LV1-15 聖なる木、シルバークラウン/s4-8

Last-modified: 2015-07-25 (土) 11:13:58

[LV1-15] 聖なる木、シルバークラウン
大転移はグランプロリスの森一帯を荒れ地にさせてしまった。だが、アブノヴァ中央にそびえ立っている聖なる木、シルバークラウン周辺だけは辛うじて抗魔の気運によって保護され、転移の被害から逃れることができた。大転移から生き残れた者たちはこのシルバークラウンに一人二人と集まって巨大な木の上に小さな村を作った。転移されて非常に弱くなった精霊たちもまたシルバークラウンの強い精気に導かれ、ここに集まって来た。そしてシルバークラウンの精気によって気力を回復した精霊たちは無数の精霊の結晶体を作り、荒れ果てた大地を覆い尽くしてはシルバークラウン周辺を支配し始めた。この精霊の結晶体は属性ごと帯びている色が違って各精霊たちの生息地がどこなのか分かるものとなる。

青色の守護者ビタラ

・セリア
冒険者さんが通ってきた森はアブノヴァというところです。小さな動物たちが生息していた平和な森でしたが大転移後には転移した精霊たちも多く見かけるようになりました。
昔は大人しくていい精霊たちだったのに…。私も襲われました…。あの黒い悪夢に覆われて眠るとさっきのように凶暴化してしまうんです。
住民たちの話によればあの悪夢もまた大転移の影響だそうです…。大転移の傷痕はいつまで続くのでしょうか。
そうだ、せっかくなのでビタラ様にお会いしてみたらどうですか?大転移のような悲劇が二度と起こらないように魔法陣を守っている方です。色々話をしてくれるはずです。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
いらっしゃい。私は青色の守護者、ビタラと申します。
本来ここは小さな村でしたが大転移から逃れた者たちが集まり、力を合わせて暮らすようになりました。そして私は守護者として魔法陣とシルバークラウンの名が付けられたこの村を守っています。
冒険者さんはシルバークラウンの住民であり、私の友人、セリア様を助けてくれたそうですね?本当に感謝申し上げます。そして心から歓迎します。

悪夢を封印する者

・青色の守護者ビタラ
アラド大陸を巻き込んだ大転移についてはもうご存じですよね?森と街が一瞬にして破壊され、動植物に転移の苦しみを与えた恐ろしい試練…。それから何年もの年月が流れましたね。
幸い、ここはシルバークラウンが大転移から守ってくれたおかげで以前と同じく平和な日々を送ることができたのです。本当にありがたいことです。
冒険者さんはもう少しここにいらっしゃいますか?それともどこかを目指しているのですか?
・プレイヤー
特には…。ところでセリアを襲ったあの黒い煙の正体は何ですか?セリアは黒い悪夢だとか言っていましたが。
・青色の守護者ビタラ
それについては…まだ何も明らかになっていません。けれども人を襲うほど凶暴化したとは…。本当に困りました…。
・プレイヤー
あの黒い煙が大きくなれば危険ではありませんか?住民たちが巻き込まれてしまった…。
・青色の守護者ビタラ
ええ、それである方に協力してもらうことになったのです。そろそろこちらに着く頃なのですが…。少し心配です。
・錬金術師モーガン
ビタラ様、先ほどルテオンに何者かが入るのを目撃した人がいるそうです。危ないから入らない方がいいと引き止めたそうですが…。おそらくあの方ではないかと思います。
・青色の守護者ビタラ
……アガンゾ様なら心配はいりませんが、もし別の人だとしたら…今あの森に入るのはとても危険です…。
・プレイヤー
今アガンゾ様って言いました?悲鳴の洞窟で使徒を倒したあのアガンゾ様ですか?
それが本当なら会ってみたいですが…その人がどこへ向かったのか教えてもらえませんか?道に迷った人だったら私が助けますから!

