263年8月　蜀漢の滅亡

勢力図

正始政変の後、魏では司馬氏が台頭し、司馬師の跡を継いだ司馬昭が実権を掌握した。蜀では姜維が北伐を繰り返して国力を損耗し、やがて国政も乱れ始める。これを好機と見た司馬昭は鍾会と鄧艾に蜀討伐を命じるのだった。

勢力一覧 [添付]

各勢力分析 [添付]

曹奐

司馬一族に乗っ取られて晋となる直前のシナリオ。
頭数は末期シナリオらしく他勢力と同じように大幅に減少しているが、同時代最強の鄧艾を始め、文鴦、鍾会に司馬昭など優秀な人材が揃う。
ただしこれ以前のシナリオと違って二方面作戦はさすがに厳しいので、まずは寿命の残る呉を滅ぼそう。
呉を滅ぼして人材を吸収する頃には、姜維を始めとする蜀将はほとんど死んでいるので、なんの苦労もなく制圧できることだろう。

劉禅

時系列的に攻め込まれる直前のシナリオだからか、漢中と陽平関に兵力が集中している。将も少なく、姜維ら主力はほぼ寿命という絶望的な状況ではあるが、悲観しすぎることは無い。
敵兵はほぼ確実に陽平関ルートを通ってくるので守りやすく、魏も武将が全く足りず長安などの主要都市を除けば内政がボロボロになるため、前線を突破出来れば後はあっという間に占領できる。
しかも、上庸が空白地となっているため、史実で蒋琬が行こうとしていたルートからの中原進出が非常に容易となっている。山越えで北伐するより遥かに簡単なルートなので、初手で姜維ら主力を長蛇で派遣して上庸を取ろう。
同時に建寧から兵を出して雲南を取り南蛮との外交を可能にし、友好関係を築いて異民族武将を貰おう。頭数不足が少しはマシになる。四夷は山だと異常なほど強いので、陽平関の守りを安心して任せられる。
そして、呉と魏が襄陽を巡って争っている隙を突いて苑か新野を取り、そこを足がかりにして許昌か長安を攻め取ろう。そこまで来れば後は簡単なはず。

ただし無策で苑に行こうとすれば長安から援軍がドバドバやってきてジリ貧になることもある。
そこで南蛮武将の出番だ。陳倉手前か郿周辺の森で敵兵を釣り、強力な補正でガンガン溶かそう。
ある程度減らしたら姜維らを苑に出せば割と楽。

一人でいいので誰かを交易に出して知力＋10の仏典を手に入れておこう。蜀漢最強の姜維の寿命が延びる上、知力が100を超えるので助言が必ず的中するようになる。

孫休

全シナリオ中唯一、孫呉の皇帝が孫権では無くなったシナリオ。
君主・孫休の主義がまさかの名利な為、人事枠が二つしかなく水軍が大幅に弱体化。攻め来る魏軍への防衛戦は岸に陣取って船を地上で迎え撃つ形にしよう。
軍師は陸抗に替えるべし。
人材もあまりに少なく、どこに人を割くかがカギになってくる。
江陵、江夏、建業など前線や生産力の高い都市に人を集め、後方は数人置いといて軍団委任で頑張ってもらおう。

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