マッケンゼン級巡洋戦艦


性能諸元
・基本性能
| Tier | 5 | 種別 | ツリー艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | 派生元 | Derfflinger |
| 国家 | ドイツ | 派生先 | Prinz Heinrich |
| 生存性 | 継戦能力 | (A) 45,500 (B) 52,300 | |
| 装甲 | 6-300mm ・艦首・船尾 25-250mm ・対水雷防御 32-300mm ・上部構造 16-300mm ・砲郭 6-225mm ・主砲 60-300mm ・補助区画 21-26mm ・重要区画 30-250mm | ||
| 対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 19% | |
| 機動性 | 機関出力 | 前期 0,000馬力[hp] 後期 90,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 前期 25.2ノット[kt] 後期 28.0ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 780m | ||
| 転舵所要時間 | (A) 18.2秒 (B) 14.0秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 14.0km | 15.4km | 16.0km | 11.9km | |
| 航空発見距離 | 11.2km | 18.2km | 14.2km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| A-B | mod.1 | 14.0km | 0m | |
| mod.2 | 15.4km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 350mm L/42 SK C/14 | 4基×2門 | HE弾 4000(27%) AP弾 10500 | 27.0秒 | 30.0秒 |
| 副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 88mm L/45 MPL C/13 150mm L/45 MPL C/13 | 8基×1門 14基×1門 | HE弾 1000(4%) HE弾 1800(10%) | 3.6秒 8.6秒 | 5.5km 5.5km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 7.92mm MG 08 88mm L/45 MPL C/13 | 20基×1門 8基×1門 | 34 14 | 1.0km 3.0km |
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ | ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | |
| 2 | ![]() | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 |
![]() | 操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | |
![]() | 推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 |
・開発ツリー
| 軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
| 当艦 | ━ | モジュールスロット1 (28,600) | ━ | モジュールスロット2 (42,900) | ━ | モジュールスロット3 (71,500) | ━ | P.Heinrich (143,000/-) | ━ | 次の軍艦2 (-/-) |
| 船体 | ||
|---|---|---|
![]() | Mackensen 船体B | 480,000 |
| 主機(エンジン) | ||
![]() | 推力 90,000馬力 | 60,000 |
| 射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | 照準装置 Typ 6 mod.2 | 60,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 3 回 | 消耗品動作時間:10 秒 準備時間:40 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 修理班 | 3 回 | 回復:0.5% HP/秒 消耗品動作時間:28 秒 準備時間:80 秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | 強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 準備時間:160秒 |
