個性

金個性は一部を除き強力なものばかりだが、その中でも特に有用とされているものをピックアップした。

• 飛将
  • 効果：大河以外の全地形においてZOC無視、包囲効果の影響を受けない
  • 総評：ルール無視の機動性と破壊力
  • 所持武将：呂布
    (おまけ武将)チンギスカン
  • 解説：
    • 領地の占領が大きな意味を持つ今作で、おなじみＺＯＣ無視はこれまで以上の効果を発揮する。大きく移動が抑制される敵領地や接敵時でもぬるぬる動く様は圧巻。
    • 兵站切りは当然、敵城への進軍時に先行して府取りや、輸送隊を襲撃したりと、他ではありえない機動性を存分に活かした活躍が可能。
    • おまけのように付いている包囲効果無効は単品でも金個性級（闘将）で、２部隊以上に面した時は掃討の様なバフ個性では実現出来ないほどの威力を発揮する。

• 矍鑠
  • 効果：自分が一定年齢以上の場合に自部隊の全能力が上昇、一騎討ちで優遇
  • 総評：自部隊の能力強化する個性の中では最優秀
  • 所持武将：黄忠
    (おまけ武将)廉頗
  • 解説：
    • 同様の倍率で自部隊能力が向上する任才や神威と比べると発動条件が特殊で、生年の設定により常時自部隊を強化することが可能。
    • 加えて、任才や神威にはない一騎打補正も付加されるため、よりお得な個性と言える。
    • 実は年齢ごとに強化の度合いが変わり、60歳で1.2倍、65歳で1.25倍、70歳で1.3倍、80歳で1.35倍、90歳で1.4倍となる。
      フルで能力を発揮するのは黄忠では難しいが、新武将では生年次第で出師の表あたりから常時全能力1.4倍を発揮できる。なお、寿命の無い仮想では1.35倍一律の模様。
    • ただし１００歳を迎えると強制的に死亡することには注意。

• 神将
  • 効果：自部隊を除く特定範囲内の自勢力部隊の攻軍・防御が上昇(1.3倍)
  • 総評：周囲へバフを撒く個性の中では最強格
  • 所持武将：関羽
    (おまけ武将)楽毅, 上杉謙信
  • 解説：
    • 同系統の驍将や剛将と比べると遥かに効果が高く、周囲の味方に掃討・堅守を付加すると同様の凄まじい恩恵を与える。
    • 防御力が上がり、敵城や関、施設などからのダメージも軽減されるため、同じくチート個性の神機と比較すると、野戦には劣るが攻城戦については有利と言える。
    • ちなみに史実武将で神将を持つ関羽の傍には大抵張飛がおり、親愛や個性の闘将も相まって、その戦闘能力が凶悪なことになっている。

• 伏龍
  • 効果：状態異常戦法が必ず成功し期間が延長、状態異常無効、効果範囲内に入った罠を解除
  • 総評：状態異常のスペシャリスト
  • 所持武将：諸葛亮
    (おまけ武将)諸葛亮(パリピ)
  • 解説：
    • 戦法はもちろん、兵站切りをくらっても状態異常にかかることがない。罠に至ってはかかることすら出来ない。
    • 状態異常をかける場合も強力で、必ず成功するうえ効果期間も延長するので、諸葛亮よろしく範囲異常の戦法と相性がいい。
      ただし、同じ伏龍や洞察持ち相手だと無効化される。
    • 伏龍の説明に明記されていないが、洞察の効果である「太守として所在する拠点が状態異常にならない」効果も持ち合わせているため、完全に洞察の上位互換である。

• 神機
  • 効果：特定範囲内の敵部隊の攻軍・防御が低下
  • 総評：周囲へデバフを撒く個性の中では最高峰
  • 所持武将：陸遜
    (おまけ武将)韓信, 呉起, 呂尚, 田単, 李靖, 武田信玄, 高杉晋作
  • 解説：
    • 周囲部隊の能力を0.7倍と、同系統の機略や妙算と比べ圧倒的な性能を誇る。
    • 同じくチート個性の神将と比較すると、敵部隊へのデバフのため自身にも恩恵があるうえ、バフ・デバフの計算上、野戦においてはより強力な個性と言える。
    • ちなみに史実武将で神機を持つ陸遜の固有戦法は全能力デバフ効果を持つ極焔であり、相性が良い。

