DCO/チョコまみれ

Last-modified: 2024-02-14 (水) 00:01:10

性質
ワンクスタ

種類
未分類

現在の状態
未保護

クラス
デンジャラス

記録者:
リセタ博士*1、アーク博士*2

措置

  1. 対象日時前後に「バレンタインキャンペーン」としてチョコレートを配れ。
  2. 対象日時前後のSNS上の精巧な食べ物の形をしたチョコの写真を削除せよ。
  3. 機関内では対象日時前後にできる限りチョコの受け渡しが発生するようにせよ。この際渡すのは男女問わない。

概要

「チョコまみれ」は特定の状況下で起こる物質の変化現象の総称である。
20██年の2月から目撃情報が多発し、保護員が奔走したがまったく隠蔽できなかった。現在では出来るだけ発生する事例を減らすように上記措置を行なっている。
当該DCOは、その年の2月11~17日にチョコをもらっていない/あげていない人物に対し異常性を発現する。
その異常性は、2月18日の夜に食べようとした飲食物が全てチョコになるというものである。この際、チョコは対象の人物の好みのチョコができる限り選ばれる。チョコ自体が嫌いである場合、任意のお菓子に切り替わる。この時キャンディーやマカロンなどが選ばれやすく、マシュマロやクッキーなどは選ばれにくい。

私の主観になってしまうが、このDCOは対象の人物に好意を持っているように見える…そうでないとキャンディーなどは選ばないだろう。マシュマロを避けているのもこの仮説を後押ししている。ただの迷信と言われればそれまでなのだが。

──リセタ博士

補足

20██年2月18日追記:
リセタ博士がこのDCOの影響を受けたことがあるということが本人の談により判明した。下記資料はその時の記録である。また、本人はこのDCOの記録を自主的に降りたため、今後はアーク博士が記録する。

リセタ博士の日記の一部


(前略)
20██年2月18日
そろそろ(SNS)の(暴言)みたいに甘い投稿も鳴りを潜めてきた。まったく…私のような生涯独身かもしれない人にとっては大変なイベントだ…

(中略)

そんな甘い投稿を見て砂糖だらけになってしまった頭の中をコーヒーで流し込もうとした…のだが。
マグカップに入っていたのはブラックコーヒーではなくビターチョコレートだった。ビターなだけマシか、と思い思い切り呷ると意外と美味しい。自分にチョコを贈るのもアリかもしれないな、と思った。来年から実践してみよう。
(後略)

このことから、「食べ物」は飲み物でも可能なようだ。「飲食物」として記載する方が良いだろう。
飲み物が変わる際、ホットチョコレートになるようだ。

20██年3月14日追記:
このDCOに対するクラス分けが多くの機関員は気に入っていないようで、各部署で暴動が起きた。曰く、こんなほっこりするのにデンジャラスとは何事だ、と。それを受けて、機関はクラスの詳細を発表したのだが、それでもまだ納得できていない様子だった。
そんな折に機関が発した声明が以下である:

私たちは何のために存在している?民間人から異常を遠ざけるためだ。いくらそのDCOが安全だからと言って異常性を持っていればそれは民間人から離す理由になる。クラス分けはその離しやすさの目安だ。DCO「チョコまみれ」は確かに人に危害を加えない。だが、民間人の前に堂々と現れ、食品を改変してゆく。これを防ぐ術はない。故にデンジャラスなのだ。
私情に塗れて目的を履き違えるな。

…DCOより人間の方がデンジャラスになった数少ない例だろう。
奇しくも今日は円周率の日…もとい、ホワイトデーだ。もしかしたら人間も「チョコまみれ」にお返しをしようと思ったのかもしれない。*3





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  • バレンタインというノリと筆が乗った勢いで作ったので本家で言うジョークオブジェクトみたいな感じで見てもらえると嬉しいです… -- きつね太郎 2024-02-14 (水) 00:01:10

Tag: DCO


*1 概要
*2 補足
*3 推奨:根拠のない憶測は引用で囲んで意見として書くように。