| 十字キー下 | |||
![]() | 水中聴音 | 2 回 | 魚雷の発見:3.7 km 艦艇の発見:5.3 km 消耗品動作時間:114 秒 準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
マッケンゼン級巡洋戦艦は第一次世界大戦中に建造されました。前級に比べ最も強化されたのが主砲で、強力な火力を誇る 350 mm 砲を搭載していました。
設計年:1914
解説
- 概要
ドイツの第2ツリーTier5戦艦。姉より優秀な妹が存在するともっぱらの噂。
- 消耗品
短期決戦仕様。
ツリー共通の水中聴音(独巡仕様)と高速応急工作班、そして回数が通常より1回少ない修理班を備える。
- 抗堪性
悪い。
艦首・艦尾ともに25mmと、同格巡洋艦のHEは勿論のこと、戦艦からはAPで普通に抜かれる。しかもタートルバック装甲では無いため、角度をある程度つけないと致命傷になりかねない。またHPもさほど高い訳ではないため、ヘイト管理にはかなりの注意を要する。
船体が細いおかげで雷撃を回避しやすいのは数少ない長所である。
- 主砲
悪くはない。
主砲の素の装填速度は同格戦艦だとDunkerqueを除き最速である。また、散布界もシュペーと同じものになっているため、巡洋艦にとっての脅威となる。
口径こそPrinz Eitel Friedrich(P.E.F.)と同じものだが4番砲塔は全周可能であり、その上P.E.Fよりも180度旋回時間が短いので、P.E.FやBayernよりも実質的な火力は高い。
- 副砲
最良クラス。
片舷あたり150mm砲(38mm貫通)7門と88mm砲(15mm貫通)4門を備える。最大射程は8.5km。
なお本艦の備える88mm砲では駆逐船体を貫通出来ないが同格2番艦のP.E.F.(および第1ツリーのBayern後期船体)は105mm砲(26mm貫通)で駆逐船体にダメージを与えられるので、その二隻には劣る。
- 魚雷
無い。次級から。
- 対空火力
極めて悪い。
短距離に関してはあまりにも射程が短いため、敵機が攻撃してからやっと対空砲が攻撃するなんてこともある。長距離ももはや無いに等しいレベルである。空母にはほぼ確実に往復ビンタされるので応急工作班の使用タイミングに注意。P.E.F.から明確に差別化されている点である。
隠蔽の若干の良さを完全に打ち消してしまう欠点であり、ここをどう誤魔化すかが艦長の腕の見せ所。
- 機動性
悪くはない。
改良すれば28.8ktとこのツリーの特性上最高速度はそこそこあり、tier5内の戦艦でも屈指のスピードを誇る。
一方、旋回半径が780mでありこれはtier5戦艦の中でも劣悪の一言に尽きる。舵も重いため被雷しやすい。加えて、停船状態からの加速はデチューンされているらしく「島影に隠れて飛び出す」ような動きには向かない。
- 隠蔽性
海上隠蔽はデフォルトで13.9kmとPC版程の高隠蔽では無くなっている。航空隠蔽は11km台であり、海上隠蔽は他ツリー艦艇に比べると若干優れてはいるものの、肝心の対空と航空隠蔽にかなり難があるため1回空母に狙われると隠蔽状態を保つのは難しい、空母戦では高対空の味方巡洋艦や戦艦をストーキングして機を伺うのがオススメである。
- 総評
産まれてきたTierが悪すぎた艦。
個艦のスペック云々ではなく、空母戦が多発するTier5に実装されたのが最大の難である。そのため、前級のように戦艦の立ち回りをするのは悪手。味方巡洋の対空の傘をうまく利用(寄生)しつつ機を伺い、隠蔽と速力を活かして敵の側面に回り込む。これが出来れば、一定の戦果を挙げられるはずである。
史実
マッケンゼン級巡洋戦艦 (Große Kreuzer der Mackensen-Klasse) は
ドイツ帝国海軍の建造した巡洋戦艦。同型艦は4隻である。
1916年5月のジュットランド海戦ではイギリス、ドイツの両主力部隊が衝突したが、先陣を務めた巡洋戦艦による戦闘で、主力である戦艦同士の戦闘は発生しなかった。
このときイギリス海軍は巡洋戦艦3隻を失ったのに対し、ドイツ軍は巡洋戦艦リュッツォウ、それも被弾多数による自沈であって、イギリス艦に対する差は明らかであった。
これはイギリスとドイツの巡洋戦艦の概念の違いも大きい。そもそも巡洋戦艦は戦艦並の攻撃力に巡洋艦並の速力、というのが発想の原点である。それでは防御力は?