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
おかえりなさい。アガンゾ様に会えたようですね。お二人ともご無事で何よりです。
・大剣のアガンゾ
思ったより悪夢に覆われたモンスターたちが多くて、全てを封印することはできなかった。だが、特に凶暴な奴らは封印してきたから、少しはよくなるはずだ。
・プレイヤー
それはどういうことですか?
・青色の守護者ビタラ
アブノヴァの精霊たちを襲った悪夢を一瞬乱すことはできますが完全に取り除くことはできません。しかし、このまま放っておくわけにもいきません。
・錬金術師モーガン
それで色んな方と連絡を取ってみたら、アガンゾ様とお仲間が見つけたと教えてもらったのです。その方法とは…悪夢が生き物の体の中に入った時を狙って封印するというものでした。
・大剣のアガンゾ
悪夢に影響を受けた奴らはまずは深い眠りに落ちる。目を覚ますと凶暴化していて、周りの生き物に襲いかかる。
それで今は仕方なく悪夢に影響を受けたモンスターが眠っているとき、すなわち悪夢が体の中にいる時を狙って封印し、隔離している。
守護者様、アブノヴァにいる悪夢は倒したがまだ安全とは言い切れない。森に入る時はこれまでと同じく気をつけた方がいいだろう。
では、私はこの辺で。封印したモンスターたちが目を覚まさぬよう、諦念の氷壁に閉じ込めなければならないので。

※完了から読み直すと完了文が2回表示されるが同文なので省いた

水晶の森を覆う炎

・青色の守護者ビタラ
以前よりはだいぶ森が安定してきました。アガンゾ様に悪夢に襲われたモンスターを封印してもらいましたが、まだ凶暴なモンスターが森に残っています。アガンゾ様のおっしゃる通り、森に入るのはまだ危ないかもしれません。
でも森に入れなくなると住民たちの暮らしはますます苦しくなります。
・プレイヤー
私が様子を見てきましょうか?付近の森は大丈夫だと確認できれば安心できますよね。
・青色の守護者ビタラ
大転移の時に怪我をした方たちが大勢いて困っているところでした。そうしてくださると大変助かりますが…。お願いしてもよろしいのでしょうか?冒険で忙しいのでは…。
・プレイヤー
大丈夫です。ここでも何か得るものがあるかもしれませんし。行ってきます。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
驚きました、ステラがそんなことを企んでいたなんて…。冒険者さんのおかげで助かりました。

尋常ではない精霊たち

・青色の守護者ビタラ
炎の精霊王、ステラは幼くてイタズラ好きではありますが森に火をつける子ではありません。人を襲うほど凶暴化してしまった…考えられるのは、おそらく外部から何かしらの影響を受けたのでしょう。
ステラも黒い悪夢に襲われたに違いありません。ステラのおかげで炎の精霊たちが木と仲良く共存できていたのに…。
賢いステラまで襲われてしまったので、他の精霊たちの方はなおさら心配です。急いで確認しましょう。
・プレイヤー
(その時、突然森から冷たい風が吹いてきた。ただならぬ冷気にビタラの表情が暗くなった。)
・青色の守護者ビタラ
フローズンルテオンからの風ですね。ここまで氷の気運を流せる精霊はそこを支配しているゼルスしかいません。
何日か前に彼に仕えている氷の精霊たちの様子を見に行った時に会ったのです。その時は特に変わったことはなかったのですが…。
・錬金術師モーガン
ビタラ様、ここにいらっしゃったんですか。今ちょうど森の精霊たちの様子を見てきたところです。
彼らを調査して分かったことがあります。今試薬を作っていますので私の研究室に着てくれませんか?あ、冒険者さんも忙しくなければぜひ来てください。

