Leone

レオーネ級駆逐艦1番艦レオーネ

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

搭載可能アップグレード

1		主砲改良2	+15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間
		照準システム改良1	-7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界
		対空砲改良2	+20%:対空砲座の最大射程
2		ダメージコントロールシステム改良2	-15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間
		操舵装置改良2	-20%:転舵所要時間
		推力改良2	-50%:最大出力への到達時間

･消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
	応急工作班	無制限	消耗品の動作時間：5 秒 消耗品の準備時間：40 秒
十字キー上
	発煙装置	2 回	消耗品の動作時間：26 秒 煙幕の持続時間：118 秒 消耗品の準備時間：240 秒
	排気発煙装置	2 回	消耗品の動作時間：23 秒 煙幕の持続時間：35 秒 消耗品の準備時間：180 秒
十字キー右
	エンジンブースト	2 回	最大速度：+8 % 消耗品動作時間：120 秒 準備時間：180 秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

レオーネ級は、同時期においては極めて大型の駆逐艦であり、就役当初から長年に渡って「軽偵察艦」として分類されていました。この艦級の大きな特徴のひとつが、主砲を連装砲塔 4 基計 8 門備えている点でした。
就役：1924
同型艦数：3

解説

• 概要
  初心者で購入を検討されている方へ
  イタリアのTier5プレミアム駆逐艦。
  イタリアでは最初に実装された駆逐艦である。だたしイタリア国籍の艦長には、駆逐艦専門の艦長が存在しない。そのため駆逐艦専門の艦長が実装されるまでの間は初期の艦長で対応する必要があるため注意しよう。
  現在はLuigi RizzoとGiuseppe Fulgosiが実装済みである。
  　
• 主砲
  本艦はTier5の駆逐艦でありながら主砲8門という過剰とも言える高火力を備えている。砲門数だけ見ればレジェンダリー艦艇を含めた全駆逐艦の中でもKhabarovsk等と並んでトップタイである。
  砲門数は多いが、装填時間が8.0秒と遅いためDPMは並程度に抑えられている。
  HE弾のDPSは同格で最も高いどころか、マッチングするTier4～6の駆逐艦全てを比較するとトップという驚異的な威力を誇る。
  砲塔は旋回速度が遅く、全周砲塔でもない。テコ入れしないと転舵しながらの射撃ができないが、アップグレードで主砲改良2を搭載する事で扱いやすくなる。艦長スキルの旋回追跡があるとなおよし。
  ただし、砲塔の配置の関係で射角が非常に悪く、前方に対しての全門斉射は40度も傾ける必要性があり、後方に対しても同様で劣悪極まりない。
  このため、艦を縦ているとたったの2門しか使えないという状況がなりがちで駆逐艦同士の撃ち合いになると深刻な火力不足に陥りやすく、非常に分が悪い。
  なお、弾道は初速こそ850m/sとやや速いが、全体的には山なりでほぼ米駆と同じになる。

• 魚雷
  同国のDuca d'AostaとDuca degli Abruzziが搭載している魚雷と同一の低速長射程魚雷。
  威力は低めだが魚雷の隠蔽性が1kmと優秀。
  ただし門数が合計4門しかなく、その代わりに装填時間が標準で47秒と非常に短い。
  手数でばらまくタイプなので装填が完了したらすぐに投射しよう。
  また、Paolo Emilioと同じく排気煙幕を焚きながら急接近して強引に魚雷を叩き込むという捨て身の戦法もいちおう可能である。
  　
• 対空
  ほぼない。
  航空発見距離よりも短い射程と低威力の対空砲が数基ある程度。
  　
• 抗堪性
  HPは13,700と並程度でAviereより1000低い。
  お世辞にも撃ち合いが得意とは言い難い船なので無理は禁物である。

