Khabarovsk

Last-modified: 2024-03-10 (日) 09:22:32

装甲嚮導駆逐艦 ハバロフスク

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ヒストリカル迷彩

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効果:主砲射程+4%、魚雷射程+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+60%、シルバーアップ+60%

ハロウィーン迷彩「ミュータントフスク」

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効果:主砲射程+4%、魚雷射程+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+60%、シルバーアップ+60%
静止画では分からないのだが、船体に巻き付くムカデは動くので非常に不気味である。

変更点

Ver.1.11でVer.1.11で主砲のHE弾ダメージが360から380に上昇、主砲発火率が4%から4.5%に上昇、主砲のAP弾ダメージが400から420に上昇。
ver.6.5で小口径対空が97に増加。

性能諸元

編集時 ver.4.2.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier10
生存性継戦能力21175
抗堪性・防郭防御5%
・火災浸水耐性10%
・装甲6%
・対水雷防御4.50%
主砲射程9.28km
機動性最大速力40.57ノット[kt]
最大出力への到着時間11.74秒
転舵速度7.8度/秒
転舵所要時間6.90秒
隠蔽性7.20km



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)(防郭率)装填時間砲塔旋回速度
130mm L/55 B-2-U, 4基×2門HE弾 460(4.50%)
AP弾 508(150%)
5秒30度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)射程雷速最大ダメージ装填時間浸水率魚雷管旋回速度
533mm 2-N, 2基×5門(10門)4.80km58.35kt471956秒18%18度/秒


対空砲種類平均ダメージ射程
大口径
小口径
136
97
3.90km
1.80km
 

・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
エンジンブーストⅡ最大航行速度+12%25秒間60秒3回
高速装填Ⅰ主砲装填速度+15%20秒間75秒3回
発煙装置Ⅰ24秒間持続する煙幕を張る9秒間105秒1回



・伝説装備

名称画像効果金額
射撃管制室(ハバロフスク)Screenshot_2021-10-04-00-23-13-52_8ebc7b5f0da6585e51d09679bb265120.jpg主砲射程+12% 魚雷射程-18%5000(g) or 250k(fexp)

ゲーム内説明

嚮導駆逐艦として設計された。世界のどの駆逐艦よりも航行速度が速かった一方で、装甲と火力は軽駆逐艦に匹敵した。主砲に両用砲、副砲に自動対空砲を搭載しており強力な対空防御を確保していた。

解説

ソ連Tier10巡洋艦駆逐艦である。もはや駆逐艦の枠を超えてしまった。「装甲嚮導駆逐艦」という説明が全てを言い表している。駆逐艦としては圧倒的な砲火力と高速を持っているため、敵駆逐をなぎ倒し敵戦艦に放火して暴れ回ることも可能だ。2022年11月に行われたアップデートで、デルニーと入れ替わる形でツリー艦からプレミアム艦となった。

・主砲
130mm連装砲4基8門
連装砲塔がひとつ増え、より砲火力が増した。装填も早く、それなりの弾幕を張れる上に弾道性にも優れるため、駆逐の処理が更にしやすくなっている。また砲塔が30°/sという速さで回るのも魅力のひとつ。ただし、2番4番砲塔の射角が微妙に悪いので注意。
強力な主砲を8門も積んだ巡洋k大型駆逐艦ということで対駆逐艦では最強と思う人がいるかもしれないが、そうとは限らない。大きな船体ゆえに被弾しやすく、近距離戦では劣悪な転舵性能が原因で魚雷事故が発生しやすい。本艦の素直な弾道、弾速、精度を生かせるのは遠~中距離だ。適切な距離を意識して、敵駆逐を仕留めたいところ。
 なお、より高いDPMを持つ艦と普通に撃ち合うと負ける。足の速さ、そして射程の長さを生かして遠距離交戦に持ち込むとよい。

・魚雷
533mm5連装魚雷2基10門
単発火力が一気に増強して一般的な雷駆魚雷と肩を並べる様になった。ところが代償として雷速が低下、さらに射程がミンスク以来の5km以下に落ち込んでしまった。ある意味ロシアの伝統的な魚雷に立ち返ったのは嬉しいのか悲しいのか…。素の状態は兎も角、ヒストリカル迷彩を搭載しても射程が5kmを越えることはないので、孤立した戦艦に当て逃げするくらいしか使い道がない。とはいえせっかく装備されているのだからとりあえず敵がいる方に撃ってみるのもアリだろう*1。また、どうせ使わないと割り切ることができる艦長は伝説装備の「射撃管制室」を搭載してみるのも一手である。

・対空
主砲が両用砲になり、ようやくマシな対空になった。が、魚雷や爆弾を投下される前に堕とすのは難しい。敵が上手い空母だと2ウェーブで沈められてしまうので、狙われたら高対空艦の元へ逃げよう。

・機動性
最高速は素で40.3ktと最速ではなくなったが…依然としてtier10では最速を維持していた。仏駆ツリーの実装により最速ではなくなったが、UG・消耗品・艦長スキルで速度モリモリにしてエンジンブーストを炊くと最高速は驚異の49kt越えを叩き出す。ただし転舵性能は巡洋艦のため劣悪で、転舵所要時間はなんとtier7巡洋艦の妙高より長いので魚雷回避の際は要注意。

・隠蔽性
Tier10駆逐の中で最悪であり、同格駆逐艦には必ず先に見つかってしまう。ただ、UGを隠蔽に振らなくても本家のように巡洋艦に隠蔽負けすることはないと思われる。まあ常に主砲を撃ち続けているだろうから、あまり隠蔽は関係ない気がしなくもないが。とても偵察には向かない。

・生存性
駆逐にしてはHPが多い。また装甲も駆逐艦にしては厚く、他の駆逐艦の主砲や戦艦の副砲を弾く(半分くらいのダメージにする)ことができ、これは対駆逐戦で生きてくる。しかし、上がりすぎた装甲から戦艦のAPも過貫通が起こりにくくなっているので注意。

・装備
転舵性能が駆逐にしては劣悪なので、転舵改良は必須。
アップデート3.4にて、『伝説の装備』たるものが本艦にも実装された。「装備1」で選択でき、内容は『魚雷の射程が18%減るかわりに、主砲の射程を12%伸ばす』といったもの。これによってより遠くからペチペチとダメージを与えることが可能となり、砲駆としての能力に磨きがかかる。反面、魚雷はほぼ捨てることになるが、もともと短射程すぎて特攻くらいにしか使えない代物だったので気にしなくても良いだろう。
お値段は5000ゴールドor25万フリー経験値である。それなら迷彩とかネルソン購入に使った方が良くね?とか言わない
ティア10ということでなかなかのお値段だが、強力な装備であることに変わりはない。ハバロフスクを極めたい!という艦長はぜひ買ってみよう。筆者もフリーで購入してみたが、10キロを超える射程で遠くから敵戦艦をペチペチ撃ち続け、火達磨にして沈めるのはとても愉快である(変態)。値段は高いが十分オススメできる装備だ。

・エリート特性
・新型砲塔 主砲旋回速度+20%
・新型榴弾 主砲榴弾ダメージ+2%、主砲発火率+7%
・功績 EXPアップ+10%

・総論
良くも悪くも究極のソ連駆逐艦と言える。最早巡洋艦と化した艦であるため、偵察や占領と言った駆逐の仕事は後手に回ることが常である。だがここまでソ連駆逐艦を乗って来た者にとってはそんなことは百も承知であろう。
乗り始めは色々と苦労するだろうが、その圧倒的な砲力は敵駆逐艦どころか格下巡洋艦をもねじ伏せることが可能だ。他の追随を許さない速力は戦略的・戦術的にも有用であるため、戦場の火消し役として縦横無尽に暴れ回れば勝利を力尽くでもぎ取ることができるだろう。
同志艦長諸君の健闘を祈る!

