RimWorld - Biotech🧬

公式ＤＬＣ第三弾。2022/10/22発売。子供や味方のメカノイドが追加される。
Biotechタブの追加。マップ右下に汚染表示アイコンの追加、等。

Biotechタブ。 上部がメカノイド関連設備。下部が吸血・遺伝子改造・育児等の設備。

メカニターとメカノイド

メカリンクは、入植者がメカノイドへの直接の精神的リンクを形成し、
電磁信号と精神的影響を介してそれらを制御できるようにする新しいインプラントです。
このメカリンクを持っているキャラをメカニターと呼びます。

メカニターは戦闘用のメカノイドだけでなく、労働用のメカノイドを作成して使役することができます。
労働用メカノイドは作業速度こそ遅いですが、物品の製造、入植者の救助や医療、
建設や修理、作物の種まきと収穫、物資の運搬など様々な業務をそれなりの品質で代行することができます。
メカノイドは病気にならず、毒や炎に苦しむこともなく、悪い環境で精神を病むこともありません。
必要なのは定期的な充電だけです。故障しても修理すれば復活します。
しかしメカノイドは多くの電力を消費し、同時に廃棄物によって周囲を汚染していきます。
どうやって電力を確保し、廃棄物を処分するかがメカノイドたちと生活する上での課題になります。

Biotechではあなたの暮らしを支える労働用メカノイドたちだけではなく、
純粋な戦闘用メカノイドの拡張も行われています。
新しい戦闘用メカノイドの中には超高熱で相手を蒸発させたり、
強力なシールドを展開して仲間を守ったり、大量の子機を発射して戦わせ敵を殲滅したりといった、
必殺技を持った強力なメカノイドも存在します。

メカニターでゲーム開始

最初からメカニターで始めたい場合は、シナリオの「メカニター」でゲームを開始して下さい。
このシナリオでは、運搬用メカノイドの「リフター」と建築用メカノイドの「コンストラクトイド」を連れた
孤独なメカニターとしてゲームを開始します。
メカノイド充電器を設置し、メカノイド培養槽、サブコア製造機を設置してメカノイドを増やし、
帯域（黄色い■）を強化する装備を身に着けてより多くのメカノイドを使役していきましょう。

後からメカニターになる

メカニター以外で開始し、後からメカニターになるには、
何らかの方法でメカリンクを獲得して入植者に取り付ける必要があります。
メカリンクは、メカニターの死体からメカリンクを抽出することで入手できます。
マップ上に生成される「古代のエクソストライダー」を破壊して
メカニターの死体が乗った古代のメカノイド船を呼び出し、
護衛のメカノイドを倒してメカニターの死体からメカリンクを抽出し、新しいメカニターになりましょう。
他の方法として、古代のメカニター遺跡に赴いて護衛のメカノイドを倒し、
メカニターの死体をからメカリンクを抽出することで獲得することもできます。

メカニターは最初、数体の小さなメカノイドしか使役できません。
しかし、より多くの帯域幅と制御グループを獲得することにより、
大量のメカノイドたちを使役する事が出来るようになります。

メカノイド関連施設

メカノイド関連の施設はBiotechタブから選べます。
技師で開始した場合、メカノイド充電器、サブコア製造機、メカノイド培養機、バンドノード、そして汚染ポンプを最初から作る事が出来ます。

メカノイド充電器

メカノイドは時間とともにエネルギーを消費するため、
定期的にメカノイド充電器で充電しなければなりません。
充電器には小型メカノイド用の充電器と大型メカノイド用の充電器があり、
メカノイドの大きさにあった充電器を選択する必要があります。
メカノイドは充電切れが近くなると、自分から利用可能な充電器に向かいます。

もし充電ができずにエネルギー切れを起こすと、
メカノイドは休眠による自己充電状態になってしまい、
この状態では充電に非常に長い時間がかかるようになってしまい、
自分で充電器に向かうこともできなくなります。
そのまま放置するのも1つの手ですが、メカニターの手で充電器まで運んでやることもできます。

サブコア製造機

各メカノイドには、サブコア（サブペルソナ・コアの略、AI亜人格コアと訳される。）
として呼ばれるメカノイドのＡＩが必要です。

サブコアにはいくつかのグレードがあり、高度なメカノイドはより高度なサブコアを必要とします。
最初に作成できる「基本サブコア」は、メカニターが（サブコア・エンコーダー）で
スチール50個とコンポーネント２個から作り出す事が出来ます。
この基本サブコアは、単純な労働に従事する小さな作業用メカノイドと、
単純な戦闘用メカノイドの製造にしか使えません。

より高度なサブコアを作るには、材料だけではなくヒトの脳をスキャンして精神パターンをトレースする必要があります。
ボスメカノイドを倒して入手するチップを使って研究を進め、スキャナーを製造出来るようにしましょう。

サブコア・ソフトスキャナー
「標準サブコア」を製造します。
スキャナーの中にサブコアの材料と生きたヒトを入れてスキャンし、サブコアを作製します。
ソフトスキャンを受けたヒトは一時的に精神的影響を受けますが、時間経過で消失します。
サブコア・リップスキャナー
「精密サブコア」を製造します。
リップスキャンを受けたヒトは脳を破壊され死亡します。
スキャナーの中にサブコアの材料と人を入れてスキャンすれば精密サブコアを作製できます…
スキャナーに入れた人の命と引き換えに。