• 掃討
  • 効果：自部隊の攻軍が上昇(1.3倍)(艦船兵器以外)
  • 総評：統率の数値以上の強さを発揮する
  • 所持武将：華雄 魏延 凌統 徐栄 曹彰 李通 張苞 夏侯覇 文鴦など
  • 解説：
    • 単純に攻軍値が高くなるだけはあるが、1.3倍という高い倍率は強力。
      ※統率そのものを1.3倍するのではなく、統率から算出された攻軍値を1.３倍する。
    • 具体的には、統率60の武将が統率100の武将の攻軍値を超える。

• 堅守
  • 効果：自部隊の防御が上昇(1.3倍)(艦船兵器以外)
  • 総評：これがあるだけで強力な盾役となれる
  • 所持武将：郭淮 曹真 文聘 満寵 公孫瓚 孫桓 李厳 徐盛 張宝など
  • 解説：
    • 防御が30%上昇する。係数であるため、防御補正の高い方円陣・魚鱗陣との相性が良い。
    • 防衛戦で活躍した武将が持っている事が多く、彼らの能力の高さと相俟って非常に粘り強くなる。

• 補佐
  • 効果：人間関係に関係なく、自部隊が連携に加わりやすい（嫌悪を除く）
  • 総評：親愛バフで周囲の部隊を強化できる疑似奸雄
  • 所持武将：関平 呉懿 張梁 趙累 鄧忠 杜襲 鮑信 王甫 夏侯覇など
  • 解説：
    • 親愛関係がなくとも親愛バフで周囲の部隊の能力を強化することが出来る。
      この親愛バフだけでも劣化奸雄とも言えるほど強力。（もっとも奸雄だと全能力上がるものの、親愛バフだと機動などは上昇しない）
    • 加えて、連携で戦法に威力をのせられることも特筆すべき魅力。
      ぜひ野戦には主将のお供として連れていきたい。
    • そもそもこの個性を保持している武将の中には補佐がなくとももともと有用な武将が多いことも、この個性の使い勝手の良さを高めている。

• 疾走
  • 効果：自部隊の機動が上昇(艦船兵器以外)(1.3倍)
  • 総評：兵站切り、占領活動、空白都市奪取に大活躍
  • 所持武将：郭嘉 夏侯淵 曹純 司馬懿 鄧艾 馬騰 馬超 韓遂 公孫瓚 張燕など
  • 解説：
    • とくに空白都市、空白府の占領に威力を発揮。
      錐行陣形との合わせ技で風のように要地を奪って行くぞ。ただし突出には注意だ。

• 幻術
  • 効果：次ターン開始時に特定範囲内の敵部隊の士気が低下
  • 総評：重複させればチート級の驚異に化ける
  • 所持武将：張角 張宝 張梁 木鹿大王 など
  • 解説：
    • 同じく士気を低下させる威風などと比べると、ターンごとに10低下と効果がはるかに大きい。
    • 重複するため、戦場に多いほど効果が高くなり、近づくだけでターンごとに一騎打ちで敗北したかのような士気ダメージを与える。
    • 黄巾３兄弟は相互親愛で、軸になる張角の強力な戦法を張宝が扇動で強化したり、何気に張梁が補佐持ちだったりと元々優秀なタレント揃いだが、全員幻術持ちのため最強ユニット候補の一角と言えるほどの破壊力となる。
    • 惜しむらくは登場ステージが少ないうえに、兄さんが開始時にもうｺﾞﾎｺﾞﾎしていることか。張宝の追加戦法も士気低下効果があるので、この際張梁の戦法も罵声に絞っても良いかもしれない。

• 一騎
  • 効果：一騎打ちが発生しやすく、優遇される
  • 総評：戦法を二発持っているようなもので、安心して見ていられる
  • 所持武将：呂布 張飛 関羽 趙雲 馬超 許褚
  • 解説：
    • この顔ぶれを見てもわかるように、選び抜かれた豪傑の中の豪傑しか持っていないチート級の戦闘スキルである。
    • 一騎打ちの勝敗が安定しない本作においてその勝率を大きく引き上げる「一騎」の効果は大きい。