戦闘名誉章

レベル12345
報酬艦艇exp20k
シルバー200k
艦艇exp20k
シルバー200k
スティール1
艦艇exp20k
シルバー200k
スティール2
艦艇exp20k
シルバー200k
スティール2
艦艇exp20k
シルバー200k
スティール3
ミッション内容20回勝利45回占領90隻撃沈駆逐艦60隻撃沈一戦中に105,000ダメージ

史実

本艦はソビエトが革命直後から冷戦が勃発する頃まで延々練り続けた「装甲嚮導駆逐艦」という構想を具現化させたものである。
基本的にはゲーム内解説に「設計年:1936」と記述されている通り、1936年度に設計された24号計画艦が元ネタとなっている。
しかし、実際の24号計画艦決定稿に比べると速度が大変「おとなしい」数値に下方修正されており、その補填……というわけでもないのかもしれないが、主砲が後年(1939~1940年)の設計案である47号計画艦に搭載予定だったB-2-U両用砲になっている。

 

これまでのソ連駆逐艦と違ってゲーム内解説で「ハバロフスク = 24号計画艦」と明言されていないのは、恐らくこういった「ハバロフスクは厳密に言うと24号計画艦とはちょっと違う」という事情が原因……なのかもしれない。

詳細
  • 思想的源流(帝政期)
    1917年、ロシア帝国海軍は大戦前にドイツへ発注した(そして、大戦が勃発して入手できなくなった)「ムラヴィヨフ=アムールスキー」と「アドミラル・ネヴェリスコイ」をタイプシップとする高速・小型の巡洋艦を新規に設計しようとしていた。しかし、「戦訓に基づいて考えれば同種の艦艇の必要性はない」という反対意見によってこの方針が却下され、それと併せて『装甲巡洋艦「リューリク」をタイプシップとしつつ、300-350発の機雷と投下軌条を装備した艦艇を建造する』という代替案が提案された。さらに、建造時間および費用の面でより有利な代替案として『バルト海戦域向けの強力な砲火力と十分な機雷搭載量を併せ持った駆逐艦を建造する』という案も同時に提出された。
     
    このうち後者の案を支持する側に立つP.A.マトローソフ大佐の主導で設計された、一つの大型駆逐艦設計案が存在する。
    その設計案は
    「敵の駆逐艦を撃破しつつ味方駆逐艦を先導し、主力艦隊のために索敵を行い、敵性海域において攻撃的機雷敷設活動を行う、砲火力と雷撃能力に優れた多目的小型高速戦闘艦兼高速敷設艦」
    というコンセプトの大型駆逐艦であった。
    基本的にはガブリール級駆逐艦をより大型化・重武装化させたものであり、2100tの船体に130mm砲8門と76.2mm対空砲2門に450mm3連装魚雷発射管を3基装備するものであった。(艦尾側主砲を1基降ろして魚雷発射管を1基増設するオプション有)
     
    ここまでであれば、同時期の他国も同じような状況であった。
    イギリスはとうに何隻もの嚮導駆逐艦を建造していたし、「お隣さん」であるドイツやオーストリア=ハンガリーも2000tを超える船体に15cm砲を積んだ大型駆逐艦をそれぞれ設計しつつあった。
    大戦が終わり1920年代に入ると、フランスやイタリアも2000tを超える大型・重武装の駆逐艦を整備し始めた。
    駆逐艦の大型化・重武装化はWW1終盤から戦後にかけて、世界のトレンドであった。
     
    もちろん、ロシア海軍のアカい後輩たちも白い先輩たち同様、この流れに乗ろうとしていた。
    しかし、彼らの匙加減は世界に比べていささか独特であった……
     
  • 「装甲嚮導駆逐艦」のはじまり(1920年代)
    赤軍の海軍再建に向けた動きは意外に早い。
    白軍が全ロシアから放逐されてから半年も経たない1921年2~3月には党と国家の方針が定まり、海軍再建に向けた具体的な作業の始業ベルが鳴らされている。
     
    では駆逐艦に関する動きはどうかと言えば、1921年10月に定められた新型駆逐艦の性能要件が最初の一歩である。
    ここでは「130mm砲を6門、魚雷発射管を1~2基搭載すること」であるとか、「速度向上を目的とするノヴィーク級の改良はもはや限界である。しかしながら、海外の高速巡洋艦部隊への対抗を考えると5ノットの優速は前提条件であり、したがって最高速度が40ノット未満であってはならない」などといったことが要求された。
     
    このおぼろげな(しかし、その後実際に建造された一連のソ連嚮導駆逐艦たちの土台となった)要求に基く具体的な設計案が作成されたのは、それからおよそ2年後の1923年11月である。
    「type1922」とだけ命名された設計案は4000t近くに達する大型艦であり、130mm砲を連装3基/単装2基の計8門(ただし全て露天)も搭載し、4~5門の「アエロプーシュカ」(帝政時代の1914年から延々使っていた「レンダー砲」こと76.2mm対空砲に替わる『何か新しいもの』を積む予定だったので、このような口径すら指定されないフワッとした表記になっている)も搭載する重武装艦であった。
     
    さらに2年後の1925年、当時の海軍士官学校校長であったミハイル・アレクサンドロヴィチ・ペトロフ(1885~1938)から
    「甲板を装甲によって保護し、152mm砲を搭載し、強力な機雷・水雷戦用装備を備え、最高速度が40ノットに達する『駆逐艦』を設計すべきである」
    というかなり前衛的な提案が提出された。
    当時のソ連海軍において理論家としての地位を確固たるものにしていた彼の構想する『駆逐艦』は、攻撃に赴く味方駆逐艦(当時の主力である「ノヴィーク」級が想定された)の支援だけでなく、長距離偵察のような小型巡洋艦の行う任務も担当できる汎用艦としての特性も持っていた。
    これは1917年にマトローソフ大佐が打ち出したコンセプトに近いものがあり、実質的な後継案と見ることもできるものであった。
    (マトローソフとペトロフは1917年当時共にバルト艦隊に配属されており、何らかの間接的ないし直接的な交流があった可能性もある……かもしれないし、ないかもしれない)
     
    しかし、まだまだ内戦の傷が深い革命直後のソ連にこうした大型艦艇を新規建造する体力は全くなく、できることと言えばせいぜい革命前に建造された艦艇の修理と、帝政海軍が作業途上で放置していった艦艇の建造作業を引き継ぐことぐらいであった。(が、それすらも思うに任せないのが実情だった。)
     