ということになるのだが、巡洋艦と戦艦の間という曖昧な答えしか返ってこない。
イギリスは、巡洋戦艦とは戦艦の攻撃力を備えた巡洋艦であり、防御力に関して言えば装甲巡洋艦から変わっていなかった。当然防御力不足は避けられない。
巡洋戦艦生みの親であるフィッシャー提督は、「高速こそ最大の防御」という考えを持っており、高速力こそが戦闘に有利であると明言した。
一方のドイツは、巡洋戦艦と言えども自艦の主砲クラスに対しての防御は必要である、という軍艦の常識の枠内で建造していた。すると戦艦と同口径の主砲を持つ巡洋戦艦は
まさに高速戦艦である。 実際、イギリスの巡洋戦艦インヴィンシブルとデアフリンガーを比較してみると、甲板装甲では16mm,舷側装甲では二倍近い差があった。
こうした問題に加えジュットランド海戦では足の遅さから戦闘に参加できなかった艦艇も少なくなかった。そのため巡洋戦艦の速力と戦艦の防御力両方を兼ね備えた艦が戦闘
に役に立つというのである。イギリスはその後も主力艦の建造には悩み、大戦後のG3級、N3級まで巡洋戦艦や戦艦を新規に建造することはできなかった。
一方ドイツはさらなる設計思想を体現した強力な巡洋戦艦が必要であると痛感していた。ジュットランド海戦で、イギリス巡洋戦艦部隊に配属されていた唯一の戦艦部隊、
クイーンエリザベスを擁する第5戦艦部隊が一旦は窮地に陥ったイギリス巡洋戦艦部隊を救援し、381mm主砲の威力にものを言わせて、ドイツ巡洋戦艦部隊を半ば壊滅に陥
らせたのである。これに対抗するには、30cm砲搭載の巡洋戦艦ではだめで、より大口径の砲を搭載した巡洋戦艦が設計された。
それが1915年に起工されたマッケンゼン級巡洋戦艦である。
マッケンゼン級巡洋戦艦が装備した35cm砲は、当時のイギリスの弩級戦艦が装備していた34cmを上回り、さらにQE級には主砲口径で劣るが41口径よりも長い45口径と砲身長
で凌駕しており、総合的な火力はQE級に匹敵していた。要目は以下の通り。
基準排水量 30,500t 機関出力 90,000hp 武装 35cm連装砲4基
満載排水量 36,000t 速力 28kt 15cm砲単装12基
全長 223.0m 航続力 8000海里/14kt 8.8cm砲単装8基
全幅 30.4m 乗員 1186名 装甲 舷側300mm 甲板80mm 主砲320mm
吃水 8.4m 同型艦 グラーフ・シュペー プリンツ・アイテル・フリードリヒ フュルト・ビスマルク
こうして建造が始まったマッケンゼン級だったが、ドイツ海軍は大きな問題に直面していた。
それは物不足である。大戦中、海外からの輸入物資を封鎖されていたドイツ軍は、物不足が深刻になっていたのである。
さらに陸戦も苦戦気味で、主力艦を建造したところでイギリス軍を打破できるかは、疑問であった。さらに1917年4月にはアメリカが参戦し、その弩級戦艦、超弩級戦艦らも
イギリス側で参戦したのである。これにはドイツ軍もお手上げで、潜水艦による通商破壊しか策はなく、艦隊決戦は諦めざるを得なかったのである。
こうして、マッケンゼン級、ヨルク級、バイエルン級は工事中止となり戦後に解体された。
小ネタ
編集用コメント
- とりあえず作成しました、基本PC版からのコピペですが、一部変更しています -- 2022-09-01 (木) 05:09:46
コメント欄
- この前イズメイルでこいつハカイチしたんだが -- 2022-09-28 (水) 22:38:47
- 柔らかいからね -- 2022-09-28 (水) 23:40:58
- この艦以降は強力なソナーと長射程の副砲を持ってるおかげで駆逐艦に対処しやすいな あっ、お願いしますから艦載機さんはこっち来ないでください勘弁してください -- 2022-11-20 (日) 15:36:33
- アークロイヤル「どうも」 -- 2022-11-20 (日) 19:24:46
- アークロイヤルの艦載機を止められるのはTier5には皆無だから誰が相手でも同じやな とことん場違いな空母だわ -- 2022-11-20 (日) 19:32:19
- 大人しくティア7に逃げるのが吉かなぁ。 -- 2022-11-20 (日) 20:13:43
- サイパン「やあ」 -- 2022-11-21 (月) 19:15:31
- アイオワジャンバボルチモア「やらせはせんよ!」 -- 2022-11-21 (月) 20:44:31
- 巡洋艦「やったー♪おやつ(戦艦)だー」 -- 2022-11-22 (火) 07:44:33
- 一応言っておくけどアークロイヤルでもカリフォルニアに突っ込むのは勘弁だぞ。艦隊組んでる中にカリフォルニア一隻でもいるとマジで溶けるからな。 -- 2022-11-22 (火) 21:52:57
