ニューヨーク級戦艦
性能諸元
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | Wyoming |
国家 | アメリカ | 派生先 | Nevada New Mexico |
生存性 | 継戦能力 | (A) 42,600 (B) 49,100 | |
装甲 | 19mm-305mm ・防郭 76mm-305mm ・艦首/艦尾 19mm ・砲郭 19mm-229mm ・装甲甲板 ├(A) 19mm-44mm └(B) 19mm-89mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 28% (B) 28% | |
機動性 | 最大速力 | (初期) 18.4ノット[kt] (後期) 21.0ノット[kt] | |
旋回半径 | 600m | ||
転舵所要時間 | (A) 17.1秒 (B) 11.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 13.6km | - | - | 18.0km | 11.8km | |
航空発見距離 | 10.9km | - | 0.0km | 11.3km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-C | mod.1 | 13.6km | ||
mod.2 | 15.0km |
・兵装
主兵装 | 船体 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率) | 装填 | 180度旋回 | 最大範囲 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 356mm/45 Mk2, 5基×2門 | HE弾 4900(27%) AP弾 10000 | 34.3秒/発 | 60.0秒 | 初期 224m 後期 240m | |
B | 356mm/45 Mk8, 5基×2門 | HE弾 5000(30%) AP弾 10300 | 34.3秒/発 | 60.0秒 | 初期 224m 後期 240m |
副兵装 | 船体 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率) | 発射速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 127mm/51 Mk7 , 16基×1門 | HE弾 1800(6%) | 8.6発/分 | 4.0km | |
B | 127mm/51 Mk7 , 6基×1門 | HE弾 1800(6%) | 8.6発/分 | 4.0km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 12.7mm Browning M2 mod.2 | 8基×1門 | - | 104 | 61.0% | 0.1-0.9km | ||
中 | 76.2mm/50 Mk22 mod.2 | 8基×1門 | 1 | 420 | 65 | 66.0% | 0.9-3.5km | ||
B | 短 | 20mm Oerlikon Mk4 | 8基×1門 | - | 123 | 61.0% | 0.1-1.5km | ||
中 | 40mm Bofors Mk1 | 4基×2門 | 4 | 420 | 182 | 66.0% | 1.5-3.5km | ||
76.2mm/50 Mk22 mod.2 | 10基×1門 |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
File not found: "PowderMagazine1.png" at page "アップグレード"[添付] | 弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | |
B | File not found: "MainGun2.png" at page "アップグレード"[添付] | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% |
File not found: "SecondaryGun2.png" at page "アップグレード"[添付] | 副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | |
File not found: "FireControl1_US.png" at page "アップグレード"[添付] | 射撃管制室改良1 | 主砲最大射程 +16% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | |
File not found: "AirDefense2.png" at page "アップグレード"[添付] | 対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | |
D | File not found: "DamageControl1.png" at page "アップグレード"[添付] | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% |
File not found: "Engine1.png" at page "アップグレード"[添付] | 推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | |
