The Angler

Last-modified: 2025-12-19 (金) 18:41:49

Z-283が生物を通り抜けると、その生物は瞬時に生命活動を停止します。ードキュメントZ-283 

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読みアングラ―(angler)
初登場初期バージョンから
接近警告ライトの点滅、声
ダメージ即死
属性敵対(亜種含む)
中立(Mirage)
対処方法ロッカーへ隠れる/視界から逃れる

解説

Hadal blacksiteに収容されている危険な存在の一つで、このゲームを象徴するエンティティである。
識別番号はZ-283。
原種に加え、複数の亜種が存在する。
亜種の特徴は大部分が原種と共通するため、原種と同様の箇所をまとめて解説し、補足部分で亜種を解説する。

外見
黒と紺の煙に包まれた、巨大なアンコウ。
眼が複数あり、常にプレイヤーの方面を向いている。
  • 一見するとアンコウを黒い煙が覆っているように見えるが実際はアンコウ部分に実体は無く、むしろ煙の方が本体と言える。
    また、この煙は触れた生物の神経内の電気信号を瞬時に奪い即死させてしまうという恐ろしい性質を持っている。
    捕食を目的としている訳でもないのに、一体何故このような攻撃的な進化を辿ったのかは謎である。
行動
プレイヤーが今いる部屋と、その前の部屋に隠れ場所がある場合、確率で出現する。
Anglerが出現すると施設のライトが点滅し、部屋をAnglerが叫びながら通過する。廊下で走ってはいけません
この鳴き声にはエコーロケーション*1能力があるようだ。
通過するAnglerに接触したプレイヤーは即死する。
また、通過時に照明を破壊する。

攻略 

「The Angler」のみ低確率で目の前に出現したり、ライトを点滅させても襲撃しないなど特殊な行動をとる。
前者は猶予時間が長いので、最寄りのロッカーに隠れればよい。
なお部屋に入ってしばらくした後に襲撃予告→襲撃してくることもあるので、ロッカーの位置は常に確認しておこう。

襲撃予告を見る
一部の亜種を除き、必ず襲撃予告(照明のチラつき,発声音)が存在する。
襲撃予告を聞き逃さないようにしよう。
なおドアのナビパス(部屋番号)は全ての個体でチラつくため、これで判断するのも有効な戦術。
ロッカーに隠れる
基本的な対処方法。これらは他の亜種全てにも有効。
※入るロッカーは安全か確認しておこう。
視界から逃れる
Anglerは通過地点以外のプレイヤーを襲撃できない。
つまりダクトや小部屋のようなAnglerの通れない場所に隠れてしまえば安全である。
また、入口と出口の最短距離を通過するように移動する。
このため十字路の場合は脇の道に入ってしまえば隠れる必要もなく回避できる。

