ラングレー級航空母艦
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 3 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 空母 | 派生元 | Wyoming |
国家 | アメリカ | 派生先 | Ranger |
生存性 | 継戦能力 | (A) 33,300 (B) 33,700 | |
装甲 | 0-1mm ・防郭 6-20mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 0,000馬力[hp] | |
最大速力 | 18.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 730m | ||
転舵所要時間 | (A) 12.9秒 (B) 9.2秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 10.7km | - | 12.4km | - | |
航空発見距離 | 7.5km | - | 10.5km | - |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 127mm Mk7 | 4基×1門 | HE弾 1800(6%) | 7.0秒 | 3.5km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
B | 12.7mm Browning M2 mod.1 76.2mm Mk22 mod.2 | 16基×1門 4基×1門 | 58 11 | 1.2km 3.5km |
・艦載機
編成・搭載能力 | 攻撃隊の規模 | 飛行中隊の機数 | 甲板上の機数 |
---|---|---|---|
2 飛行隊 | 6 機 | 10 機 |
雷撃機 | 名称 | HP | 巡航速度(最大速度) | 被発見距離 | 復旧時間 | 最大ダメージ | 雷速 | 魚雷射程 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | Martin T4M | 1800 | 80 kt(126 kt) | 10.0 km | 59 秒 | 5800 | 44 kt | 3.5km | |
急降下爆撃機 | 名称 | HP | 巡航速度(最大速度) | 被発見距離 | 復旧時間 | 最大ダメージ(火災率) | 着弾範囲 | ||
- | Vought SBU Corsair | 1900 | 99 kt(134 kt) | 10.0km | 55 秒 | 9950(41%) | -m |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ |
1 | 副砲改良1 | +10%:副砲最大射程 -10%:副砲弾の最大散布界 | |
航空管制改良1 | -10%:航空機準備時間 | ||
2 | 副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | |
飛行機隊改良2 | +3%:急降下爆撃機のHP +3%:雷撃機のHP |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (8,600-) | ━ | Ranger (98,000/-) |
船体 | ||
---|---|---|
Langley 船体B | 54,000 |
・消耗品
・航空機消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー上 | |||
---|---|---|---|
エンジン冷却 | 2 回 | 消耗品動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:80 秒 |
ゲーム内説明
ラングレーはアメリカ海軍初の航空母艦であり、給炭艦を改装した艦です。本艦は低速であり、様々な技術的革新の試験と艦載機パイロットの訓練のための実験艦として運用されました。また本艦は、敵駆逐艦に対抗するための副砲を搭載していました。
就役:1922
同型艦数:1
解説
- 概要
アメリカティア3空母。説明通りアメリカ初の空母。元は旧式輸送船からの改装空母。
- 母艦
まず空母は艦載機が命であり、たとえ高い母艦性能を持っていてもそれを活かせる場面は少ない。
そして同格の鳳翔、Hermes、Rheinが最初から空母として設計されているのに対し、本艦はもともと給炭艦である。更に建造時期も第一次世界大戦前であるため*1か、船としての性能は他三隻よりかなり低い。
防郭は大部分が喫水線下に隠れているが、後方の一部が水面上に飛び出している、いわばくるぶしソックスのような形状。装甲は水上部分20mm、水中部分15mm、甲板6mmと頼りにはならない。