• 護衛
  • 効果：自部隊を除く特定範囲内の自勢力部隊が負傷・戦死しない。また、特定範囲内の自勢力部隊が一騎打ちを仕掛けられた際に代理で一騎打ちを行う。
  • 総評：保険として極めて有用
  • 所持武将：典韋 許褚 趙雲 周泰 宋謙 賈華
  • 解説：
    • 低武力の名将の近くに置くだけで極めて大きい保険となる。護衛なしならば勝算のなかった一騎打ちの勝率を大きく高められるケースも多い。
    • 護衛武将自身があまり強くないケースでも、主力の避雷針にはなれる。
    • 本来の効果である負傷・戦死のガードは地味だが、今作は負傷の回復が不安定で遅めな分、割と有用。

• 捕縛
  • 効果：敵武将を捕虜にしやすい。
  • 総評：武将を増やせる
  • 所持武将：周倉 潘璋 馬忠(呉) 趙娥 衛瓘
  • 解説：
    • この個性持ちの武将がとどめを刺す必要があるので、敵兵が減ったタイミングで他の武将をいったん遠ざけるとより良い。そういう意味で猪突持ちの武将とはやや相性が悪い。
    • 同じ呉軍の潘璋馬忠(呉)を隣り合わせて出陣させるといったん遠ざける必要はなくなる。
    • 絶対に捕虜を逃がさない監守と合わせることで、さらに武将をモリモリ増やしていける
    • おまけ武将だと一騎を持っている尉遅恭林冲が猛威を振るう。

• 名声
  • 効果：地域担当官に任命すると土地占領が拡大、捕虜になった時の身代金が増加
  • 総評：色塗りにおいて有用
  • 所持武将：袁紹 王朗 許靖 孔融 荀彧 張紘 張昭 程普 馬良 劉虞 劉表 夏侯玄など
  • 解説：
    • 土地の色塗りの速度を格段に上げる個性。
      この個性を持っている武将ともっていない武将で、色塗り速度は段違いに差が出る。
      特に港などの土地が広い地域の占領には必須といえる。
    • 保有武将が多く、武将を確保しやすいところも魅力の一つと言えよう。
    • 名声持ちを集団編成でまとめて、攻略したばかりの都市に送り込むと便利。

• 慰撫
  • 効果：所属都市に所在していると賊が出現しなくなる
  • 総評：高難易度の序盤の計略対策となる
  • 所持武将：蒯越 郝昭 夏侯尚 韓当 黄蓋 朱儁 臧覇 孫観 董襲 呂岱など
  • 解説：
    • ただ都市に所在しているだけで賊が出現しなくなる。
      とくに敵の計略が盛んな超級以上の難易度の序盤だと賊が湧きまくるため、慰撫を持つ武将がいると非常に便利。
      ただし、武将が登用などで移動していると賊が発生することがありうるので注意しよう。

• 召募
  • 効果：募兵効率が上がる
  • 総評：戦力拡充を加速する
  • 所持武将：劉封 曹真 句扶 張嶷 曹純 孫賁 李豊(蜀) 鮑信 呉景 朱儁など
  • 解説：
    • 募兵担当官に任命すると兵士が上昇しやすい(1.3倍)。
    • 弱小勢力で開始した場合、敵からの絶え間ない攻撃により逆襲が遅れがちだが、これで兵士の増加速度を速められる。（=ゲームの立ち上がりが早くなる）
      武力が高いほど効果も高いのだが、曹真や朱儁のようにほかの能力も高く有用な武将より、募兵に専念しても惜しくない、他に使い道のない二流武官のほうが使い勝手は良い。

• 運搬
  • 効果：輸送部隊を率いた際に機動が上昇(1.5倍)
  • 総評：ゲームのスピード感までアップさせる
  • 所持武将：王匡 王脩 毌丘甸 桓範 韓猛 龔都 淳于瓊 眭元進 孫皎 趙叡 董昭 陳震 卓膺 李厳 李豊(蜀) 呂威璜 楊儀
    (おまけ武将)蕭何 キャゼルヌ 坂本龍馬
  • 解説：
    • 後背都市の兵士を前線に運んでくれるのがとにかく便利。
    • 三国鼎立後のシナリオなどで大規模勢力同士で争う際には、運搬持ちの都市配置に気を配ることが大切。

