FF5で初出の全体攻撃。
基本的に「泡ボコ」での攻撃だが、属性や効果はシリーズ作品によって微妙に変化する。
名前としては水を伴ったブレス攻撃。
具体的には、FF5の戦闘解析編や完全攻略編では「高圧の水泡を発生させて包み込む」とされている。
洗車などに使う高圧泡洗浄機みたいなものだろうか。
- iOS/Android版では、口から泡を吹き出すような感じで使用している。
全体攻撃なのは共通だが、
FF5では無属性(砂漠の敵に8倍ダメージ)、FF6では水+風属性、
FF7・FF8・FF10では水属性、FF9では水属性の割合ダメージ攻撃、
と作品によって属性が微妙に異なるので注意しておきたい。
- ボム系が厄介(冷気半減など属性防御が強い・高HP・弱点の水を突くのが難しい・カウンター持ち)なFFTに登場しないのが残念。
シリーズを通してキマイラ系統の得意技という印象が強く、キマイラ系は砂漠に出現するパターンが多い。
アクアブレスによって縄張りのモンスターを排除し砂漠の覇権を握っているのかもしれない。
FF5 
「砂漠に住む特定の敵」(砂漠種族)には8倍もの威力(攻撃力600)を発揮する超強力な青魔道士の『青魔法』。
実は水属性ではなく無属性。この仕様のせいで多くのFF5ユーザーの勘違いと混乱を引き起こした。
基本攻撃力75。消費MP38。リフレク反射不可。
- 無属性・反射不可のため、敵が使ってくると厄介である。
- 対象がデフォルトで全体化になっている青魔法の特徴として、味方側に直接かける事は不可能。
ドルムキマイラにコレを使われ全滅するのはお約束。
「砂漠種族」に対する効果は絶大であり、苦労したラーニングに見合った効果がある。
- 一番の見せ場はやはりサンドウォーム戦だろう。
魔法倍率が6以上あるなら(適性レベルの青魔なら6以上は余裕である)これで確定一発である。 - モンスター図鑑が存在するリメイク版では、完成のためには
あえてグロシアーナ砂漠(サンドクローラーが第二世界限定)に突っ込まなければならないので、その際にはお世話になる。
アンモナやアンクヘッグのように砂漠に出現するが砂漠種族ではない敵もいるので注意。
中盤ならそこそこだが終盤では間違いなく攻撃力不足。使い勝手を選ばない無属性なだけに惜しい。
無属性ゆえに調合のエレメンタルパワーによる属性強化も出来ない。
ピュロボロス戦ぐらいまでなら全体攻撃としても活用出来る(GBA版公式コンプリートガイドの推薦戦術)。
- 砂漠に砂漠種族以外が出てくるのが致命的。と言ってもフェニックスの塔周辺だけだけど。
砂漠自体ほとんど見かけないので、これでも活躍の機会は大幅減なのだ。 - 実質、第一世界と対砂漠種族専用の青魔法。消費MPが威力相応のものであれば、序盤から中盤の雑魚戦で青魔のメイン魔法にもなれたのだが。
- 消費の大きさが最大のデメリット。ドルムキマイラから必死に習得してもこの時期では3回ほどしか撃てない上、上記のように活躍の場が局地的にしかない。敵に使われると厄介だが味方サイドでは使いにくい魔法であるといえる。
- どうして水属性にしなかったんだろう…。
- 属性攻撃にすると、ゲームバランスの関係で威力8倍を実現し難くなるためではないかと。
- この青魔法のおかげで「FF5には水属性が無い」という逆の勘違いも見られる。
珊瑚の指輪が存在していることを思い出してほしい。- 逆に、珊瑚の指輪で吸収できないからアクアブレスが無属性と確認した人もいる。
- 過去にイフリート(水弱点)に対してドヤ顔でこの技を撃ったら500程度のショボいダメージしか出なかったから「あれ?」って思った。
この技は無属性だと知ったのはそのあとの話…。 - クリスタル(水)も使ってくるので余計に混乱させられる。砂漠の敵には水弱点のものが多いのもややこしい。
- 砂漠の敵に水ってこんなに効くんだ!と思って水遁を投げても
期待したほどダメージを与えられない、という勘違いも。
- 砂漠の敵に水ってこんなに効くんだ!と思って水遁を投げても
発売前に青魔道士&青魔法の情報が解禁された際、開発写真で青魔法の例として紹介された技。
青魔法の代名詞というイメージを持った方もいるのでは。
エアロ系が集まる前の中盤までなら切り札的に使えるかも。消費MPは多いが無属性なこともあり、第一世界クリア前でシーフや赤魔に青魔法を持たせているならザコ敵の群れを速く始末したい時に便利。
- 一応エアロガやレベル3フレア入手までは青魔法最高威力。ラ系魔法よりは強いが、バイオやタイタンよりは弱い。
- 属性強化で逆転するとは言え、魔防が高くない複数相手の時はエアロガ(70)やバイオ(52.5)よりかは強くないか?