亜種

現段階では亜種が5種存在しているが、ほぼAnglerと同じ方法で対処できる。

Blitz(ブリッツ)
速いぞ!
グレーの色をしたAngler。禍々しいホウライエソのような顔。鳴き声が違う。
とにかくスピードが速いのが特徴。
判別方法は襲撃時のドア番号の点滅が2回起こること
なお光源がない状況で把握して回避するのは不可能な都合上、ドアを開けた先の部屋が暗闇では出現しない。*2
ジャンプスケアは画面が白黒になった後Blitzが少しずつ近づくというどう見てもあいつのジャンプスケアのオマージュ。
Pinkie(ピンキー)
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ピンクの色をしたAngler。目の数が異なり、鳴き声が違う。
襲撃時にライトを点滅させないのが特徴。
判別方法は声が甲高く、非常に大きいこと。悲鳴のような音が聞こえたら隠れる準備をしよう。
また、ライトを破壊しない。
Froger(フロッガー)
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黄色のAngler。カエルのような顔。鳴き声が違う。
部屋をしつこく往復するのが特徴。2回リバウンド(往復) する。
判別方法は声が重低音で、重く轟音なこと。少し見分けがつきにくいかもしれない。
隙を見て出たり入ったりを繰り返そう。特にDOORSプレイヤーなら何度もやってきただろう?
難しければ最初の襲撃を回避したら引き続きロッカーに入り続け、1回目の往復が来たらロッカーから出る→3秒待ってまた入るをしてみよう。
上手くいけばロッカーに出入りする回数を減らせる。*3
Chainsmoker(チェインスモーカー)
とても遅いぞ!
緑色のAngler。煙を吐くニュウドウカジカ。鳴き声が違う。
煙でプレイヤーがロッカーの中で隠れられる時間を減少させる効果があるのが特徴。
移動速度が非常に遅い。
対処方法はすぐに隠れると追い出されて死ぬため、なるべくひきつけてからロッカーに入ろう。
具体的なタイミングを掴むためには入ってきたドアを視界内に入れるようにロッカーにアクセスできる位置に立つこと。
隠れるタイミングは「画面が揺れ始めたとき」に隠れよう。
怖い場合は「緑色の煙が見え始めた時」でも可だが、細長い部屋だと通過前に追い出される可能性がわずかにある。
移動速度が非常に遅いため、顔面が見えてから隠れても間に合う。
ジャンプスケアは謎の空間に飛ばされた後、巨大なParanoia’s Boxが開くと死亡するというかなり独特なもの。*4
Mirage(ミラージュ)
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Angler...のフリをした幻影。
無害なのが特徴。
ライトをチラつかせて、The Anglerの発声音もするが、青い光とともにすぐに消えてしまう。
対処不要だが、水中に居ないのにも関わらずぐぐもった音が聞こえる場合は確実にこれ。
非常にレアなエンティティなので勇気を出して隠れずに正面から見てみよう。
Anglerのドキュメントにない唯一のエンティティ。

余談 

・Anglerは過去にブラックサイトで殺処分されかけたが、実体がないため殺すことができなかった。
・Anglerは明確に生物でないと断言されている。Z-367も同じだが、こちらは肉体を持っている。
・The Ridgeで出るAnglerは「フィナーレ」という。
・Anglerは初期と現在とでデザインが違った。
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ドキュメント

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Z-283(コードネーム:"The Angler"は、チョウチンアンコウの顔のような形をした、浮遊する煙の塊です。


Z-283は、1962年に行われたHadal Blacksiteの初の遠征および発掘作業中、Let-Vand zoneの底部で発見されました。Z-283は、通常の生物とは異なる身体的特徴を持ち、黒と青の濃い煙の雲で構成されています。この煙の中には、クロアンコウ科の魚に似た「顔」が確認できます。観察者がどの角度から見ても、Z-283は常に前方を向いており、この現象は複数人による同時観察でも変化しません。この原因は現在も解明されておりません。

Z-283は、自らの周囲を把握し、獲物を見つけるために、耳をつんざくような叫び声を放ちエコーロケーションを行います。狩りの際には、弱くかつ妨害的な電気信号を放出し、これは電磁パルス(EMP)と類似した働きをします。これらの信号は、Blacksiteの電源網に接続されている非防護の電子機器に干渉し、短絡や誤作動を引き起こします。ダメージゾーンの正確な測定はまだ行われていませんが、その半径は複数の部屋にまたがる範囲に及ぶことが一般的です。また、Z-283はより強力なパルスも放出でき、これは範囲が狭いものの、その軌道上の非防護の電子機器を完全に破壊する力を持ちます。この強力なパルスのサイズはおよそ█×█スタッドです。

現在有力とされる仮説によれば、Z-283は他の生物の身体を通過することによりその獲物を殺害し、その過程で犠牲者の体内の生体電気活動をすべて「吸収」してしまうと考えられています。吸収された後の肉体は、まるで中身を抜かれたような抜け殻として残されます。Z-283はこの生体電気を用いて自身の速度を維持し、電磁パルスを再充電しているとされています。Z-283が捕食を継続している限り、その暴走は止まらないと考えられています。█体のLR-Pテスト被験体に対する検死結果はこの仮説を支持しており、全ての被害者において外傷がない一方で、脳に広範な損傷が確認されました。公式命令により、Z-283は█████で構成された密閉ボックスに25層の同一素材を重ねた容器に封じられています。

