希望の巫女 ネフェシェ

Last-modified: 2024-03-09 (土) 14:10:52

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ネフェシェ.png
Illustrator:夜汽車


名前ネフェシェ
年齢不明(外見年齢16歳前後)
職業希望の巫女

スキル

RANK獲得スキルシード個数
1嘆きのしるし【SUN】×5
5×1
10×5
15×1


嘆きのしるし【SUN】 [EMBLEM] 

  • JUSTICE CRITICALを出した時だけ恩恵が得られ、強制終了のリスクを負うスキル。
  • 勇気のしるし【SUN】よりも強制終了のリスクが低い代わりに、ボーナス量が少なく、JUSTICE以下ではゲージが増えなくなっている。
  • SUN初回プレイ時に入手できるスキルシードは、NEW PLUSまでに入手したスキルシードの数に応じて変化する(推定最大100個(GRADE101))。
  • GRADE100を超えると、上昇率増加が鈍化(+0.10→+0.05)する。
  • スキルシードは300個以上入手できるが、GRADE300でボーナスの増加が打ち止めとなる
効果
J-CRITICAL判定でボーナス +??.??
JUSTICE/ATTACKでゲージ上昇しない
JUSTICE以下300回で強制終了
GRADEボーナス
1+20.00
2+20.10
3+20.20
51+25.00
101+29.95
▲NEW PLUS引継ぎ上限
102+30.00
202+35.00
300~+39.90
推定データ
n
(1~100)
+19.90
+(n x 0.10)
シード+1+0.10
シード+5+0.50
n
(101~)
+24.90
+(n x 0.05)
シード+1+0.05
シード+5+0.25
プレイ環境と最大GRADEの関係

プレイ環境と最大GRADEの関係

開始時期所有キャラ数最大GRADEボーナス
2023/4/13時点
SUN14169+33.35
~NEW+0269+38.35


GRADE・ゲージ本数ごとの必要発動回数

GRADE・ゲージ本数ごとの必要発動回数
ボーナス量がキリ良いGRADEのみ抜粋して表記。
※水色の部分はWORLD'S ENDの特定譜面でのみ到達可能。

GRADE5本6本7本8本9本10本11本12本
18001600240032004267533466678000
67831566234831314174521865227827
167501500225030004000500062507500
267201440216028803840480060007200
366931385207727703693461657706924
466671334200026673556444555566667
566431286192925723429428653586429
666211242186324833311413851736207
766001200180024003200400050006000
865811162174223233097387148395807
965631125168822503000375046885625
1125461091163721822910363745465455
1325301059158921182824353044125295
1525151029154320582743342942865143
1725001000150020002667333441675000
192487973146019462595324440554865
212474948142218952527315839484737
232462924138518472462307738474616
252450900135018002400300037504500
272440879131817572342292736594391
292429858128617152286285835724286
300~425850127416992265283135384246
所有キャラ

所有キャラ

  • CHUNITHMマップで入手できるキャラクター
    Verマップエリア
    (マス数)
    累計*1
    (短縮)
    キャラクター
    SUNep.Ⅰ6
    (205マス)
    550マス
    (-170マス)
    ティリー・キャクストン
    ep.Ⅲ3
    (335マス)
    625マス
    (-30マス)
    ドヴェルグ
    SUN+ep.Ⅳ4
    (405マス)
    1195マス
    (-60マス)
    ウルガレオン※1
    ep.Ⅵ5
    (505マス)
    1725マス
    (-)
    希望の巫女 ネフェシェ※2
    ※1:該当マップ進行度1の全てのエリアをクリアする必要がある。
    ※2:初期状態ではロックされている。

ランクテーブル

12345
スキルスキル
678910
スキル
1112131415
スキル
1617181920
 
2122232425
スキル
・・・50・・・・・・100
スキルスキル

STORY

ストーリーを展開

EPISODE1 求めよ、されば与えられん「創造神とは箱庭の世界の観測者。世界の行く末に干渉することはできない」


名前:ネフェシェ
年齢:不明(外見年齢16歳前後)
職業:希望の巫女

 この世界に希望の力がもたされたのは、もう一千年も前のことであった。
 誰より人類を想い嘆いた希望の巫女――ネフェシェ。
 彼女が創造神イデアから与えられた力は、正しくも歪に扱われ続けてきた。
 不安定な人間が大きな力を扱い続ければ、いずれ耐えられなくなる。
 数百年の栄華ののちに、希望の巫女を中心に回る歪な世界は突如として終わりを迎えた。
 そのきっかけは、ごく小さなズレ。