  • 完了

・錬金術師モーガン
お二人とも来てくださいましたね。これを見てください。

錬金術師モーガンの研究

・錬金術師モーガン
これはアブノヴァの精霊たちを調査したデータです。アガンゾ様が行ってきてくださってから黒い悪夢に襲われる精霊の数は確かに減りました。
しかし…何か変なことが起きているようです。精霊たちの体内にある核の汚染度の数値が急激に上昇したのです。核は精霊たちの体と精神に影響を与えるものです。これは本当に致命的な問題です。
・青色の守護者ビタラ
悪夢ではない他の原因で精霊たちが凶暴化してしまたっということですね。
・錬金術師モーガン
その通りです。それで、冒険者さんにお願いがあるんです。
森から精霊たちの気運を集めてきてくださいませんか?あまりにも多くの精霊たちが凶暴化して試薬の材料が足りなくなってしまったんです。
悪夢によって変異したわけではないので、うまく行けばアブノヴァを再び平和な森にできるかもしれません。よろしくお願いします。

  • 完了

・錬金術師モーガン
ありがとうございます。これで鎮静剤を大量に作れます。

精霊王、ゼルスの妨害

・セリア
あ…戻ってきましたね!森に行かれたと聞いて心配しましたけど無事で何よりです。
冒険者さんが向かった方向から凄まじい気運が大きくなっていくのを感じたのです。それは…誰かが冒険者さんに対して怒りを抱いているからだと思います。
・青色の守護者ビタラ
私も不安を感じましたが…そのせいだったのですね。セリア様は異常に敏感に気づくようになりましたね。
その全てはゼルスの仕業でしょう。今の彼にとって、精霊たちを元に戻すための冒険者さんの働きは脅かしなのです。このままではモーガン様が薬を作るのも妨害してくるかもしれません。
冒険者さん、これは以前、ゼルスが私にくれた氷の気運です。彼がおかしくなる前にもらった気運なので今の彼を阻止できる力が宿っているはずです。どうか彼を阻止してください。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
本来持っていた清い気運が彼を支配していた闇を追い払ってくれました。本当によかったです。

輝く森、グラスペイ

・青色の守護者ビタラ
ステラは完全に汚染される前に冒険者さんに助けられましたし、ゼルスはおかしくなる前の彼の力によって浄化されましたが問題は他の精霊たちです。
状況から、精霊たちを汚染させた者は各属性の精霊たちを率いる者を狙っていたのです。精神的なつながりが強い精霊の特性上、精霊全体を簡単に汚染させることができる方法です。
炎と氷の精霊の次は光と闇の精霊…。冒険者さん、またお願いしてもいいでしょうか。
・プレイヤー
もちろんです!ぜひやらせてください。このままでは精霊たちが村まで来て住民たちに害を及ぼすかもしれません。
・青色の守護者ビタラ
本当にありがとうございます。
フローズンルテオンの東にある輝く森がトリリオンプリズムが支配しているグラスペイです。そこにいる光の精霊たちの様子を確かめてきてください。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
無事に戻ってきて何よりです。グラスペイにいる精霊たちの様子はどうでしたか?
あぁ…彼らもまたやられてしまったのですか。どうして…。

光の精霊たちを救うために

・青色の守護者ビタラ
一刻も早く光の精霊たちを本来の姿に戻さなければなりません。トリリオンプリズムもまたおかしくなっているの違いありません。
モーガン様、鎮静剤は完成されましたか?
・錬金術師モーガン
後少しで完成ですが属性によって精霊たちの性質が異なるため、少し改良が必要かもしれません。
冒険者さん、お願いがあります。グラスペイに行って光の粒を集めてきてくれませんか?光の精霊たちから入手できる物質です。よろしくお願いします。

  • 完了

・錬金術師モーガン
この粒もかなり汚染されていますね。精神的な汚染が肉体にまで影響を及ぼしています。急いで完成させます。

トリリオンプリズム

・錬金術師モーガン
お待たせしました。光の精霊を元に戻す薬ができました。
量があまりないので全員分はありませんが、彼らが仕えているトリリオンプリズムを元に戻せば事態を落ち着かせることができるでしょう。
・青色の守護者ビタラ
トリリオンプリズムは手強い相手です。どうかお気をつけください。
・錬金術師モーガン
では、よろしくお願いします。そうだ、後で薬の反応も教えていただけますか。研究書に記入しなければならないので。