Z-283が収容違反を起こした場合、その接近を示す2つの明確な兆候に注意する必要があります。ひとつは、Z-283の電磁パルスによって周囲の照明が点滅し始めることです。もうひとつは、あの特徴的な叫び声です。このような状況に陥った場合、職員は見通しの悪い場所に避難するか、Z-283の進路からできる限り距離を取ってください。Z-283が一帯を通過した後、その区域は電子機器の妨害によって完全な暗闇に包まれます。非常用照明システムがすぐに作動する保証はありませんので、職員の皆様には電池式の照明器具を携行し、電力が復旧している区域まで慎重に移動していただくようお願いいたします。

Z-283は金銭的な価値を持ちませんが、Mutual Assured Destruction(MAD)戦略に基づき、兵器としての潜在的利用価値があるため、現在も厳重に保管されております。万が一、Urbanshadeの非合法活動が他の組織・汚職機関・情報機関・または国家によって暴露された場合、Z-283の収容セルは地表へ移送され、問題の当該組織の本部に向けて空輸されます。指定地点に到達次第、収容セルは上空から投下され、それによりZ-283が解放されます。この行動は隠蔽のための戦略的手段とはならず、純粋かつ単純明快な復讐を目的としています。

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Blitz
Z-283-Bは、通称「Blitz」と呼ばれるZ-283の最初に発見された亜種で、Z-283が目撃されてからおよそ███分後に発見されました。研究者たちは、この個体の「顔」がホウライエソ属の魚に似ており、左目の眼窩に3つの発光する目があり、右目の眼窩が空洞であることからZ-283-Bとして識別しました。

Z-283-Bからの生存者によると、この個体は非常に高速で移動し、電気信号に特に強く干渉すると報告されています。他のZ-283の個体とは違い、照明の点滅が2回素早く起こるという報告も受けています。また、Z-283-Bのエコーロケーションによる叫び声が聞こえた時に、現場にいる職員が対象の進路にいた場合、生き残る可能性は限りなく0に等しいです。

Z-283-Bはその驚異的なスピードによって、現場にいる職員が反応する前に現在地へ到達します。その速さは「目にもとまらぬ速さ」と形容されることもあります。職員は、Z-283-Bの叫び声を聞いた時点で直ちに身を隠すことが推奨されます。
Pinkie
Z-283-Pは、通称「Pinkie」と呼ばれており、その名前は「顔」が鮮やかなピンク色であることに由来しています。見た目はZ-283に似ていますが、主に色と赤外線分析眼の有無が異なります。

他の亜種と違い、Z-283-Pは進行方向にある電子機器の点滅や過負荷などの異常を起こさないため、電気的異常を警告として利用することに慣れている人にとっては、特に危険な存在です。

ただし、Z-283-Pは他の個体に比べて移動速度が遅く、接近時には比較的余裕をもって行動することができます。
Z-283-Pのエコーロケーションによる叫び声は「非常に独特で耳をつんざくようだ」と表現されます。それに注意していれば、Z-283-Pはあまり脅威にはならないと考えられています。
Froger
Z-283-Fは、通称「Froger」と呼ばれており、カエルのような外見を持つことからその名が付けられました。これはZ-283の4番目に確認された亜種です。他の亜種とは異なり、Z-283-Fの「顔」は既知の深海魚類のどの科や属にも明確に一致していません。ただし、Z-283-Fから逃れた研究員たちの証言によると、カエルアンコウ科あるいはホウライエソ属の生物を模倣している可能性があると推測されています。この点については現在も議論が続いておりますが、正直なところ、現段階ではそれほど重要な懸念事項ではありません。

Z-283-Fは周囲の生物を感知する能力を持っていると考えられています。ある時点で進行方向を変え、来た道を戻る行動が確認されており、まるで「獲物の匂いを嗅いでいるかのような」様子が見られました。

