鎧・甲冑

Last-modified: 2023-01-14 (土) 16:34:54

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中世ヨーロッパのプレートアーマー

概説

胴部を守る鎧(甲、よろい)と、頭部を守る兜(冑、かぶと)からなる武具のこと。
主に刀や槍などの白兵戦主体だった中世時代の騎士や武士などがこれらの攻撃から身を守るために着用していた。
銃火器が普及してからは急速に廃れてしまった。

フルセットの重量は東西ともにおよそ30kg程度で一般的に想像される西洋甲冑の鉄板の厚さは2、3mm程度
日本の鎧の場合構造が複雑で種類も多岐に渡る為割愛
そのまま着ると稼働部に肉が挟まって大変痛い思いをする為ギャンベソン、鎧下、布鎧等と呼ばれる防寒着のような厚手の服を着込むのが一般的

その上から更に鉄板を被せる西洋甲冑は特に真冬でも汗をかくほど暑いので昨今の日本の気候ではマトモに着て過ごせば夏以外でも熱中症間違いなし
日本の鎧は風通しがある為多少マシではあるものの上記の布鎧に盾をくくりつけたような構造の為やはり物凄く暑く冬でもなければマトモに着ていられない事には変わりない

有効性

刀や槍などの白兵戦に限れば有利となるが防弾性能は皆無に等しく、一見すると防御力の高そうなプレートアーマーでも拳銃弾すら防げない。
また、重量や可動部の狭さから長時間着用することは熟練した武士でも困難である。

また東西共通の弱点として重量が増し重心が高くなるため転びやすくなるのと
転倒した場合胸の辺りを抑えられるだけで立ち上がるのがほぼ不可能になり詰む事になる
またその手の動画を見て貰えばわかるがガッチャガッチャとかなりうるさい為隠密行動は実質不可能になる
噛み付きや引っ掻き程度ならば生地の厚い服を数枚重ね着するだけで防げる為

現代、特にこういった状況においては完全に無用の長物であり、こんなものを着用するくらいならを持っていた方がマシだろう。

コメント

  • あれ??騎士と鎧の秘密っていうドキュメンタリー番組を見たことあるけど、動きづらいっていうのは嘘だって言ってたよ。現に、名前忘れたけど白人のひとがフル装備して前転して起き上がってた。やっぱりこういうのは文字だけで知った気になるんじゃなくて、行動して実証することが大切だね。 -- 2023-01-01 (日) 09:25:09
  • ゾンビ系はネットの中で検証するしかなし -- 2023-01-14 (土) 16:34:54