高梁型軽巡洋艦 高梁
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 8 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | 四万十 |
国家 | 日本 | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | (A) 43,400 (B) 49,500 | |
装甲 | 全体 13-160mm ・艦首・船尾 25mm ・上部構造 13mm ・砲郭 25-160mm ・主砲 25-90mm ・重要区画 33-160mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 13% | |
機動性 | 機関出力 | 130,000馬力[hp] | |
最大速力 | 34.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 860m | ||
転舵所要時間 | (A) 12.0秒 (B) 8.5秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 12.4km | 13.9km | 14.4km | 6.0km | |
航空発見距離 | 7.5km | 10.5km | 10.5km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 13.9km | 0m | |
mod.2 | 15.3km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 150mm/60 5th year Type | 5基×3門 | HE弾 2,650(10%) AP弾 3,100 | 15.0秒 | 6.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
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A-B | 100mm/60 Type 98 | 4基×2門 | HE弾 1,700(6%) | 2.9秒 | 5.0km |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
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A-B | 610mm Type 93 | 4基×4門(門) | 20,967 | 130秒 | 14.0km | 57kt | 1.7km | |
610mm Type93(後期) | 115秒 | 14.5km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
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A | 25mm/60 Type 96 MOD.1 25mm/60 Type 96 3連装 | 16基×1門 10基×3門 | 29 33 | 3.1km | |
100mm/60 Type 98 | 4基×2門 | 83 | 5.0km | ||
150mm/60 5th year Type | 5基×3門 | 78 | 6.0km | ||
B | 0.0mm | 基×門 | 0 | 0.0km | |
0.0mm | 基×門 | 0 | 0.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 -3%:主砲の散布界 | ||
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (60,000 | ━ | モジュールスロット2 (90,000) | ━ | モジュールスロット3 (150,000) |
船体 | ||
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Takahashi 船体B | 5,000,000 | |
魚雷 | ||
Type 93 | 4625,000 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
Type9 mod.2 | 625,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
水中聴音 | 4 回 | 消耗品の動作時間:60 秒 消耗品の準備時間:90 秒 魚雷発見:-4.8 km 敵艦発見:-4.8 km | |
十字キー右 | |||
水上戦闘機 | 3 回 | 消耗品の動作時間:90 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
十字キー下 | |||
修理班 | 2 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:0.5% HP/秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
日本海軍の補充計画には、15門の6.1インチ(155mm)砲を三連装砲塔に収めて搭載した排水量8,450トンの巡洋艦を2隻建造することが盛り込まれていました。この計画案が採用されることはなかったものの、計画案自体の設計は進められ、後の利根型重巡洋艦の誕生に繫がっています。この他にも代替的な設計案として、巡洋艦に5.9インチ(150mm)両用砲を搭載し、アメリカ軍の艦上機および陸上機に対抗するための防空巡洋艦を開発することも検討されていました。
設計年:1944
解説
- 概要
日本第2ツリーのTier8軽巡洋艦。
史実
最上型をたたき台にした四万十に続き、高梁も史実艦の利根型?をベースにWGの改造を施した船で、構造物は利根のものとよく似ている。
とは言え一致するように見える部分もモデル頂点を比べてみれば微妙に異なっていて、使い回しではないようだ。
船体のバルジはインナー式なので舷側は甲板から船底にかけて垂直に近い控えめで美しい曲線を持っている。
四万十では装甲を史実最上から引用したが、高梁以降は独自の装甲レイアウトになり、伝統だった「凸形」は平坦化している。機関部を下げて合わすのではなく、弾薬庫を上げている形なので水線下に隠れる部分は無くなった。下甲板の居住区どこいった?