第一世界イストリー近くの森に出没するミニドラゴンを退治してレベルを上げていたときはお世話になった。
2発必要だが、わりと安全に退治できる(ほかのやつも)。
- MP切れには要注意。
アポカリョープスが未修得の青魔法の1つ。
ラーニングさせた後からこれを使って来るように。
FF5(GBA版以降) 
追加モンスター勢ではエヌオー(第1段階)が使用する。
無属性かつリフレク反射不可のため注意。フォースシールドでも防げない。
FF6 
ストラゴスが仲間になった時点で習得しているので、ラーニングしなくても使う事が可能な『おぼえたわざ』。
敵全体に水+風属性のダメージを与える青魔法で、機械系モンスターに効果的。
効果値71、消費MP22、ヒット値150(非必中)。ラ系魔法並みの燃費でありながらと、ラ系の威力(効果値約60)をやや上回る。
- アクアブレスは全体化による威力減少のペナルティーも受けない為、実際の差は相当大きいと言える。
- 青魔法だいかいしょうは効果値50。消費MP30、非必中(ヒット値150)。
仲間になった直後に出てくるバルーン(水属性弱点)の大群を一掃する事が出来るため、かなり役立つ。
また、魔大陸上空で出てくる帝国空軍を相手にするのにも効果的な魔法でもある。
逆に言えば、そこから先はまず使う事が無いのだが…
ガウの「あばれる(ディオルベーダ)」でも使うことが可能。
魔導工場などでは水属性を弱点とする敵が多いので、
アスピランスの100万ボルトと共に覚えさせておきたいが、
ナルシェから徒歩で行くためかなり時間がかかる。
- ただし、低レベルクリアにおいては、対クレーン戦の切り札になるため、回り道してでも一度習得した方がいい。これがあるのと無いのでは難易度が天地の差。
- 飛空艇入手後はキマイラでも使用することができる。状態異常耐性や暗闇にならないなどの理由でディオルベーダよりも優秀。
ストラゴスが仲間入りする直前に火事の家へ向けて消火作業で放っていたのもたぶんコレ。
- ピクセルリマスター版でははっきりとアクアブレスのエフェクトになった。
単体相手だと威力が倍増する。アームドウェポンなど機械・常時リフレク・高HPの敵に効果的。
また水・風属性のため、フレイムシールド・アイスシールドならダメージ倍増・雷神の盾なら無効となる。
まぁこれらを入手出来る時点では、倍増でもたいして痛くはないのだが。
FF6(GBA版以降) 
追加モンスター勢では強化ブルードラゴン(スケッチ使用時含む)、カイザードラゴン(水属性弱点時)、マキシムキマイラ(あやつる使用時含む)が使用。
FF7 
『てきのわざ』の1つ。
消費MPは34で、敵全体を水泡で包みこんで水属性のダメージを与える。基礎攻撃力は52。
ゴールドソーサーエリアの砂漠にいるキマイラからラーニングしよう。
密かにリフレクで反射するので注意。
- 因みに、バギーがなくても、端っこのほうを歩いていれば砂漠の敵とエンカウント可能。
ベータと似通った性能だが、
攻撃力でわずかに劣る・リフレクで反射可能(ベータは不可)と、微妙に不遇な魔法。
一方で消費MPがわずかに少ないこと・ラーニングが多少は楽なことが有利と言えるだろうか。
- ベータが効かない相手にはこっちを使う事になるので、あればあったで便利。
- FF7は炎に耐性があるモンスターが同時に水にも耐性を持っているケースがちらほらある。また、炎が弱点の敵は多いが水が弱点の敵は少ない。そのため水属性自体が不遇な要素となっている。ベータを覚えた状態でこの技を実際に使う機会はかなり限られる。炎に耐性はあるが水には耐性がないモンスターももちろんいるが、なぜかそういう敵に限って単体でしか出ないことも多い。
