疾風型駆逐艦 疾風
効果:魚雷射程+4%、魚雷速度+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+60%、シルバーアップ+60%
効果:主砲射程+4%、魚雷射程+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+60%、シルバーアップ+60%
ヒストリカル迷彩は雷速が強化され、こちらの迷彩は主砲射程が伸びる。
ver6.4でHPが20449に増加
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 10 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 20449 |
抗堪性 | ・防郭防御5% ・火災浸水耐性10% ・装甲4.50% ・魚雷防御3% | |
主砲射程 | 8.49km | |
機動性 | 最大速力 | 36.96ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 8.87秒 | |
転舵速度 | 8.40度/秒 | |
転舵所要時間 | 3.90秒 | |
隠蔽性 | 6.36km |
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
127mm L/50 Type 5, 3基×2門 | 4.50秒 | HE弾 448(4%) AP弾 472(150%) | 15度/秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 装填時間 | ダメージ | 射程 | 雷速 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
610mm Type 93, 2基×5門(10門) | 84秒 | 5143 | 10.20km | 69.47kt | 30% | 18度/秒 |
対空砲 | 種類 | ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|
大口径 小口径 | 131 90 | 3.60km 1.80km |
・艦艇スキル
種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
---|---|---|---|---|
エンジンブーストⅡ | 最大航行速度+12% | 25秒間 | 60秒 | 3回 |
発煙装置Ⅰ | 24秒間持続する煙幕を張る | 9秒間 | 105秒 | 2回 |
魚雷装填Ⅰ | 即時に魚雷を装填する | - | 120秒 | 1回 |
ゲーム内説明
第二次大戦中、日本海軍の需要に応えてデザインされた、127mmタイプ1/5の両用砲を備えた駆逐艦です。
解説
2021年10月6日13時より実装された日本初のTierⅩプレ駆逐艦。本艦のコンセプトは水雷火力と高速性を上げた甲型の島風型と、艦隊防空(とゲーム内で豊富なスキル)を意識した乙型の改秋月型(北風型)の2つを組み合わせたものだと推定されている。そのため、理論上は全体的にバランスが良くなったはずだったが...。
・主砲
夕雲・島風型の3式127mm連装高角砲D型の改良・後継型となるはずだった、5式127mm連装高角砲を3基6門備えている。主砲配置は、日本駆逐として標準的な艦首1基、艦尾2基の配置であるため、退き撃ちの際に便利である。なんといっても本砲のカタログスペックは日本駆逐最強の主砲であり、特にHE448(同格3位)はソ連砲駆に並ぶほど優秀。実際、砲塔1基あたりのDPMを比較すると、島風4484/秋月・北風5200/春雲5320に対して疾風5973と最も高い。さらに春雲と違って素直な弾道性があり、島影撃ちはできなくなったが、代わりに遠距離戦で敵艦に当てやすくなった。
ただし、主砲塔が3基しかないため、いくらカタログスペックが高くとも最終的なDPMはHE35840(同格7位)/AP37760(同格10位)と秋月HEのDPM41600にすら負けている。後述の魚雷装填が遅いので必然的に砲撃をしなければならないが、ダメージレースでは後手に回りやすい。したがって、あまり過信だけはせずに狙っていこう。
・魚雷
甲型要素となる島風と全く同じ93式61cm五連装酸素魚雷を2基10門搭載。島風型と同じということで単発威力、雷速、射程のいずれも申し分ないが、再装填時間が島風型15門と同じ84秒と、魚雷10門とはいえ非常に長いため使いどころに注意。ちなみに艦艇スキルの魚雷装填Ⅰを使うことで、1回限りだが島風と同じく一度に15本雷撃も可能である。他にも咄嗟の際や装填時間の調整に使ったりと、このスキルは使い勝手が結構良い。CT120秒だが、レジェンド艦長を就任しない限り、どうせ1回しか使えないため切り札として使っていこう。
・対空
乙型要素...となるはずがイマイチではなく残念な性能である。確かに主砲が改良されたことで大口径対空値が島風の約1.5倍となり、これはギアリングと並ぶものの、やっと平均的な駆逐艦の大口径対空値を持った評価が妥当だろう。
最も残念な点として、同じ日本のTierⅩ駆逐艦である春雲と同じ日本版ボフォースを積んでいるが、何故か対空機銃が半分まで減らされており、結果的に島風型と変わらない小口径対空値に収まってしまった。
昨今の空母事情は混沌としており、本艦の対空能力では太刀打ちできない。なるべく単艦ではなく味方と行動を共にして、狙われた際はひたすら回避に徹そう。
・装甲
船体が大型化した割に島風と変わらず薄めな配置をしている。というか装甲がほしいならソ連かドイツに乗ることをおすすめしよう。特に最近は対駆最強戦艦の存在もあり、あっさり抜かれて沈没する危険性が高いため注意しよう。
