[LV19-22] サリフ
ナムルンはノースマイア地方の大砂漠の下に生息していた巨大蟻種族である。大転移の影響で高い知能を持つことになったナムルンたちは自分たちの王国を地上に移し、溢れかえったきのこたちを餌にして勢力を大きくしていった。きのこだけでは満足できなかった彼らは現在の胞子の都市、サリフを建設してファングラたちを奴隷や餌として使った。ナムルンという名は巨大蟻種族がルイン度タウンの巨大勢力として浮上することになった際に自ら名付けた名前である。ファンガスたちのうち、人間たちと友好的な関係を保っているカル族はナムルンからファンガス達た自由を取り戻せるよう協力してほしいとパリスに頼み、パリスはこれを冒険者に押し付けた。巨大蟻たちの女王、クイーン・ナムルン・メリナ。冒険者たちの手によって命を落とす際、彼女は意味深なことを言い残した。「私は夢の木を通じてはっきりと見たのだ…我々の繁栄を。そして人間どもの最後を…我々の繁栄はここで終わるが汝らの滅亡はこれから始まる…!」
きのこを操る巨大蟻
レベル19
・下水道の女王・パリス
そこのあんた!仕事だぞ。今まで下水道で楽に暮らしてたんだから飯代くらいは払ってちょうだい。
きのこ種族のファンガスは知ってるよね?このファンガスの中にはカル族と言って人間にも友好的な奴らもいる。
でも、そいつらが巨大蟻たちに捕まって奴隷生活をしているらしい。きのこ栽培の仕事をさせられ、要らなくなると食べられちまうとか。
このカル族の一人が命からがら逃げ出して私に助けを求めてきたのさ。生意気に。
まぁ、きのこのやつらに貸しを作っておくのも悪くはないだろうね。ひょっとしたらヘンドンマイア再建の時に奴隷に使えるかもしれないし。
ということで、そのサリフという蟻王国に行ってきのこたちを奴隷にこき使うナムルン闘士たちを退治してきてちょうだい。
- サリフでナムルン闘士を倒し、奴隷ファングラを解放させる
<1部屋め>
・ナムルン闘士
おい、怠けるな、きのこめ!さっさと働け!
赤いきのこはここに植えて、黄色いきのこはあちらに植えろ!あん?
・奴隷ファングラ
ひぃいいっ!はっ、はいっ!わかりました。よいしょ、よいしょっ!
- 完了
・下水道の女王・パリス
昆虫が植物をこき使うなんて、笑えるわ。
蟻の巣破壊
・下水道の女王・パリス
そこの蟻たちはノースマイア大砂漠地域に住んでいたやつらだ。大転移以降、急に高い知能を持つようになって地上まで勢力を広めたんだ。
やつらの主なエサはきのこ。あり余ってるきのこで巨大蟻たちの勢力は日々大きくなる一方だ。
しまいには、自らナムルンと名付け、サリフという胞子王国を建て、大規模のきのこ栽培を始めたらしい。この栽培に多くのファングラたちが奴隷としてこき使われたわけさ。
このままにしておいたらヘンドンマイアを再建する前に地上は蟻だらけになっちまうかもしれない。それをこの私が黙ってみてると思う?
まずはやつらが地上に出れないように穴を塞がないと…おい、何ぼーっとしてるんだ?
やることを一々教えなければならないわけ?早く蟻の巣を壊してきてちょうだい!
- サリフで蟻の巣を壊すこと
- 完了
・下水道の女王・パリス
蟻の巣の穴を塞ぐのはこれでいいだろう。後は邪魔なやつらを退治すればいいか。
過ぎたるはなお及ばざるが如し
・下水道の女王・パリス
蟻のやつらがきのこ栽培と言いながらありったけの真菌をまき散らしたせいで、かえって真菌に感染してしまい、狂った蟻たちが発生したらしい。
そのせいで変種のファングラもたくさんできてしまって困っているんだ。
こいつらを駆除しない限り、女王蟻を倒すのはまず無理だろう…。黙ってさっさと行ってきてちょうだい。
- サリフでマッドネスアント、感染したファングラを倒す
- 完了
・下水道の女王・パリス
これで蟻撲滅ももうすぐだ。
クイーン・ナムルン・メリナ
・下水道の女王・パリス
カル族はともかく、ノースマイアが蟻巣窟になるのを黙ってみているわけにはいかない。それでやつらの女王を退治したいんだけど。
蟻種族は女王蟻が死んでも次期女王蟻の卵さえあれば、その卵をふ化させて女王にするらしい。
そんなわけでそのクイーン・ナムルン・メリナを倒して女王蟻の卵を持ってきてちょうだい。わかった?
- サリフでクイーン・ナムルン・メリナを倒して女王蟻の卵を持ってくる
<ボス部屋>
・クイーン・ナムルン・メリナ
私の王国で暴れるのはどこのどいつだ?
おい、直ちにあの無礼者を倒し、我々の餌にせよ!
<戦闘後>
あぁ、ノースマイアを支配するという私の夢がこんなにむなしく終わってしまうなんて…。
夢の木で見た我々の繁栄もここまでなのか…。
ナムルンたちよ、永遠なれ…!
- 完了
・下水道の女王・パリス
なかなかやるじゃない、卵まで持ってきてくれたし。これでノースマイアに建てられた蟻の王国はもうじき滅亡すること間違いないね。
そういえば、本来ノースマイアの大砂漠にいた蟻はそこまで大きくなかったけど、まぁ、モスクィーンという巨大女王蜂はいたけどね。
モンスターの巨大化…これも大転移の影響かしら?今となってはもうどうでもいい話だけど。
おい、これを受け取れ。一応仕事をさせたからには報酬を支給しないとね。
武器は勝手に選んで装着して指輪はおまけだ。適当に持って行ってちょうだい。
生きていることが苦痛
・アルベルト
そこの田舎者!こっちに来てくれ!
噂によるとパリス様がおまえを蟻巣窟に送りつけたんだって?そりゃよかった。ついでにちょっと手伝ってもらいたいことがある。
そこの蟻たちが知能が高くなってから人間まで奴隷にこき使おうとしているらしい。まったく呆れるぜ。すでに何人かは拉致されたしな。
このままだと本当に蟻がこの世を支配する日が来るかもしれない。とにかくおまえがその昆虫たちを駆除してくれ。
あ、そうだ!殺さずに奴らの触角だけ引きちぎってきてくれ。触角のない蟻は方向感覚を失い、一生方向音痴になるからさ。
生きた心地もしないまま生きていくという苦痛…。そんな恐怖を味わわせれば人間の怖さが分かるようになるだろう。
- サリフでナムルン闘士を倒し、引きちぎられた触角を集めてくる
- 完了
・アルベルト
うわっ、こりゃ多すぎだろう。まぁ、これでもう人間を襲ったりはしないだろう。ご苦労さん!
- エピソード完了