  • 完了

・錬金術師モーガン
なるほど…。頭痛を訴えながら正気に戻った…。
冒険者さはんが集めてきてくださった材料で作った薬なので効果は間違いありませんが、頭痛を訴えたという話は実に興味深。トリリオンプリズムが体と頭を区別して認識しているということなので…どんな構造をしているんだろう…。
…あっ、すみません。見たら様が待っています。早く行ってあげてください。
・青色の守護者ブタラ
トリリオンプリズムも元に戻って本当によかったです。汚染された光の精霊は彼の力で浄化されるはずです。全ては冒険者さんのおかげです。

※完了分から読み返すと完了文が2度表示されるが同文なので省く

混濁したグラスペイ

・青色の守護者ビタラ
グラスペイで他の冒険者を見かけませんでしたか?冒険者さんが森に行っている間に二人の女性が黒い悪夢について調査するため森に入ったのです。
グラスペイにいなかったのなら他のところで道に迷ったのかもしれません。まさか…混濁したグラスペイに…。
・プレイヤー
混濁したグラスペイ…?不気味な名前ですね。
・青色の守護者ビタラ
本来は夕焼けで美しく輝くところでした。でも、闇の思念を抱いたダークレックスの手に落ちてからは闇の精霊が集まって暮らすところになってしまいました。
本来の闇の精霊は邪悪な存在ではありません。けれども、今のダークレックスは邪悪な力に惑わされています。
闇の力を追い求めている彼なら…。今回のことについて何か知っているかもしれません。
・プレイヤー
分かりました。その精霊を探してきます。ついでにその二人も。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
ありがとうございます。私も他の精霊たちに頼んで彼女たちの行方を探してみます。
悪意ある闇の精霊たちで溢れ返った混濁したグラスペイから無事に戻ってこられるなんて、実に素晴らしい腕前です。

闇の王、ダークレックス

・青色の守護者ビタラ
混濁したグラスペイにも二人の女性はいなかったんですね。そこから脱出した後かもしれないのであまり悲観的に考えないでください。
二人のことは引き続き私の方で手がかりを探しますから冒険者さんは混濁したグラスペイを支配しているダークレックスに会ってきてくれませんか。おそらく彼は冒険者さんが調査したところよりも深いところに身を隠して事態の成り行きを見守っているでしょう。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
ダークレックスに会えたのでしょうか?

ダークレックスが知っていること

・青色の守護者ビタラ
冒険者さんが見た限りではダークレックスは理性を保っているように見えたということですか?今の状況ではまた彼本人に確かめてみるしかありません。
・プレイヤー
確かにその通りですが…。うまく行くかどうかは…。
・錬金術師モーガン
ならば、私が行って話してみましょうか?ダークレックスがいる場所まで連れてくだされば私が彼を説得し、聞いてみます。
あ、私は戦いは苦手なので、戦っているときは邪魔にならないように遠くに離れていますね。では、よろしくお願いします。

  • 完了

・錬金術師モーガン
多くのリビングアーマーを見てきましたが、体を自由自在に動かすリビングアーマーは初めてです。魔力の流れもスムーズですし…。最初から精霊として生まれたわけではなく、捨てられた鎧に闇が宿り精霊と化した者にしては強力な力を持っていますね。
こんなに自由に動けるとは…実に興味深い。あっ、可能であれば部位ごとにサンプルを採取したいのですが…。おっと、試薬を一つ忘れてきましたね!こんな時はかけらを細くして…。
・プレイヤー
(目的を忘れて交付ウンしているモーガンを見つめながら、ダークレックスがゆっくりと話しはじめた。それは人間の女が精霊を汚染させる「何か」を探して、アブノヴァの最も深いところに入っていったという話だった。)
(これからは大人しくすると約束させ、ダークレックスが解体される前に急いでモーガンを連れてシルバークラウンに戻った。)