メカノイド培養

サブコアと素材の準備が出来たら、メカノイドをメカノイド培養器で培養します。
メカノイドは通常の機械のように組み立てる事は出来ず、メカナイトを豊富に含む溶液の中で培養する必要があります。
また、培養器では故障したメカノイドを復活させる事も出来ます。
大型メカノイドの培養には大型の培養器が必要になり、培養にも時間がかかります。
超大型メカノイドを普通に培養すると半年近くかかるほどです。
また、培養の副産物として有害な廃棄パックが排出されてしまいます。

バンドノード

バンドノードは「帯域幅」を増幅し、技師が一度に制御できるメカの数を増やします。
この「帯域幅」が減ると、一部のメカノイドが技師から一時的に切断されます。
長時間切断されたメカノイドは、やがて野生のメカノイドの巣と接続してメカニターの制御下から離れたり、
入植者を攻撃したりするようになります（家畜の野生化と似ています）。

メカブースター

近くにいるメカノイドのスピードと作業能力をアップさせる共振装置です。

メカノイド通信機

技師がスーパーメカノイドを呼び出すための通信機です。
敵を呼び出し、その死体から特殊なハイテク・メカノイド・チップを回収しましょう。
このチップは、メカノイド技術を進めるのに必要なもので、メカノイド運用の核となるものです。
なお、スーパーメカノイドはランダムに襲ってくる襲撃者と違い、技師の都合で、技師が呼びたい時に呼び出す事が出来ます。

汚染用ポンプ

周囲の土壌の汚染を吸い上げ、運搬可能な廃棄パックに戻します。
この廃棄パックをコロニーから離れた場所に廃棄することで汚染をコロニーから遠ざけることができます。
ただし廃棄パックは常温下だと数日で崩れ落ち再び周囲を汚染するため、これだけでは汚染を無くすことはできません。

汚染霧化装置

Westepack atomizer。汚染を人工的に浄化します。それなりの電力(400W)を必要としますが、12時間ごとに１廃棄パックを無害化していきます。

技師用のツール

インプラント

技師はインプラントを用いる事で、より効率的にメカノイドを制御する事が出来ます。
製作にそれなりのコストがかかるのがデメリットですが、強化義肢などと違い、人材の資産価値に影響を与えない他、手術なしで導入が可能です。
制御サブリンク制御グループ数と、自身が支配下に置くメカの「基本的な作業速度」を増加させます。6回まで追加できます。
遠隔リペアラー メカノイドを遠隔で修理できるようになります。対象のメカノイドは視界内にいる必要があります。3回まで増設可能で、射程が増加します。
遠隔シールダー メカノイドに半径1.5タイル分のシールドを投影するためのインプラントです。敵にも使用でき、その場合は対象の射撃をシールド容量分だけ吸収します。3回まで増設可能で、投影可能な距離とシールド容量が増加します。
メカ培養槽プロセッサー 培養槽に直接接続し、メカノイドの生産と復活の速度を上げます。6回まで増設できます。
修理プローブ メカノイドの修理速度を大幅に向上させる事が出来ます。6回まで増設できます。

装備

技師用ヘッドセット帯域幅を増やし技師が操作できるメカノイドの数を増やすことができます。
技師用コントローラーより多くのコントロールグループや帯域を制御できるようになります。
メックコマンダー＆メックロードアーマー究極の技師用装備。このパワーアシストアーマーは、帯域幅を劇的に増幅させます。

廃棄パックと汚染

メカノイドは製造時と充電時に、有毒な廃棄パックを排出します。
この廃棄パックは凍結しない限り、劣化し、周辺を汚染して行きます。このパックは燃やしたり傷つけたりすると、致命的な毒ガスを発生させます。
汚染源はメカノイドだけではありません。Toxifier generatorsは安定した電力を供給してくれますが、周囲の地形を直接汚染してしまいます。
汚染がもたらす悪影響は、ベースゲームの「死の灰」と同様のものです。

廃棄パック対策

廃棄パックは、凍結によって劣化による汚染を防げます。
また、キャラバンや輸送ポッドを使って、ワールドマップにパックを捨てる事も出来ます。
さらに、敵の基地に贈り物として投げ込むこともできます。もちろん嫌われます。惑星の汚染も進むでしょう。

汚染対策

汚染された地域で暮らす方法もあります。マスクやガスマスクのような防毒装備を使いましょう。
人工的な解毒器官を移植すれば、汚染物質の影響を受けにくくなります。
汚染された地形を手作業で掃除するよう入植者に命じれば、入植者はそれを廃棄パックに戻してくれます。
それよりは、汚染ポンプを使用して、汚染をコロニーから遠ざけた方が安全でしょう。

なお、汚染の浄化にはポルックスツリーが有効です。汚染度の高い土地にはポルックスツリーが生えてきます。
この木はゆっくりと周囲の汚染された地形を浄化します。ただし根が繊細なため、植え替えはできません。
汚染霧化装置で人工的に処理する事も出来ます。汚染霧化装置を使えば完全に無害化できますが、処理に時間とコストがかかります。

汚染と環境

汚染は自然環境にも影響を与えます。
汚染は虫を湧かせ、ねじ曲がった魔女の木を生やし、トクサロープや腐敗ネズミを呼び寄せるでしょう。
惑星の汚染が進むと酸性スモッグの発生率が上がります。惑星の汚染度はゲーム開始時に調節出来ます。
ただ、悪い事ばかりではありません。偉大なる自然はポルックスツリーのように、汚染に適応した動植物を根付かせます。
素早く育つ事が出来るトキシポテトもその一つです。

追加メカノイド

Biotechでは、いくつもの新たなメカノイドが追加されています。
参照：メカノイド一覧

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