• 機動性
  速力は34ktと非常に遅く、同格の駆逐艦と比較すると最下位である。
  同格どころか駆逐艦全体で見ても下から数えてン番目という遅さである。
  幸いエンジンブーストを使えるものの、イタリアツリー駆逐艦と違って平凡な+8%仕様の為、劇的な効果は望めない。
  このため、一部の高速な巡洋艦には簡単に追いつかれてしまう。
  　
• 消耗品
  煙幕は通常の物と排気発煙装置との2択。
  普通の煙幕はアメリカ駆逐艦(e.g. Farragut)と同じ長時間のもの(効果時間約118秒 待機時間240秒)。
  排気発煙装置はPaolo Emilioやイタリア巡洋艦の物と同じ移動煙幕で高速航行しながら効果時間が短い煙幕を張れるというもの。
  準備時間が180秒と短いものの持続時間が35秒で2回しか使えないのでここぞという場面で使いたい。
  特性上、乱戦からの離脱や突撃魚雷を仕掛けたい場合は排気煙幕の方が都合が良く、砲火力を活かして乱射したい場合は通常の煙幕の方が都合が良い。
  どちらも一長一短なのでプレイスタイルに合わせて選びたい。
  前述の通り、エンジンブーストが同国のツリー駆逐艦の物と違ってごく標準的な、+8%で効果時間が2分と長いタイプである。
  　
• 隠蔽性
  水上発見距離は6.2kmで最良だと5.3kmになる。
  同格と比較すると悪い方であるが、ツリー艦艇と違って同格の砲駆よりは良く、また排気煙幕も載せられるため強気に前に出られるだろう。
  魚雷の射程が11kmと非常に長いので隠蔽雷撃は容易。

• 総評
  砲駆としても雷駆としても手数が乏しいため立ち回りの難しい艦。
  長距離魚雷は鈍足で門数が少なく、主兵装とするには厳しい。
  主砲はDPSこそあるが、劣悪な射角や機動性の低さが足を引っ張り、強みを生かせる場面を作りにくい。
  その一方でイタリアツリー駆逐艦のような隠蔽の悪さはなく、普通の駆逐艦のように偵察と隠蔽雷撃をメインとした裏方仕事は十分にこなせる性能を持っている。
  言い換えれば器用貧乏であり、勝利するには味方とのしっかりした連携が必要になるだろう。

史実

小ネタ

ピザ

　
ご覧の通りピザです。
本艦の羅針艦橋の内部にはイタリア人にとってソウルフードの1つとも呼ぶべき「ピザ」が搭載されている。(wows上で料理が登場するのはチェザーレのサラダ、リシュリューのバゲットに続いて3例目)このピザがある事で戦闘には全く影響を与えないが、イタリア軍にとって「食事」とは戦争よりも重要なのである。イタリア軍は北アフリカ戦線の戦場ど真ん中でパスタを茹でたり、戦争捕虜にはフルコースでもてなし(尚、捕虜の将校に対して一般兵用の料理を誤って出してしまい「捕虜虐待のつもりで出したのではないので許してほしい」と許しを請うというエピソードを付け加える)、弾薬よりもワインの備蓄の方が多いなど、食に対する情熱度はどの国よりも熱い。*1つまり、本艦にピザが搭載されている事はなんらおかしくない事なのだ。
ところでこのピザ、「ピザ」であって本場イタリア「ピッツァ」ではない。イタリアで主に食されているピッツァは我々が良く見かけるカットされたものではない。また、大きさも20cmを超えるような大きさではなく少し大きめの皿に乗るくらいのサイズで出てくる。更に付け加えるなら本場のピッツァはナイフとフォークを使って食べるため生地の外側にハンドトスのような厚みはないのだ。ところが、本艦に搭載されているのは前述したピッツァとは明らかに異なっており、どちらかと言うとアメリカ合衆国の「ピザ」様式で作られたピザと判断するのが正しいだろう。アメリカに移民したイタリア移民が持ち込んだピザ文化はアメリカ独自で進化し、シェア出来るよう大きく作られた上で複数人で食べやすいよう予めカットされ持ちやすいよう生地の外側を厚く焼くハンドトスが主流である。
つまり、本艦が搭載されている食べ物はイタリアの「ピッツァ」ではなくアメリカ式の「ピザ」というイタリア駆逐艦としては残念な事になっている。
　

• ベンチ
  艦首から艦尾までの甲板中心線上にあるのは畳まれた日よけ用の天幕。現実では港にいる時だけ設置し、航海時や戦闘時には艦内に格納する。
  艦尾甲板にはフランス艦のベンチに倣ってかデッキチェアもある。

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