※完了文を繰り返すが同文なので省く

捨てられた帝国の監獄

・青色の守護者ビタラ
ダークレックスが教えてくれた方向が精霊たちの目撃談と一致します。混濁したグラスペイより奥深いところ。誰も近づかない廃墟にある リングウッド刑務所に恐ろしい何かが入ったと…。
ご存じでしょうか?ここは昔帝国の地でした。大転移の前に起きた戦争で帝国の管轄から外れるようになりましたが至るところに帝国の痕跡が残っています。リングウッド刑務所がまさにそれです。
そこは帝国に反旗を翻した人たちを閉じ込めていた監獄で、囚人を残忍に扱うと名高い場所でした。被害者たちの怨念は今もなおそこに残り、闇の精霊たちすら近づくことのできないところになってしまいました。
私が初めてここに赴任してきた時に封印しておきましたが…精霊を汚染した者によって封印が解かれてしまったようです。
フィルリウスに会ってみた方がいいかもしれません。彼は精霊界全体を支配する若き指導者、彼の協力が必要です。
私がフィルリウスに今の状況を説明する間、冒険者さんはリングウッド刑務所で二人の女性を探してください。そこに何が潜んでいるのか分からないので地下には絶対行かないでくださいね。

  • 完了

・プレイヤー
仲間も必ず助けます。とりあえず今はここから出ましょう。構造も知らずにこのまま突き進むのは無理だと思います。
・下水道の女王・パリス
…仕方ないか…。よし、行こう!

下水道の女王パリス

・青色の守護者ビタラ
無事に会えたんですね。本当によかった。お怪我などされませんでしたか?
・下水道の女王・パリス
あたしは大丈夫。それよりあの監獄みたいなところは何?あそこにいた精霊、みんな様子がおかしかったけど。
・青色の守護者ビタラ
あそこは本来精霊たちが近づかないところですが…ある強力な存在が精霊たちを操ってあそこに呼び寄せたのかもしれません。フィルリウスに連絡しなければならないのですが…彼は今どこにいるのでしょうか…。
・下水道の女王・パリス
フィルリウス?監獄でそんな名前を聞いた気がするけど、ひょっとして奴もおかしくなったんじゃないの?
・青色の守護者ビタラ
まさか…彼は精霊界の王子なのです。彼を操ることは…。
・プレイヤー
確かめてきます。もう一人のことも心配ですし…。
・下水道の女王・パリス
よし、みんなそれぞれ探してみよう。フィルリウスに遭遇したらとりあえず倒しとけ。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
信じられない…フィルリウスまで…。

精霊界のために

・青色の守護者ビタラ
フィルリウスがそんな状態では冒険者さんが元に戻した精霊王たちも再び様子がおかしくなっているでしょう。
モーガン様、事態は非常に深刻です。フィルリウスを元に戻すことはできないでしょうか。
・錬金術師モーガン
残念ですがフィルリウスの場合は難しいでしょう。彼にとって外からの力は非常に致命的です。精霊界全体を治める者なので、精霊としての純潔性が命に結びついています。
むしろ彼を精霊界の魔力に回帰させ、新たな支配者が生まれるようにした方が彼にとってもいいことかもしれません。
・青色の守護者ビタラ
そうですか…。
自分のせいで精霊界全体が悪に染まっていく…いつものフィルリウスなら耐えがたい苦しみでしょうね。このまま彼が地下への道をたどっていると事態はますます悪化してしまいます。
冒険者さん、献身的に守ってきた精霊界を自らの手で壊さないようにフィルリウスを助けてください。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
無事に戻ってきて何よりです。あの…フィルリウスは…。
・プレイヤー
フィルリウスが最後にこれを届けてほしいと。
・青色の守護者ビタラ
これは…フィルリウスの核です。悪の力に蝕まれながらも最後まで守り抜いた…これがあれば精霊界は大きな混乱もなく新たな支配者を迎えることができます。
フィルリウス…本当にありがとう…そして…ごめんなさい…。

思念に満ちた地下刑務所

・錬金術師モーガン
フィルリウスが口にしていたアンムについて調べてみました。リングウッド刑務所の地下にある碑石のことでした。誰のものかは定かではありませんが今もなお魂が残っていますし、それに宿っている魔力と怨念はさぞかし強力でしょう。
・青色の守護者ビタラ
その怨念がリングウッド刑務所に溜まった思念を吸収して力を大きくしたのです。フィルリウスを操ることができるほど…。
冒険者さん、地下への道に施されていたフィルリウスの封印は解除されたはずです。パリス様の仲間もおそらくそこにいるでしょう。あそこの様子を確かめてきてくれませんか?