- アークロイヤル「どうも」 -- 2022-11-20 (日) 19:24:46
- 主砲特化のほうがいいよ。巡洋艦に過貫通せずによく刺さる。 -- 2022-11-22 (火) 12:20:05
- ちょこちょこ青い縞模様の迷彩見るんだが、どの迷彩にも無い柄なんだよね。気のせいだったかなあ、でも2回見かけたんだよ。無期限迷彩はいつものドイツ柄だったし、なんだったんだろう。 -- 2022-12-28 (水) 22:25:14
- 白と青のストライプで黒の縁取り? -- 2022-12-28 (水) 22:38:08
- Mackensenは、負けんぜん。 -- 2023-01-13 (金) 16:15:04
- 【審議中】( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` ) -- 2023-01-13 (金) 18:41:48
- Zietenと接近戦して生き残れるなんて、君はつぃてんなぁ。 -- 2023-01-13 (金) 19:45:31
- 【審議中】( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` ) -- 2023-01-13 (金) 20:27:38
- 射角良いし貫通力シグマともに良好、抗堪性も悪くないしソナー警戒可能で駆逐を追い払える強烈な副砲もある 使いやすいしかなり強いのでは? -- 2023-02-16 (木) 15:13:55
- 空母さえなければかなり強い戦艦だったと思う、やっぱり対空がかなりのネックだけど、主砲もドイツにしてはよく当たる方だし -- 2023-02-18 (土) 05:44:09
- プリンツ・アイテル・フリードリヒ 「もっと対空が欲しい?ならば同型艦である私はいかがでしょうか…」 -- 2023-02-18 (土) 07:42:51
- 1機も撃墜できないから3往復されないに変わっただけじゃないですか、ヤダー -- 2023-02-18 (土) 12:00:50
- 空母さえなければかなり強い戦艦だったと思う、やっぱり対空がかなりのネックだけど、主砲もドイツにしてはよく当たる方だし -- 2023-02-18 (土) 05:44:09
- 副砲特化なのに精度悪くないなあと思ったらシュペーと同じなのかよ。装甲以外なら結構完璧なんじゃない? -- 2023-03-13 (月) 12:24:01
- 対空がゴミのような低さだからそれが一番の問題 -- 2023-03-13 (月) 12:44:26
- he体制皆無の装甲がほんと酷いな。アトランタ砲の貫通ダメージで半分以上持ってかれるわ。 -- 2023-03-15 (水) 16:27:10
- 力の均衡付けたアトランタって確か26mmまで貫通可能なんじゃなかっけ? -- 2023-03-15 (水) 17:25:47
- 力の均衡はかなり前に弱体化されたけど、それでも艦種によっては害悪なのは変わらんね。 -- 2023-03-15 (水) 22:38:57
- 力の均衡付けたアトランタって確か26mmまで貫通可能なんじゃなかっけ? -- 2023-03-15 (水) 17:25:47
- なんか今日マッケンゼンでプレイして前半は無双してたのにあるマッチングを境に急に精度とか貫通力とかゴミとかして、活躍に応じて艦艇の性能弄られてるんじゃないかと疑いたくなるわ。同じ艦艇何回も使って欲しくないのかな? -- 2023-03-17 (金) 00:04:39
- 戦艦二隻にクロス取られる&空母に狙われる状況から副砲特化で生き残った…なんで?(味方さんありがとう) -- 2023-04-07 (金) 16:45:04
- この艦を標的にする時に必ず”南総里見マッケンゼン”というくだらない単語が頭をよぎり狙いが甘くなってしまう。どうしたものか… -- 2023-05-10 (水) 21:04:24
- 草 -- 2023-05-10 (水) 22:48:04
- 副砲射程8km超は依存性がある -- 2023-05-20 (土) 02:19:58
- 対空がほんと悲惨だなー ヴェーザーとアーク・ロイヤルが天敵だな マッチしたら味方の高対空艦に付き添ってもらわないと延々と爆撃されて特に何も出来ずに沈む -- 2023-05-22 (月) 13:39:20
- もう少し装填早くしてくれたら使いやすい気がする -- 2023-06-01 (木) 23:58:50
- ランク戦だと意外と活躍できる。マップが狭いのと数が少ないから集中砲火されない位置取りがし易い。何より天敵の空母がいない。どうせ8km辺りで撃ち合うから精度特化より副砲特化の方が活躍できる -- 2023-12-13 (水) 19:50:41