基本装甲厚は飛行甲板、艦首・艦尾、船体上部すべて10-13mmと、防郭以外は同郷同格駆逐艦Clemsonとほぼ同じ薄さ。
一方ページ冒頭でも触れられているが、無理やり取り付けたのか飛行甲板と船体の間にかなり広い隙間がある。これが空間装甲として機能し、甲板を狙っての攻撃は過貫通となりやすい。また、水平方向からの砲撃はこの隙間をすり抜けノーダメージとなりうる。
速力は空母どころか実装全艦艇中でも最低クラスの15ノット。艦種を問わず一度捕捉されてしまうと離脱は絶望的なため、配置転換や撤退は早めの判断が求められる。
副砲、対空砲は自衛用程度。離脱の難しさも合わせて、母艦による対艦戦闘は極めて困難である。
一方で、後ろに下がりすぎると主戦場に艦載機が到達するまで時間がかかるため、回転率が落ちてしまう。このTierだと艦載機も遅めなので、生存が第一ではあるものの、火力投射能力とのバランスを取った位置取りを心がけよう。
- 艦載機全般
速度、耐久力、攻撃性能のどれも他国空母のような尖った部分はない。
高威力魚雷や絨毯爆撃、APロケットのような派手さはないが、攻撃自体はどれも当てやすく、安定してダメージを稼ぐことができる。
- 戦闘機について
詳しくは空母?のページで述べられている通り、現在Tier3空母は哨戒戦闘機を持たない。そのため、味方直上に護衛機を派遣して敵航空機を迎撃、というような形での対空支援は残念ながらできない。
代わりに敵艦のスポットや攻撃隊による的確なダメージ取りでチームに貢献しよう。
- 雷撃機
複葉機であり、速度は遅め。魚雷は速度、威力こそ平凡だが、鳳翔雷撃機隊と並んで3.5kmの長射程を持つ。また旋回後の収束は良く、浸水率も悪くない。1発あたりの威力は日英より低め。
- 爆撃機
HE爆弾による急降下爆撃を行う。日本爆撃機と並んで、攻撃態勢への移行前に高度を上げ、敵艦に斜め上から突っ込むようにしての爆撃動作である。
照準は少し太めの縦長であるため、敵艦の前方あるいは後方から突入すると命中させやすい。
駆逐艦や巡洋艦のような細い船体には太めの照準円のため当たりにくく、比較的対戦艦向きといえる。
- 総論
どの機体も特に癖がなく、扱いやすい性能。強いて言うなら母艦の速度が遅いため、戦場が自艦から離れた場所に移った場合には回転率が落ちるのがネックか。
また、他国空母のような一発逆転しうる秘密兵器を持たないため、決定力不足を感じる場面もあるだろう。
ちなみに本解説では全体を通して、母艦の性能の低さを短所として扱った。しかし、史実欄にもある通り、本艦は艦載機運用と航空兵装の実験を行う試験艦、搭乗員の訓練艦としての性格が強い艦艇であった。そのため、この作戦能力の低さは本艦を忠実に再現している証拠でもあるといえる。
初めて米空母に乗る諸氏は、練習空母たる本艦で力をつけ、RangerやLexingtonといった新鋭空母の艦長へと成長していってほしい。
史実
ラングレーはアメリカ初の航空母艦となるため1920年に「プロテウス級給炭艦ジュピター 」から改修された。
2年後進水を無事遂げた本艦はその後14年間「航空母艦」という新構想の実験艦として実験、パイロット訓練、艦隊演習などに従事した。
その後「水上機母艦」として改修され太平洋戦争へ参入、オーストラリア空軍の対潜哨戒に協力する。
1942年2月22日ラングレーはカーチスP-40戦闘機の輸送任務のため、オーストラリアからジャワ島へ向け出港する。しかし、2月27日に日本の一式陸上攻撃機9機から攻撃を受け大破。搭載していたP-40は次々と炎上、機関室にまで浸水し、操舵困難に陥った。さらに一式陸攻のあとにやってきた零戦の機銃による追い打ちを喰らい、艦の放棄・処分が決定され沈没した。
- 艦名について
天文学者であり航空学のパイオニアであるサミュエル・ラングレーに因む。バージニア州ラングレーではない。
命名当時、スミソニアン協会および合衆国政府は「初めて飛べる飛行機を作ったのはラングレーである」としており、アメリカ海軍初の航空母艦がラングレーと命名されたのは、オーヴィル・ライト(ライト兄弟の弟の方)と合衆国政府の対立の一端が現れたものであった。
スミソニアン協会がライト兄弟の偉業を認める声明を発表するのは、奇しくも空母ラングレーが沈没した1942年のことである。
小ネタ
元になったプロテウス級はジュピターも含めて4隻の同型艦が存在したが、ジュピター以外の3隻は全てバミューダ・トライアングルで消息を断つという非常に不運な艦級であった。
コメント欄
- 艦載機の偵察範囲が非常に広く、あまりクセのない性能の機体なので空母の入門用にうってつけ -- 2022-09-17 (土) 03:52:23
- 艦載機の偵察範囲・・・ -- 2022-09-17 (土) 05:43:50
- こんな遅い艦載機乗れるか!俺は帰らせてもらう! -- 2022-09-17 (土) 07:44:27