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
そんなに凄まじい思念に満ちていたなんて…アンムのような者に気づくこともできず、封印をして安心していた私の責任が大きいです…。

デルマを救出せよ

・青色の守護者ビタラ
パリス様の仲間のことが心配ですね。健康な人でもあんなところでは長くは耐えられないはずです。
・下水道の女王・パリス
その程度で倒れる奴ではない。とは言え、急がなきゃ。助けに行く。
・プレイヤー
私も行きます。それぞれ分かれて探しましょう。
・下水道の女王・パリス
あんた、気に入ったぞ!ありがとうな。一つ借りができたな。
あ、そうだ。奴の名はデルマ。物静かで黒いボブの子だ。助けてやってくれ。

  • 完了

・下水道の女王・パリス
騒がしいな…。なっ!デルマ!お前…。
・プレイヤー
仕方なかったのです。突然襲ってきたので気絶させるしか…。
それより大変です、熱を出しています…。急いで街に連れて戻りましょう。
・下水道の女王・パリス
くそっ、覚悟はしていたが、デルマまで…。アンムめ…絶対に許さないぞ!

アンムを破壊せよ

・錬金術師モーガン
応急処置は施しておきましたが熱は簡単には下がらないでしょう。アンムの邪悪な力を大量に吸収してしまったので…。
・下水道の女王・パリス
とにかくあの石ころをぶっ壊せばいいんだろう?今すぐ行ってくる!
・錬金術師モーガン
パリス様はデルマ様の側にいてください。これからがヤマです…。アンムを倒すまで耐えられるかどうか…。
・下水道の女王・パリス
おい!お前、かなり有名な錬金術師らしいじゃないか!熱もまともに下げられねえのかよ!
(パリスがモーガンの胸ぐらを掴み激しく揺らすとモーガンの細い体がぐらついた。)
・プレイヤー
落ち着いてください!…アンムは私がなんとかしますからパリスはここに残っていてください。
・青色の守護者ビタラ
よろしくお願いします。私もデルマ様の側に残ります。どうか…アンムを阻止してください。

  • 完了

・セリア
無事だったんですね!みんなデルマ様のところにいます。私は冒険者さんのことが心配で…無事で本当によかった…。

疑惑

・錬金術師モーガン
待っていましたよ。デルマ様の熱が下がり始めたので、あなたがアンムを倒したと分かったのです。素晴らしいことです。
・下水道の女王・パリス
でかした!なかなかやるじゃないか!あんたのおかげでデルマも元気を取り戻した。
ところであの石ころの正体は何だったんだ?
・プレイヤー
世の中を支配するつもりだったようです。
・下水道の女王・パリス
ったく、ふざけた奴だ!でもまあいい。あんたにボコボコにされたんだから。
あ、そうだ、ビタラがあんたを探していたぞ。何の用かは知らないけど、行ってアタシの分まで文句をぶちまけてきてくれよ。

  • 完了

・青色の守護者ビタラ
来てくださってありがとうございます。実はちょっと聞きたいことがありまして…。
その前に一言お礼を言わせてください。私のせいでアブノヴァとシルバークラウンが危機にさらされましたが、冒険者さんが助けてくださいました。本当にありがとうございます。
ここからが本題ですが、アンムを近くで見たと時、何か変なところはありませんでしたか?
・プレイヤー
アンムが崩れ落ちた時、セリアとモンスターを襲った黒い悪夢と似たような気運を感じました。アンムが黒い悪夢を操っていたのでしょうか?
・青色の守護者ビタラ
アンムは強力な思念体でしたが黒い悪夢をアラドの至るところに送るほどの力は持っていなかったと思われます。おそらく他の者、またはなにかの事件によって作り出されたものでしょう…。