対象が隠れていた場所から姿を現すと、Z-283-Fは短時間の沈黙のあとに再び出現します。その際、Z-283-Fの進路から外れた側室などの部屋に退避することが有効的な手段だと考えられています。
Chainsmoker
Z-283-Cは、Z-283の3番目に発見された亜種で、その見た目は極端な水圧変化によって膨張したニュウドウカジカ属の魚に似ています。
生き残った職員たちは、この個体を「Chainsmoker」と非公式に呼んでおり、
これは緑がかった皮膚と、常に身体から立ち上る「煙」に由来しています。

Z-283-Cは、これまでに確認された中で最も遅い速度で移動するZ-283の亜種です。

そのため、職員は十分な時間を確保して避難や準備を行うことができます。
被害や精神的ショックを最小限に抑えるためにも、Z-283-Cがすぐ近くまで来てからロッカーに隠れるか、進路から外れた部屋に身を隠すことが強く推奨されます。

死亡メッセ―ジ

Anglerに殺害される
「EXR-P は、身を隠せず、即死する直前まで Z-283 を見つめていた。」
「EXR-Pは、Z-283が通過したときに適切な場所を見つけられなかった。」
「この件についてはEXR-Pに具体的に知らせるべきである。これだけで既に約2,500人が死亡している。」
「EXR-P は予想通り Z-283 に屈した。特筆すべき点はない。」
「EXR-Pは、Z-283が彼らのいたエリアを通過したときに即死した。」
「EXR-P は、その地域を通過していた Z-283 から逃走を図ったが、完全に失敗した。」
Pinkieに殺害される
「EXR-P は適切な隠れ場所を時間内に見つけられなかったか、あるいは叫び声がどこから聞こえてくるのかわからず、隠れ場所を見つけることを単に考えなかった。」
「Z-283-Pinkie がエリアを通過している間、EXR-P は適切な隠れ場所を見つけることができなかった。特筆すべき事に、セクター内の電球は通常のように破壊されなかった。」
Frogerに殺害される
「EXR-P は、Z-283-Froger がそのエリアを通過しているときに適切な隠れ場所を見つけることができなかった。特に、Z-283-Froger は EXR-P の存在に気付いているようで、セクターを念入りにクリアリングしていた。」
Blitzに殺害される
「EXR-P は、Z-283-Blitz が通り過ぎたときに適切な隠れ場所を見つけることができなかった。特に、カメラの FPS が低すぎたため、CCTV は死亡時に Z-283-Blitz の画像を一切記録しなかった。」
Chainsmokerに殺害される
「EXR-P は、Z-283-Chainsmoker がエリアを通過しているときに隠れ場所を見つけることができたが、どうやら自発的に逃げ出したようである。この行動の理由は不明だ。」
「Z-283-Chainsmoker は絶えずガスを吐き出しており、隠れていた EXR-P が隠れ場所から逃げ出したようである。EXR-P はガスの匂いに魅了されて自ら隠れ場所から逃げ出したのかもしれない。」

バッジ

Every Lung Has Its Iron(全ての肺に鉄がある)
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Anglerから生き残るとゲット。「Angler」ジャンプスーツがアンロックされる。
Ready For Anything(準備万端)
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Pinkieから生き残るとゲット。「Pinkie」ジャンプスーツがアンロックされる。
An Ocean Of Blood(血の海)
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Frogerから生き残るとゲット。「Blood-ocean」ジャンプスーツがアンロックされる。
Oh(あゝ)
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Blitzから生き残るとゲット。「Blitz」ジャンプスーツがアンロックされる。
Good Things Come To Those Who Wait(待ち人へ幸せを)
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Chainsmokerから生き残るとゲット。「Chainsmoker」ジャンプスーツがアンロックされる。

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*1 コウモリ、イルカなどの一部の生物は超音波を発し、その反響で餌の位置を特定する。
*2 当然だがThe Ridgeにいる間は除く。
*3 なお、先に進めば進むほどロッカーから強制退出させられるリミットは減るため、後半戦では作用しない。
*4 ドキュメントの記述では絶対に開かなかったParanoia’s Boxが開いたことは何かの謎…。
*5 旧デザイン