ジェノバ・LIFEも使うが、コイツのアクアブレスは強いのでコイツ相手にはラーニングしない方がいい。水の指輪があれば話は別だが。
FF8 
キスティスが「水の結晶」を使うと修得できる水属性の『青魔法』。
大量の泡を放ち、敵全体を攻撃する。
ピンチ度が高いほど攻撃力が増し、ランク1だと50、ランク2だと70、ランク3だと80、ランク4だと100になる。
モンスターでは、やはりキマイラブレインの技。
龍の顔が一番上に来ている時に使用する。
水の結晶は、もちろんこいつからもドロップで手に入る。
手に入れるだけなら、こいつよりもっと早く出会えるフォカロル(小)(もしくはそのカード)のほうが危険も少なくて手っ取り早いが。
その気になればゲーム最序盤でも使うことが出来る上、その時点では強力。もっともこれを最序盤に覚えるようなプレイヤーはこんなものを使わなくても大抵の敵は瞬殺できるので影は薄い。むしろキスティスの出番が増える中盤向けの技か。
FF9 
クイナのアクションアビリティ『青魔法』で使える水属性の魔法。
消費MPは14で、対象の最大HPの1/4分のダメージを与える。対象は敵全体で、基本命中率は50%。
「アサルトシザー」「アクソロトル」「サハギン」「ヴェパル(緑)」をたべると修得できる。
グラビデより成功率が高くて範囲も広いが、特に有用というわけでもない。
水属性を強化したときの威力は最大HPの37.5%で、弱点を突けば56%ぐらいのダメージとなる。
属性強化できる装備は金の髪飾りか黄金のスカラーで、どちらも入手できるのは後半となっている。
FF10 
キマリのオーバードライブ「敵の技」の一つ。敵全体に水属性のダメージ
キマイラ、キマイラブレイン、エンケ=ロンゾに竜剣を使うことで覚えられる
従来は「貴重な水属性」という位置づけだったが、普通に主要属性に水が加わった今作では存在価値が減少した。
威力は26で、火炎の威力24より少しだけ高い。
魔防を無視するので、キマリをルールーエリアに進ませた場合は主力になる。
アクアブレスをアルベドのホームのキマイラからラーニングするのがおすすめ。なお、残ったキマイラはラーニング時に溜まったODゲージを使って石化ブレスをすれば簡単に処理できる。
デア・リヒターは水属性が効かないので返って回復させる。
基本二軍落ちのこの人がデア・リヒターと戦えるくらいの戦力であるかどうかも問題。
訓練場のヒュージスフィアが、「アクアプレス」という非常にまぎらわしい名前の技を使ってくる。
こちらは全体に最大HPの15/16ダメージと強力。
- アクアブレスの場合でも特殊魔法と言う扱いなので、訓練場の敵クラス相手に対策無しでまともに受けると非常に危険。
FF14 
青魔法。アマジナ杯に登場するオルトロスやリヴァイアサンからラーニングする。
自分から前方扇状範囲に、水属性の魔法ダメージを与える。
オルトロスの技は直前にカッパーが掛かっているためDPSなら「うるおい」が付くが、こちらは普通にブレス攻撃。
- うるおいの代わりに、水毒(スリップ)のデバフが付く。
FFRK 
ストラゴスの専用必殺技。
必殺技が付いている装備は「ナッツンスーツ【VI】」。
また、ストラゴスの英雄専用アビリティとしても登場している。
カテゴリは黒魔法で、対象単体に6回連続の水属性魔法攻撃。
アクアブレス【X】 
キマリのバースト超必殺技。
バーストアビリティは「ドレインリキッド」「アスピルリキッド」。
必殺技が付いている装備は「ハルバート【X】」。修得ボーナスは攻撃力+10。
2016/12/3、FF10イベント「いつか終わる夢」で追加された。
FFEX 
青魔法の1つ。