File not found: "SteeringGear1.png" at page "アップグレード"[添付] | 操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (-) | ━ | モジュールスロット2 (-) | ━ | モジュールスロット3 (-) | ━ | Nevada (44,000/-) | ━ | New Mexico (55,000/-) |
船体 | ||
---|---|---|
モジュール名 | 購入クレジット | |
主機(エンジン) | ||
モジュール名 | 購入クレジット | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
モジュール名 | 購入クレジット |
・消耗品
スロット | 消耗品 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
R | &ref(): File not found: "応急工作班I.png" at page "tmp"; | ∞ | 120 | 20 | 火災・浸水・損傷したモジュールの修復 |
&ref(): File not found: "応急工作班II.png" at page "tmp"; | ∞ | 80 | |||
T | &ref(): File not found: "修理班I.png" at page "tmp"; | 3 | 120 | 28 | 自艦のHPを回復する 回復量:最大HPの 0.66 [%/秒] |
&ref(): File not found: "修理班II.png" at page "tmp"; | 4 | 80 | |||
Y | &ref(): File not found: "着弾観測機I.png" at page "tmp"; | 2 | 360 | 100 (130) | 主砲の射程を 20 [%]延伸する |
&ref(): File not found: "着弾観測機II.png" at page "tmp"; | 3 | 240 |
ゲーム内説明
ニューヨーク級戦艦は、アメリカ海軍として初めて356mm砲を採用しており、ニューヨーク、テキサスの2隻が建造されました。蒸気タービンは燃費の面で不利だったため、レシプロ機関の採用により航続距離を高めていました。装甲は、前級であるワイオミング級のものをベースとして増強されていました。
1920年代に大規模な近代化改修を受け、機関の換装、水平装甲の強化、対魚雷防御力の向上が図られました。両艦ともに第一次および第二次大戦で積極運用された後、ニューヨークは1948年に退役。テキサスは博物館へと改装され、現在でも運用が続けられています。
解説
- 主砲
口径が12inchから14inchと大きくなり貫通力が上昇してダメージは通りやすくなった。その代わり前級Wyomingから砲塔が1基減って5基x2門で合計10門となった。
なお、3番砲塔の射角が尋常ではないほど異様に悪く、60度ほど艦を傾けないと前方に撃てないという致命的な欠点を抱えている。
このため基本的には他の4つの砲塔のみで戦う羽目になる。実質8門と言って差し支えないレベルで非常に使い勝手が悪い。
射程は伸びたものの、アメリカ戦艦の着弾散布界は距離に対する拡大率が大きい。*1
また、アップグレードスロットBには他のツリーと異なり射撃管制装置改良が無いため散布界を補正できず、遠距離戦では中々有効な攻撃が決まらないだろう。
艦長スキルで補正した上でなお10km以下の中距離でさえろくに当たらない事も日常茶飯事である。
後部の主砲の射角が悪く砲門数も減ったため戦艦同士の正面切っての撃ちあいでは負けることが多い。
加えて砲塔の旋回速度が60秒ととんでもなく遅い為、接近戦になると敵艦を追いきれずに一方的に攻撃される事になる。
更に装填速度も34.3秒と同格ワーストなため手数が非常に少ないと散々な有様である。
AP弾の威力は同格トップクラスと優れているが、前述の性能の悪さからまともに当たってくれる方が珍しいので火力は非常に低いと言わざるを得ない。
ぶっちゃけTier最弱と断言できるレベル。
- 副砲
射程4kmといたって平凡。攻撃機会を増やす為に射程を伸ばしたところで焼け石に水である。
そもそも本艦の鈍足さを考慮すると近づく事自体が困難な為、お世辞にも頼れるような性能ではない。
- 対空
改装前は申し訳程度の対空砲しか無いため、航空機に対して非常に脆弱である。
鈍足なことも併せて、航空機に狙われると対抗しにくいため早々に改装しよう。
B船体に改装後は有名な40mmボフォース機関砲が装備され、ある程度の距離から迎撃できるようになり、より効果的な対空戦闘ができる。
同格の中ではかなり優秀な数値ではあるが、有効範囲が狭いので単独で落としきれるような性能ではない。
単艦で中隊の相手をするには火力不足なので、常に味方と行動を共にしよう。本艦の鈍足さで味方についていけるかどうかは怪しいものだが。
- 機動力
前級と同じく悲惨な機動力である。
改装前は舵が全然効かず、致命的と言っていいほどである。しかし旋回半径は600mと下手な駆逐艦並みに優れている。
改装後は転舵性能が大きく改善されるため、比較的機敏に曲がれるようになる。
とはいえ、艦の横幅が広いので魚雷の隙間に入り込むのは非常にやりにくい。
鈍足さは第一次大戦中に設計された米戦艦の宿命なため、どうしようもないのだが。
鈍足であるが、前級より装甲は強化されているため耐久力は高い。
- 隠蔽性
13.6kmとあまり良くない。どのみち遠距離での撃ち合いをしたところで主砲の性能の悪さのせいで非常に分が悪いのだが…
- 総論
硬さと対空こそ優れているものの、いかんせん主砲の性能の悪さと鈍足さが足を引っ張ってしまい、攻撃性能が同格のツリー艦艇ではぶっちぎりでワーストという非常に辛い立場の戦艦である。
アメリカ戦艦の悪い所を煮詰めたような艦艇だが、硬い装甲に高い耐性、劣悪な機動力はこの後もしばらく続いていく。しかし、主砲の精度に関しては次級から大幅に改善されるので安心して欲しい。