    そしてこの後、具体的な作業に入れないまま40ノット級の大型駆逐艦構想を「現実的」な規模へと落とし込む作業が延々繰り返され、最終的にこれが「1型嚮導駆逐艦(レニングラード級)」として結実することになる。
    ここまでの諸案は「レニングラード級へと至る過程で出てきた数々のアイディアの一つ」として書庫の片隅で埃を被っているような、そんなもの……に、なるハズであった。
    ……ハズであったのだが、どうもペトロフの提唱した「装甲で保護された強力な駆逐艦」という構想は同僚や後輩たちの琴線にクリティカルヒットしていたらしく、これだけは書庫の隅へと追いやられることがなかったのである。
     
  • 幕間:胡乱な話(1934)
    1934年2月、一部(の、珍兵器クラスタ)には存在の知られる「クルチェフスキー技師謹製305mm無反動砲」を6門も搭載して最高速度42ノットを発揮する嚮導駆逐艦が、クルチェフスキー技師本人も出席する会議でトハチェフスキー(『あの』トハチェフスキー本人である)から提案されたそうである。(会議には海軍から参謀も参加していたが、「ネズミのように静かに座っていた」とのこと)
    同年中に4000tで500mm無反動砲4門を搭載する艦艇の設計案も提出された……らしい。(ただ、この「500mm無反動砲」は「軽巡洋艦用」であるという話もあるため、この設計案は嚮導駆逐艦の流れと無関係かもしれない)
     
    どちらも大変「面白い」話ではあるのだが、どうにもクルチェフスキーの無反動砲(と、クルチェフスキー本人の末路)に関する話はまだ完全に解明されていない部分があるようなので、「胡乱な話」として記すに止めておくこととする。
     
  • 24号計画艦(1935~1936)
    閑話休題。
    1930年代前半、ソ連は26型軽巡洋艦(キーロフ級)の建造にあたって、OTOやアンサルドといったイタリア企業との提携に成功していた。
    これを契機に得られたイタリア艦艇の設計材料や研究データは、今まで沈滞しきっていたソ連造船業界に大きな活力を与えるものであった。
     
    この状況を好機到来と見た偉い人が指示を下したのか、はたまた虎視眈々と機が熟するを待っていた造船官のグループが同時に行動を起こしたのか、それはよく分からない。
    ともあれ1935年、海軍造船中央研究所と中央設計局から立て続けに「装甲で保護された強力な嚮導駆逐艦」の予備設計案が提出された。
     
    両予備設計案の諸元
    海軍造船中央研究所案中央設計局案(5種類の案を提出した)
    基準排水量3750t2850~3850t
    全長データなし133~146m
    全幅データなし12.3~13.6m
    喫水データなし3.9~4.3m
    機関出力186000hp140000hp(100000hp説もある)
    最高速度50ノット41.5~45.5ノット
    航続距離2100浬2500浬
    甲板装甲40mm20mm/25mm/35mm/40mm
    船体装甲50mm20mm/45mm/50mm/60mm
    兵装130mm連装砲 6基130mm連装砲 4基
    45mm単装半自動対空砲 6基45mm単装半自動対空砲 10基
    12.7mm単装機銃 4基-
    533mm三連装発射管 2基533mm四連装発射管 2基
     
    どちらの予備設計案も排水量の割には非常に、非常に強力な機関出力が特徴であった。
    両グループが提出した諸設計案のうち、中央設計局の第三案(排水量3350~3500t/全長140n/全幅13m/喫水4.1m/船体装甲45mm/甲板装甲25mm)がさらなる設計案の叩き台として最適であると判断された。
    そして1935年12月、中央設計局の設計する艦艇を大規模艦隊整備計画である「『大艦隊』計画」の一部へと組み込むことが承認され、翌1936年2月10日には「予備設計および装甲嚮導偵察艦の全体設計を作成すること」が正式に中央設計局へ命じられ、この計画案に「24号計画艦」という番号が割り当てられた。
     
    この際に策定された装甲嚮導駆逐艦の戦術運用思想
    • I:艦艇の用途
      • 1.長距離偵察
          a)駆逐艦や他の嚮導艦が撃破可能な、より弱い敵艦の捜索
          b)敵巡洋艦からの逃避
      • 2.単独行動と単艦襲撃
          a)奇襲的な沿岸砲撃
          b)嚮導艦、駆逐艦、掃海艇、その他艦艇の撃破
      • 3.戦闘への参加
          a)敵駆逐隊の雷撃阻止
          b)味方が防御していない領域の戦術的偵察
      • 4.巡航任務
          a)通商破壊
          b)独航船の撃破
          c)防護が手薄な輸送船団の撃破
          d)輸送船団への強襲
      • 5.短期的な敵即背面への襲撃
         
    • II:艦艇の主な運用と戦術的要件
      • 1.最大戦速……あらゆる駆逐艦へ迅速に追い付き、あらゆる巡洋艦から迅速に逃亡することが可能な速度。すなわち、少なくとも45ノットの最大戦速
      • 2.兵装……あらゆる嚮導駆逐艦/駆逐艦および武装商船を撃破するのに十分な砲火力であること。すなわち、最低でも口径130mm、最低でも搭載数6~8門(これは沿岸砲撃にも必要十分な口径である)
      • 3.巡航任務を考慮した余裕ある弾薬搭載量
      • 4.敵駆逐艦の中距離(70~100鏈 *注:だいたい12.8-9km~18.2-5km)からの砲撃と、行動中の敵軽巡洋艦からの砲撃に耐えうる装甲を持つこと
      • 5.機雷源を生成するための装備を保有すること
      • 6.不期遭遇戦(夜間や霧中)において魚雷攻撃を行うための装備を保有すること
      • 7.航空機や魚雷艇から自艦を防衛するための対空兵装を備えること
      • 8.自艦を偽装するための科学兵器を所有すること(=煙幕展開装置の類を指すと思われる)
      • 9.5000から6000浬に及ぶ大航続距離を持つこと
     
    ここにペトロフの提唱した概念がとうとう「装甲嚮導駆逐艦」として具現化したのである。
    24号計画艦の設計は速やかに進められ、2月18日に予備設計の決定稿が提出された。
     
    24号計画艦の諸元
    基準排水量3450~3600t
    全長140m
    全幅13m
    喫水4.1m
    機関出力140000hp(100000hp説もあり)
    最高速度47ノット
    燃料搭載量950t
    航続距離(16ノットでの巡航時)6000浬
    兵装130mm連装砲 4基
    37mm四連装機関砲 2基
    533mm五連装発射管 2基
    機雷50個(積載量超過状態で)
    • 装甲
      • 装甲は70~80鏈(だいたい12.8-9km~14.6-8km)の距離から発射される152mm砲弾に耐えうる厚さが設定された
        • 船体:50mm
        • 甲板:25mm
        • 司令塔及び主砲塔:35~60mm
    • 機関
      • 主機は45型駆逐艦(オピトヌイ)で試験中の新型高温高圧缶を搭載する予定であった
    • 兵装
      • 主砲は「130mm連装砲」が指定されたが、この当時利用可能な130mm連装砲は存在していなかった(1934年の末から「B-31」の名称でB-13ベースの連装砲塔を開発する作業が始まってはいたが、これは予備設計の段階で開発中止の憂き目に遭っていた。そして、後に「B-2-LM」となるB-13ベースの連装砲塔の開発計画が浮上するのはこれより数ヶ月先の話である)
     
    しかし、これ以降24号計画艦の設計作業が進められることはなかった。
    造船業界が「大艦隊」計画に必要とされる戦艦や重巡洋艦の設計作業に忙殺されるようになったのが原因であるらしい。
     