• 王佐
  • 効果：所属都市に所在しているとその都市に属す全地域の開発が上昇しやすくなる(約1.2倍)
  • 総評：都市開発において準金個性レベルの活躍
  • 所持武将：荀彧 諸葛亮
    (おまけ武将)蕭何 管夷吾 呉起 太原雪斎 勝海舟
  • 解説：
    • 振興の上位互換。都市のすべての地域の開発値がグイグイ上がる。
    • 許昌や洛陽、成都、長安、襄陽といった内政官の枠が多い都市ほど有効に使えるが、都市規模が小さくて兵士が入りきらない前線都市を手っ取り早く中規模以上に育成したいときに真価を発揮する。
    • 振興と違って都市に居るだけで効果を発揮するため、募兵や訓練も行える(探索で離れると効果は得られない)。振興とも重複するため、都市に王佐を配備+実際の内政は振興持ちに任せるとより開発が加速する。
    • 保有武将がわずかな一流どころだけであることをみると、半分金個性的な扱いであるかもしれない。

• 医術
  • 効果：所属都市に所在していると負傷兵・傷病武将の回復量が増加
  • 総評：常駐華佗
  • 所持武将：虞翻 張角 張宝 張梁 張魯
    (おまけ武将)呂尚 クラウディア
  • 解説：
    • とくに提案の「傷病武将回復」が便利。死にかけの武将もあっという間に全回復で再出撃可能となる。
    • もちろん負傷兵の回復も助かる。
    • 黄巾三兄弟と張魯、虞翻しか持っていない希少個性のためにあまりお目にかかる機会がないのだけが欠点か。新武将で作成してみよう。

• 胆力
  • 効果：一定兵数以下で自部隊の全能力が上昇(兵数3000以下で1.1倍)
  • 総評：機動力も上がり兵站切り等に活用できる
  • 所持武将：趙雲 龐徳 張遼 姜維 高順 徐盛 王平など
  • 解説：
    • 兵力が3000以下であると必ず全能力を上げることができるのが便利である。
      錐行で府を取りに行ったり、兵站切りなどに使う際に相性が良い。

• 学者
  • 効果：君主と自分の主義が同じ場合に毎ターン主義経験を獲得(100)
  • 総評：君主と主義が一致すればいるだけでお得。
  • 所持武将
    • 王道：王基 王昶 夏侯玄 陸績 劉劭 盧植
    • 覇道：なし
    • 我道：孟光
    • 割拠：なし
    • 名利：王粲 応劭 何晏 荀粲 譙周 秦宓 薛綜 孫休 馬鈞 来敏(おまけ武将)公輸般 タオ
    • 礼教：尹黙 王粛 王朗 闞沢 邯鄲淳 許慈 虞翻 郤正 厳畯 高堂隆 蔡邕 士孫瑞 荀爽 向朗 宋忠 仲長統 程秉 董扶
      (おまけ武将) 孔丘 韓非 耶律楚材
  • 解説：
    • 君主と主義が同じなら毎ターン自動で経験が稼げるので積極的に登用していきたい。
    • ただし、有名君主はだいたい王道、覇道、割拠、我道なため該当者が少ないか、いないのが難点。また「史官」の効果対象になるので礼教君主で蔡邕がいれば130貰える。
    • プレイする君主と同じ主義の新武将でこれをつけて作成しておくと便利。

• 操舵
  • 効果：艦船の場合にZOC無視
  • 総評：大河を渡る侵略戦や水上の兵站切りで非常に有用。
  • 所持武将：呉系武将多数、蔡瑁 劉磐 周倉 蒋琬 毛玠 高蕃 柳毅など
  • 解説：
    • ZOC無視の効果が極めて大きい今作において、場所が限られるとはいえZOC無視が得られるこの個性は大変強力である。
    • 水戦が必要になる侵略戦では、先導役として先に行かせれば見違えて侵攻がしやすくなる。
    • 最も強力なのは水上での兵站切りで、スイスイ動いてサクサク切れる。
      高蕃のようなその他大勢レベルの武将が英雄に見える事もあるほど。

本作のシステム上、プレイヤーが上手く調整しないと太守は割と頻繁に変わってしまう。
しかし、太守でのみ発動する個性のなかには、うまく使いこなせばかなり能力を発揮するものもある。以下がそれらの一例である。