足が非常に遅いという性質上、味方に付いていくのもやっとな上、孤立しようものならあらゆる艦種からいい的になるので注意されたし。
史実
前級ワイオミング級を基に主砲を35.6cm連装砲5基に改めた、1914年就役のアメリカ初の超弩級戦艦。姉妹艦は「テキサス」。
本級ではワイオミング級の直結蒸気タービンから一世代前の蒸気レシプロ機関に退化させている。これは本級設計中に就役した米軍初の蒸気タービン機関*2搭載戦艦ノースダコタ(デラウェア級2番艦)の航続距離が予定していた値にまったく達しなかったことに起因する(ワイオミングでも同様の問題が発生した)。作戦都合上太平洋横断しフィリピンまで到達する航続性能が求められるためこの問題を看過できず、当初本級もタービン機関を搭載する予定であったが、急遽レシプロ機関に変更された。この変更があっても速度・航続距離双方の要求をクリアすることができた。ほめて。
アメリカが第一次世界大戦に参戦すると、本艦はテキサスと共にイギリス本国艦隊に合流。一時期は艦隊旗艦として英国艦を指揮下に収めることもあった。主に船団護衛を行ったため本格的な海戦には参加せず、結局WW1ではその砲が火を噴くことはなかった。しかし1918年10月14日の夜、偶然にも航行中の独潜水艦(UB-113もしくはUB-123)に乗り上げてしまった。その結果ニューヨークはプロペラを破損させ、独潜水艦は沈没する。これがWW1におけるニューヨークの唯一の戦果だったが、同盟国の政府高官や王侯貴族*3を乗艦させるなど、WW1における米海軍の顔としての重要な役回りを多くこなしたと言える。
1925年から1927年にかけてワイオミング級同様にマストの交換や主缶の交換などの近代化改修が施された。
また1941年にも対空兵装増強やレーダーの装備などの改修を施されている。
第二次大戦では、ニューヨーク級は序盤から中盤にかけ大西洋及び地中海方面で活躍。
1944年夏以降は太平洋戦線に回航され、硫黄島攻略戦と沖縄攻略戦に従事した。
戦後「ニューヨーク」は1946年のクロスロード作戦に供されたが、2回の原爆実験で沈没せずに浮かび続けるという強靭さを見せつけ「老兵は沈まず*4」と評された。その後真珠湾での各種調査の後、1948年に標的艦として真珠湾沖で撃沈。
「テキサス」は1948年にテキサス州に引き取られ、現在も記念艦としてテキサス州サンジャシント州立公園に係留されている。
現在も残る唯一の、第一次大戦型の超弩級戦艦である。
小ネタ
上述の通り、アメリカ海軍は当初タービン機関の開発に苦労し、航続性能の問題をなかなか解決できず、これはネヴァダ級まで続いた。
ノースダコタは結局イギリス製ギヤードタービンに換装し、ワイオミングは後の改修で効率のいい新型汽缶に換装して汽缶数を削減することで余剰となったスペースを燃料庫として対処した。
ノースダコタが退役すると、そのイギリス製タービンはこんどはネヴァダの機関を置き換える形で積まれて使用された。英国面とは。
編集用コメント
コメント欄
- 最初クソ雑魚艦かと思ってたけどアプグレ全部積むと普通に強いな。 -- 2021-07-11 (日) 17:57:51
- そうなの!?俺も意気揚々と買ってAI戦で試し乗りしたらあまりにもゴミすぎて一瞬で諦めたんだけど、もう少し頑張ってみようかな... -- 2022-03-13 (日) 16:32:30
- 31秒って嘘じゃね 34.3秒かかるんだが -- 2022-06-16 (木) 23:15:58
- 装填速度の話ね -- 2022-06-16 (木) 23:16:20
- やっぱり31秒じゃねえ 何でだ?バグか?wikiの間違いか?どっちや -- 2022-06-20 (月) 20:15:39
- Tier4最弱なテキサスの姉妹艦だけあって同じくらい主砲の性能がゴミでただの苦行やね 次のTierからはようやくまともな精度になるので本艦を購入せずに丸ごとパスしちゃってもよさげ -- 2022-12-23 (金) 03:08:02
- 艦載機から狙われたらお陀仏確定 クソザコ -- 2022-12-25 (日) 23:00:38
- 空母に粘着されて余裕なtier4戦艦なんていねぇよ。コイツはまだ水雷防御あるし小回り利くから楽な方。ドイツやフランス乗ってみろ、魚雷痛すぎて白目剥くぞ。 -- 2022-12-26 (月) 03:48:32
- 小回りが利くだけでケーニヒやブルターニュに比べて艦幅が広いからそう大差ないという。その上元の速力が遅すぎて大きく回避すると10ktくらいまで落ちることもあって往復ビンタされたら次が回避困難になる -- 2023-02-14 (火) 17:11:47
- 空母に粘着されて余裕なtier4戦艦なんていねぇよ。コイツはまだ水雷防御あるし小回り利くから楽な方。ドイツやフランス乗ってみろ、魚雷痛すぎて白目剥くぞ。 -- 2022-12-26 (月) 03:48:32
- 主砲の精度悪すぎ -- 2023-02-13 (月) 22:10:54
- ドM専用艦。当たらない主砲、クソみたいな機動力、でかい船体、確定で先制されるレベルの隠蔽性。多少なりともバーフしないといるだけでお荷物になりかねない。グローバルで飛ばした方が賢明。 -- 2023-05-04 (木) 22:58:40
- ネバダよりは活躍できるから…! -- 2023-05-05 (金) 11:56:36
- B船体にすると副砲が片舷三門になり動いてることすらわからなくなるw -- 2023-05-11 (木) 16:46:20
- モンタナの開発にデイリー要求されたから久々に乗ってみたがカンザスに慣れてるとそれほど使いにくさは感じないな。カンザス感覚で使うとさすがに沈むが(そんなに硬くないし)砲の取り回しは似たようなものだな -- 2023-06-10 (土) 20:29:09