    こうして、24号計画艦は『いつの間にやら』雲散霧消してしまった。
    しかし、「装甲嚮導駆逐艦」という構想だけはしぶとく、ひたすらしぶとく生き残り続けるのである……
     
  • 47号計画艦:前期(1939~1941)
    1939年9月8日、セルゲイ・ペトロヴィッチ・スタヴィスキ中将を委員長とする、新型装甲嚮導駆逐艦(これには47号の計画番号が与えられた)の要求仕様策定を目的とする特別委員会が設立された。
    24号計画艦が雲散霧消して以来、およそ3年半ぶりの装甲嚮導駆逐艦再始動である。
     
    翌年の1月17日、この「スタヴィスキ委員会」からWW2緒戦の海上における戦闘の分析結果に基づく報告書と、それに基づいた47号計画艦の要求仕様が提出された。
     
    報告書の内容
    • 1.駆逐艦を攻撃開始から離脱まで嚮導する艦艇として、大型駆逐艦は不適な艦種である(装甲が施されておらず、良いマトになる)
    • 2.なので、装甲化された艦艇が必要である(軽巡洋艦を恐れる必要がない程度には)
    • 3.したがって、大型駆逐艦をさらに拡大し、甲板と舷側に装甲を施すべきであり云々……(中略)近距離において駆逐艦へ打撃を与え、軽巡洋艦を拘束するにあたって、10門の130mm砲は6門の152mm砲よりも有用である(これはモンテビデオの戦いの結果に基づく)
       
    • 速度は嚮導される駆逐艦よりやや控えめでも問題はなく、その分装甲の強化に傾注すべきであり云々……(以下省略)
     
    この時期のソ連海軍における装甲嚮導駆逐艦の主目的は、「大艦隊」において建造される駆逐艦たちの嚮導(すなわち、雷撃戦における突入および撤退の支援)であり、加えて索敵であったり、バルト海や黒海といった閉じられた戦場における他艦種との協働(戦艦のための対空/対潜支援、巡洋艦隊の一部としての行動、敷設艦との機雷原形成等)であった。
     
    「スタヴィスキ委員会」が作成した47号計画艦の要求仕様
    基準排水量4500t以下
    最大速力36ノット
    航続距離8000浬
    装甲舷側 70mm(バイタルパート部のみ/45度傾斜)
    甲板 25mm
    艦首横断隔壁 70mm
    兵装130mm両用砲10門
    37mm対空機関砲8門
    533mm五連装発射管2基
    偵察機(カタパルトは搭載せず)
     
    しかし、今回の要求仕様に対する反応はあまり芳しいものではなかった
    労農赤色海軍造船局からは「側面装甲を50mmまで削減し、魚雷発射管を五連装から三連装に換装して最大速力を40ノットまで増大させて欲しい」という要望が寄せられ、海軍参謀本部からは「最大速力を向上させることには需要が認められる。魚雷兵装を『忘れる』ことで達成してはどうか」という意見とともに、「主砲を6門の6インチ砲にすること」(これはは必然的に主砲が両用砲でなくなることを意味した)や「対空火器の口径を45mmまで増大させること」が要求された。
     
    とりわけ参謀本部は本気であり、要求仕様の提出に先立つ1940年1月11日には、海軍参謀本部のトップであるレフ・ミハイロヴィッチ・ハラーから労農赤色海軍造船局局長に宛てて装甲嚮導駆逐艦の仕様策定に関する書簡が送られるほどであった。
     
    ハラーが書簡の中で提案した装甲嚮導駆逐艦の仕様
    • a)武装:152mm連装砲塔3基で計6門。艦首に2基、艦尾に1基配置;45mm半自動砲を8門と12.7mm機銃12門
    • b)最大速力:40ノットを下回ってはならない
    • c)装甲は以下の三種を区画ごとに分けて考慮すべきである 1)弾片防御 2)想定される交戦距離での130mm砲弾に対する防御 3)80~100鏈(だいたい14.6-8km~18.2-5km)から放たれた152mm砲弾に対する防御(バイタルパート限定)
     
    こうした関係各方面からの「ご意見・ご要望」を受け取った上で作成された、海軍造船局長であるアナトリー・アレクセーエヴィチ・ジューコフの署名が付いた要求仕様は下記の通りである
     
    『主砲:8~10門の130mm砲 対空砲:37mm機関砲を8門 魚雷:三連装発射管3基 最大速力:38ノット 航続距離:8000浬 舷側装甲50mm、甲板装甲25mm 基準排水量4000t以下』
     
    「ご要望」の大半は無視された。見事なまでの無視っぷりである。
     
     
    参謀本部の意見がこうも見事に却下されたのは、海軍人民委員部第一副委員であるイワン・ステパノヴィチ・イサコフが原因である。
     
    イサコフは1939年にソ連向け駆逐艦の建造交渉使節団を率いてアメリカへと渡っており、そこで米国の「destroyer(駆逐艦)」を見聞した経験から、「Эскадренный миноносец(直訳すると『艦隊水雷艇』だが、駆逐艦を指す)」にも迅速に両用砲を導入すべきであるとの立場を取るようになっていた。
    しかも駆逐艦の主砲を130mm以上の口径に引き上げる必要性はないとも考えているのだから、参謀本部とハラーの意見が通るはずもなかったのである。
     
    一方敗れたハラーであるが、こちらはモロトフ=リッベントロップ協定の締結による独ソの接近(と、米ソ関係の冷却化。イサコフが米国で行ってきた【駆逐艦建造交渉を含む】一連の各種交渉はこれで全てご破算になった)に伴って編成された「テヴォシアン委員会(イワン・フョードルヴィチ・テヴォシアン率いる技術視察団。グラーフ・ツェッペリンの視察、リュッツォウの購入などを行った)」の一員としてドイツ海軍を視察した経験を持っている。そして、当時のドイツの最新鋭駆逐艦は高温高圧缶と15cm砲を装備する大型駆逐艦?であった。
     
    つまり、今回のやり取りは『アメリカ帰り』と『ドイツ帰り』がそれぞれに「自分たちの目で見てきたものこそ次世代駆逐艦のあるべき姿である」と考えた結果起こったものであった。
    (と、ロシア人たちは考えているようなのだが……個人的には『15cm砲閥』は単にペトロフの提唱した大本の概念に忠実であろうとしただけであるようにも思える。どうなんだろう?)
     
