温度について

Last-modified: 2017-06-21 (水) 23:16:06

温度はまず、断熱性が壁の厚みで決まります。
どんなにクーラーの設定温度を下げても(あるいはヒーターの設定温度を上げても)壁の厚みが足りないと、外温の影響が入って来てしまい、なかなか設定温度に届きません。
温度を一定に保ちたい場合は、最低でも壁を二重にしましょう。素材による差はありません。


クーラー

クーラーの温度設定は、「青い側の部屋を何度にしたら、省電力モードに入るか」という意味になります。
例えば設定が21℃の場合、冷却側(青い側)が21℃に達すると、消費電力が「低(20W)」になり稼働が止まります(仮に赤い側の温度が-40℃であっても)。
その後、冷却側(青い側)が21℃未満になると、消費電力が「高(200W)」になり、再び温度調節を始めます。
以上の事から、部屋の「温かさ」を設定するのにクーラーは不向きです。

なお、クーラー自体は壁一枚と同じ扱いになります。冷たい空気を取り込もうとして排熱部分だけ冷やしたとしても、壁の向こう側を1マス冷やしたのと同じ結果になります。
仮に、複数の放熱器で冷やした空気(15℃)と、熱波中の外気(60℃)にそれぞれ排気口を向けて21℃設定した場合は以下のようになります。

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ただ、赤い側は排熱を行うため、閉鎖された部屋などに排熱側を向けていると、排熱先の部屋が熱くなり、結果としてクーラーの効きが悪くなります。
排熱側は冷やすか、屋根や壁をどけておきましょう。

ヒーター

ヒーターの場合は、「部屋の温度が何度まで上がったら、省電力モードに入るか」です。
期待する温度を設定しておけば、その温度になるまで消費電力200Wで稼働し続けます。
設定温度に達すると、消費電力20Wとなり設定温度未満になるまで待機します。

放熱器

5日間稼働します。燃料が尽きかけると、「運搬」担当が燃料を補給しに来ます。
15℃以下にはなりませんので、冷凍庫などの作成には向きません。

焚き火

2日間稼働します。燃料が尽きかけると、「運搬」担当が燃料を補給しに来ます。
室内の空気をさらに暖めるというより、30℃未満の室内気温を最大30℃まで上げる形になります。
例えば、熱波到来中の50℃の部屋に、小部屋を作って中に焚き火を置いても、小部屋が50℃以上になることはありません。

クーラー・ヒーターの挙動について

以下の挙動を繰り返します。
・室内側の温度が変わる(壁が厚いと、室内温度が外気温と同じになるまで時間がかかる)
・室内側の温度を読み取ってクーラーまたはヒーターが稼働する(消費電力が低:20W→高:200Wになる)
・室内の温度が冷暖房の影響で変化する
・室内(クーラーは青い側)が設定温度に達したところで、クーラーまたはヒーターが省電力モードになる(消費電力が高:200W→低:20Wになる)。

換気口

換気口を壁に設置すると、換気口を設置した1マス分が、壁がないのと同じ扱いになり、換気口を挟んだ部屋の温度が平均化されて行きます。
換気口はクリックした後、キーボードのVキーで開閉を指示する事が出来ますので、必要に応じて間欠泉のある部屋との換気口を開いて暖気を取り込んだり(あるいは閉じてシャットアウトしたり)、寒い季節のみ外気と冷蔵庫の間にある換気口を開いて、冷蔵代を節約したりする事が出来ます。

その他

温度計算は多少ランダム要素が入るらしく、全く同じタイミングで同じ条件で開始した加温(または冷却)でも時間経過でズレが生じます。
希望する温度を安定的に得るには、10×10マス以内の部屋を二重壁にしておくのが一番バランスが良さそうです。
なお、外気温がプラスマイナス50℃を超えると二重壁でも対処出来なくなって来ます。
その場合は、冷暖房の数を増やすか、壁をさらに厚くするかして下さい。
(参照:冷凍庫の一例)