を守るため、また事件を「建設現場での事故死」として処理する声明を発表させるために、相応の「多額の寄付金」が提供されました。
その後、現場へ到着したUrbanshadeオペレーターは、Z-90が単独で存在するのではなく、構造全体にわたり群体（コロニー）として生息していることを予想外に確認しました。すべての個体は捕獲・確保され、追加調査のためBlacksiteへ移送される指示が出されました。
Urbanshadeのオペレーターは、行方不明となった個人に属する私物を回収しました。その中には、映像が保存されたハンドヘルドカメラも含まれていました。記録映像には、複数のZ-90個体が対象者らを追跡し、最終的に捕食する様子が映されていました。
この映像は、監督官██████の要請により破棄されました。理由として、映像内に記録されていたインフルエンサーの言動が、引用するならば「超うざい」および「信じられないほどイライラする」と評価されたためです。
なんでこいつらはこんなどうでもいいことをわざわざ記載したんだ？

調査の結果、Z-90の解剖学的構造は、これまでに記録されたヒト型実体および既知の動物種とは著しく異なることが判明しています。Z-90は哺乳類に一般的な大部分の生命維持系統を欠いており、皮膚系、および消化系のみを有しています。
擬態を行っていない状態では、Z-90の前面の外殻は硫酸カルシウム二水和物、すなわち一般に“石膏ボード”として知られる物質に類似した外観を呈します。しかし、外殻サンプルの顕微鏡分析により、この表面が実際には皮膚組織に近い性質を持っていることが判明しています。
また、Z-90の表皮細胞は非常に高いカモフラージュ能力を有しており、実験により、皮膚の色、質感、さらには材質そのものを変化させ、周囲の建築環境と完全に同化することが可能であると確認されています。

Z-90は構造物内へ埋め込まれた状態になると、周囲に獲物となる存在が現れるまで休眠状態を維持します。感知後、個体は壁面から出現し、標的の背後を追跡、膝裏を蹴ることで無力化し、最終的に頸部を嚙みちぎって殺します。
標的が攻撃を受ける前に振り返ってZ-90を視認した場合、個体は即座に撤退します。ただし、一部の個体はあえて撤退を装い、標的に油断を生じさせたうえで再接近し、不意打ちを狙う行動を取ることがあります。
標的が単独で行動している場合、Z-90は即座に捕食を開始し、対象を完全に飲み込みます。一方、複数名のグループで行動している場合には、Z-90は対象を仲間から引き離すことを優先し、捕食の成功率を高めようとする傾向が見られます

Z-90の特性に関する研究は現在も継続中です。Z-90の有効活用に関する提案としては、その高い擬態能力を模倣し、戦術用制服や軍用装備への応用を図る計画が挙げられています。
また、Z-90の組織に確認された再生能力を医療分野へ転用することを目的とした研究提案も存在します。これらの特性が人工的に再現可能となった時点で、Urbanshadeは収容下にあるすべてのZ-90個体を終了処理する予定です。

死亡メッセージ

Z-90に殺害される

・「壁から出てきた後、Z-90個体がEXR-Pに忍び寄って攻撃し、それらを捕食した。」
・「EXR-PはZ-90個体に襲撃され、消費された。現場にはダイビングタンクのみが残されていた。」

バッジ

They're in the Walls(彼らは壁の中に居ます)

Wall Dwellersを視界に入れて始めて追い返すとゲット。報酬などは特に無し。

Not on MY Watch!(俺の目の前には無い！)

他プレイヤーを標的にしているWall Dwellersを視認して追い返すとゲット。
「Wall Dweller」ジャンプスーツがアンロックされる。

We outta Wall Dwellers(ウォールドウェラーは在庫切れ)

Dweller Chunkを始めて使用する事でゲット。　報酬などは特に無し。

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