     
    ともあれ、こうして大口径の非両用砲路線は考慮外となった。その上で47号計画艦の予備設計作業は開始されたのである。
    とはいえ、労農赤色海軍造船局には設計作業に携われるような熟練した専門家が不足しているという問題(原因は言わずもがな。シベリアへ送りすぎた)があったため、実際の設計作業は中央設計局改め第17設計局に委託されることとなった。
     
    第17設計局の作成した47号計画艦の予備設計案
    第1案第2案
    基準排水量5400t5600t
    全長160.0m
    全幅15.0m
    喫水5.0m
    機関出力75000hp100000hp
    最高速度33.4~34ノット36~36.5ノット
    航続距離5500~6000浬5000~6000浬
    装甲主装甲帯 70mm
    甲板装甲 25mm
    船首横断隔壁 100mm
    主砲塔 25mm
    兵装130mm連装両用砲 5基
    37mm対空機関砲 8門
    12.7mm機銃 8門
    533mm五連装発射管 2基
    機雷 60発
    爆雷 12個(大型) or 24個(小型)
     
    第17設計局の設計班は主機のみが違う二つの設計案を提示し、要求仕様に沿ったものを設計すると排水量が明らかに「軽巡洋艦」のレベルに達するということを証明しようとした。
    事実上の要求仕様に対するダメ出しであり、ここでプロジェクトは行き詰ってしまった。
     
    行き詰まりの打開は各所で模索されていたようである。
    1940年、労農赤色海軍造船局の海軍技師V・Ya・シュールを中心とする設計班より「両用砲搭載装甲嚮導艦」の設計案が提出された。
    設計案の説明覚書におけるV・Ya・シュールの主張は下記の通りである。
     
    「現在労農赤色海軍には非装甲の嚮導艦と8000t級軽巡洋艦の中間に位置する艦級が存在しない。一方、嚮導・通商破壊/通商護衛・対空/対潜任務・機雷源の作成などといった任務に従事する、小型かつ安価で、装甲化された、高速で航続距離が長く、強力な艦砲/対空砲を持った艦艇は緊急に必要とされている」
     
    装甲嚮導艦V・Ya・シュール案
    基準排水量4000t
    全長150m
    全幅13.6m
    機関出力75000hp
    最高速度38ノット以上
    装甲主装甲帯 50mm
    甲板装甲 25mm
    船首横断隔壁 100mm
    船尾横断隔壁 75mm
    主砲塔 25mm
    兵装130mm連装両用砲B-2-U 4基
    37mm連装機関砲66-K 4基
    533mm五連装発射管(二階建て式) 2基
     
    しかしながらこの設計案の「基準排水量4000t」はかなり楽観的な計算であり、燃料搭載量を非常に少ないものにして航続距離を大幅に犠牲にするか、船体構造を徹底的に軽量化して強度や凌波性を犠牲にしなければ達成不可能であろうと考えられた。
    結局この設計案は「そもそも47号計画艦の要求仕様を満たしていない」という理由で(V・Ya・シュールが造船局の主流派に属していなかったことも一因と言われる)資料庫へと送られることとなった。
     
    一方、47号計画艦の要求仕様により近いバージョンの設計案は1940年秋に第17設計局で作成された。
    有力な設計者であるN・V・Brezgunによって作られた新設計案は、武装も機関も以前の第17設計局案と全く同じであった。
    しかし、武装の大半を船首に集中配備することで装甲区画の面積を節約し、重量分布を変化させることで基準排水量4000t(満載5300t)を達成するという野心的な計画案であった。
    武装配置を変更したことで戦闘時には艦首方向からの射撃を受けることが多くなるため、船首横断隔壁は120mmまで増厚される予定であったらしい。
    もはやノリが戦艦を設計する際のソレになってきているように思われる。
     
    他方、「反対側」からのアプローチが試みられていたと解釈できる事実も残されている。
    この時期、第196造船所で組織されたNKVDの特別設計局においては「小型の長距離軽巡洋艦」というアイディアが模索されていた。
    「大型の嚮導駆逐艦に装甲を施して安価な万能艦艇を作る」のではなく、「安価・小型な万能軽巡洋艦に嚮導駆逐艦の仕事も担わせる」という方向性である。
    これは後に94号計画艦として設計作業が本格化するのだが、それはまた別のお話。
     
     
    1941年4月、労農赤色海軍造船局の新局長であるニコライ・ヴァシリエヴィチ・イサチェンコフ技術少将は、今までに提案された装甲嚮導駆逐艦諸案の比較研究を行った。その際彼が出した結論が
     
    「様々な装甲嚮導巡洋艦諸案(注:原文ママ……であるらしい)の研究作業によって、現状の造船設備および機械製造設備では、速度を大幅に低下させることも、艦艇の寸法と排水量を増加させることもなく十分な装甲を持つ嚮導艦を建造することは不可能であることが確認された。(現状でも建造可能なものは)軽巡洋艦に近似したものになるだろう」
     
    これである。即日プロジェクト打ち切りになってもおかしくないほどの一刀両断ぶりである。
     
    ……であるにもかかわらず、なぜか47号計画艦は生き延びた。
    「41年度船舶設計計画」には47号計画艦の名前がしっかりと記載されており、第32設計局または第198造船所が設計を担当し、予備設計作業は41年10月に終了することが予定されていた。
     
    果たして47号計画艦をどう収めるつもりだったのだろうか。
    どうやっても軽巡洋艦以外になりようがない要求仕様に忠義を貫き通し、軽巡洋艦となることを甘受するつもりだったのか。
    はたまた要求仕様を曲げて「嚮導駆逐艦」の枠内に納まる規模の艦艇へと縮小するつもりだったのか。
     
    答えが出る機会は1941年6月22日を境に永久に失われた。
     
  • 47号計画艦:後期(1946~1948)
    41年6月22日を境に「艦隊整備計画などにかかずらっている場合ではない」といった状態に陥ってしまったソ連であったが、パニックが収まり、戦線が膠着し、反攻が始まる段になるとさすがに艦隊整備計画について再度考える余裕を取り戻していた。
    来るべき戦後を見据えた艦隊整備計画において、海軍人民委員であるニコライ・クズネツォフは130mm連装両用砲を3基搭載する「大型駆逐艦」を殊更に重視し、「通常の」駆逐艦とは別枠で132隻建造することを構想していた。
    しかしながら、長く続いた戦火とドイツによる収奪によって疲弊しきったソ連の現状を知るスターリン(と、造船業界)はこの構想を良しとしなかった。
    海軍はどうにかこうにか食い下がって「十ヵ年計画(1946年~1955年)の終盤に4隻のみ建造を許可する」という一文を勝ち取ったものの、「十ヵ年計画で計132隻(プラス「通常の」駆逐艦226隻)」という気宇壮大な元計画からは程遠いものとなってしまった。
     
    それでも「大型駆逐艦」の必要性を確信していた海軍は、来るべき十ヵ年計画終盤に備えて「大型駆逐艦」の更なるブラッシュアップに取りかかることにした。
    これを任された第53設計局(1946年に第17設計局から改編)は新たな「大型駆逐艦」を「装甲嚮導駆逐艦」のコンセプトに基づいて設計することを選択した。
    ご丁寧に戦前の「47号計画艦」という計画番号まで引き継いだ、5年ぶりの「装甲嚮導駆逐艦」再起動である。
    もはやここまでくると執念のようなものが感じられる。
     
    とはいえ、新たな「装甲嚮導駆逐艦」が戦前の「装甲嚮導駆逐艦」から引き継いだものはほとんどなかった。
    排水量は4000tに満たず、全長は140mすら超えない非常に控えめ(当社比)なものであり、主砲も130mm連装両用砲がたったの3基(ないし2基)であった。
     
    47号計画艦1948年度案
    砲塔3基案砲塔2基案
    基準排水量3688tデータなし
    全長138.0m
    全幅13.6m
    喫水4.25mデータなし
    航続距離5500浬(20日間連続行動可能)
    装甲垂直装甲 14mm
    甲板装甲 14mm
    弾薬庫 10mm
    機関室 10mm
    兵装130mm連装両用砲SM-2-1 3基〃 2基
    45mm連装対空機関砲SM-16 4基
    25mm四連装対空機関砲4M-120 2基
    533mm五連装発射管 2基
     