利根に倣った艦橋からはじまる船楼配置はV字の缶給気ダクトが見どころだが、その分居住スペースが減り、見た目でも三番主砲塔のバーベットが孤立しているのは好みが分かれるだろう。
後檣は高雄改装後のように後方に配置。空中線の延伸目的と思われヤード(桁)も史実艦に比べて多い。飛行甲板をマスト側に詰めているためか、航空機が下をくぐれるように揚艇桿の設置位置は高い。半月型のクレーンギアと甲板から長く伸びた伝導ギアが噛みあい旋回するクレーンの作りを観察することが出来る。
ところで15cm砲搭載の三隻は91式高射装置を照準装置としている。三隻とも新型の94式高射装置も副砲用に搭載しているので、そっちを主砲用にしろと思わなくもない。どちらも4.5m測距儀では精度に難があるだろうが。主砲に付いてる10m級のデカ測距儀頭につけろよ・・・
91式高射装置は12cm高角砲用に開発されたもので、当初は「91式特殊高角射撃装置照準装置」など長ったらしい名称だった。この装置は測距儀筐体と照準筐体で分かれており、それをさらに艦内部の高角砲指揮通信所で管理する仕組みだった。日本光学、後のニコンは1933年9月から1937年5月までの間に少なくとも50基を製造している。
新型の94式高射装置は測距儀と照準装置が一体式となり、艦内の高角砲発令所に設置した射撃盤で計算する仕組みとし能力も向上したが、生産性が低かったため91式から94式への更新例は少ない。それどころか秋月型では2基搭載予定を1基だけに減らし、高角砲が2基しかなかった阿賀野型では撤去説があるなどケチ臭い。末期には能力で91式高射装置にも劣るような廉価版、4式射撃装置を普及させている。WoWsでは今のところ4式射撃装置の搭載艦は未登場、贅沢な船が多い。
小ネタ
本艦の艦名を聞いた時に「タカハシ?高橋と書くのかな?」と思った人も多いだろう*1。ところが軽巡洋艦の命名規則より、河川名由来なので岡山県を流れる「高梁(たかはし)川」が元になっている。高梁川は岡山県西部を流れる一級河川で、高梁川水系の本流である。吉井川、旭川とともに岡山三大河川の一つ。岡山県下で最大の流域面積を誇り、その支流域は広島県にも及ぶ。
高橋と誤字られがち*2
ここから先は余談になってしまうが、高梁川の名の由来は沿岸の河岸段丘上にある古い街「高梁」に由来すると思われる。ところがこの街がこの名前になった由来として面白い話が伝わっている。高梁市史によれば高梁は元々高橋という地名であったが、備中守護として「高橋九郎衛門」が赴任の際に「城主の姓と町の名前が同じなのはよろしくない」として松山と改めた。ところが今度は伊予松山と混同されたため、いったん高橋に戻した後に「橋」の字に雅字である「梁」をあてて高梁としたという。
高梁市の話が出たので更なる余談になってしまうが、戦前においては修身の教科書に必ず載っていたため日本中でその名を知らぬ人は居ないというレベルの有名人「木口 小平(きぐち こへい)」氏はこの街の出身である。知らない人のために簡単に説明すると、彼は広島の歩兵連隊においてラッパ手を務めていたが日清戦争における「安城の渡しの戦い(1894年7月29日)」において突撃のラッパを吹いている最中に敵弾に当たって戦死。しかし絶命後もラッパを口から離さなかったという。
なお、この「死して尚、ラッパを離さず」というラッパ手の話は早くから日本国内にも伝えられ、その名が誰なのかという事が話題となった*3。そして木口氏の名前は最初は無名だったものの、義務教育の無償化(1903年)と共に修身の教科書に載った事から国民全体に知られる事となり、後に彼の故郷である高梁市成羽には記念碑も建てられた。しかし戦後のGHQの政策により修身の授業は軍国教育として禁止され、1950年代に道徳として一部復活を遂げたものの…道徳の教科書には木口氏の名前は無かった。ここに戦前・戦中を生きた日本人には広く知られた人名に対する断絶が発生した事例を見る事ができるのである*4。
コメント欄
- 軽巡洋艦ツリー作成しました。 -- 2024-03-28 (木) 19:02:05