・機動性
北風より速いが島風ほど速くない、同格平均程度の36.96ktはさほど移動に困らない。一応、島風と同じくエンジンブーストⅡを使えば40ktを超えたり、後述の速度増強の候補がいくつかあるため、数値以上の高速性を持っている。加速・転舵性能は島風よりやや悪化しているが、春雲よりマシなので許容範囲。
・隠蔽性
隠蔽は6.36kmと、TierⅩ駆逐艦が軒並み大型化したこともあってサマーズに次いで同格2位と良好。ただし、格下相手にフリスラを始めとして半分ぐらいの駆逐艦に先手を取られることに注意。
・生存性
HPの20328は砲駆のZ52、グロザヴォイと同じであり、比較的高い部類。それに加えて、そこそこの機動性と良好な隠蔽性、煙幕Ⅰ、エンジンブーストⅡもあるため、総合的なバランス性能から生存性は高いと言えるだろう。ただし空母マッチのみ例外であり、貧弱な対空能力の本艦を狙って粘着されやすいため、索敵や占領といった駆逐艦の仕事がしづらくなる。他の駆逐艦もそうだが、なによりも最後まで生き残ることが大事であり、早々に退場させられることは避けることを意識しよう。
・消耗品
駆逐艦御用達の高品質石炭、高級船員食糧を基本として、予備整備パックか改良型ディーゼルエンジンのお好きな方を。個人的なおすすめはディーゼルエンジンで、素速力を38ktまで上げたほうが無難。
・艦艇スキル/艦長スキル
甲型要素のエンジンブーストⅡ×3と、乙型要素の発煙装置Ⅰ×2と魚雷装填Ⅰ×1、このように豊富なスキルを持っている。よって、甲型と乙型のハイブリット感が強く、したがって日本駆逐の中ではバランス艦と云われる所以か。また、同日に実装されたレジェンド艦長の三川軍一の艦長スキルで全てのスキルの使用回数を1回ずつ増やせるため、非常に相性が良い。
・装備
- 兵装 主砲改良Ⅰ
- 島風型から改良された主砲塔とはいえ、砲駆に対抗するために主砲旋回性の強化を推奨。魚雷装填Ⅰにしたところで未だ80秒近く、恩恵が感じにくい上に、魚雷管の被害が増えるなどのデメリットが大きい。また、主砲改良Ⅱの装填短縮は、短縮後のDPM37726(HE)と同格順位も変わらず、むしろ壊れやすくなるので同じくおすすめしない。
- 防御 操舵装置改良Ⅰ or 推力改良Ⅰ
- 甲型要素を引き継いでいるため、もともと良好な機動性を上げよう。個人的に転舵装置改良Ⅰを選択するとギアリングと似た操縦性になるのでおすすめ。他の候補として加速度もあるが、元の甲型駆逐艦が優秀だったこともあり、そのままでも十分な快速性だと考える。
- 適性 操舵装置改良ⅠⅠ or 隠蔽システム改良Ⅰ
- 先述した優秀な隠蔽性と迷彩効果の相乗効果、また空母マッチする可能性も鑑みると転舵性能を上げた方がよい。一方で砲駆として推力改良Ⅱも選択肢にあるかもしれないが、本艦はエンジンブーストⅡが3つもあり、後述のエリート特性の新型機関で代用できるため、優先度は低め。むしろ隠蔽システム改良Ⅰを選ぶと雷撃艦寄りの運用になり、日頃から島風を使っている雷撃大好き艦長なら選択肢に入るだろう。
・エリート特性
・新型機関 最高速度+5%、加速度+10%
・新型魚雷 魚雷ダメージ+3%、魚雷浸水発生率+7%
・功績 EXPアップ+10%
→新型機関の方が無難。魚雷は運用方法に影響が出やすく、人を選ぶ。
・総論
最初に書いた通り、本艦は甲型の高速水雷火力と乙型の対空能力と豊富なスキルを受け継いだ日本駆逐の中ではバランス寄りの性能をしている。簡単に言えば島風型の尖りきった水雷性能を削りつつ、主砲を上位互換にすることで砲駆ともギリギリ撃ちあえる程度の砲火力を得た形になる。そのため島風や春雲とは異なり、砲駆や雷駆どちらの運用でもできるのが特徴か。ただし、対空性能が貧弱であり、主砲門数が少なく魚雷装填時間も相変わらずと、本艦の短所というより日本駆逐の短所はそのままである。
また必然的にティアⅩ帯へと参戦するため、当然だが駆逐艦に慣れていない方にはおすすめしない。逆に、慣れている艦長としては砲雷戦ができる兵装に豊富なスキルも相まって状況に応じた運用がしやすく、中々乗ってて楽しい。もし三川艦長を持ってて、なおかつ駆逐艦に日頃から乗り慣れているなら是非ご検討いただきたい。
戦闘名誉章
レベル | 1 | 2 |
---|---|---|
報酬 | アルティメットシルバーブースターⅡ×2 アルティメットEXPスーパーブースターⅡ×2 シルバー500K | チタニウム6 |
ミッション内容 | 10戦をプレイする | 一戦中に100,000ダメージ |
史実
本艦は大日本帝国海軍WG工廠製の架空艦である。一応、史実に存在した設計案の超島風型(改島風型)なるものが元ネタとされる。艦橋、魚雷、砲配置は島風型、煙突は秋月型といった見た目をしており、両者の姿を混ぜたモデリングにしたのだろう。船体が大型化したことや艤装の更新により排水量こそ増えたが元の変態機関が強力であり、実際馬力は増えてはいるが何故かWGマジックで島風より約3ktも低下した。本設計案は量産型の島風が目的であるが、航空主兵論が大きくなったことで活躍できたかはあやしい。仮に建造能力を大日本帝国海軍が持っていたとしても、史実通りに駆逐艦松型の建造か改秋月型のような対空性能に注力され、量産性や防空艦の素材により誕生する可能性が低かったかもしれない。
小ネタ
「疾風」という艦名だが、実は神風型に同名艦が存在する。ちなみに太平洋戦争で初めて戦没した駆逐艦である。1941年12月11日ウェーク島攻略作戦時、沿岸砲台からの砲撃を受け爆沈。
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