    以前の「大型駆逐艦」から引き継いだ要素のほうがよほど多く、ただの「大型駆逐艦」改善型であるように見えるが、さにあらず。
     
    第53設計局の技術者たちは全く新しい発想で新世代の「装甲嚮導駆逐艦」を作り上げたのである。
    彼らは「装甲鋼板を船体の構造材として直接用いる」という新しい手法でもって「装甲化された駆逐艦」という概念を実現しようとした。
    船体外板および上部甲板の大部分は装甲鋼板が構造材として用いられ、これがそのまま艦艇に装甲による防御力を与えるという、そういう発想である。
    艦艇というより戦車の作り方に近い。
     
    この新機軸によって「装甲嚮導駆逐艦」は「装甲板の重量による排水量増加」という問題から解放された。
    船体外板と上部甲板の装甲鋼板は敵弾からも、荒れた海からも艦艇を守ってくれるはずであり、一挙両得の解決策になるはずであった。
    武装の搭載量に比して大柄な船体は今までになく良好な居住性という余禄をもたらした。
    新機軸によって設計された47号計画艦はまさしくいいことづくめ……になる、はずであった
     
    しかし、「装甲鋼板を船体の構造材として直接用いて、果たして本当に船体強度が確保できるのか?」という疑問は非常に厄介な問題を引き起こした。
    そもそも、ソ連の船体設計の際の強度計算は戦前・戦時中に「実績」を積み上げたことで「問題アリ」と看做されていた。
    当然ながら新しい強度計算の方法とルールを定めなければならなかったのだが、これを定める議論は紛糾に紛糾を重ねて収集のつかない有様であった。
    権威ある科学者同士の意見がまとまらず分裂しきっており、ここへさらに用兵側と造船側の伝統的な対立構造がコミットしてしまったことで議論が炎上してしまっていたのである。
     
    さらに、47号計画艦の構造材として用いる予定の装甲鋼板は1948年後半~1949年初頭に68-bis型の量産が始まるとそちらへ供給するだけで手一杯となってしまい、47号計画艦への装甲鋼板の供給は却下されてしまった。
     
    上記二点は「装甲鋼板を駆逐艦の構造材に使う」というアイディアを放棄するに十分な理由であった。
    当然の帰結として、「装甲嚮導駆逐艦」という概念も放棄された。
     
    これが「装甲嚮導駆逐艦」の棺桶に打ち込まれた最後の釘であった。
    足掛け20年以上にわたってしぶとく、ひたすらしぶとく消えては蘇り、消えては蘇りを繰り返してきた「装甲嚮導駆逐艦」であるが、これ以降二度と蘇ることはなかったのである。
     
  • その後
    「装甲嚮導駆逐艦」という構想自体は完全に灰になってロストした。
    しかし、47号計画艦そのものが死に絶えたわけではなかった。
    47号計画艦の砲塔2基案はその後、多少の変更が加えられ、多少サイズが縮小されたものの、それ以外は細かい構造までほぼ丸々新型駆逐艦設計案として流用されている。
     
    これを実際に建造したものが41型(タリン級)である。
    ここが戦前から続くソ連海軍の長い「理想の駆逐艦探しの旅」の終着点……と言うのは、流石に言い過ぎだろうか。

小ネタ

ゲーム内の解説では、本艦の全長が驚異の114mとなっている。これはT7のミンスク(127m)よりも小さく、T6グネフヌイ(112m)とほぼ同等である。(参考までに、T10駆逐で比較的コンパクトなデアリングは120m)
しかし、母港等で見比べてみると明らかにミンスクよりもひと回り大きく、135mほどはあると思われる。といわけで、おそらく運営のミスである。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • こちらも少しタイトルを加えました -- 2019-11-30 (土) 22:57:11
  • 機関出力を書き足しました -- 2020-02-12 (水) 02:54:29
  • 解説に少し追記、小ネタを更新しました -- 2020-12-25 (金) 01:44:02
  • 伝説装備の画像を差し替え。 -- 2021-06-24 (木) 22:42:58
  • Khbarovskから移植。 -- 2021-10-04 (月) 00:14:07
  • ハロウィン迷彩を追加。 -- Holy_Roman_Empire? 2021-10-22 (金) 15:11:35

