ブローニングM2重機関銃

Last-modified: 2022-04-09 (土) 23:59:08

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ブローニングM2重機関銃 (※)

仕様

口径      12.7mm
銃身長     1,143mm
ライフリング  8条右回り
使用弾薬    12.7x99mm NATO弾
装弾数     ベルト給弾(1帯110発)
作動方式    ショートリコイル
全長      1,645mm
重量      38.1kg(本体のみ)、58kg(三脚含む)
発射速度    485~635発/分
銃口初速    887.1m/s
射程      2,000m(有効射程)、6,770m(最大射程)

概要

 ブローニングM2は、アメリカが開発した重機関銃。約100年も前に開発されたにも関わらず、壊れにくくて頑丈、大口径の12.7mm弾を使用するので威力も強く、なおかつ射撃精度が高いことから、陸海空問わず幅広い分野の戦場で活躍している名銃の中の名銃である。米軍のみならず西側陣営の軍隊では必ずといって良いほど広く配備されており、また日本においても陸上自衛隊が採用して運用しているほか、在日米軍の海兵隊などにおいてもM2を運用しているのが確認されている。日本にも多数が存在している機関銃となっている。なお、自衛隊のM2に関しては、2013年末に国内メーカーが本来通りの強度で生産できていない不良品を自衛隊に納品し続けていたという不祥事が発生しており、少なからず低品質なM2も混じっていると考えられるので要注意。それでも元の設計が優れているので、普通に強いことに変わりはないだろう。
 このため日本国内で入手できる可能性も少なからずある。しかし「重機関銃」の文字の通り、とにかく重たいので持ち運びには不向きであり、車載されたものが車ごと動く状態だったり、よっぽどの余裕や装備が無い限りは無理して持って帰る必要もない。
 
 
※出典:陸上自衛隊第6師団ホームページ (https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/equipment/12.7mm.html