[LV27-30] 古代蜘蛛王国の遺跡
古代の蜘蛛族王国は地下で繁栄していたところだった。だが、蜘蛛の王、キングバブーンが死んでから王子ニコラスと王女アンジェリナは王国の覇権を巡って熾烈な争いを繰り広げることとなった。何としても王座につきたかったニコラスとアンジェリナは挙句の果てには死霊の力を借りてまで争うことになった。だが、本来死霊術というのは自分の魂を媒介体にし、死者の力を借りる呪術。死霊術を使用すればするほど二人の蜘蛛王族の魂は次第に荒れ、理性も次第に麻痺していった。結局、彼らの魂が完全に力を失った瞬間、死霊たちが彼らの体を支配して死霊の力が暴走した王子と王女によって煌びやかだった蜘蛛王国は滅びてしまった。数百年後、二人は死霊体になって蘇ったが滅びた蜘蛛王国を建て直そうとするお互いのやり方に不満を持ち、二人の争いは再び始まることになった。一方、二人の激しい争いによってその近辺の漂流洞窟が崩れ落ちる危機にさらされ、黒妖精たちは二人のどちらかを支援し、争いを一刻も早く終息させようとする。
黒妖精たちの都市、アンダーフット
s4-3修正。妖精と言われるのはたぶんミス。エルブンは別の文章。
・下水道の女王・パリス
あんたもそろそろムズムズしてきたでしょ？あんたの実力で下水道の後始末ばかりじゃ物足りないよね。
それでなんだけど、アンダーフットにいる黒妖精の友達にあんたを紹介しようと思って手紙を書いたの。大転移前にはノースマイアにいた子なんだけど、私と馬が合うんだ。
最近アンダーフットが話題になっているのは田舎者のあんたも知ってるでしょ？そう、地上に姿を表した黒妖精たちの都市のこと
ヘンドンマイアが消えてから、大勢の冒険者たちがそこに押しかけて行った。人が多いから商人たちも自然とそっちに店を構えるようになったしね。
私もそこで何かしてみたいけど、今はヘンドンマイアを再建するのに忙しくてね。
わかったら、あの辺にできた階段でアンダーフットに行ってみて。
あ、でもその友達は最近忙しいから、アンダーフットに着いたらクロンターっていう人に会えって言ってたわ。だからその人を見つけて。
- アンダーフットのクロンターに話しかける
- 完了
・クロンター
ようこそ、あなたが噂の冒険者ですね。私はクロンターと言います。
あなたは…妖精なんですね。妖精で生き残った者は一人だけだと伺っていましたので本当に驚きました。
こんなことはあまり言いたくありませんが、アンダーフットではくれぐれも言動に気をつけた方がよろしいかと。妖精が一人でアンダーフットをうろつくのは元老たちにとってあまり嬉しくないはずですので…。
ところで、アンダーフットの印象はどうですか？活気が溢れ、とても良い街だと思いませんか？これは全て大転移の後、外の世界とも交流を始めたメイア女王様のおかげです。しかし、黒妖精元老院は他所から人間が流れ込んでくるのを好ましく思っていません。
その上、誰かがノイアフェラに伝染病を広げてしまった事件のこともあって…人間との戦争を巡って元老院側と女王側に対立が続いている状況です。
「黒妖精の街に伝染病が広がったのは、人間の帝国が何かを企んでいるからだ」と一人の占い師が断言してたからなのですが…。
あぁ、話が長くなりましたね。…とにかく、黒妖精の街へよく来てくださいました。歓迎します。
浮遊する地下洞窟
・クロンター
アンダーフットは本来地下に建設されていた黒妖精たちの首都です。
ところが大転移が起こした重力逆転の現象のせいで、アンダーフットは空中に浮かび、地面深く隠されていた古代遺跡と地下洞窟も一緒に浮かび上がってしまい、この周辺をさまようようになりました。
地下洞窟はアンダーフットと衝突する危険があり、釘と鎖でしっかりと固定しておきました。現在これらは「漂流洞窟」と呼ばれています。
ミネット様に紹介された方なので、あなたに任務を１つお願いします。最近古代蜘蛛王国の遺跡がある漂流洞窟で激しい揺れが何度か起きました。
そのため、近くにある漂流洞窟まで崩れる危険があります。ここを調査してくれませんか。
- 蜘蛛王国をクリアする
- 完了
・クロンター
蜘蛛王国の王女と王子か…
蜘蛛王国の復活
・クロンター
蜘蛛王国は古代、地下で非常に繁栄した王国でした。