コメント欄

  • 空母無し、伊戦無し、敵駆逐2隻以内かつマップは中央占領、震源以外なら10万ダメ超えも夢じゃない。空母いると3万ダメ前後が関の山かな。一つ上の枝で文句言ったけどなんだかんだ乗ってる個人的に一番楽しい艦w -- 2023-06-03 (土) 20:35:49
  • ハバロフスクの全長114m…。デルニーやグロザヴォイより20~30mも短いってマジ…?戦場で見かけると大きく見える。 -- 2023-07-08 (土) 23:06:04
  • この子に慣れてしまうと他の砲駆に乗れなくなるのが難点だが、ハバロは砲駆として完成されている感じがする。駆逐は簡単にゴミ箱ポイ、一部の巡洋艦に対しても海底送り、戦艦は焼却処分出来てしまうのが愉快過ぎる( *˙꒳​˙) -- 2023-07-22 (土) 12:44:49
  • デルニー開発しました。数値上完全にハバロの上位互換のはずなのに全く勝てない。ハバロならば勝っていたはずの勝負に、次々と負ける。私は間違っていました。数値上の強さではなく、もっともっと大切な""愛""。私がハバロを開発した時はハバロに強い希望を抱いていた。他の駆逐とは一線を画した性能、他の追随を許さない圧倒的速力、全てが私には抗えないほど魅力的でフリケを1回も使わずに開発した唯一のツリーだった。実際、ハバロは私の期待に応え、あちらで駆逐をたたきつぶしこちらで戦艦を丸焼きにし時には巡洋艦と正面から殴り合い、相打ちになった。そのどれもが言葉に表せないほどの快感を伴い、ハバロへの愛を確かめる行為だった。それが今となってはどうか。私は数値だけを見て浮気をし、フリケをたっぷりとつぎ込んで開発したデルニーを愛しているのだろうか。全てのプレーを楽しめているのだろうか。私は私自身に落胆し、ハバロに対してとてつもない罪悪感を抱えた。私はもうデルニーに乗ることはないだろう。同じくハバロフスクにも。私にその権利は無い。もし、最後までこの文を読んだ人で、ハバロを捨てデルニーを開発しようとしている人がいたらもう一度、もう一度だけハバロを目指した時の希望とハバロとともに歩んだ数多の戦場を思い出して欲しい。きっとあなた自身の本当の気持ちがわかるから。 -- 2023-09-01 (金) 23:05:06
    • わかりません。 -- 2023-09-02 (土) 07:17:08
    • 知らんな -- 2023-09-02 (土) 09:08:45
    • へんなひと -- 2023-09-02 (土) 11:03:45
    • 上の人は愛を語っていますが、デルニーと乗り比べた感想としては砲火力に大きな差があります。同格の駆逐にはハバロよりDPMが高い艦はいくらでもいますが、彼女らは弾道、機動力、射程が悪かったりするので適切な距離を保てばハバロは駆逐同士の撃ち合いにおいて負けることはないです。なんならマイノにも勝てますしウースターにも互角に渡り合えます。デルニーは明らかに火力不足です。その分魚雷を持っていますが大して強くなく、接近するリスクを考えれば遠くからHE打ち込む方が強いです。煙幕が使えることを含めて、ハバロの方が強いです。 -- 2023-09-02 (土) 11:24:34
    • それここで言う必要ある?乗りたくなくなったなら乗らんでいいし、「私はもうこの船に乗りません」って言われてもこちらとしては「ふーん」で終わるんだよ。 -- 2023-09-02 (土) 12:04:26
    • いててて -- 2023-09-02 (土) 13:06:30
  • 航空機も合わせないカスウンコpsのミッドウェーにもボコられるのほんま腹立つわ 伝説装備を転舵➕30%に変えてくれ -- 2023-09-02 (土) 13:08:21
    • ほぼデメリット無しなんだから今のままで良いじゃん -- 2023-09-02 (土) 14:21:43
  • 俺のババロは主砲特化。撃てば戦艦みんな発火。駆逐は尻見せ逃げる雑魚ばっか。巡洋艦もそら返り討ちだ。これが俺のハバロ愛じゃ。 -- 2023-09-04 (月) 20:36:00
    • その調子で空母もわからせてやってくれ -- 2023-09-04 (月) 21:20:22
    • ラップ調で脳内再生された -- 2023-09-04 (月) 21:22:18
  • 変にヘイト高いせいで空母or伊巡に即沈させられてるのをよく見る -- 2023-09-14 (木) 10:10:16
    • 軽巡にも撃ち勝てうるミニ軽巡ですし空母側からしたら狙いやすいよ -- 2023-09-14 (木) 11:39:43
    • 速力はある方だけど機動性ゴミでハバロ乗りの実力関係なしに空母に粘着されたら何も出来ないからね...。 -- 2023-09-14 (木) 22:57:25
  • この船、中央占領は外周寄りでいいですかね?いつも外側回って逃げてきた駆逐殺したり戦艦燃やしたりしてるんですが、少し前の負け試合で試合後味方から「足が速いんだからしっかり占領しろ」とお叱りを受けてしまって。その試合は空母なし+巡洋艦もりもり+駆逐枚数有利(3対2)だったので味方ハッランドとデアリングに占領を任せ私は外周していました。もちろん外周と行ってもマップギリギリまで行くわけではなく、占領園の少し外側を回る感じです。私のpsではゲージなどの占領マップは外周よりでないとろくに活躍できないのですがやはりハバロでも占領メインでうごいたほうがいいですか? -- 2023-09-25 (月) 17:34:14
    • 駆逐枚数有利とはいえハッランドもデアリングも鈍足なので拠点占領は苦手です。3隻で入れば中央取れるのに、という話なんでしょうね。1回踏んで手伝ってから外周でも悪くは無いのでは? -- 2023-09-25 (月) 17:55:59
      • 序盤見つかって削られると思いきった立ち回りできなくなるので嫌なんですよね...上の通り巡洋艦が多かったので狙われたはずですし中央はきついと思うんですが...[ -- 木主? 2023-09-25 (月) 18:44:41
      • 要約すると狙われたくないし占領行きたくないです。行かなきゃダメなの?ってことか。外周で勝てればそれでいいと思うし、占領ムーブでもやってみてどっちが勝ちやすいか自分で感じるのが一番いいと思う。 -- 2023-09-25 (月) 19:31:39
      • 自艦以外に駆逐がいる状況で、かつ、先に見つかるのが嫌であれば、ババロが先に占領して端を踏んで停止すれば良い。他の味方駆逐が後追いで占領しくれたら、敵も見えるでしょ。無理して占領ゾーンの中まで踏み込む必要はない、ということ。視界取りは島風とか煙幕多いデアリングに任せたらいい。敵にコロンボとか、空母がいれば占領遅れても良いから味方駆逐と占領タイミング合わせて踏みに行くとか。狙われたくない、のは駆逐みーんな同じです。 -- 2023-09-25 (月) 21:37:45
      • ハバロとかクレベは空母以外からだったら狙われても適当に回避運動してればそんなhp削られることないし、鈍足組と違って無茶して占領しに行ってもそのまま逃げ切れる足があるんだから占領行くべきだと思ってる。(ハッランドなんか遅すぎて集中砲火されたら一瞬でhpとけるし拠点から駆逐追い出せるほどの火力ない)それに駆逐で占領しないでダメ稼ぐだけなら巡洋艦でいいしね... -- 2023-09-26 (火) 16:50:20
    • くっそ、なんかマッチがおかしいと思ったら呪いかけられてたのかぁ(>_<。) -- 2023-09-27 (水) 00:30:08
    • 味方がレーダー持ちのハッランドと4.5kmソナー持ちのデアリングなんだから、ハバロが中心円全体に火力を発揮できる位置に居れば相手駆逐は煙幕持ちだろうと下がるしかないはずだよ。ハバロに撃たれ続けて平気な駆逐なんていないんだから。自分が敵からどう撃たれるか考えるのも大事だけど、それ以上に敵の嫌なことをするのが大切なんじゃないかな。なにもハバロで中心円に居座る必要はなくて、中央から中心円全体に火力を出す意識を持ちつつ、2番目の円のラインをベースに敵駆逐の動きに合わせて前に出て圧を強めるようにすれば生存性も担保できるし占領も維持できる。最前線はデアリングに任せて代わりにハバロはそのサポートをするといった、味方艦の特性を踏まえた立ち回りが出来れば自然にpsも身につくよ。文句をわざわざ書き込むかどうかは別として、味方の視点から考えればハバロ、デアリング、ハッランドの構成で駆逐の枚数も勝っている状況なら占領数は安定して有利を取れると考えるのは自然だし、初手の動きも占領有利を維持する考えで動く訳だから、ハバロに外周されたら裏切られたと感じるのは当然かな。自分に求められる動き、つまりは味方が気持ちよく戦える動きを意識してこの経験を次に活かしていこう! -- 2023-09-29 (金) 21:22:52