 神と、人と、巫女。

 それらは同じ人形であったとして、同一ではない。
 正確に言えば、種は同じであっても、同一であるものなどこの世界に存在し得ない。
 そのズレを――欠けた何かを埋めるために、人は誰かを求める。
 そんな当たり前のことさえも、ネフェシェは理解できなかった、それだけのことであった。
 その、終わりすら神によって定められた未来さえ。
 だからこそ、ネフェシェは神に選ばれたのだ。
 幾多の人形の中からただ一人、彼女だけが神の寵愛を受け、巫女は生まれた。
 それは神の気まぐれ。
 自らの欲を満たすための、どうしようもない我儘。
 だが――人形に、それを知る術などないのだ。


EPISODE2 光あれ「神もまた、与えられた役割をこなすだけ。それでは自らの人形と何ら変わらない」


 イデアが望んだのは、完璧な世界だった。
 彼女は世界を創り出した唯一神にして創造神。
 全てを自らの思うがままに創り育てたい――だが、その目論見はすぐに崩れ去ることとなる。
 産み落とされた世界は、彼女を拒んだのだ。

 ――何故?

 イデアはその時にようやく理解した。
 それは神に定められた楔。
 神であっても、より上位に位置する大いなる意思に逆らうことなどできないのだと。
 彼女は嘆く。
 創り出したモノをただ見届けるだけの日々を。
 決して満たされることのない自らの欲を。
 それを是としなければならない退屈な世界を。

 ――そうだ。

 それは単なる思いつきだった。
 だが、あくまで神にとってのこと。
 人形の住まう世界には、それによって大きな変化が訪れることとなる。
 世界の在り方を、イデアは変えてしまったのだ。

 ――希望は引力、絶望は斥力。

 世界を創り出すのに使った4つの元素と、魂を入れられたことで人形となった器の数々。
 希望によって与えられた力は願いを受けて大きくなり、絶望によって引き剥がされて、いずれ神へと還る。

 ――そう、叶う。全てが、叶う。

 自らを、世界から得た力で別の存在へと昇華する。
 観測者である自分を書き換えるのだ――
 神ではない、けれど神以上のナニカへと。
 そして、必要になるものは――

 ――みつけた。

 長い退屈の中で、彼女の目に叶った器は、ただひとつだけ。
 その器たる人形の名は――ネフェシェ。
 イデアにもっとも近しい姿と意識を持ったモノ。

 ――はっ。

 イデアは微かに嘲笑う。
 その美しくも歪んだ笑顔は、ようやく遊び道具を見つけた子供のようだった。


EPISODE3 美しき世界「一遍たりとも歪みのない世界。そんな世界こそが理想郷なのだ」


 自ら創り出した世界に干渉するため、創造神イデアは希望と絶望による力の輪廻を生み出した。
 生命は神の意に関わらず生まれ、世界を埋めていく。
 イデアが考えた世界から、逸脱していく。
 いつか来たる、世界への顕現。
 それを成立させるための神の恩寵を与える器はすぐには現れなかった。
 長い時の中で、ほんの小さな干渉を続け、僅かにその存在を仄めかしてきたイデアは世界においても神として崇められる存在となっていたのだ。
 しかし、精霊の力を受け止めることができ、かつイデアとの親和性が高い人形――そんな都合の良いモノが生まれる可能性はほとんど奇跡に近いといえる。
 だが、彼女が生まれたのだ。
 運命の巫女――ネフェシェ。
 イデアと最も近い姿と魂を持つ、世界の忌み子。

 ――私は、貴女。貴女は、私。

 世界をより清く、より美しくするための力を天が与えてくれる。
 ネフェシェにとって、それは奇跡そのものであった。
 直接話したことはない。
 しかし、夢の中で神託は降りる。
 彼女は依存した。
 神たる存在に、その力に。
 与えられた精霊の力はネフェシェの思想の元、世界に祝福を与えた。
 しかし、際限なき豊穣は人形を堕落させる。
 もっと、もっと、もっと――果てなき欲望により、世界は歪に形を変えていった。
 だが、そのことにネフェシェだけが気づかない。気づいていない。
 世界にただ一人の依代たる彼女は、創造神イデアにとっての完全であって、世界にとっての完璧ではない。
 見初められた彼女もまた、人の器を超えた存在。
 神の意思は理解できても、自分が他の人形と違う――そんな当たり前のことに、気づけなかったのだ。

