艦船/戦闘艦船/スュン

バージョン・DLC	5.10	Cradle of Humanity

名称	スュン / Syn
艦船タイプ	大型	駆逐艦
製造者	テラン保護府

船体強度 (MJ)			119,000
メインシールド			大型	搭載数	3
	製造元	ランク	充電遅延 (秒)	再充電 (MW)	最大シールド (MJ)	合計耐久値*1 (MJ)
	TER	Mk1	0.00	519	122,358	241,358
		Mk2	0.00	741	145,791	264,791
		Mk3	0.00	1,272	208,272	327,272

武器	大型	3
タレット	大型	8
	中型	4
ミサイル搭載量	160
レーダー範囲 (km)	40
最大搭載人員	188
保管庫容量 (m3)	コンテナ	4,100
ドック	中型	0
	小型	1
機体搭載量	中型	0
	小型	40
ドローン搭載量	10
配備可能物搭載量	250
防衛装備搭載量	20

エンジン			大型	搭載数	1
	製造元	タイプ	ランク	巡航速度 (m/s)	加速 (m/s2)	ブースト (m/s)	トラベル (m/s)
	TER	万能型	Mk1	74	29	147	2,427
		長距離	Mk1	70	27	140	2,452

エンジンの種族別性能差について

エンジンの製造元によって速度などの数値は変動する。
巡航速度とこの表の各項目の比率を掛ける事で、各種族製別の巡航速度がおおよそ算出できる。
ただし1～2程度の誤差が生じる可能性があるので注意。

ver 5.10	ARG	PAR	TEL	SPL	TER
ARG	1	1.03	0.97	1.35	0.85
PAR	0.97	1	0.94	1.31	0.83
TEL	1.03	1.06	1	1.39	0.88
SPL	0.74	0.76	0.72	1	0.63
TER	1.18	1.21	1.14	1.59	1

スラスター			大型	反応性	0.854
	タイプ	ランク	ヨー (°/s)	ピッチ (°/s)	ロール (°/s)	平行移動 (m/s)	平行加速 (m/s2)
	万能型	Mk1	10.0	7.3	7.8	33.0	6.3
		Mk2	11.2	8.1	8.7	36.9	7.0
		Mk3	12.0	8.7	9.3	39.4	7.5

設備用シールド			中型
	対象設備	搭載数	グループ	製造元	ランク	平均シールド (MJ)
	エンジン	2	1	TER	Mk1	10,810
					Mk2	12,878
					Mk3	18,398
	タレット	20	10	TER	Mk1	10,810
					Mk2	12,878
					Mk3	18,398

シャーシの平均基本価格 (Cr)			14,823,980
製造方法：テラン
	必要資源		要求数量	体積小計 (m3)
		エネルギーセル	1,296	1,296
		コンピュートロニック基材	352	17,600
		マイクロラティス	590	590
	必要資源の体積合計 (m3)		19,486
	シャーシの推定価格 (Cr)		17,788,776

※価格は派閥評価や相場によって変動するので、価格データは参考程度のもの。

特記事項

• 大型以上のサイズの艦船はステーションとのウェアの取引に貨物用ドローンが必要。
• この艦船の建造は派閥に発注できない。設計図のみ購入可能。

• 限定装備
  • テラン主砲

解説

テランの駆逐艦で綴りは Syn。テランの駆逐艦は、他にオオサカが存在する。大まかには、こちらの方が高価で重装備である。ただし、後述の通り入手性は悪い。

この艦はA.T.F.由来の艦で、この組織の艦名は北欧神話に因むことから、由来はおそらく北欧神話の女神「スュン（シュン）」だろう。
「広間の扉を守り、立ち入るべきでない人々を締め出すもの」

威力の高いテラン主砲を3門備え、大型タレット8基・中型タレット4基を搭載できる。オオサカと比較すると、主砲が1門と大型タレットが5基追加され、中型タレットは6基減少した。
主砲の継続火力(DPS)はベヒーモス級の1.5倍以上もあり、あのラトルスネイク級すら上回る。さらに、大型タレット8基は駆逐艦の中でトップクラスの数である。その全てが正面へ攻撃可能かつ艦の後方に配置されているので、対面状態で高い火力を発揮する上に部位破壊を受けにくい。

防御面はメインシールドを3枚搭載できる。テラン特製の大型Mk3シールドの性能もあって、耐久性は駆逐艦随一と言っていい…が、ボロンDLCの駆逐艦レイの登場によりその座を譲ることになった。その他、特大型艦船と見紛う188人の搭載人員数を持つので、移乗攻撃でも高い性能を発揮する。

ここまで色々積んでいるが、船体は意外とコンパクトかつスマートで被弾面積が小さい。先述の通りタレット配置も良好なので、防御性能は単純な数値以上のものと言える。そのスマートさは、ベヒーモス級と対面で撃ち合ったら対峙する相手の主砲が艦の両脇を素通りしていったなんて事が起こるほどである。

最強クラスのポテンシャルを持つ駆逐艦であるが、欠点も皆無ではない。

まず、中型タレットの搭載数が極端に少ない上、ほとんどの方向で同時に2基しか指向できない*2。そのため、小・中型の相手に対する対空性能は極めて低い。大型タレットを対空に回せば改善できるが、今度は主力艦や敵ステーションに対する攻撃力が低下するというジレンマが生じる。とはいえ、そこまで大きな欠点ではなく、装備構成に悩む程度である。

深刻なのはエンジン周りである。巡航速度が遅く、スプリット製エンジンを装備しても 100 m/s に満たない。さらに、エンジンが1基しかない上に船体から出っ張るように配置されているため、エンジンが部位破壊を受けやすい。これらの欠点から、NPC操艦では敵を追いかけることが苦手である。例えばゲート番をさせた場合、ゼノンのKのような主力艦すら素通りさせてしまうことがある。

一方、プレイヤー操艦なら "堅牢だが鈍足な艦" で終わらない。操舵性能は主力艦中トップクラスで、特に平行移動速度は中型艦船並みの速さを誇る。そこから来る回避力の高さは、横スライドでステーションの大型プラズマタレットを避けながら主砲を撃つなどという芸当ができるほど。これを活かしつつ航行アシストに頼らない高度な飛び方ができれば、足回りの弱点もある程度はカバーできる。

また、この艦はアスガルド級戦艦と同じく非売品であり、テラン保護府はプレイヤーのために作ってくれない。運用するには、以下の方法で入手する必要がある。

まとめると、入手性の悪さと著しい鈍足が欠点ではあるものの、非常に高水準の攻撃力・耐久性・操舵性・搭乗人数を併せ持つ。プレイヤー操縦なら足の遅さを操舵性と操縦技術でカバーしやすいので、単艦での運用においては最強クラスの駆逐艦である。特に、高い攻撃力を生かしたステーション攻略や対艦戦闘では、他の駆逐艦の追随を許さないレベルにある。一方、量産してNPCに操縦させる場合、速度の遅さが大きな欠点になる。したがって、プレイヤー操縦を基本とした高性能艦として少数を生産・運用するか、敵拠点攻略などの敵に逃げられる心配が少ない用途で使用することに適している。

兵装例

◆基本考察
前方以外の方向に対して同時に照準可能な大型タレット数は4基。大型タレットは8基それぞれを別々に設定可能なので、構成の自由度は高い。
中型タレットは艦の上と下に2基ずつ、やや後方に配置されている。中型通常タレットでは対空火力はコルベットと同レベルであまりアテにはならない。

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