  • 荒れているから見に来たけどT10はある程度船の強みを生かした動きした方がいいと思うよ。確かに自分も外周=悪だと思っていた時代もあったが10の癖強艦達に乗ればその考え方も変わるはず。例えばアンリやレピュでも中央占領は縦てて耐えた方がいいとアドバイスするのかい?そもそもハバロに限らずクレベや春雲もそうだが、駆逐の顔した巡洋艦なんだから、可能ならば外抉ってクロスを組んで相手を下げさせて占領取り戻す方がいいと思うけどね。そして木主へのアドバイス。ハバロの強みは「足」と「弾道」。例えば中央は外周のサイドを抉って横から島を盾にしている駆逐や巡洋を刺す動きができる。相手の巡洋艦の弾道にも依るが、伝説装備を付けて距離を取ることを意識して戦えば大体の巡洋相手にはダメージ有利を取れるのがこの子の強みだから。もし中入るなら隠蔽がいいデアやハッランドの後ろに付いていき、もし相手駆逐が頭向けて出てくるならごっそり削ってやればいいし、その後は中央で相手巡洋との距離を保ちつつ回避盾しつつダメージ有利を取っていく形になるのかな。ただ中央だとクロス組まれて回避盾やりづらいから結局そこから外回って横から突く動きの方が安牌だと思うけれど。 -- 2023-09-26 (火) 23:06:48
    • いいコメだけど、呪いかけておさらばしてる()。てか砲駆は特にマッチで立ち回り変わるよね、このムーブがいいってよりかは。しぶとく生き残って自分は仕事しつつ、雷駆に仕事させないことが理想。 -- 2023-09-26 (火) 23:24:01
    • 上の人は序盤削られるのやだって言ってるから初手外周なんじゃない?僕はアンリレピュでも初手は占領、占領できたら味方の到着を確認して下がるってかんじでやってえうよ -- 2023-09-26 (火) 23:53:17
      • 序盤削られる云々よりも外周開いた方が効果的に相手に圧かけられるてこともある。 内周に全員いると戦局膠着するのが辛くて、単純に射線増やせれば行動制限したりクロス組みやすくなるから島裏安置とかも減って枚数差作りやすくなるし。最初に占領取られることもあるかもしれないけどその後効果的に外周開いた船が圧かけて枚数有利や火力有利作って早めに取り返すことが出来れば勝ち。出来なければ負けか苦しいかの2択だし分かりやすくはある(あとは内周があっての外周攻撃がより効くからやるとしたら内周5~6、外周1~2がベスト。) -- 2023-09-27 (水) 02:24:56
    • 確かにt10では強みを押し付けるのが良いのには賛成。でもハバロが初手外周して強み押し付けられるか笑?そうは思いませんね。強みが「足」と「弾道」だからこそ、初手は占領して欲しいんですよ。分かりますかね。占領を試みて、厳しそうならすぐに展開して側面を取れる「足」があるんですよね。初めから占領放棄する必要はなく、占領維持出来そうにないなら側面に位置取り変えれば良いだけですよね。 -- 2023-09-29 (金) 00:14:52
      • 因みに私は80%越のハバロ乗りです(勿論分隊です)。エアプ扱いされそうなんで、乗ったこと無いわけではないのは言っておきます。 -- 2023-09-29 (金) 00:17:29
    • 逆に敵側の意見から。普段巡洋艦(軽巡メイン)にばかり乗ってるけど、駆逐枚数負けてても初手は多くの場合占領踏みに行く。敵の駆逐がAFKとか、何らかの理由で占領来ないことあるから。雷駆が大回りして背後から雷撃流されて、味方の負担が発生するリスクはあるけれど、そういうパターンの時は占領ポイントで優勢決してる事が少なくない。占領は1秒でも早く踏み始めたいし、占領後同数で踏んでてもポイントは入るし、一度占領してしまえば、再占領まで倍の時間がかかる。占領よりもKill all重視なら初手占領踏まなくてもいいかもしれないけれど、それで占領取られたりして、味方ガーとか言われても困惑するだけ。ランダムは正味マップが狭すぎるから、選択肢が少ないと言うのはあると思う。いずれにせよ、敵の場合は駆逐が火力出したがって占領に来ないのは正直助かるよ。 -- 2023-09-29 (金) 12:40:13
      • 同じく巡洋メインだが、中央は島に張り付くことが多い。一部の巡洋除いて今のT10はスラヴァやコロンボに容赦なく縦抜きされる環境だから、防御姿勢は気休め程度。そしてそんな環境で島で射線管理しているところを横からハバロやクレベに掘られるのが非常に嫌。陣形崩れるし大体そこからクロス組まれて崩壊することも多い。そしてハバロ側がしっかり距離を取っているなら当てづらくて仕方がない。逆にハバロのような隠蔽悪い駆逐は正面に来てくれた方が逆にこっちから展開もしやすいし助かるよ。 -- 2023-09-29 (金) 23:07:51
      • 側面から的確に回避しながら絶え間なくHEを撃ち込まれ、対面からのスラヴァやら大和やらの弾受けするのは戦艦でも極めてしんどい。kill allじゃなくても、戦闘中盤で側面射撃により味方戦艦が崩れて、複数の敵戦艦が押し出し、エリアの占領がひっくり返る事は度々ある。そしてそのエリアは数的不利の中ではもはや取り返せない。敵としてやられてみると分かるけど、ハバロはエリア内にずっといるよりそういう動きがめちゃくちゃ厄介だ。先手占領は大事だから最初は入るべきだろう。↑の80%の方の言う通り、占領状況を見てエリアから出て側面展開し、クロスを狙うべきだろう。 -- 2023-09-29 (金) 23:47:25
  • ハバロちゃん2500戦ちょい乗ってる経験から、空母戦じゃなければ、初動に関してはわざと発見されに行くムーブでいいと思いますよー。ヘイトを買いまくって敵に主砲撃たせて味方に情報渡すだけでも十分です! 敵駆逐が同様に前に出ていて強制的に発見出来れば(レーダー艦がいなければ)煙幕使って一方的にAPの斉射を食らわせて、煙幕内に籠ることなくそのまま使い捨てで撃ちまくっていれば良いと思います。そこからミニマップ見て敵の勢力を判断してどこへ移動すればクロス組めてウザイのか、一方的にはめ殺し出来るのか考えて持ち味の速力活かして急行するとイイ感じになりますよん! -- 2023-10-04 (水) 19:08:16
    • これは良いアドバイス。参考になります、ありがとう。 -- 2023-10-17 (火) 17:50:17
  • 空母氏ね~wowwow -- 2023-10-17 (火) 00:13:27
  • 作って満足して放置してたんだけど、やっぱこの船難しすぎないか?5戦乗って平均3万だわ…ハッランドとデアリングしか10駆逐乗ってないし単純にpsないのもある、でもそれを上回る乗りにくさ。戦闘名誉賞だけ回収するつもりだったけどキツそうだな -- 2023-10-17 (火) 16:06:43
    • 何を意識して、どういう立ち回りをしてる?具体的に教えて。 -- 2023-10-17 (火) 17:48:28
      • 最大射程維持するのと、駆逐はとことん追いかけてます。後島裏で待ち伏せたり -- 2023-10-17 (火) 18:29:28
  • 3分の1くらい削れたこいつに夕雲で砲撃戦仕掛けたらボコボコにされたんだけどこいつ強すぎない? -- 2023-11-13 (月) 14:53:06
    • さすがにハバロ舐めすぎやろ… -- 2023-11-13 (月) 17:10:38
    • 夕雲とかいう雷駆でもワーストのhpの駆逐艦で格上の砲駆、しかも弾道もよく、APが強く、装甲持ちのハバロになぜ砲撃戦を仕掛けるのかは理解しがたいが、そもそも夕雲で勝てる砲駆なんていません。とはいえハバロは後発の砲駆に埋もれつつあるとはいえ強い部類だと思います。 -- 2023-11-13 (月) 17:42:31
    • そもそものHPタンクが全然違うからね、しょうがないね -- 2023-11-14 (火) 00:40:13
  • やっと伝説装備をつけることが出来ました!デルニー射程を超えることが出来、何とか差別は出来たのかな…と。遠距離放火楽しいです -- 2023-12-12 (火) 09:08:36
  • 空母に粘着されたらすぐ死ぬ艦 -- 2024-01-30 (火) 00:30:51
    • 欧駆でも単艦でいたら捻り潰されるからどうしようもない() -- 2024-01-30 (火) 12:02:48

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*1 5連装であるため島風魚雷だと勘違いした敵艦が回避のために側面を曝す等、味方にとってラッキーな展開があるかもしれない。