• 監守
  • 効果：太守として所在する拠点に所属する捕虜が逃亡しない
  • 総評：太守の任命に気をつかえば、人材獲得や敵戦力の大幅な低下に使える
  • 所持武将：霍峻 夏侯蘭 賈充 関靖 厳顔 高柔 州泰 向寵 向朗 徐奕 審配 薛悌 孫亮 陳矯 丁原 丁固 羊衜 呂壱
  • 解説：
    • PKで追加された個性。
    • 捕虜は通常、捉えてから数カ月で逃亡してしまう。とくに武力の高い武将は早々に牢を破ってしまう。（義理の高い武将や、プレイヤー君主に嫌悪している武将にいたっては登用が不可能に近い）
      そうした武将の逃亡を防ぐことで、登用ができるようになるまで捕虜武将をとどめおいたり、登用できないまでも相手の戦力を恒久的にダウンさせておける。
    • ただし太守指名システムがない都合上、監守持ちの官職がその都市内で最も高い必要があるのは注意。また探索などに出してしまうと太守が変わる点も気を付けよう。
    • 太守任命ルールは、官職の高い順（同格の官職でも一覧で上にあるものが上位）、ただし君主は常に太守になる。
    • 判定の基準時はターン開始時のため、君主所在都市ではたとえ君主を外出させていても帰還時に即太守が変わってしまい穴が開きやすいので気をつけよう。

• 智嚢（極級）
  • 効果：提案に登場しやすい
  • 総評：極級では完全な無駄個性と化す
  • 所持武将：荀攸、諸葛恪、沮授、孫邵、張昭、陳宮、馬謖、龐統、李儒、劉曄など
  • 解説：
    • もともとそこまで実用的な価値がある個性ではなく、フレーバー的な要素の個性ではあるが、
      提案の要素が消える極級においては完全な枠の無駄と化してしまう。

• 不屈
  • 効果：兵站切れした際に自部隊の士気が低下しにくい
  • 総評：状況が限定的な上に、発動しても単体では今一つな効果
  • 所持武将：郭淮、関平、曹仁、張郃、張任、龐徳など
  • 解説：
    • 智嚢と同じくフレーバー的な個性なのか、優秀な武将の中にも所持している者が多い個性。
      しかしその割には、状況が限定されている上に効果も今一つ。
    • 兵站を切られた際の士気低下は確かに恐ろしい物だが、そもそも兵站切りされた際に厄介なのは士気低下よりも状態異常。
      不屈があっても泰然が無ければ、士気が切れる前に状態異常のままタコ殴りにされて壊滅することの方が多く、不屈の効果を実感する場面はかなり少ない。
      一応、敵に回して士気切れを狙う際にはやや鬱陶しい相手と言えなくもない。
    • 実際のところ、士気低下抑制と言う観点で見ても、普段から発動する長駆や戦闘時に輝く一心の方が圧倒的に有用なのが現状。
      (と言うか、長駆の下位互換の様なもの)

• 豪傑
  • 効果：一騎打ちが発生しやすい
  • 総評：一騎打ちの優遇措置がないため、リスク要素となる。
  • 所持武将：閻行、王双、鄂煥、華雄、管亥、関興、顔良、魏延、邢道栄、胡車児、徐晃、孫策、太史慈、張苞、張遼、陳武、典韋、潘鳳、武安国、傅僉、文鴦、文醜、方悦、忙牙長、龐徳、兪渉、凌統|
  • 解説：
    • 「豪傑」という勇ましい名前のわりに、実態は単なる「一騎打ち好き」である。
    • 一騎打ちが発生しやすいわりに「矍鑠」や「一騎」のような優遇措置がないため、単なる「士気低減リスクの多い人」になってしまいがち。
    • 特に相手に呂布や五虎将がいた日には引き立て役になりがち。
    • そうでなくても今作は、武力差があっても一騎打ちの勝敗が安定しないため、優勢だった自軍が「豪傑」の敗北で壊走に追い込まれることもないではない。わりとある。
    • もちろん彼らの活躍で戦況をひっくり返す可能性も同様にあるため一概に「赤個性」とまでは言えないのだが、プラス一辺倒の個性でないのもまた確かである。
    • 武力が90以上ある武将（孫策や張遼など）や、後期シナリオの（傅僉や文鴦など）ならば傑出度的にまだ良いのだが、武力80台や70台の豪傑は要注意である。
    • 「豪傑」には率先して武器を持たせて勝率を上げよう。もし親愛や陣形にも恵まれていない場合は、割り切って戦場に出さず募兵の専門家にするのも一手。
    • 「凡将以上、一騎以下の優遇措置」があっても良かったのでは…。
    • 方円陣形を持っていれば格下狩りには使えるかも。