 ――どうして、わかってくれないのだろう。

 ネフェシェの疑念は、積もり続けていく。
 心の軋みに、気づかないまま。


EPISODE4 無垢なる魂「無垢とは無知でもある。それは必ずしも美徳とは言えない」


 ネフェシェは、初めて自分のために動いていた。
 きっかけはルスラで起きた従者の裏切り。そして、自らにのみ与えられたと思っていた力を失ったこと。
 彼女は無垢で、何も知らなかった。
 故に彼女はようやく気付かされたのだ。
 ずっと感じ続けていた疑念の正体――人の持つ、邪悪な側面に。
 そしてネフェシェはわからなくなった。
 神の言葉――自分の言葉が、届いていたのか、いないのか。
 彼女は世界を、全ての生命へ祝福を、福音をもたらせると信じていた。

 ――神よ……創造神イデアよ。

 神の声を聞きたい。
 だが、応えはなかった。

 ――私は、見つけなければならない。

 神を――ただ一人、自分を完璧に理解する者を。
 決意とともに、彼女の瞳から一滴の涙が零れ落ちた。

 それは、ネフェシェが初めて抱く悲しみと苦しみ。
 それは、見捨てられないよう泣き喚く赤子のようで。

 そんな無垢なる魂ゆえに、神の依代となり得る――ネフェシェがそれを知る瞬間は、未来永劫訪れない。


EPISODE5 神の在処「ただ生きていくだけなら、己を信じればいい。しかし、それに耐えられず、誰かを信じるのだ」


 今のネフェシェには、やるべきことがある。
 目的は唯一つ――創造神イデアを見つけ出すこと。
 信仰ゆえ、だけではない。自らの心を護るためだ。

 人の住処から離れ、ネフェシェは神を探す道を往く。そんな彼女が最初に訪れたのはルスラだった。
 不安を抱え訪れた街は今までと何ら変わらない。

 ――神よ、私は必要ない存在なのですか。

 それは、民にとっての幸福であったが、今のネフェシェを酷く傷つけることだった。

 次に訪れたのは、革命が起きたばかりのティオキア。
 そこは水の都として、以前より活発さを見せていた。

 ――私が最も使いこなさなければならなかったのに。

 ネフェシェから剥がれ落ちた水の力は、より多くの人形を幸福に導いた。
 それを目の当たりにしてしまったことで、ネフェシェの心はさらなる揺らぎを見せる。

 ネフェシェが姿を消したことをきっかけに、この世界で人の在り方は変わり始めていた。
 正確には、彼女が生を受ける以前に戻ったのだ。
 神より与えられし精霊の力という歪みを残しながら。

 ――え?

 そんな彼女に、突如神託が降りた。
 アギディスより遙か北方にある水平線の果て――原初のうつろで神はネフェシェを待っている。
 ならば、ネフェシェは向かう他ない。
 信じられるのは唯一、創造神のみなのだから。

 そして――無垢なる信仰は、狂気に足を踏み入れる。


EPISODE6 翼は溶けて「得ることもあるのだから、失うこともある。それを悔やむことはない。それは運命なのだから」


 原初の種族である人形たちと共に、ネフェシェは原初のうつろを目指した。
 いつしかネフェシェの狂気は伝染し、人形全てが狂い出す。
 その悲劇の果て――それが炎の精霊の誕生であった。

 ――どうして、おいていくの。

 変わり果てた使徒達に、ネフェシェはどれだけ心を痛めただろう。
 しかし、それでも歩みを止めるわけにはいかなかった。
 悲しくても、悔しくても、羨ましくても。
 神に応えることこそが、ネフェシェの本懐だ。
 たとえ全てを失い裁かれるのだとしても、ネフェシェは往くしかない。

 ――呼んでいる。わたしを……

 神託が降りるたびに、ネフェシェの世界は色づく。
 彼女を求める声が、大いなる存在が、勇気を与える。
 そっと、聖母のように背中を押してくれるのだ。

 ――ああ、イデア様。できるならば証をください。あなた様が待っているという、証を。

 気づけばネフェシェは願っていた。
 それは、自らの理解から最も遠い感情――
 貪欲な、人の願いだということも気づかずに。

 だが、創造神はそれを叶えてしまう。
 神の福音は風の力と引き換えに、彼女の胎内に新たな命をもたらしたのだ。
 そうして残されたのは、かつて巫女であった何者でもないがらんどう。
 それでも、ネフェシェは満足そうに微笑っていた。
 安らかに、美しく。
 歓喜と、幸福と、期待とが入り混じった顔だ。
 もうすぐ会える。
 今のネフェシェにあるのは希望のみ。
 深い絶望の淵から引き揚げられた、とてもとても大きな希望の塊だった。