しかし、蜘蛛王、キングバブーンが死に、王国の覇権を巡って王子ニコラスと王女アンジェリナは大きく対立しました。
死霊の力まで借りた彼らは結局無理に死霊術を乱用した代償として、死霊に体を支配され、暴走して彼ら自ら蜘蛛王国を滅亡させてしまいました。
それはすでに数百年前のことですが、蜘蛛王国の戦士たちが再び姿を現し、王女と王子が蘇ってまた対立しているとは…信じられませんな。
それが本当なら蜘蛛王国の復活の証拠として蜘蛛戦士たちの左足についている針を持ってきてください。
- 蜘蛛王国の赤い蜘蛛戦士と青い蜘蛛戦士から蜘蛛戦士の針を手に入れること
- 完了
・クロンター
これは、その昔消えた蜘蛛戦士たちのものに間違いありませんな…。
ニコラスが死霊の体で蘇ったのは知っていましたが、アンジェリナまで蘇ったとは…。
蜘蛛王女アンジェリナ
・クロンター
蜘蛛王国は種族の繁殖のため、侵略戦争を繰り広げてきた国です。王子と王女が戦いを終えれば間違いなくこのアンダーフットを侵略することでしょう。
…仕方ありません。蜘蛛王国の内乱が終わる前に、あの２人の勢いを抑えなければなりません。そのためには彼らの争いを利用した方がいいかもしれません。
まず、蜘蛛王女アンジェリナに近寄り、力を貸すと申し出てください。強い力が必要なアンジェリナは喜んで冒険者様を受け入れるでしょう。
そして彼女と共に蜘蛛王子ニコラスを倒すのです。
- 蜘蛛王国で蜘蛛王女アンジェリナと共に蜘蛛王子ニコラスを倒す
＜１部屋め＞
・蜘蛛王女アンジェリナ
我が蜘蛛王国はまだ力が足りません。
この状態で他の種族の領域を侵略し、蜘蛛王国を拡大しようというのは、自滅の道を歩むこと間違いないでしょう。蜘蛛王子の野望を阻止してください。
＜ボス部屋＞
・蜘蛛王子ニコラス
来たな、アンジェリナ。
・蜘蛛王女アンジェリナ
兄上のお考えは間違っています。蜘蛛王国はまだ手遅れではありません。私は必ず兄上を倒し、蜘蛛王国を蘇らせてみせます。
・蜘蛛王子ニコラス
間違っているのはお前の方だ、アンジェリナ。このままでは何も変わらない。
- 完了
・クロンター
アンジェリナの毒はニコラスにとって非常に致命的です。
蜘蛛王子ニコラス
・クロンター
次はアンジェリナの力を弱める番です。
見ての通り、死霊は不滅の存在です。ただし、大きなダメージを受けると肉体は消え、魂は一時的に眠ります。
魂が目覚めると、再び肉体が復活され、死霊だった時の記憶は全て消えます。
つまり、今のニコラスは冒険者様をまったく覚えていないのです。
今回はニコラスに近寄り、彼の味方になってください。ニコラスは何も知らないまま、喜んでアンジェリナを討つ力を貸してくれるでしょう。
- 蜘蛛王国で蜘蛛王子ニコラスと共に蜘蛛王女アンジェリナを倒す
＜１部屋め＞
・蜘蛛王子ニコラス
今、蜘蛛王国は変わらなければなりません。
時代は変わりました、以前のように地下に隠れて生きているだけでは、蜘蛛王国は再び滅びてしまうでしょう。
＜ボス部屋＞
・蜘蛛王女アンジェリナ
兄上…いらっしゃいましたか。
・蜘蛛王子ニコラス
今もなお地下に隠れることしか考えていないのか。お前の安易な考えは蜘蛛王国を滅亡させるだけだ。
・蜘蛛王女アンジェリナ
違います、蜘蛛王国を滅亡させるのは兄上の方でしょう。こんな風になった以上、私は兄上を倒し、蜘蛛王国を守るしかありません。
- 完了
・クロンター
数百年前、アンジェリナはニコラスの黒魔法を恐れていたそうです。
長い眠りに入る
・クロンター
最後に、弱った蜘蛛王子と王女から死霊体の精気を取り出しましょう。
精気を取られた死霊体は、力を失い、永遠の眠りにつくそうです。
どうか無事に精気を取り出し、アンダーフットを脅威にさらす漂流洞窟の魔物たちを眠らせてください。
- 蜘蛛王国でアンジェリナまたはニコラスを倒し、死霊体の精気を持ってくること
※開始位置（ランダム）でどちらを倒すかが決まる
- 完了
・クロンター
蜘蛛王国で起きた激しい振動が消えました。お疲れ様でした。
実はこの精気はミネット様が頼んだものでもあります。何に使うのかはわかりませんが…。どうしても蜘蛛王子の精気が必要だとおっしゃっていました。
とにかくお疲れさまでした。これは私たちからのお礼です。どうか受け取ってください。
- エピソード完了