• 潜在（PK）
  • 効果：獲得経験が上昇(約2倍?)
  • 総評：交易のほうが成長させやすい
  • 所持武将：胡奮、曹仁、張飛、呂蒙、ユリアン、諸葛亮(パリピ)、ライザ
  • 解説：
    • 「潜在力の高い武将にのみつけられた伸びしろの証、成長力の証明」のはずだが、PKで交易が登場し、派遣された武将の成長量が「潜在」をはるかに上回っていることが判明すると、空気と化した。
    • とくに本作では、能力値よりも親愛だったりバフ個性、デバフ個性のほうが勝敗を決する上で重要な仕様となっていることもその無用度に拍車をかけたといえよう。
    • がんばって成長させたはいいが、すでに天下統一間近で大勢が決した後ということも少なくない。
    • もちろん無駄や有害な個性では決してない。しかし所持武将的にも「キャラが立っている」個性だけに、現状、微妙としか言いようがないのは残念なことである。
    • 太学レベル10に上げた上で潜在持ちの武将を交易に派遣するととんでもない倍率で能力値が成長するため、一応の面目は立つ。しかし、ほとんどの所持武将が既に育成しなくても強いため、やはり微妙である。

単独でも便利だが、複数合わせることで、より使い勝手がよくなる組み合わせ。新武将作成時などに。

• 水戦×操舵
  • 見ての通り、水戦のスペシャリスト。
  • 所持武将：(おまけ武将)鄭成功

• 調達×運搬
  • 大量の補給物資を迅速に運べる。成都や武威、北平を生産地にしたときに便利。政策を運搬開発にしたら完璧。
  • 所持武将：(おまけ武将)蕭何 キャゼルヌ

• 富豪×召募
  • 『このシナリオは難しすぎる。でも、金個性だらけのチート武将を加えるのは雰囲気が壊れるし…』というときに、この組み合わせの新武将を加えると、楽になる。
  • 政策は歳出改善か戸籍整備で。欲張りな人は 学者×慰撫×米道あたりも加えよう。
  • 所持武将：衛茲

• 人脈×眼力
  • 探索のスペシャリスト。
  • 所持武将：荀彧
    (おまけ武将)熊疑、郭隗、勝海舟

• 学者×史官
  • いるだけでみるみるうちに主義レベルがあがる。
  • これをもった新武将を5人ほど放り込んでおくと主義レベルMAXは余裕。
    主義経験系の実績を楽に解除したい人におすすめ
  • ただし、学者の効果は、学者の保有武将の主義が主君と同じでないと効果を発揮しないことに注意。
  • 所持武将：蔡邕

• 飛将×疾走
  • ZOC無視の高速移動。戦闘中の兵站切りという離れ業もやってのける爆速仕様。
  • 所持武将：(おまけ武将)チンギスカン

• 傾国×応援
  • 味方へのバフと敵デバフの重ね掛け（男性限定）。
  • 傾国は梟雄、応援は奸雄と同じ効果があり、性別が限定されるこちらは正直、下位互換ではある。
  • しかし金個性の重ね掛けよりも、「究極の美人キャラ」の再現として、こちらの方が味わい深いと言えるだろう。
  • 所持武将：(おまけ武将)虞姫

• 一騎×護衛
  • 一騎討ちを強化した上で周りの一騎討ちにも乱入する暴れん坊。武器を与えて更に盤石にしたい。
  • 武力の低い武将をあえて方円以外で出撃させて釣るのもあり。
  • 所持武将：趙雲、許褚

• 特使×嚮導
  • 効果上昇×期間短縮の交易特化
  • 既存の武将に両方の所持者がいないので、使いたい場合は新武将として作ることになる。
    • 特技自体は能力依存ではないが、交易は全能力を参照する。
      あまり能力を高くするのが気が引ける場合は効果の高い政治だけでも高く設定しておこう。