 神もまた、彼女を見て嘲笑っている。
 とても――都合が良い、と。


EPISODE7 うつろなるもの「とても、とても果てしない刻の中の奇跡――だけれどそれは、永遠でもあり一瞬でもある」


 ネフェシェが信じるものは、創造神イデアのみ。
 創造神イデアが欲するものは、ネフェシェのみ。
 互いに求めるものはあまりにも違う。
 しかし、本質的に同じであった。
 神と、その器――奇しくも人から離れた存在。
 だが人は、神の姿を模して作られた。
 ならば神もまた、感情という不完全さを持つ、歪な生命に変わりない。
 人は独りを恐れる――神もまた、そうだった。
 箱庭の世界に手を伸ばすのも、自らの孤独ゆえ。

 長い旅路の果て。
 ネフェシェがようやく辿り着いた場所。
 原初のうつろと呼ばれるそこは、歪だった。
 地面が浮かび上がり、行き場のない光が揺蕩う、全ての法則が乱れたような世界。
 この場所がこの世の果てであると言うならば、誰もがそうだと頷くだろう。しかし、神の居所だと言われれば、皆疑念を持つに違いない。

 ――ああ、ああ!

 ネフェシェに一切の疑念は生まれなかった。むしろ、笑顔を浮かべていた。
 達成感と高揚感で満たされた顔。
 それはまるで、訪れる幸福を待ちわびる、無垢なる少女のようで。

 ――ずっと、この時を待っていました。

 祈りを、言葉を捧げるネフェシェは、会いたかったとは口にしない。
 きっと言葉では言い表せないものだと、彼女自身が理解していたから。

 ――……ぁ……

 ネフェシェは息を飲む。
 光が屈折し何かを形作ろうとしていたのだ。
 それは、扉のように見えた。
 だが扉というには、まるで鏡のように滑らかだ。
 一向に開かずに、ただネフェシェの姿を映している。
 ネフェシェは言葉を失い、ただそれを見つめるだけ。

 だが――ネフェシェの写身は、嘲笑ってみせた。
 彼女が一度たりとも見せたことのない顔で。


EPISODE8 神の器「ああ、とても――しあわせ」


  原初のうつろとは、世界の果て。
 神の領域と箱庭の世界が交わる境界線上の空間。

 ――ずっと、待ち望んでいた。

 扉に映る自分から発せられる声を聞きながら、ネフェシェは思わずそっと唇に触れる。
 しかし、彼女の唇は言葉と共に揺れた形跡はない。
 それならば、簡単なことだった。
 ここに映る、もう一人の自分。
 彼女こそが、神なのだと。

 ――あなたはわたし、わたしはあなた。

 がらんどうになったネフェシェを求めてくれる存在は創造神の他にいない。
 だからネフェシェは全てを受け入れる。
 既に理由なんて必要なかった。
 神だけが、欲するもの全てを持っている。
 必要なのは、愛だけだ。
 欲望も、孤独も、全て愛ゆえに生まれては消える。

 ――さぁ。

 ふと、輪郭が歪んだ。
 享受される愛に、魂が溶けていく。
 それでもなお、彼女を支配するのは幸福だけだ。
 なにもかもが、溶けていく。
 とてもとてもきれいな、抜け殻だけを残して。

 ――――
 ――――――
 ――――――――

 ――器は成った。

 やがて彼女は、扉の向こう側から現れた。
 見ることしかできなかった世界を謳歌するため――もしくは、全てを望むがままやり直すために。
 はっ――と、彼女は嘲笑ってみせる。
 幾多の魂を喰らい、力は肥大化していくのだ。
 その時が訪れるのはまだ、遥か遠くの未来。

 ――真に美しい、世界のために。

 この日、この時をもって――創造神イデアは箱庭の世界に生まれ落ちた。




■ 楽曲
┗ 全曲一覧(1 / 2) / ジャンル別 / 追加日順 / 定数順 / Lv順
WORLD'S END
■ キャラクター
無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL / PARADISE
NEW / SUN / LUMINOUS
マップボーナス・限界突破
■ スキル
スキル比較
■ 称号・マップ
称号 / ネームプレート
マップ一覧


コメント

  • ストーリーが気になりすぎる😭😭 -- 2023-10-15 (日) 22:36:56
  • なんかジャケットが破滅と瓜二つだなぁって思ってた。story見て納得した。 -- 2023-11-10 (金) 18:19:54

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