ワイオミング級戦艦
性能諸元
・基本性能
Tier | 3 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | Phoenix |
国家 | アメリカ | 派生先 | New York Langley |
生存性 | 継戦能力 | (A) 41,500 (B) 43,800 | |
装甲 | 13-305mm ・防郭 28-305mm ・艦首/艦尾 16mm ・砲郭 13-165mm ・装甲甲板 ├(A) 19-51mm └(B) 25-132mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 13% (B) 16% | |
機動性 | 最大速力 | (初期) 18.0ノット[kt] (後期) 20.5ノット[kt] | |
旋回半径 | 590m | ||
転舵所要時間 | (A) 17.7秒 (B) 12.7秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 12.5km | 0.0km | 14.5km | 9.5km | |
航空発見距離 | 10.0km | 0.0km | 13.0km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 12.6km | 0m | |
mod.2 | 0.0km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 305mm Mk7 | 6基×2門 | HE弾 4200(22%) AP弾 8300 | 30.0秒 | 60.0秒 | |
B | 0mm | 基×門 | HE弾 00(0%) AP弾 00 | 0.0秒 | 0.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
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A | 127mm Mk7 | 16基×1門 | HE弾 1800(6%) | 7.0秒 | 3.5km | |
B | 0mm | 基×門 | HE弾 00(0%) | 0.0秒 | 0.0km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 中 | 76.2mm/50 Mk10 | 8基×1門 | 1 | 280 | 49 | 64.0% | 1.0-3.0km | |
B | 短 | 12.7mm Browning M2 mod.1 | 14基×1門 | - | 256 | 59.0% | 0.1-1.2km | ||
28mm/75 Mk2 mod.2 | 6基×4門 | ||||||||
中 | 76.2mm/50 Mk22 mod.2 | 8基×1門 | 1 | 280 | 63 | 64.0% | 1.2-3.5km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (4,800) | ━ | モジュールスロット2 (7,200) | ━ | モジュールスロット3 (12,000) | ━ | New York (-/-) |
船体 | ||
---|---|---|
Wyoming船体B | 17,000 | |
主機(エンジン) | ||
推力28,000馬力 | 2,120 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置Mk3 mod.2 | 2,120 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:20秒 消耗品の準備時間:80秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 3回 | 消耗品の動作時間:28秒 消耗品の準備時間:80秒 回復:0.5% HP/秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ワイオミング級戦艦は、アメリカ海軍の第1世代型戦艦としての典型的な特徴を備えていました。当時としてはバランスのとれた戦艦であり、前級と比して主砲の砲門数とその射程において勝っていました。タービン式推進機関により、弩級戦艦としては優れた速力を有していました。
就役:1912
同型艦数:2
解説
- 主砲
6基x2門合計12門を片側に向けられる。
弾道特性は良好で狙いやすいのはいいが、散布界が広い。
1基の砲塔から発射された弾がV字に飛んでいき、敵戦艦の艦首と艦尾に命中なんてこともあるほど広く散らばる。
こればかりはどうしようもないので、微修正しながら砲撃するしかない。
また、後部(真後ろは無理)に4基8門を指向できるため、被弾面積を小さくするように敵から離れる方向へ移動しながら戦闘を継続できる。多数の敵と戦う場合に有利な特性のため、存分に活かそう。
- 対空
このTierから空母との対戦が多くなってくる。
改装前は対空砲が少なく、航空機からの攻撃に対して脆弱である。
鈍足なことも併せて、非常に目を付けられやすいため早急に改装することをお勧めする。
改装後はそこそこの対空能力を発揮するが、とても単騎で対処できるレベルではない。集団行動を心がけよう。
- 機動力
改装前は 18kt、改装後は20ktと悲惨な機動力である。加速、旋回ともにノロノロ。
航空魚雷を回避するのに苦労するほどの鈍足であり、雷撃機の練習台にされる。
改装後は多少ましになるため、早めに改装してしまおう。
史実
1912年9月に就役した、アメリカ海軍最後の弩級戦艦。姉妹艦に「アーカンソー」がある。
前級フロリダ級戦艦を拡大し、設計を見なおした艦であり、30.5cm連装砲を日本海軍の伊勢型のような三重背負配置としている。伊勢型がまね参考にしました。その砲門数から、純粋な投射火力ならば同時期の英国の超弩級戦艦並みとも。
第一次大戦にアメリカが参戦した際、1918年に英海軍のグランド・フリート第六戦艦戦隊に一時的に所属した。
弩級戦艦ながら有力艦であったためワシントン軍縮条約では廃艦を免れ、戦間期の1925年~27年に大規模な近代化改修を受けている。
この改修で主缶の交換と第二煙突の撤去、籠マストの撤去と三脚檣艦橋の新設、副砲の一部撤去及び移設などが実施された。
1930年のロンドン軍縮条約において「ワイオミング」は練習艦へ転籍。主砲6基のうち3基を撤去している。
太平洋戦争直前に「ワイオミング」は砲術練習艦に転籍し、チェサピーク湾にてアメリカ海軍の射手の育成に務めた。
1944年には30.5cm主砲塔を全撤去し、替わって12.7cm連装高角砲と最新鋭の射撃管制レーダーを装備。7種類の砲や対空機銃を搭載し、多くの射手の訓練に携わった。
1947年、砲術練習艦の役目をニューメキシコ級戦艦「ミシシッピ」に引き渡した「ワイオミング」はニューヨークでスクラップとして解体されている。
姉妹艦「アーカンソー」は第二次大戦にも戦艦として参戦し、序盤から中盤にかけては大西洋方面の対地支援や船団護衛に従事。
1944年夏以降は太平洋戦線に転戦し、硫黄島攻略戦や沖縄攻略戦の対地支援に参加した後、戦後の復員輸送に従事した。
その後、1946年7月のクロスロード作戦の原爆実験に供され、7月25日のBAKER実験にて沈没した。
現在も艦体はビキニ環礁に眠っており、著名なダイビングスポットとなっている。
小ネタ
本級では主砲に前級までの12インチ45口径砲から砲身を伸ばした12インチ50口径砲を採用している。これは貫徹威力と砲撃精度の向上を狙った高初速化で、初速は60m/秒以上増大し884m/秒となった。が、その割に威力の向上は僅かで、逆に高初速化あるあるなやつで、散布界や集弾性の大幅な悪化という残念な結果になってしまった。このため本砲は第一次大戦時に「戦艦主砲では砲撃精度が最悪」と評されている。なのでこれを忠実に再現しています。ほかにも荒天時の耐航性に難があったり、のちの米戦艦に比べ艦内容積が狭いために居住性が損なわれるなどの問題があり、本級の評判は良くなかった。*1
ワイオミングのリプレイファイルはA船体B船体にかかわらずArkansas_1912という名前が付けられている。